メルマガ:ドラッカーの企業家精神とイノベーション

ドラッカーの目でものごとを観察する習慣をつけると時系列的因果関係が俯瞰的に見えます。マネジメントはトップの役割だけではなくひとり一人の生き方や組織・社会とのかかわり方が分かります。「現場もマネジメントの一角」という強いメッセージに現われています。

 

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「ドラッカーの3人の石工:人は人と人の関係の中でしか存在できない」

 

 

平成30年11月28日水曜日のメルマガ配信します。

 

 

■11月後半は家族や長い付き合いのある人脈を

強化する出来事が多くありました。

 

17日は東京いずもふるさと会主催の秩父・長瀞舟下りに参加。

http://www.funakudari.co.jp/

 

18・19日は長女夫妻と箱根の温泉に。

 

21日から22日は

株主の一人である故郷の企業

日本ハイソフトhttps://www.jhsc.co.jp/の株主総会に出席し、

 

故郷で地域振興の企業家と面会したり

http://www.machigurumi-inc.com/about/

 

25日日曜日のお昼は5歳になる次女の孫娘のお誕生会、

夜は若年性認知症家族会の定例会の後の

二次会とカラオケに参加しました。

 

生きていることは人と人の繋がりです。

 

■マネジメントの神様、ドラッカーの名言、

「人は人と人の関係の中でしか存在できない」

 

社会生態学者でもあるドラッカーのマネジメントの

ベースがこれだと思います。

 

専門分野を持つ技術者にとってもマネジメントのトップであっても

マネジメントが必要であることを例示する

有名な「3人の石工」のものがたりがあります。

 

パンを買うことを仕事の目的にする石工。

 

技術を発揮することを仕事の目的にする石工。

 

教会を作ることを目的にする石工。

 

■技術者であっても

自分の仕事が会社の顧客に満足を与え企業が健全に利益を上げる

仕組みに精通しなければなりません。

 

 

技術者や会計士や弁護士など専門家こそ

ドラッカーマネジメントを学ぶべきです。。

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■いろいろと先人から知見を学び、

技術者としてコンサルタントとして創造してきたことを

集大成して後世に役立てることが義務と感じる年齢になりました。

 

地球環境改善に役立つ動力エネルギーロスを減らす

回転軸ブレ技術開発の特許取得したことを機会に

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ドラッカーに学び鼓舞されてイノベーションの実践をしています。

 

 

本日の学びもドラッカーの引用です。

 

■さて、

本日のテーマ

====================

「企業家精神を学び自らに規律を課し実践する」

「イノベーションと企業家精神」(P.F.ドラッカー、ダイヤモンド社)」より

==================

 

■ドラッカーによると

起業家精神は生まれつきのものではない。

創造でもない。

 

それは仕事である。

 

一般に大企業はイノベーションを生まないという通念がある。

 

確かに大きなイノベーションは

既存の大企業から生まれるのは稀である。

 

 

■鉄道会社は自動車やトラックを生まなかった。

 

フォードやGMは航空機産業のパイオニアだったが

航空機事業は成功しなかった。

 

今日の医薬品メーカーのほとんどは

50年前には中小企業だった。

 

コンピューター業界も

大手電機メーカーGE、ウエステイングハウス、ジーメンス、東芝、日立などが殺到したが

名もないIBMが支配した。

 

 

■しかし、大企業でも3M、ジョンソン&ジョンソン、

シテイバンク、ヘキストなど

大企業でもイノベーションを成功させた事例はある。

 

中小企業がイノベーションで成功し大企業になった事例がある一方で

失敗し倒産した事例が圧倒的に多い。

 

従って大企業はイノベーションに向かないとは単なる通念でしかなく

イノベーションの障害は規模ではない。

 

イノベーションと企業家精神の障害になるものは

既存の事業である。

 

特に成功している事業があると経営資源を

イノベーションに向ける精神が枯渇する。

 

■多くの成功事例が教えるところでは

イノベーションに必要な起業家精神は生まれつきの

天才である必要はない。

 

意識的な努力を要する仕事である。

 

学ぶことが必要である。

 

責任をもって働く習慣を身に着けることを学ぶことである。

 

脅威を機会とするマインドこそ

現実を受け入れなすべきことを体系的に計画し、

実践しフィードバックする。

 

企業家精神を学び

自らに規律を課し実践することである。

 

 

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今岡善次郎

 

 

 

 

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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織

の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか

仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。

科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、

企業は社会の一部である。

 

 

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「ドラッカーに学び鼓舞されてイノベーションを実践」

 

 

平成30年11月7日水曜日のメルマガ配信します。

 

 

■2日金曜日に毎年この時期に開催される

マッキンゼーのOBOGが集まるアラムナイパーテイに参加しました。

 

マッキンゼー経験者には政治家や地方政府の

政策立案支援者や事業家として有名な人材も

企業の顧問や大学教授などがいます。

 

30歳前後現役の若いコンサルタントも

僕のような70歳過ぎた参加者もいていろいろ会話を楽しみました。

 

 

■僕は30歳過ぎの

マッキンゼーがまだ知られていない時期に

短期間過ごした組織ですが大変良い経験をしました。

 

何が自分のその後の生き方に役立ったか?

