P.F・ドラッカーに学ぶ人生・起業・社会設計のすすめ|今岡善次郎のマネジメント・メルマガ

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TOC開発者故ゴールドラット博士の魂

2014年6月24日 15:42

 

 

◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆

                   第313回   

     ★ドラッカーから学ぶ仕事の哲学★ 

     

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 「TOC開発者故ゴールドラット博士の魂」

 

 

お早うございます。

 

今日6月25日

メルマガお読み頂きありがとうございます。

 

 

■23日月曜日、

多摩大学大学院ビジネススクールの僕の担当講座で

初の外人講師をゲスト講師として招待しました。

 

世界のTOC(制約理論)トップコンサルタント 

ヤ二フ・デヌ―ルの講義はTOC開発者の

故ゴールドラット博士の迫力ある魂が甦ったようで

ダイナミックで迫力がありました。

 

https://www.facebook.com/zenjiro.imaoka/posts/650809628343522?notif_t=like

 

ヤ二フ・デヌ―ル氏は故ゴールドラット博士の側近中の側近で

博士の精神とシステム実装の腕を引き継いでいる

真の後継者と言われています。

 

1998年に上梓した拙著「サプライチェーンマネジメント」は

ゴールドラット博士の制約理論とサンタフェ研究所の複雑系に基づいています。

 

http://www.amazon.co.jp/%E4%BC%81%E6%A5%AD%E5%8F%8E%E7%9B%8A%E3%82%92%E4%B8%8A%E3%81%92%E3%82%8B%E4%BB%95%E6%8E%9B%E3%81%91-%E3%82%B5%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%B8%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E2%80%95%E8%A4%87%E9%9B%91%E7%B3%BB%E7%A7%91%E5%AD%A6%E3%81%A8%E5%88%B6%E7%B4%84%E7%90%86%E8%AB%96%E3%82%92%E5%8F%96%E3%82%8A%E5%85%A5%E3%82%8C%E3%81%9F21%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%81%AE%E7%B5%8C%E5%96%B6%E6%89%8B%E6%B3%95-%E4%BB%8A%E5%B2%A1-%E5%96%84%E6%AC%A1%E9%83%8E/dp/476936119X/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1402972465&sr=1-2&keywords=%E4%BB%8A%E5%B2%A1%E5%96%84%E6%AC%A1%E9%83%8E%E3%80%80%E3%82%B5%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%B8%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88

 

複雑なシステムに恐れることなくシステム内の因果関係から

根本原因(ル―トコ―ズ)を見分けて全体をシンプルに見る。

 

大空に繁茂する複雑な枝葉もすべて根元で作られる。

 

招待聴講生含め30人の盛大な講義で盛り上がりました。

 

ご参加の皆様

ありがとうございました。

 

 

■明日からの第6回のカフェ塾

テーマは「正しい答えより正しい問い」(戦略をどう創るか)です。

 

平日コース6月26日木曜19:00~

週末コース6月28日土曜15:00~

 

状況把握、問題解決より問題定義、根本問題、

成すべきことは何か、孫子の兵法、ゼロ戦の坂井三郎、

診断から処方へ・・・など戦略に関わる知を紹介します。

 

 

そしてゲスト講演は

「米国海兵隊とボイド大佐の時間戦略OODA」

(コンサルタント有富嘉哲氏予定)を

私、今岡善次郎が代講します。

 

OODAとは

Observe(観察)Orient(状況判断)Decide(決定)Act(実行)

のサイクルを早く回す時間短縮が

戦果を決めるという理論です。

 

1980年代にボストンコンサルティンググループが

タイムベース競争という著作で

ビジネスでもタイムベース戦略が話題になりました。

 

そして今TOC/CCPMベースのSCMも

タイムベース戦略のツールです。

 

 

■スポット参加大歓迎です。

講義のみ4000円、カフェ参加込み5000円

 

2周目以降の方は

講義のみ2000円、カフェ参加込み3000円

 

 

