産業と政治とは|株式会社21世紀ものづくり日本用語集

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Q&A用語解説

産業と政治とは

 産業と政治の上下関係

 

■ドラッカーは社会生態学的関心から

ナチスの党と軍隊という政治組織と

モノの生産販売を行う産業組織を

対比させて観察しました。

 

ナチスでも共産主義ソ連でも

政治組織が常に産業組織の上位にあった。

 

かってソ連共産党も現在の中国共産党も

産業政策の決定は共産党が行う。

 

■中央政府の産業政策のもとであらゆる産業の

生産販売物流計画が立てられ実行される。

 

企業の経営者や専門家は自律的決定できない。

 

自民党や民主党、経産省や厚労省、

都道府県の行政組織が地域の産業政策を決めて

民間企業が補助金に依存する

経営を実行するようなものです。

 

■そこにあるのは

自由の抹殺、新しい試みへの封殺でしかありえません。

 

ヒトラーのナチズムの中央政府が正当な権力という

異常な社会だった。

 

トップのみが権限を持つと言う社会は

自由が無い。

 

そして組織社会が停滞します。

 

■健全な社会は自由と自律性が重んじられ

産業組織の社会的役割が中央政府より

上位にあることが大事なのです。

 

健全な企業は社員の自由と自律性が重んじられ

生産販売の現場組織が本社部門より

上位にあることが大事なのです。

 

トップの為ではなく

内外の顧客のために社会組織の機関としての

組織こそが社会を機能させると

ドラッカーは考えたのです。