金融資本主義とネクストソサエテイとは|株式会社21世紀ものづくり日本用語集

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Q&A用語解説

金融資本主義とネクストソサエテイとは

 


■米国発の金融危機の背景にあるもの。

経済を最終目的として偶像化してきたこと。

あまりにも一元的であった。

人間として生き、人間として遇されるということの意味は、
資本主義の金銭的な計算では表せない。


■中央線など人身事故が不景気になると多発する。

生命保険狙いの自殺が多いそうです。

命を金銭的な基準と交換するということでしょう。


■金銭的などという近視眼的な基準が、

人生と生活の全局面を支配するなどということは

許されざることです。

「自由市場経済は支持するが、資本主義に対しては
重大な疑念を抱いている」
(「ネクスト・ソサエテイ」、ドラッカー)


■そもそも金融は経済的豊かさを実現する経済活動を

支える技術であったはずです。

それが目的になってしまった。

スキルを仕事にあわせるのではなく、

仕事をスキルにあわせてしまった。

金融というスキルが実物経済を振り回している。


■ネクスト・ソサエテイ(次なる社会)は、

以外に早く来るかもしれない。

アメリカ経済を2006年までの16年間
FRB議長としてマネジメントしてきたグリーンスパン
は言っています。  

「物質的豊かさが目標であれば
世界市場資本主義に代わるものはない」

しかし、

「ここ数年以内にまず間違いなく、
経済はこれまで慣れ親しんでいたものとは様変わりするだろう」


■始まった金融危機がどのくらい続くか分りません。

しかし、

われわれ人類が歴史からしっかり学んで進化すれば

手段であるはずの経済が目的化した資本主義ではなく、

かといって人間の自由を抑圧して結果の平等を

強制する社会主義でもない。

■人間として生き、人間として遇される社会、

人間が人間に貢献することが喜びになる社会、

自己や個人中心の内向きではなく、
外にある目標のために義務を果たす人間が
増える社会。

人と人とのつながりのある社会。

経済的なことのみを目標としない

ネクスト・ソサエテイが

ドラッカーが見ていたものでしょう。