 

3つだけに絞ると

 

・専門分野だけではなく会社組織を俯瞰的なシステムとして観る

・仕事は与えられるものではなく自主的に行動する

・公式ではなく課題(イッシュー)からなすべきこと決める

 

これらは以下のような

ドラッカーマネジメントの真髄に対応していると

思います。

 

・人も組織も社会も部分ではなく繋がった社会生態系である

・指揮命令系のカリスマ経営は害でありひとり一人の自律が健全な組織を作る

・問題解決より問題定義が成果を上げる

 

■元々エンジニアリングの力学が機械システムの制御の土台なので

社会や組織の制御の土台である経営の力学は何かを

探求するためにマッキンゼーに応募した経緯があります。

 

その後の人生において

地位や役職などを求めず

自分のコア・コンピタンスを求めてキャリアを選択してきました。

 

7~8冊の著作がありますが

処女作は「経営力学」(日本工業新聞)で

マネジメントにも「力学」があるというメッセージを

発信しました。

 

あまり売れませんした。

 

その後自営コンサルタントになって

マッキンゼーのような戦略志向ではなく

TOC(制約理論)やTPS(トヨタ生産システム)の

オペレーションマネジメントである

「サプライチェーンマネジメント」が

ベストセラーになりました。

 

現役のコンサルタントに聞くと

今はオペレーションマネジメントがマッキンゼーの主流だと。

 

 

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ドラッカーマネジメントのセミナを体系化しました。

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本日の学びもドラッカーの引用です。

 

■さて、

本日のテーマ

====================

「企業家精神は本人のためだけではなく義務である」

「イノベーションと企業家精神」(P.F.ドラッカー、ダイヤモンド社)」より

==================

 

■ドラッカーは

企業家としてのマネジメントを実践するため

手引きとなるマネジメントの体系を作ったと

豪語しています。

 

それは手順書のようなものではなく

企業家精神の在り方だと。

 

企業は人と同じく社会的存在であり

人類の福祉と安全、安心に貢献する役割がある。

 

だから

企業家がマネジメントを学ぶことは

必要であるだけではなく義務であると言います。

 

 

■既存の企業の崩壊、高齢化、年金福祉、

炭素エネルギーによる地球温暖化、気候変化など

深刻な社会的環境的脅威が存在している。

 

人類はシュンペータ言うところの

「創造的破壊」によって既存の事業を新規事業に

乗り越えなければならないところに来ているという。

 

イノベーションはベンチャー企業の専売特許のように

言われるが既存の企業にこそ

企業家的能力が備わっている。

 

必要な人材、資金、マネジメントチームがある。

 

 

■急激な変化の時代にはそれまで重要な地位を占めていた

多くが陳腐化していく。

 

既存の企業は現状維持の慣性力が強くて

変革できないままに

従来の成功しているやり方が無効になっていく。

 

同時にこの時代には

新しい課題、実験、イノベーションの機会が生まれる。

 

社会の支配的な認識や空気が大きく変化するような

イノベーターが現れる。

 

ベンチャーだけではなく大企業や政府機関、

非営利組織、大学など教育機関、病院など

危機と機会が共存している。

 

 

■危機を機会にするには

企業家としての原理と方法を

会得することである。

 

現状を正しく認識する診断観察と

何をすべきかという処方設計能力を

身に着けることである。

 

それができるかできないか

企業家精神にあふれたリーダーと

凡庸なリーダーとの格差が広がるという。

 

 

企業家精神は

本人のために必要とされるだけではなく義務である。

 

 

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今岡善次郎

 

 

 

 

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新宿中央支店(469)

口座番号 5324740

口座名義 アイエスデイアイ

 

 

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----------------------------------------------------------------

部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織

の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか

仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。

科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、

企業は社会の一部である。

 

 

 

■さて、

本日のテーマ

====================

「リスク志向ではなく機会志向」

「イノベーションと企業家精神」(P.F.ドラッカー、ダイヤモンド社)」より

==================

 

