転がり抵抗による自動車燃費ロスの原因と改善策

円周方向のミクロンレベルの回転方向・逆回転方向のねじり振動の元である転がり抵抗を相殺し自動車の燃費ロスを改善する軸ブレ防止特許技術!

自動車の燃費改善はユーザーにとってもメーカーにとっても、また排気ガスを削減する社会問題解決のためにも極めて重要な課題です。標準テストでのカタログ燃費と運転条件が過酷な実運転とは大きく違うことは一般的に知られています。

こちらでは、実運転での燃費ロスの主な原因に転がり抵抗という原因があり、転がり抵抗を抑制し燃費改善する特許技術をご紹介していきます。

自動車の燃費ロスの原因とは

自動車の燃費ロスの原因とは

自動車の燃費が悪くなってしまう原因のうち、最も大きな要因として挙げられるのが、タイヤが受ける転がり抵抗によるミクロンレベルのムダ振動です。タイヤは路面と接地していますが、この際、タイヤにかかる円周方向にランダムに衝撃力として加わる転がり抵抗は高周波の(微細な)ねじり振動を起こし、結果として燃費ロスに繋がってしまいます。

タイヤにかかる抵抗「転がり抵抗」、あるいは「回転抵抗」が何故発生するのかといえば、その理由はいくつか考えられます。

タイヤの変形

一つはタイヤの変形による転がり抵抗です。自転車のタイヤの空気が減って真円ではなく接地面積が大きくペダルを漕ぐのに余計な力がいるように、大きな回転抵抗を受けます。

できる限りタイヤを万全の状態にしておき、こまめに空気が抜けていないかチェックをすることが大切ですがその上で転がり抵抗を抑えることが有効です。

タイヤと路面との接地摩擦

路面との摩擦抵抗は駆動力の反作用として車の推進力に不可欠ですが、その推進力を妨げる力が目に見えないミクロレベルの円周方向のねじり振動です。これがいわゆる転がり抵抗の燃費ロスと言われるものの正体です。

タイヤメーカーは安全性と燃費を両立しようとタイヤの剛性や粘性を考慮した技術開発を行っていますが、振動問題はタイヤの摩擦から、タイヤホイール、車軸など自動車車体全体の振動に伝わります。

偏心による燃費ロス

さらにもう一つ挙げられるのが、タイヤの偏心による燃費ロスです。偏心とはタイヤを回転させる際、その回転中心とタイヤの重心がずれることです。偏心があると回転中心から重心の方向に遠心力が働き車軸に半径方向の力が働いて車軸が振動し、結果として余計な燃料を使わなければなりません。

この偏心を重心と回転中心の方向に反対方向に錘をつけることで調整します(バランサー)が、遠心力による半径方向の振動しか抑制しません。ねじり振動やカーブの時に生じる軸方向の振動はバランサーでは抑えることができません。

燃費ロスの改善に効果的な軸ブレ防止特許技術

燃費ロスの改善に効果的な軸ブレ防止特許技術

軸ブレ、すなわち回転軸振動は遠心力により半径方向の振動、回転摩擦による円周方向のねじり振動、軸方向の圧縮振動、たわみ振動など複合振動と言えます。これはタイヤに働く転がり抵抗は「力の大きさも方向も時々刻々変化するランダムな現象」だからです。

ISDI今岡システムダイナミックス研究所による軸ブレ防止特許技術を用いれば、軸ブレを極限まで抑制することができます。

何故か?既存の振動理論では回転抵抗はノイズとして扱われていますが、本特許では回転抵抗を「力の大きさも方向も時々刻々変化するランダムな現象」として向き合い、それを抑えるのはニュートン力学第3法則「作用反作用」を利用することだと発見しました。2つの物体が触れると一方が及ぼす力に対して方向が逆で同じ大きさの反作用は発生するのです。

転がり抵抗による燃費ロスは決して少なくなく、生産したエネルギーの20%~40%を占めると言われています。軸ブレ防止特許技術を使えば、転がり抵抗の違いがでる運転条件によりますがタイヤの転がり抵抗を相殺しこれらの燃費ロスのかなりの部分が節約できるはずです。

上記の軸ブレ防止特許技術を自社の製品力強化に応用したいとお考えの方は、ぜひISDI今岡システムダイナミックス研究所と提携し試作開発・実証実験をご検討ください。

力学的原理と研磨盤と卓上ボール盤での実証実験は完了しています。回転軸の円周方向を含む複合振動を抑えること、負荷運転でもアイドリング運転に近い振動に抑えること、低速回転でも安定することなど実証できました。後は実際の実機での実証の段階に入りました。

実機での実証の前と後では特許価値は桁違いです。実機での実証実験、特許ライセンシー・共同開発パートナーを募集中です。提携の形態もご相談したく思いますが、今までに存在しない技術に興味を抱かれたイノベーションマインドのある企業様の「目利き」に期待しております。

ご相談はいつでも受け付けていますので、まずはお問い合わせください。

コラム一覧
自動車の燃費ロスの改善に効果的な軸ブレ防止特許技術
名称 ISDI今岡システムダイナミックス研究所
運営会社:株式会社21世紀ものづくり日本
資本金 1000万円
代表者 今岡善次郎
役員 副社長:江嵜和博、松尾昌平、顧問:楠路夫、顧問:栗山博行
住所 〒164-0011 東京都中野区中央5-8-5-303
電話番号 03-5342-3901
FAX番号 03-3380-8297
主なサービス

製造業コンサルタント(セミナー、ものづくり革新経営相談、経営診断)

軸ブレ防止動力費低減特許ライセンス

スマートファクトリー・システム設計

アクセス

丸ノ内線新中野徒歩3分