天命とは|株式会社21世紀ものづくり日本用語集

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Q&A用語解説

天命とは

 

 
ドラッカーは「何によって憶えられたいかと問え』
と言った。
 
限られた人生をどう生きるか。
 
人類社会の歴史から見ると80年の人生など
一瞬でしかない。
 
ほとんどの現代人は
自分だけの経済的物質的欲望を満たすために、
80年の人生の大半を消費している。
 
 
■人間は組織の一部であり、
人間も組織も社会の一部であるとする
ドラッカーの社会生態学的観察によれば
 
人間が自分のためだけに人生を送ることは
そもそも人間の特質からして自然ではない。
 
人のために社会のために仕事をしてこそ、
人間は心の安心が得られる。
 
■人間は自分が生きている時だけではなく、
命をつなぐ子孫にも思いをはせる。
 
生きている空間、日常接している世界だけではなく、
ネットなど情報だけで接している世界で
人間同士がお互いに思いをはせる。
 
ドラッカーが
「何によって憶えられたいかと問え」と言ったのは、
 
一人ひとりの人間が成すべきことは
自分の限られた空間と時間を越えることだと
解釈できます。
 
 
■これと同じ考えが論語などに影響を受けた
佐藤一斎著「言志四録」に書いています。
 
明治維新の原動力となった吉田松陰、勝海舟、坂本龍馬、
西郷隆盛などが影響を受けたそうです。
 
その主たるメッセージとは、
 
「天はなぜ自分をこの世に生み出したのか」
「天は自分に何をさせようとしているのか」
「自分の身は天から授かったものだから、必ず天職があるはずだ」
「天職を果たさなければ天罰を受ける」
 
「いまだに何のために生れてきたのか知らない者は
一角の人物にはなれない」
(命を知らざれば、もって君子たることなきなり)
 
■天命と天職
 
そして
使命とミッション
 
一方が大自然という多神教
後者がキリスト教など一神教の
元にある社会における
人間の位置付けと役割の重要性を
謳っていると思います。