シュンペーターのイノベーションとは|株式会社21世紀ものづくり日本用語集

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Q&A用語解説

シュンペーターのイノベーションとは

ドラッカーは経済学者のシュンペーターを高く評価しています。


経済は国家の官僚や政治家ではなく、
一人ひとりの企業家精神とイノベーションによって
成長する。

イノベーションは既存の知識の新結合によって
もたらされる。

■戦略論、生産論、組織論、人事論、販売論、IT論など
それぞれマネジメントの一つの局面に的を絞ったものです。

マネジメントは本来生態系の生き物のように
一つの局面で語ることはできないのです。

イノベーションは
幅広い知識の結合が必要ですね。


ドラッカーの「イノベーションと企業家精神」から、
■知識がイノベーションを引き起こした事例を上げます。

コンピュータは次のそれぞれ関係にない
6つの知識の結合だった。
①数学理論の二進法
②パンチカード
③三極管
④記号論理学
⑤プログラムの概念
⑥フィードバックの概念(生物の応用)

ライトの飛行機はそれぞれ関係の無い2つの
知識の結合で成り立った。
①ガソリンエンジンの技術
②空気力学

銀行は2つの別々の機能知識を組合せることで
できた。
①ベンチャーキャピタルの機能
②商業銀行の機能

■それぞれ別々のものとしての知識は分っていても
それらが結合されてイノベーションを生むのはどんな
時か?

「外部から危機がやってきたときだけである」

とドラッカーは言っています。

生態系の生物は地球環境の激変の時、進化したのが
生き残った。

ことなる知識の結合は異なる遺伝子の組み合わせと
同じです。

■だから恐慌や戦争など経済社会的な危機のとき、
イノベーションが起ると。

さらなる金融危機がくると言われている。


金融危機は、
年金、医療、介護、環境、健康の分野にも
危機をもたらしている。

イノベーションのチャンスかもしれませんよ。

ドラッカーの社会生態学マネジメント
がイノベーションのヒントを与えているかもしれません。