中世の市民社会とは|株式会社21世紀ものづくり日本用語集

株式会社21世紀ものづくり日本トップページ>>Q&A用語解説>>中世の市民社会

Q&A用語解説

中世の市民社会とは

 ■ドラッカーによると

近代的企業組織の考え方と構造の原型は20世紀最盛期の

GMにあった。

 

しかし今はその管理権限の集中化の

マネジメントモデルは破綻した。

 

GMに代わって世界の自動車メーカーのトップになった

トヨタ自動車

成功した組織構造の原点は集中統合ではなく、

自律する系列部品メーカーとの連合体の

サプライチェーン構造だった。

 

アメリカで最先端のビジネスモデルは

ブランドをもつ製品開発メーカーと工場を持たない

製造委託先が自律して協働するサプライチェーン連合体

である。

 

 

■自然生態系では

1つ1つの種は、自律した生命であるが

1つの種だけ餌を独占して成長すると

生態系のバランスが崩れる。

 

今人類は自然生態系を独占しようとした結果

「環境問題」を引き起こし

生態系を破壊しようとしている。

 

企業組織も政府も1つの組織が強大になり大きくなると

社会生態が壊される。

 

何でも中央政府に頼る自律性の欠如が

政府の財政破綻をもたらした。

 

 

企業も人も社会も連合体として

助け合い共生することが

社会生態自身が生き延びる秘訣です。

 

■元々、トヨタなど日本企業の系列や

アメリカでも初期のシアーズと納入業者との関係

イギリスでもマーク・アンド・スペンサーと納入業者との関係

も協働する連合体であった。

 

最近の

異業種連合体の動きは

19世紀の農業協働組合と同じモデルだと言う。

 

日本の道州制の議論など地方分権への渇望。

政府に頼らない市民が相互に助け合うNPO活動。

医療機関ではなく患者家族会の相互助け合いなど。

 

これは中世の市民社会への回帰かもしれません。