社会的安定とは|株式会社21世紀ものづくり日本用語集

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Q&A用語解説

社会的安定とは

  

■ドラッカーから見ると戦後日本の官僚行政には

2つの成功と1つの失敗があったという。

 

2つの成功とは皮肉にも日本の経済生産性が低い

農業政策と流通政策で外圧に屈せず

何もしなかったことだと。

 

積極的な構造転換どころか保護政策をとった。

その結果社会的混乱もなく構造転換が進んだ。

 

■1つの失敗は1980年代の円高不況対策で

外圧に屈して

内需拡大策の景気刺激策をとったことだと。

 

それによって21世紀の今も最悪の国家財政危機のもと

となった最大規模の赤字を発生させ、

バブル経済を生んだ。

 

むしろ何もしない先送り戦略が正しいことが

証明された。

 

■ヨーロッパで青春時代を過ごし

アメリカでマネジメントの原理を発明したドラッカー

から見ると

日本行政の優先順位は経済ではなく社会であると。

 

経済は犠牲になっても社会が安定するのが重要であると。

 

今日本が、日本の官僚が受けている外圧は

財政再建の掛け声と消費税増税と医療福祉政策の

見直しである。

 

やがて大胆な財政再建政策がとられ

社会が不安定になる可能性がある。

 

■日本の鎖国も開国も、

戦後のマッカーサー受け入れも

社会的混乱と社会崩壊の瀬戸際で起こった。

 

ドラッカーの日本人観察から今後と類推すると

国家財政が破綻して、医療や介護の予算が削られ、

消費税が導入され、

社会的きずなが切れそうになるとき、

日本人は社会的安定政策を支持し大きな

構造転換が起こる。

 

■2013年末時点では未だ国家財政は破綻していないが

消費税増税は決定されました。

 

年金や介護予算が削れら、アベノミクスで

株価は上がるが富裕層ではない一般人の生活が

立ち行かなくなる時社会の絆が切れそうになるかもしれない。

 

ドラッカーの予測によると

その時まで大きな変化は起こらない。