構造変化とは|株式会社21世紀ものづくり日本用語集

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Q&A用語解説

構造変化とは


ギリシャの経済危機は
日本も他人事ではない。

政府の財政難とすべて行政府に頼る
医療、介護、年金問題が行き詰っている。

産業も市場も、経済も政治もおおきな構造変化
が起っている。


構造変化は脅威か機会か?


ドラッカーは
■構造変化はイノベーションの機会だと言っています。

構造変化を起している業界に関わるすべての者に企業家精神
を要求する。

「我々の仕事は何か」を問わなければならない。

「問題解決ではなく問題定義」です。

100年前の構造変化を
機会として捉えた自動車業界のGMやフォードだけではなく
トヨタだってかっての栄光はない。


ところで、
■あらゆる業界に影響を与える、
自動車業界の構造変化を考えるにあたり、

100年前の自動車業界の構造変化とその機会は何だったか。

その時の自動車業界は破竹の勢いで成長しました。

金持ちの富裕層の、贅沢品であった馬車市場
が置き換わった。

馬車市場の業者はなすすべもなかった。

ヘンリーフォードは車が金持ちの贅沢品ではないことに気づき
半熟練工で大量生産でき、価格も5分の1の
低価格で運転も修理もしやすいT型フォードを作った。

■その後、国別の自動車業界は生き残りをかけて
国際市場で競争し、省エネ、環境対策、安全対策で
日本車が頑張った。

GMやフォードは自国市場での短期指向経営
で現在苦境に陥っているわけですね。

■今の自動車業界の構造変化は


先進国の消費者の
車に対する認識が変ったこと

新興国の多数の消費者は車が
社会的ステイタスであったり、ライフスタイル
ではない。

単に移動手段に過ぎない。

車が社会的ステイタスという「かっこいい馬車」
ではなく、環境や安全を脅かすが一方で
必需品に変った。


■サプライヤーにも、顧客にも、社会にも
尊敬される会社と言えるかどうかが問われます。

コストダウンだけではなく、
車の価値の再定義。

自動車産業と言う垣根を越えた
「我々の事業とは何か?」
の問いから入って欲しい。