申し込み方法等

詳しくは以下をご覧ください。

ホームページ

http://www.bizdyn.jp/seminar.html

 

ダウンロードチラシ

http://www.bizdyn.jp/docs/community_chirashi201403.pdf

 

 

未だお渡ししていない方で

ご参加の方以下の小冊子漏れなく進呈します。

 

 

●日本工業出版 流通ネットワーキング連載

「全体を俯瞰するサプライチェーンマネジメント

~TOC(制約理論)とジャストインタイムをドラッカーで繋ぐ~

 

昨年の「ドラッカー塾」の資料を中心に6回分の

連載記事 青梅街道 今岡”塾”

(コミュニテイカフェ「ドラッカーマネジメント塾」

を別冊にして500部印刷しました。

 

 

第1回「経済の暗黒大陸」から半世紀

第2回「部分の効率」と「全体の流れ」

第3回在庫は時間である

第4回目を開けて運転する~フィードバックの原理~

第5回機械中心から仕事中心へ~統合の原理~

第6回生命は流れ

 

是非ご参加下さい。

 

 

お待ちしています。

 

 

さて、

本日のテーマ

===================

1.現在と永遠(森信三全集)

2.チームワーク

(ドラッカー「ポスト資本主義」)

3.事例研究:

ハーマンミラー社「優れたコミュニケーション」

'Leadership Is an Art'

(邦訳 響き合うリーダーシップ、海と月社)

 

===================

 

 

1.現在と永遠(森信三全集)

 

 

■過去も未来も無限である。

 

「時」とは何か?

 

哲学者、物理学者、宗教家にとって

長い長いテーマでした。

 

哲学書を読んでも宗教家の話を聞いても

言葉や理性では分からない。

 

 

■ソクラテス、プラトン、アウグスチヌスなど近世以前には

「時と永遠」について語った哲学者が多かった。

 

近世では「自我」の覚醒のために

自我中心的となって永遠について体認しなくなった。

 

近世ではスピノザが例外だと言う。

 

 

■「時と永遠」の問題を考えるとき

過去も未来も実感できない。

 

実感できるのは「現在」だけではないかと

森信三は言う。

 

 

芸術家が作品に自己を没頭する時は永遠を実感する。

 

自分のいのちを大自然のいのちに

預けてしまう時、「時」は永遠のいのちになる。

 

 

■すべてのいのちが永遠になる瞬間は「現在」である。

 

自己本願と他力本願の親鸞の思想も

自己のいのちを永遠のいのちにする思想などだと

森信三は解説します。

 

 

 

2.チームワーク

 

 

■マネジメント組織の在り方、チームワークについて

ドラッカーはスポーツに喩えて類型化しています。

 

野球型、サッカー型、そして

テニスのダブルス型の3つです。

 

役割分担とリーダーシップのありかたに違いがある。

 

■野球型

 

ポジション(役割)が固定してゲームの戦略を都度考える

リーダーがいる。

 

それぞれのポジションでの練習があり、

ポジションごとの評価基準がある。

打率、失点、盗塁・・・など。

 

病院の手術室も、外科医、麻酔医、看護士がおり、

それぞれ固定した役割がある。

 

大量生産の機能別生産組織も同じである。

 

■サッカー型組織

 

ポジション(役割)が固定しリーダー(監督)がいることは

同じであるが、

それぞれの役割は相互に調整し合ってチームとして動く。

 

オーケストラや病院の救急チームも同じである。

 

多品種少量の

多能工によるセル生産も同じかも知れない。

 

このチームには指示型のリーダーはいないが

行動ルールとなり「法」「「楽譜」「目標」がある。

 

そして最後に理想とするチームがある。

■テニスのダブルス型である。

 

ポジションは固定しておらず「優先すべき」ポジションがある

に過ぎない。

 

お互いに強み弱みを調整し合う。

 

少人数のジャズバンドであり、

優れた企業の役員会が類似している。

 

