個別対応から根本問題解決へとは|株式会社21世紀ものづくり日本用語集

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Q&A用語解説

個別対応から根本問題解決へとは

 ■個別対応から

根本問題解決へ発想を変えなければなりません。

 

問題が起こる都度、個別に対応する法律を作ると

法律の数が無限に増えます。

 

法の一般原則があることで

法律の数を減らせるとドラッカーは言います。

 

人生の問題も、組織の問題も、社会の問題も

すべてが無関係な別々の問題として

対処していたら

忙しいだけで物事は進みません。

 

ドラッカーのマネジメントの原理は

根本問題解決に役立ちます。

 

■組織の中で協調できない社員を辞めさせる、

売上低下したら営業マンにノルマを与える、

利益が減るとコストカットする、

財政赤字には消費税を上げる。

 

それぞれに対応しても問題は解決しません。

 

問題社員を辞めさせるのではなく

組織構造やマネジメントとして捉える。

 

ノルマやコストカットではなく

サプライチェーンの根本問題として対策を練る。

 

増税ではなく経済政策を作りかえる。

 

問題の因果関係から原則を知る。

 

■これらの問題解決の考え方は

2000年以上前のヒポクラテスの医療診断治療の原則や

アリストテレスの哲学から学べると

ドラッカーは言います。

 

現代人はあまりにも専門分野が狭いので

俯瞰的(Holistic)に問題を見る能力が衰えている。

 

哲学というと難しく考えますが、

多くの現象に共通するものを見出す感性といえる

ものです。

 

■現代社会の政治財政も行き詰まりも、電力行政も、

企業経営も、

人間社会における問題すべてにおいて

特殊な個別ケースとして考えると

忙しいだけで何も成果がなかなか得られない。

 

人間は古代から本質は変わらない。

ドラッカーは

人間に焦点を当てて一般原則を導いて

マネジメントの原理を作ったのです。

 

その都度の個別対応では

忙しいだけで成果が得られないのです。