■イノベーションを語る評論家や

MBAの教授、心理学者は

企業家的資質はリスク志向であると論じる。

 

リスクに敢えて挑戦する姿勢や行動力に共通性があるという。

 

しかし実際の企業家はこれを聞いて戸惑う。

 

成功したイノベーターは殆ど

リスクを冒していない。

 

リスクを避けることで

イノベーションを為したというのである。

 

 

■まず自分に向いていない仕事はリスクが伴う。

 

自分の特徴(コア)と合わない仕事は集中できない。

 

どんな仕事でも自分の才能や素地が

向いていることならば意識的に集中できる。

 

勤勉になれるし持続できるし献身できる。

 

献身とは欧米的表現だが日本的に言えば

身命を捨てる覚悟をすることである。

 

ただ命令されてやる仕事に身命を捨てることはできない。

 

■イノベーションは

経済や社会を変えなければならないと

ドラッカーは言う。

 

消費者、企業勤務者、教師、医師、政治家の行動に

変化をもたらさなければならない。

 

製品やサービスに

画期的な価値をもたらさなければならない。

 

 

■イノベーションの仕事はリスクが伴うから

企業家はリスクを避けるため徹底的に調べる。

 

時間をかけて慎重に進めるとともに

行動は果敢に行い

失敗したら軌道修正する。

 

機会を体系的に分析し、試し、

予期せぬ成功や失敗をしながら的を絞り、

信念をもって持続する。

 

リスク志向ではなく機会志向である。

■さて、

本日のテーマ

====================

「イノベーションにはコア(核)が必要である」

「イノベーションと企業家精神」(P.F.ドラッカー、ダイヤモンド社)」より

==================

 

■イノベーションにおいてドラッカーは「3つのべからず」

(してはならないこと)を指摘しています。

 

・凝り過ぎない

・多角化しない

・先を見過ぎない

 

つまり、

・顧客は普通の人であり分かり易くなくてはならない。

 

・人は一度に多くのことは出来ないので

エネルギーが集中できなければならない。

 

・現在のニーズに答えなければならない。

 

 

■マーケティング専門コンサルタントも

大体同じアドバイスします。

 

顧客は自分のために買うのであって

あなたの自己満足のために買わない。

 

二兎追う者は一兎も得ずとか三日坊主とか

人の散漫さを戒めています。

 

未来の夢より現実の糧を得よ。

良き計画より実践を。

など現実的イノベーションを説いています。

 

 

■一方で

とことん本物を追求せよ。妥協するな。

 

宮本武蔵や大谷翔平の二刀流の成功。

 

ビッグビジョンが成功の基である。

 

ドラッカーの「べからず集」は

画期的イノベーションとは矛盾するのか。

 

 

■どのように考えたら良いのでしょうか?

 

一方方向での正解はない。

 

表があれば裏もある。

 

陽があれば陰もある。

 

アクセルもブレーキも無ければ自動車は運転できない。

 

表も裏も陽も陰もブレーキもアクセルも

必ず中心軸があります。

 

要は

中心であるコア(核)から離れたイノベーションは

成功しないと考える必要がありそうです。

 

 

核とは技術の知識とは限らない。

 

市場についての知識が技術の知識よりも

イノベーションの核となる。

====================

「アイデアによるイノベーションに必要な資質は行動力・野心・創意」

「イノベーションと企業家精神」(P.F.ドラッカー、ダイヤモンド社)」より

==================

 

■アイデアによるイノベーションとは

ジッパー、ボールペン、バーコード、

間歇ワイパーなど科学的発見や発明とは違い

数は圧倒的に多い。

 

アイデアに基づく特許は数が多いが

開発費や特許関連費に見合うだけ稼いでいるものは

100に一つもないとドラッカーは言う。

 

多くの似たような発明や特許があっても

成功や失敗は事後にしかわからない。

 

 

■成功するまで続ける。

 

「何回でも試す。そのうち成功する」というが

続けていればやがて成功するという考えは

ラスベガスのスロットマシンで儲けるには

レバーを引き続ければよいというのに似ている。

 

ただ一つのアイデアで成功した人もいるが

40の特許を持ちながら一つも成功していない人もいる。

 

ジッパーを発明した者はボタンやホックでは不都合と考えた。

 

パソコンやスマホを発明したステイーブ・ジョブスは

IBMなどの大手のコンピュータでは不都合と考えた。

 

アイデアで成功した人は自分の技術に不都合を考えない

技術の専門家ではなく人々が認識していない素人であるケースは

多い。

 