故ゴールドラット博士のTOC(制約理論)/CCPM

によると

成果を上げるプロジェクトは

タスク(作業)を固定しないで複数プロジェクトに

チーム全員が進捗状況を見ながら

助け合う。

 

強い自己規律とともに助け合うチームが最強である。

 

 

3.事例研究:

ハーマンミラー社「優れたコミュニケーション」

'Leadership Is an Art'

(邦訳 響き合うリーダーシップ、海と月社)

 

 

■活力ある組織にはコミュニケーションが不可欠である。

 

コミュニケーションとは情報を発信受信する

ICT(情報通信技術)ではなく、

心と心の関係である。

 

人々が連絡を取り合い信頼関係を作り

助けを求め合い、事の進展を見守り合い、

ビジョンを共有することであると

ハーマンミラーは考えています。

 

 

■連帯感があり、相互依存、相互利益、

お互いへの貢献がある。

 

重要なのは共に働く喜びを得ることにある。

 

正直でオープンなコミュニケーションは

態度によってもたらされる。

 

■ドラッカーによると

コミュニケーションは聞く人がいて始めて成り立つと

言いました。

 

無人の森で木が倒れた時に音はするか?

の問いに対して「音はしない」と言う。

 

聞く人がいなければ音はしない。

 

耳を傾けれる者がいなければ何を発しても

伝わらない。

 

最高のコミュニケ―ションとは耳を傾ける

ことにある。

 

■つまり、優れたコミュニケーションとは

人柄とか人徳に関わることだというのだ。

 

相手に敬意を払うことである。

 

組織文化とはつまり、

お互いに傾聴し合う場である。

 

●ご質問ご意見は気軽に

返信でご意見よろしくお願いします。

 

imaoka@bizdyn.jp

 

今岡善次郎

 

 

■■■■■寄付金のお願い■■■■

 

いつもご寄付ありがとうございます。

 

何度も寄付頂いた方、

個別にお礼メール差し控えますが

大変感謝申し上げます。

 

これからもあらためて

学生や無職の人でマネジメントを学びたい人のために

ご寄付(お布施・献金)お願いします。

 

金額やお名義は問いません。

 

請求や領収書など入金管理はしません。

 

一口月500円(ワンコイン)を

ベースとして随時受け付けます。

 

年間まとめ(6000円)、

半年(3000円)

月次(500円)もOK。

 

寄付金(お布施)箱(口座)

 

三菱東京UFJ銀行

新宿中央支店(469)

口座番号 5324740

口座名義 株式会社 ビジダイン

 

 

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多摩大学大学院客員教授

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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織

の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか

仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。

科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、

企業は社会の一部である。

 

 

タイムベース戦略

2014年6月17日 20:48

 

 

◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆

                   第313回   

     ★ドラッカーから学ぶ仕事の哲学★ 

     

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お送りしておりますが、

不要の方はそのまま返信頂くか

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 「タイムベース戦略」

 

 

お早うございます。

 

今日6月18日

メルマガお読み頂きありがとうございます。

 

■先週のメルマガで次回‘今岡塾‘のゲスト講演

「米国海兵隊とボイド大佐の時間戦略OODA」

(コンサルタント有富嘉哲氏)を僕が代講すること

その理由を公開しました。

 

OODAとは

Observe(観察) Orient(状況判断)Decide(決定)Act(実行)

のサイクルを早く回す時間短縮が

戦果を決めるという理論です。

 

1980年代にボストンコンサルティンググループが

タイムベース競争という著作で

ビジネスでもタイムベース戦略が話題になりました。

 

そして今TOC/CCPMベースのSCMも

タイムベース戦略のツールです。

 

 

有富氏に代わって僕が代講する理由に対して

多くの読者からコメント頂きました。

 

一部転載するのをお許し下さい。

 

●有富氏の突然のご病気を知りびっくりしました。

 

どうやらご無事な様子が父君のメールにより感知され

すこし気が楽になりました。

 

またご父君の愛情溢れるメールにも感激いたしました。

 

