システムの欠陥とは|株式会社21世紀ものづくり日本用語集

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Q&A用語解説

システムの欠陥とは

 ■システムの欠陥とは何か?

 

月末になったら出荷ミスで混乱する工場。

 

ある速度を超えると

車体が不安定になる車。

 

地震の度に問題を起こす原発。

 

国家危機に陥ったらパニックになる政治行政。

 

■同じ条件下で繰り返される混乱は

システムの欠陥だとドラッカーは言います。

 

対症療法で問題を解決しても

また再発する。

 

根本問題の解決、

即ちシステムの欠陥を直さなければならない。

 

 

■司馬遼太郎の「坂の上の雲」で紹介されたように

明治時代の日清日露戦争の勝利と近代国家への

成功はすばらしかった。

 

しかし昭和に入って政治家や軍人は

たとえ、掛けられたにせよ

パニックに陥ったとしか言いようがない。

 

300万人の日本人の命を失った。

 

東日本大震災の政府・東電の対応も

政治と軍隊に代わる原子力専門家集団が

パニックに陥っているしか言いようがない。

 

原子力汚染の広がりと

完全な廃棄物処理の問題は解決していないし、

臨海に設置されている54基の原発も

地震と津波への対策がされていないことが

明らかになった。

 

■車も工場もシステムの欠陥があれば

その根本原因を追及して

新しいシステムを作り直さなければならない

 

日本人は未だ現場力がある。

 

マクロな視点で目標を設定し戦略をつくる

全体を俯瞰するマネジメントが明治以降弱くなったが

日本には江戸時代まで俯瞰的マネジメント力はあったという。

 

明治維新から「坂の上の雲」の時代は

江戸時代の儒学陽明学など

マネジメント力をつくる人間教育があった。

 

明治時代から西洋の教育によって人間教育が無くなったからだ

という分析を教えてくれた人がいます。

 

日本と言うシステムの欠陥を

是正するのは

ドラッカーの人間学に基づくマネジメントと同じ

江戸時代の儒学陽明学によるマネジメントのルネッサンス

ではないでしょうか?