■ラスベガスのスロットマシンは統計確率論に従うので

最適な戦略はつぎ込む掛け金の制約を決めることぐらいである。

 

意外にもドラッカーは企業家としての騎士道精神を

ないがしろにしてはならないという。

 

日本なら武士道精神がイノベーションにおいて

無視してはならない。

 

成功確率は低くても新事業、雇用増、経済活動の

大きな源泉になる。

 

私的な欲望ではなく社会的に意義をもって

勝つか負けるか分からないことに挑戦する。

 

 

■私も特許取得に至るアイデアを持っているが

事業として成功するかどうか分からない。

 

だが自分だけは少なくて社会的に地球環境改善のために

意義あると信じている。

 

必要な資質は行動力・野心・創意であるという

ドラッカーの考えに大いに納得している。

 

武士道精神かどうか分からないが

武士道が自己犠牲を厭わず公(君主制における主君ではなく社会)と考えれば

武士道精神でイノベーションに自分を賭けている。

 

====================

「イノベーションはトップの座を狙わなければならない」

「イノベーションと企業家精神」(P.F.ドラッカー、ダイヤモンド社)」より

==================

 

■医療の世界では祈祷や宗教的奇跡によって不治の患者が

突然治ることもある。

 

科学的でないと片付けることは出来ないが

多くの場合は患者は死ぬ。

 

ビジネスも天才や神様が現れて

イノベーションを成功させるかもしれない。

 

しかし多くの場合途中で失敗する。

 

天才や神様の方法は教えることも出来なければ

学ぶこともできない。

 

 

■イノベーションの方法は

目的意識をもって体系的な思考と分析によって

「なすべきこと」「なすべきでないこと」は何かを決めて

廃止したり実行したりすることである。

 

機会を分析し知覚的に観察して問いを発し

耳を傾け数字を見るとともに人を見る。

 

右脳と左脳と前頭葉を駆使することが必要である。

 

そして焦点がボケないように集中し、

具体的な行動をとらなければならない。

 

 

■大がかりな構想と突拍子もない計画ではなく

限定された市場を対象として小さくスタートする一方で

最高のもの(トップ)を狙わなければならない。

 

大事業を狙う必要はないが、

最初からトップの座を狙わない限り

イノベーションとはなり得ず自立した事業ともなり得ない。

 

企業家として戦略は何かを考えるとき

自分のコアコンピタンスにおいて

最高のものを狙うことにおいて

全力を出すことができるのだ。

 

■ドラッカーはマネジメントを体系化し発明した

イノベーターであった。

 

既存の理論を体系的に分析し

組織論や会計学や情報システム論など部分的ではなく

人間の心を含む包括的なマネジメント体系を

作り上げた。

 

最初からトップを狙っていた。

 

社会学や経済学や政治論や小説家も狙った節があるが

マネジメントに絞って集中したことで

ドラッカーをして後世に残るイノベーターとなった。

 

 

====================

「イノベーションにはコア(核)が必要である」

「イノベーションと企業家精神」(P.F.ドラッカー、ダイヤモンド社)」より

==================

 

■イノベーションにおいてドラッカーは「3つのべからず」

(してはならないこと)を指摘しています。

 

・凝り過ぎない

・多角化しない

・先を見過ぎない

 

つまり、

・顧客は普通の人であり分かり易くなくてはならない。

 

・人は一度に多くのことは出来ないので

エネルギーが集中できなければならない。

 

・現在のニーズに答えなければならない。

 

 

■マーケティング専門コンサルタントも

大体同じアドバイスします。

 

顧客は自分のために買うのであって

あなたの自己満足のために買わない。

 

二兎追う者は一兎も得ずとか三日坊主とか

人の散漫さを戒めています。

 

未来の夢より現実の糧を得よ。

良き計画より実践を。

など現実的イノベーションを説いています。

 

 

■一方で

とことん本物を追求せよ。妥協するな。

 

宮本武蔵や大谷翔平の二刀流の成功。

 

ビッグビジョンが成功の基である。

 

ドラッカーの「べからず集」は

画期的イノベーションとは矛盾するのか。

 

 

■どのように考えたら良いのでしょうか?

 

一方方向での正解はない。

 

表があれば裏もある。

 

陽があれば陰もある。

 

アクセルもブレーキも無ければ自動車は運転できない。

 

表も裏も陽も陰もブレーキもアクセルも

必ず中心軸があります。

 

要は

中心であるコア(核)から離れたイノベーションは

成功しないと考える必要がありそうです。

 

 

核とは技術の知識とは限らない。

 

市場についての知識が技術の知識よりも

イノベーションの核となる。