三方よしとは|株式会社21世紀ものづくり日本用語集

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Q&A用語解説

三方よしとは

■優れた日本企業が今でも大事にしている優れた理念、

「売り手よし、買い手よし、世間よしの三方よし」(近江商法)

自社の利益と、顧客の価値と、社会貢献と
3者が満足することが事業の基本である。

■「先義後利」(大丸創業者、下村彦衛門)

先に社会への義務を果たしたあとで、自社の利益が生れる。

「真の商人はさきも立ち、われも立つことを思うなり」(石田梅岩)

真のビジネスマンは顧客が満足して自分も満足する。

■「仁(他への思いやり)、義(人としての正しい心)、
礼(相手を敬う心)、「智(知恵)の4つの心を備えれば
信用を得て商売はますます繁盛する」(石田梅岩)


■一方
米国発の金融危機の原因は、

米国人事業家が好きな、

「グリード(強欲)」という
人間の一面が、

金融資本主義を膨張させたことに
にあった。

■私も米国企業に雇われて
仕事をしたことがありますが、

事業の成功のためにはgreedy(強欲)で
なければならない、
と言われて、
何か違和感を感じた経験があります。

 

■日本の商人道は
ドラッカーの思想と同じように思います。


仁義礼智は日本の武士道にも通じる価値観ですね。

■ドラッカーにはまって
武士道や江戸時代の商人道に目を開かされました。

ドラッカーは近代科学の知識や思想、哲学、宗教など
全体を知った上で人間社会を生態学的に観察して
洞察を得ています。

そこには洋の東西を問わない人間の本質がある。

■古臭い、封建的だ、と嫌悪されてきた価値観。

実は近代科学が捨てたのは
「人間は生態系の一部である」という謙虚さです。

それを端的に表現しているのが
「三方良し」の成功原理ですね。