行動規範と武士道とは|株式会社21世紀ものづくり日本用語集

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Q&A用語解説

行動規範と武士道とは


ドラッカーが言う企業のミッションとは
個人の生き方や組織のありかたの行動規範です。


■新渡戸稲造は「武士道」執筆動機について
以下のようなことを言っています。

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欧米人にはキリスト教という人間としての行動規範が
あるのに日本人はキリスト教がないのに
新渡戸さんの品格ある生き方が
できるのか?
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との問いに対する答えだったように思います。

日本人が欧米人と接して劣等感を最小限に抑え
日本人としての誇りをもって

卑屈になることもなく、
精神を鼓舞できた面もあるように
思います。

武士道精神は特定の「藩」のために
過剰防衛となって他藩を攻撃した。

先の大戦では
特攻隊精神となって多くの犠牲者を出した。

「刀」は便利な面と危険な面があるように
人間を鼓舞して元気付けるとともに、
使い方を誤ると危険な思想になる。

武士道も人間を鼓舞する面があるが
正しく方向付けしなくてはならない。

毒にも薬にもなるわけですね。

 

■宗教も行動規範となる。

虐殺や植民地化の歴史に
キリスト教や西洋文明も無関係とは言えなかった。

又、
金融危機に落ち込んだ米国の金融資本主義をもたらした
人間の特質、強欲(greedy)。

強欲(greedy)であることは精神のあり方ですから
これが金融技術を生み、
製造業が衰退しても
金融業おいて産業振興を促進した強力な精神だった。


行動規範は
両刃の剣となる。

だからこそ、
そこに社会的正義や人道的価値観が必要ですね。


ドラッカーのマネジメントには
個人と組織と社会の関係、
すなわち社会生態学
視点からみて正義や責任の重要性を
力説しています。

 

これは個人の生き方だけではなく、

企業のマネジメントにも言えますね。