 

●有冨嘉哲さんのこと、お父様の言葉、本当に胸を打たれる思いです。

 

何も分からなくなってしまった母が、

「あの人がいればいいのにねぇ」と、つぶやいたことを思い出しました。

あの人とは、母の母のことです。

 

お母さんが、ここに来てくれれば動かなくなった私の足を思い量り、

食べ物を口に運び、優しく抱きしめてくれるのに……

という意味だったのだと思います。

 

大きくなってから親にケアされるのは、不幸なことかも知れません。

 

でも、親にケアしてもらえるほど幸せなことはないのかも知れません。

 

有冨さんは、本当にお若く、すっかり元通りになられると思います。

その時には病気を糧に更に素晴らしい人格にバージョンアップでしょうね。

 

ご家族様に心よりのエールを送りたいと思います。

 

 

●今頃・・・という感じですが、

本日、メルマガ読んで有富さんのことを知りました。

驚きました。

文章を見て少し、目がうるみました。

 

今岡先生が代講するとのこと、

より思いのこもった会になりそうですね。

なんとか26日の方、都合付けて受講したいと思います。

 

■上記コメントの一つは

介護者(ケアラ―ズ)支援のNPO法人アラジンのスタッフからの

ものです。

 

アラジンのイベント紹介します。

 

アラジン介護者フォーラム2014

「仕事も人生もあきらめない!介護環境づくりのために」

~介護と仕事の両立を企業・地域社会がどう支援する~

2014年6月29日(日)13:00-16:30

 

http://www12.ocn.ne.jp/~arajin/

トップページの新着情報の一番上に載っています

 

 

■再度ご案内します

次回第6回のテーマは「正しい答えより正しい問い」

(戦略をどう創るか)です。

 

平日コース6月26日木曜19:00~

週末コース6月28日土曜15:00~

 

状況把握、問題解決より問題定義、根本問題、

成すべきことは何か、孫子の兵法、ゼロ戦の坂井三郎、

診断から処方へ・・・など戦略に関わる知を紹介します。

 

 

 

そしてゲスト講演は

「米国海兵隊とボイド大佐の時間戦略OODA」

(コンサルタント有富嘉哲氏予定)を

私、今岡善次郎が代講します。

 

■スポット参加大歓迎です。

講義のみ4000円、カフェ参加込み5000円

 

2周目以降の方は

講義のみ2000円、カフェ参加込み3000円

 

 

申し込み方法等

詳しくは以下をご覧ください。

ホームページ

http://www.bizdyn.jp/seminar.html

 

ダウンロードチラシ

http://www.bizdyn.jp/docs/community_chirashi201403.pdf

 

 

未だお渡ししていない方で

ご参加の方以下の小冊子漏れなく進呈します。

 

 

●日本工業出版 流通ネットワーキング連載

「全体を俯瞰するサプライチェーンマネジメント

~TOC(制約理論)とジャストインタイムをドラッカーで繋ぐ~

 

昨年の「ドラッカー塾」の資料を中心に6回分の

連載記事 青梅街道 今岡”塾”

(コミュニテイカフェ「ドラッカーマネジメント塾」

を別冊にして500部印刷しました。

 

 

第1回「経済の暗黒大陸」から半世紀

第2回「部分の効率」と「全体の流れ」

第3回在庫は時間である

第4回目を開けて運転する~フィードバックの原理~

第5回機械中心から仕事中心へ~統合の原理~

第6回生命は流れ

 

是非ご参加下さい。

 

 

お待ちしています。

 

 

さて、

本日のテーマ

===================

1.過去と未来は現在にある(森信三全集)

2.「資本に仕える」から「資本が仕えるか」へ

(ドラッカー「ポスト資本主義」)

3.事例研究:

ハーマンミラー社「従業員とオ―ナ―の一体化」

'Leadership Is an Art'

(邦訳 響き合うリーダーシップ、海と月社)

 

===================

 

 

1.過去と未来は現在にある(森信三全集)

 

 

■「何時やるか」「今でしょ!」が流行しましたが

森信三の哲学も

過去・現在・未来という時間の3様態について

考察しています。

 

有限なる人間の知は過去・現在・未来という

形式的な分類をおこなったが

果してそれで時間とは何か理解できたと言えるのか?

