東洋古典と社会生態学とは|株式会社21世紀ものづくり日本用語集

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Q&A用語解説

東洋古典と社会生態学とは

 

ドラッカーの企業家精神が
日本の武士道に通じており、

日本人が忘れている
近江商法や石田梅岩の心学などの
日本的商法との共通点が見出せます。

今日の話はは中国古典ですよ。

■孔子の言葉に

「見利思義」(利をみては義を思う)
というのがあるそうです。

利益を追求するときには、
つねに「義」を念頭においてやれ、
という意味ですね。

公けの正しいことでしか利益を得てはいけない。
社会のために役立つことでしか事業の意味はない、
というドラッカーの思想と同じですね。

■墨子の言葉に

「兼愛交利 」(けんあいこうり)
というのがあるそうです。

「兼(ひろ)く愛する」、
すなわち「兼愛」である。

兼愛は結果的に互いの福利を増進することとなるのであり、
そのことを「交利」と呼んでいる。

墨子は、
互いの利益を考え、
実践することから道徳が成り立つことを説いた。

ドラッカーは利益は顧客への貢献の結果であると
言っていますね。

ビジネスは一方のみ利益を享受するようでは
続きませんね。


ドラッカーと、
日本の心学、中国古典、
かなり共通項が多いですね。

■論理的思考や戦略経営を重視する米国式MBA発想
は人間の脳の一部を使うので
人間で成り立つ組織や社会の問題を解決できないですね。

ドラッカーは社会生態学的に
企業を経済連鎖の「環」と定義しています。