成果は外にあるとは|株式会社21世紀ものづくり日本用語集

株式会社21世紀ものづくり日本トップページ>>Q&A用語解説>>成果は外にある

Q&A用語解説

成果は外にあるとは

顧客が製品なりサービスなり買うからこそ
企業は存在できます。

顧客の欲求を満足させることが
サプライチェーンマネジメントの目的ですね。

顧客は企業の外にあり、
自己満足で製品を販売しても成果はあがらない。


成果は外にある。

これは政治でも同じです。

例えば、武士道精神。

■明治維新の時代に日本を幕藩体制から議会制民主主義体制に
極めて短期間に変化させたのは世界史の驚きでした。

この社会制度をファシリテート(進め)たのは

武士道精神であった。

坂本龍馬は薩長同盟を結んで幕府に対する勢力を統一して
歴史を動かした。

勝海舟は幕府側から倒幕軍のトップ西郷隆盛との
交渉で江戸城の無血開城を進めた。

当時30歳前後の若き武士達の心の姿勢は
武士道からきていますよね。

■自分の命よりも大事にした公の精神としか
言いようがありません。

ただし公とは自分が属した藩ではなく日本であった。

武士道を、
「藩のために犠牲にする封建体制」
と見るならば坂本龍馬の
ように脱藩する武士はいなかったはずです。

多くの志しある若き武士達は「藩」から「日本」に
公の対象を変えていた。


■ドラッカー好きの日本人が多いのは

「マネジメントの目的は内部(自分達)ではなく
外の世界(公)にある」

というメッセージに共感するからだと思います。

■過去20年の米国の経済の繁栄は金融のテクニックで

作り上げた信用経済が

実体経済を膨張させただけだった。

しかし経済で人々が幸せになったかどうか。

ドラッカーはアメリカにいてカネとモノに価値を置く
経済に批判的だったのです。

マネジメントは経済的に成功をもたらすことは
あってもそれは目的ではなく、
手段だとした。