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「ドラッカーと社会的イノベーション」
今岡善次郎のISDIメルマガ#016配信します。
日本も欧米も中央政府も地方政府も
公的機関が財政難に陥っている。
民間企業も公的機関も、
従来の経済規模が縮小していくことが予想される中
従来の延長線ではない新しいニーズ、機会を発掘して、
新しい挑戦が必要とされています。
構造変化の時代において
社会的イノベーションが必要とされる時代だと思います。
■社会的イノベーションとは日本的に言えば
ひとり一人がくにづくりに参加することと言えます。
くにづくりの語源はこめづくり、ものづくり、ひとづくりなどの
一連の「つくる」から来ており
「作る」「創る」「造る」を包含している。
ドラッカーの「イノベーション」の概念を包含している。
ドラッカーは自らを「社会生態学者」と自称していていました。
企業の経営システムもものづくりの「もの」も
社会生態系の構成要素なのです。
微生物から草木、山川海、人間を含む動物が
共生と寄生しあいながら全体がいきものとして観るのが
自然生態学である。
■社会生態学とは多元社会に住む人間が家族や地域社会、
学校、会社、同好会など様々な組織の一員であり
ひとり一人が「個」としてではなく繋がりの中で存在するという
観点で考えることです。
最近の生命科学の知見では
人間の身体は中枢の「脳」だけではなく身体の細胞や器官から
メッセージ物質が分泌されて健康を維持している。
イノベーションとは「ものづくり」「ひとづくり」「システムづくり」
「社会づくり」であり
トップリーダーだけではなくひとり一人の
自主性がもたらす成果である
というのがドラッカーの考えです。
■ドラッカーのマネジメント体系化の動機は
・経済学はモノとカネしか扱わない。人間を扱わない。
ケインズもマルクスも経済学は社会を救わない。
・政府・トップマネジメントではなく、
自律し社会や組織に関心を持つ市民(働く人、産業人)
こそ人間社会を豊かにする
・一人ひとりの人間が自律して組織に貢献し、
企業は社会の機関として社会に貢献する。
人間は機械ではない。
ドラッカーのマネジメントは経営陣や専門家に限定されない。
あらゆるレベルでの現場の一人ひとりを含む
プロジェクトマネジメントの有機的統合であるとしています。
つまるところ
主体性のあるひとづくりがドラッカーを知ることで
動機づけられるのです。
■「セミナー:主体性あるひとづくり(ドラッカー)」
以下のWEBサイトご覧ください。
↓
http://www.bizdyn.jp/service3
無料解説資料進呈します
https://premium.ipros.jp/bizdyn/product/detail/2000405791/?categoryId=
■機械振動論の専門家の知見に拘らない現実重視の
ドラッカーに動機付けられて動力エネルギー損失を
半減させる回転軸ブレ技術で特許取得しました。
セミナー「回転軸運動の力学と動力費削減技術(特許)」
以下のWEBサイトご覧ください。
↓
http://www.bizdyn.jp/service1
無料解説資料進呈します。
https://premium.ipros.jp/bizdyn/product/detail/2000405711/?categoryId=
■確率統計論の科学的経営の専門家の知見に拘らない
現実重視のドラッカー動機付けられて
次世代のオペレーションマネジメントというパラダイムシフト
となるシステム設計しました。
「セミナー:SCMスマートファクトリーものづくり利益体質改善」
概要はここをクリックしてご覧ください。
↓
http://www.bizdyn.jp/service2
無料解説資料進呈します。
https://premium.ipros.jp/bizdyn/product/detail/2000409079/?categoryId=
ご質問ご意見は気軽に
本メールの返信でよろしくお願いします。
imaoka@bizdyn.jp
今岡善次郎
■ホームページ
ISDI今岡システムダイナミックス研究所
運営 株式会社21世紀ものづくり日本
