平均値と改善指標とは|株式会社21世紀ものづくり日本用語集

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Q&A用語解説

平均値と改善指標とは

 ■何か改善しようとするとき

最初に考えなければならないのは

何を持って「改善」と判断するのかを決めることです。

 

基準となる物差しは何か。

 

売上か、利益か

欠品率か、故障率か、欠勤率か、

それとも在庫回転率か、資金か。

 

現状はどうか、

どれだけ改善したいか。

 

■これらを前もって決めておかないと

正しい決定はできない。

 

改善したかどうか分からない。

 

ドラッカーはこれを

「事前のフィードバック」と言って

決定前に評価基準を決めるべきだと言います。

 

■その時、評価基準を平均値で決めても

解決策は出てこない。

 

顧客が増えているというデータがあっても

売上が減っているのは

中小口顧客が増えていても大口顧客が減っている

かもしれない。

 

平均値での在庫回転は良好でも

新商品や成長途上の製品は欠品と過剰在庫

抱えている。

 

平均値では問題が隠れている。

 

認知症は治ると一般化した報道がなされても

水頭症という特殊な病気だけであって

希望から絶望に突き落とされることもある。

 

■現場を見ない一般化や

平均値だけで対策を考えることは

大きな間違いを引き起こします。

 

増税論議も余りにもマクロな平均値で議論されていて

実態がぼかされています。

 

何を持って世の中を良くするのか

改善の基準となる評価基準を

平均値ではなく

具体的特定の条件で決める必要があります。