社会の公器とは|株式会社21世紀ものづくり日本用語集

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Q&A用語解説

社会の公器とは

 ■社会の公器■

 

ドラッカーは、

企業は社会の機関であり、

有機的システム(生き物)である社会の

器官であると

言っています。

 

だから経営幹部の仕事は

企業をして社会の機関としてどんな役割があるか

意思決定することが重要なのです。

 

■1つの事例として100年前ですが

1910年代のアメリカのベル電話会社を育てた

セオドア・ヴェイルを上げています。

 

一民間企業のベル電話会社を

公衆の利益を代表する機関とて何を成すべきか

考えたそうです。

 

■ヴェイルは4つの意思決定を行った。

 

1つは「我々の事業はサービス(奉仕)である」と社是にした。

 

2つには自分の仕事を公益のための規制をかけるために

自分達を監督する監督機関を強化することを支援した。

 

3つには「社会に役立つベル研究所」を設立した。

 

4つには「大衆が株主になれる大衆資本主義」を指導した。

 

■ベル研究所からは日本のソニーの成長の基礎になった

トランジスターが生まれ、

アップルやマクロソフトの成功の基礎となる

コンピュータ通信技術を生んだ。

 

生態系の中で1つの企業(種)が

何かを生みだすと様々な遺伝子が交配して

生態系を進化させる。

 

歴史的には目立たないが

セオドア・ヴェイルのような

意思決定者がいたのですね。