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■今岡善次郎マネジメント・メルマガ
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「ドラッカーと日本的経営によるイノベーション」
今岡善次郎のISDIメルマガ#015配信します。
ドラッカーのマネジメントは本質は
「近代西洋のマネジメントからのパラダイムシフト」
です。
そのモデルが伝統的日本的経営の中にあることは
意外に知られていません。
■テイラーもメイヨーも労働者に聞かず指示を出すだけだった。。
フロイトも患者に尋ねず指導するだけだった。
マルクスもレーニンも大衆に問うことをしないで煽るだけだった。
すなわち
19世紀の近代の思考では意見や答えは専門家のものだった。
マネジメントとはは天才カリスマ経営者が戦略を作り
社員に指示命令することだった。
■日産を強力な戦略と指導力で再生させたカリスマ経営者
カルロスゴーンが逮捕され日産のマネジメントは
不透明になりました。
マスコミではカルロスゴーンの強欲を起因にする
いろいろな分析が行われているが
主因の1つがカリスマ経営の破綻と言える。
経営システムというエコシステムである人間の組織を
マネジメントすることはトップの頭(戦略)だけでは長期的には
上手くいかない。
日本的自律経営が弱く自浄作用が機能しなかった。
■ドラッカーのマネジメント体系化の動機を最初の著作から
観てみましょう。
「経済人の終わり」:経済学はモノとカネしか扱わない。
人間を扱わない。ケインズもマルクスも経済学は社会を救わない。
「産業人の未来」:正しい政府・トップマネジメントではなく、
自律し社会や組織に関心を持つ市民(働く人、産業人)こそ人間社会を豊かにする
「会社とは何か」:GMでの経験から。
一人ひとりの人間が自律して組織に貢献し、
企業は社会の機関として社会に貢献する。人間は機械ではない。
■そしてドラッカーは日本への期待を以下のように述べています。
日本は、外国からの影響を自らの経験の一部とする。
外国の影響のなかから自らの価値、信条、伝統、目的、関係を強化するものだけを抽出する。その結果は混合ではない。15世紀や18世紀の日本画が示すように、一体化である。これこそが、真に日本に固有の特性である」
・・・・・
その日本が、(今)、
仏教と中国の文物が洪水となって入ってきた6世紀、
世界に門戸を開いた19世紀を超えるスケールで、
外の世界と一体化しつつある。
ドラッカーは、日本が今後とも、
外国の非日本的な文化、行動、倫理、美意識を吸収し、
日本的なものに変えていくことを期待する。
明治以降の日本の成功は西洋の日本化だった。
日本が歴史上繰り返し行ってきたことを再び行うよう望む。
今日世界は、近代的であると同時に際立って非西洋的な文化を必要とする。
世界は、ニューヨークまがいやロサンゼルスまがい、
あるいはフランクフルトまがいの日本ではなく、
日本的な日本を必要とする」
『日本 成功の代償』ダイヤモンド社、1981)
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「文武両道から文理両道へ、日本の技術者立ち上がれ!」
今岡善次郎のISDIメルマガ#007配信します。
日本のものづくりは日本古来の伝統である
文武両道の精神がコア・コンピタンスでありました。
2つのスキルは別々に分担区分するのではなく
統合し併せ持つ。
■誠や義や礼は武士道の徳であり、
力のみではなく人に対する思いやりを併せ持つことで
社会はマネジメントされていました。
かって、ものづくり日本は
理系文系ともに現場の経験無くして
経営者にはなれなかった。
技術者は狭い専門に閉じこもることなく
自分のスキルが他者にどう役立つか、
営業や顧客にどんな価値を生むのか?
企業の社会での存在価値は何か?
先輩たちは真摯に考えて日本は「ジャパンアズナンバーワン」
言われました。
■しかるに
経営と現場、技術と経営、作り手と売り手などの
欧米由来の機能分担、階層構造の経営スタイルが浸透している。
これが
日本的ものづくり経営が弱体化したと言えないでしょうか?
