分権経営とは|株式会社21世紀ものづくり日本用語集

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Q&A用語解説

分権経営とは

  

■分権経営とか自律経営が20世紀後半から

話題になっていますが、分権経営の語源の元祖は

ドラッカーだった。

 

ドラッカーはGMのスローンの分権経営を高く評価した。

 

それ以前のフォード始めとするスタンダードオイル、JPモルガン、

USスチールなどの階層組織による統制経営による意思決定と

一線を画すものだったと。

 

■事業経営においては現場に熱意や強さや責任にともなう

権限が与えられなければならないと

ドラッカー言う。

 

実行にともなって情熱や不安や不満や感動がある。

戦略と意思決定という理性のみでは行動力か生まれない。

 

■ダーウインの組織論も近代的科学的管理も

弱肉強食の市場原理の勝利者がリーダーとなり権力を握り

組織を統制するのが正しいとされた。

 

感性、心、情熱などの精神的な領域より

知、理性、合理的なるものが優位あるとの

近代科学の誤解があった。

 

■フォードがすべての事業を統合しようとして失敗したのに対して

GMのスローンは車種別の事業部性にして分権経営で大成功したのが

新しい組織論の始まりであった。

 

重要なのは

現場での運営においては実行する人間の自律と

全体の方向付けや戦略においては合理性が組み合わされた時

組織は有機的な強さを持つ。

 

自律神経と中枢神経の組み合わせと同じと言えるでしょう。