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Q&A用語解説
成果は外にあるとは
顧客が製品なりサービスなり買うからこそ
企業は存在できます。
顧客の欲求を満足させることが
サプライチェーンマネジメントの目的ですね。
顧客は企業の外にあり、
自己満足で製品を販売しても成果はあがらない。
成果は外にある。
これは政治でも同じです。
例えば、武士道精神。
■明治維新の時代に日本を幕藩体制から議会制民主主義体制に
極めて短期間に変化させたのは世界史の驚きでした。
この社会制度をファシリテート(進め)たのは
武士道精神であった。
坂本龍馬は薩長同盟を結んで幕府に対する勢力を統一して
歴史を動かした。
勝海舟は幕府側から倒幕軍のトップ西郷隆盛との
交渉で江戸城の無血開城を進めた。
当時30歳前後の若き武士達の心の姿勢は
武士道からきていますよね。
■自分の命よりも大事にした公の精神としか
言いようがありません。
ただし公とは自分が属した藩ではなく日本であった。
武士道を、
「藩のために犠牲にする封建体制」
と見るならば坂本龍馬の
ように脱藩する武士はいなかったはずです。
多くの志しある若き武士達は「藩」から「日本」に
公の対象を変えていた。
■ドラッカー好きの日本人が多いのは
「マネジメントの目的は内部(自分達)ではなく
外の世界(公)にある」
というメッセージに共感するからだと思います。
■過去20年の米国の経済の繁栄は金融のテクニックで
作り上げた信用経済が
実体経済を膨張させただけだった。
しかし経済で人々が幸せになったかどうか。
ドラッカーはアメリカにいてカネとモノに価値を置く
経済に批判的だったのです。
マネジメントは経済的に成功をもたらすことは
あってもそれは目的ではなく、
手段だとした。