一方で欧米では
ドラッカー、ピーター・センゲ、ミンツバーグなど
マネジメントは社会との関わりのある俯瞰的システムであると
機能分担や階層構造のマネジメントの
反省のパラダイムに動きつつあります。
■株式会社21世紀ものづくり日本の
コンセプトロゴ ISDI( Imaoka System Dynamics Institute)は
技術者の用語「力学」(Dynamics)で
理系文系を統合する理念を表明しました。
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トップページhttp://www.bizdyn.jp
理念http://www.bizdyn.jp/15384452453845
■「文武両道」のセミナー2本設計しました。
「セミナー:主体性あるひとづくり(ドラッカー)」
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「セミナー:もの創り製品開発イノベーション」
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■もっと詳しく知りたい方に無料解説資料進呈します。
https://www.ipros.jp/news/detail/48117/
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「ものづくりの日本の復興に必要なイノベーション」
今岡善次郎のISDIメルマガ#005配信します。
1980年代はジャパンアズナンバーワンと称賛され
半導体・自動車・電機などものづくり日本が最盛期でした。
しかし初め日本経済のバブルがはじけて
失われた20年が30年に伸びようとしています。
■不良債権による金融機関の破綻だけではなく
日本のものづくりの力の源泉であった
製造現場は円高で海外移転で空洞化が進んでいる。
米国シリコンバレーのよう
アップル、グーグル、マイクロソフト、フェースブックなど
ICTによる世界を変える起業が日本では起きていない。
三洋電機やシャープのようなものづくり日本の
代表的企業が中国や台湾の資本の傘下にはいる。
日本人はベンチャー精神に劣り、
中国や韓国の台頭で日本は再び第二の敗戦などと
言われています。
一方でスマホなど電子部品の大部分は日本の中小の
ものづくり企業が支え下請け化している。
大企業はキャッシュを増やしながらも
欧米型の本社主導の経営計画、経営管理が普及し
リスクを取りたがらない。
■国家財政はGNPを超え1000兆円を超える債務を抱えている。
しかし、
銀行、企業や家庭の財務状況をすべて連結すると
日本は対外債権は断トツの世界ナンバーワンである
ということは知られていません。
企業家精神の欠如とキャッシュを貯める保守経営で
日本の将来は安泰と言えるのでしょうか?
■明治150年を振り返ってみると
日本は欧米の進んだ科学技術を取り入れながら
鉄道も自動車も電機も世界最高水準まで進化させました。
日本のものづくりは理論やコンセプトよりも
現場現実現物でのムダ取りという愚直な徹底ぶりが
コアコンピタンスとなり成功しました。
しかし現代ではMBA/MOTや欧米のコンサルタントファーム、
ITベンダーから導入された理論やコンセプトで
押し切るやり方に現場は戸惑っているのが現状と思われます。
現状打破のために必要な対策は
理論やコンセプトを無視することではなく、
現場現実現物から独自の科学的方法論にのっとり
独自に創ることであります。
株式会社21世紀ものづくり日本の
コンセプトロゴ ISDI( Imaoka System Dynamics Institute)は
システムダイナミックスという複雑なシステムの
因果関係をモデル化することで、
部分に分けて問題解決する対症療法的な伝統的西洋の方法論から
根本問題を解決する方法論に則る理念を表明したものであります。
システムダイナミックスの祖
元MITフォレスター教授によると
「経営、財政、経済、環境など多くの問題の本質は
「システム」だが、根本問題に目を向けず、対症療法に追われ、
短期的効果とともに長期的慢性病を生み、
対症療法をさらに重ねる結果となった」と述べています。
■経営体は身体と同じく、
神経系(IT)や頭脳(戦略)やカネのみの部分では
なくすべてが含まれる「現場現実現物」に向き合う必要がある。
他者との相互関係、人間(心・顧客)、
もの(設備や材料や製品)などを要素とする
複雑なシステムであります。
ものづくりは供給(生産)だけではなく
需要(顧客)とそれを繋ぐ在庫のダイナミックスが必要であり
回転機械の振動は機械本体だけではなく
作用反作用で機械システムが対象物から受ける
抵抗を考慮するシステムのダイナミックスが必要です。
技術開発と事業化に必要な考え方や手法に
ものづくり日本の精神と欧米の論理的手法を
ハイブリッドしました。
日本の国力の低迷から復興のために
老いも若きも、女も男も、現場も本社も
あなたの行動にかかっています。
■「セミナー:もの創り製品開発イノベーション」
概要はここをクリックしてご覧ください。
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4つのセミナー解説資料がダウンロードできます。
