ドラッカーの革命の動機とは|株式会社21世紀ものづくり日本用語集

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Q&A用語解説

ドラッカーの革命の動機とは

ドラッカーは革命はなぜ起きるか
述べています。


ドラッカーのマネジメントは企業だけのものではない、
個人の生き方、社会のありかたにおいて
成果を上げるものだと言っていますよね。

政府等公的機関こそがマネジメントを必要としている。


■職を失い、新しく学校を卒業しても
就職が決まらない。


派遣労働者のみならず
正社員もまたリストラの対象になりつつある中、

高級官僚の天下りや巧妙な独立行政法人などの外郭団体
で高コスト体質は減らない。

日本の財政も一層悪化する一方で
財政破綻がささやかれています。


多元社会の現代では考えられませんが、
■一昔前なら革命が起るような状況になりつつあります。

フランス革命は
国家財政が破綻しても、
聖職者や貴族の保護、宮廷の浪費が
続いて生活難の国民の不満が爆発した事件ですね。

ロシア革命も
中国の文化大革命も、

国民生活のために行政府が機能しなくても生き延び、
財政的に破綻して、
国民が生活困難になることで
起っている。

なぜか。
ドラッカーの観察を紹介しましょう。

■組織、制度、政策は、製品やサービスと同じように
生命を失った後でも生き延びる。

出来上がったメカニズムは設計段階で前提としたものが
無効になっても生き延びる。

目的を達成してしまっても、
未だ達成しなくても
予算を取って存続する。

企業が資金繰りに苦しみ、
苦渋の判断でリストラし、
政府の財政が悪化して国民の健康や生活が脅かされるとき、
矛先が政府と大企業経営者に向かう。


■1960年代から1970年代にかけての
全共闘学生運動もある意味で革命への動きだった。

名古屋の河村市長の「減税日本」も
革命運動とは言えないけれど彼の矛先は
現代の「宮廷貴族」である官僚制度かもしれない。

革命運動の動機は同じかもしれない。

日本での革命とはフランス革命やロシア革命と
同じ宮廷貴族への反乱として
起こるかもしれない。