機能統合

 

機能統合(Functional Integration)は今岡式SCM(サプライチェーンマネジメント)でも重視しています。供給業務である生産工程は細分化されている状態では、工程が個別の効率化によって工程間の過剰在庫と欠品が多発し、流れを悪化させます。

 

工場内のものづくり革新としての「工程連鎖」(加工、組み立て、検査、出荷)と工程間の在庫のダイナミックスをモデル化し機能統合のレベルをシンクロナイゼーション・レイトという指標で統合の程度を指標化しました。完全に統合された状態は2つの工程が1つの工程になります。例えば加工と組み立てが同期化(シンクロナイズ)しておれば統合されていると言えます。

今岡式サプライチェーンマネジメントはセミナーでもコンサルテイングでも独自の手法を展開して

ものづくりにおける「利益体質改善」の思想的基盤になると信じています。