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さらに
ここをクリックしてすると「セミナー:もの創り製品開発イノベーション」
の解説資料ダウンロードできます。
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今岡善次郎
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ISDI今岡システムダイナミックス研究所
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「光エネルギーロスを半減させたノーベル賞のLEDに匹敵する技術」
今岡善次郎のISDIメルマガ#003配信します。
今年2018年はノーベル生理学・医学賞受賞者に
本庶佑・京都大学特別教授が選ばれました。
4年前2014年の
ノーベル物理学賞は赤崎勇・名城大学教授(85)、
天野浩・名古屋大学教授(54)、
中村修二・米カリフォルニア大学教授(60)が
選ばれました。
「明るくエネルギー消費の少ない白色光源を可能にした高効率な青色LEDの発明」
は「20世紀は白熱灯が照らし、21世紀はLEDが照らす」
が授賞理由でした。
■さて今岡善次郎が取得した
「回転軸運動の力学と動力費削減技術(特許)」の開発動機は
温暖化による地球環境破壊につながるエネルギー消費を
削減できると確信したからです。
電力エネルギーの60%は回転軸振動を起こす電動機による動力です。
動力伝達における摩擦抵抗による軸振動が
エネルギーロスの原因となっている。
さらに内燃機関が主流の自動車も
タイヤから受ける摩擦抵抗による回転ねじり振動が
燃費ロスの原因となっている。
■運動方程式による力学的と実験により
バランサーによる遠心力抑制以上に効果の大きい
回転抵抗抑制の効果が大きいことを実証しました。
LEDのノーベル賞に匹敵する
エネルギー消費の少ない高効率な回転機械に応用できるという
確信をもっています。
学会にも投稿していますが
振動の専門家が理解していただけないのが
僕の悩みです。
しかしながらイノベーションの原理を数多くの事例から
解説しているクリステンセンによると
「イノベーションは既存の技術ではなく社会的ニーズから起こる」
「イノベーションは周辺から起こる」
ようです。
■「回転軸運動の力学と動力費削減技術(特許)」
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今岡善次郎
「文系にもわかる数学を通してつながる物理と経営」
今岡善次郎のISDIメルマガ#002配信します。
ISDIスクールで振動問題とサプライチェーンマネジメントと
全く違う専門分野を扱う今岡善次郎とは
「怪しい奴(笑)」と思っておられる方は
多いのではないでしょうか?
怪しくないことを説明しましょう。
■中学から高校にかけて理系文系が分離する前に
全員が物理(理科)と数学は学んでいますね。
苦手な人が多いことは知っています。
しかし
日常生活で時速と移動距離の関係は誰もが知っています。
時速6キロで歩くと10分で移動距離は?
6キロ×(10分/60分)=1キロが答えですね。
速度×時間=距離
速度Vは時間と共に変動するので速度Vが変わらない
僅かな時間Δtの間に移動する距離ΔSは
ΔS=V×Δt
と数学式で表せますね。
■自動車工場の組立ラインで1時間あたり6台出来上がると
10分では何台できますか?
はい、ご名答!
1台です。
6台×(10分/60分)=1台
生産速度×生産時間=生産台数(完成品在庫増分)
生産速度Vは時間と共に変動するので速度Vが変わらない
僅かな時間Δtの間に完成品在庫増分ΔSは
ΔS=V×Δt
と数学式で表せます。
速度と移動距離の関係式と同じですね。
実際は生産速度から出荷速度を引くことで
在庫増分になりますが、ここでは省略します。
■速度と移動距離の関係は物理学の運動方程式の一部です。
運動方程式には速度と移動距離の他、
加速度や加速度を生む力が加わります。
機械の振動問題で力は衝突力、弾性力、慣性力、粘性力など
いろんな力が運動方程式に加わります。
振動が起こるのは弾性力という引張りと圧縮という
+-の力の方向が逆転するためです。
機械のような物体の運動を数学で表現するのを
力学と言います。
■力学で表現すると時間軸で変化する現象は同じです。
短い時間当たりの少量の変化を表現するモデルを
数学では微分方程式と言います。
数学では振動のような物理現象も生産出荷のような経営現象も
同じような方程式になります。
理系は専門分野が細かく分かれており
物理と経営を同じにすることに違和感持つ人が多い。
文系は専門にこだわらないので感性で理解する人が多い。
サプライチェーンマネジメントも振動問題も
同じ力学であることに共感いただけたでしょうか?
力学という手法を使うとものづくり、ひとづくり、システムづくり
などマネジメント全体の手法が開発できます。
■理念を図解しました。
ここをクリックしてご覧ください。
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