 

■西洋哲学でこの時の3様態についての

古典的な見解はアウグスチヌスであった。

 

日本では西田幾太郎であると解説しています。

 

ともに「永遠は今」という解釈だという。

 

現在があるから過去が把握できて

現在があるから未来を思う。

 

■森信三はいのちの実証的な観点から

過去と未来を現在に統合すべきだと言う。

 

 

過去は現在において、

内省と後悔と、固執しない努力を生み、

 

未来は現在において、

理想を実現する行動への計画を生む。

 

■ドラッカーのマネジメントの言葉で語るなら

 

過去は現在の決定と行動に必要な

フィードバックの元である。

 

未来は現在において理念やビジョンを描くための

フィードフォワードの元である。

 

 

すべて今の行動につながる情報であり、知である。

 

現在は過去と未来を統合する。

 

 

2.「資本に仕える」から「資本が仕える」へ

 

 

■組織で働く人々、従業員など

組織を構成するメンバーは自主的に働く

知識労働者である。

 

知識労働者と組織の関係はポスト資本主義社会において

20世紀の資本主義社会とは全く違うと

ドラッカーは言いました。

 

■低技術の工場労働者でも

スーパーやコンビニで働くサービス労働者でも

もはやマルクスの言う「プロレタリア」ではない。

 

自らの心と頭という生産手段を持つ資本家である。

 

しかも年金に加入することで年金基金に出資する

実質的な資本家である。

 

■資本主義の下では従業員が資本に使われていた。

 

ポスト資本主義の下では資本が従業員に仕える。

 

資本家対労働者という主客対立構造は

20世紀までの古い考え方になった。

 

 

■組織の代表、リーダーと組織メンバーの関係は

指揮命令するボスと

言うままに動く部下という関係は

いい会社では殆ど見られない。

 

ところが本来はコミュニテイのはずの

NPOや家族会などでリーダーがボスの権威を

振舞うケースが見受けられます。

 

組織対メンバーの関係は相互の平等なのです。

 

 

 

 

3.事例研究:

ハーマンミラー社「社員とオ―ナ―の一体化」

'Leadership Is an Art'

(邦訳 響き合うリーダーシップ、海と月社)

 

 

■資本家と社員は資本主義社会では

対立する関係であった。

 

 

ハーマンミラーでは社員持ち株制によって

全員が株主であり社員であり

一人二役であるという。

 

資本主義社会のオーナーが投資利益のみに関心を持ち

短期的にコストを下げて利益を上げようとするのに対して

 

ハーマンミラーのオーナーは

サーバントオーナー(奉仕するオーナー)だと認識している。

 

 

サーバントオーナーとは

「無条件の責任」を負うことだと言う。

 

 

■ドラッカーの知識労働者の定義は

オーナーに雇われる労働者ではなく

自分に雇われる労働者である。

 

 

自由と責任を持つ従業員である。

 

ハーマンミラーの社員はオーナーとして

業績への責任を共有するという。

 

 

■社員がオーナーシップを持つことで

社員は経営問題から逃げない。

 

社員としてオーナーとして成長する。

 

この二つの役割が一体化するとき、

 

労働者対経営者、

顧客対自社

仕入先対自社

などサプライチェーンにおける敵対関係は

パートナー関係になる。

 

 

●ご質問ご意見は気軽に

返信でご意見よろしくお願いします。

 

imaoka@bizdyn.jp

 

今岡善次郎

 

 

■■■■■寄付金のお願い■■■■

 

いつもご寄付ありがとうございます。

 

何度も寄付頂いた方、

個別にお礼メール差し控えますが

大変感謝申し上げます。

 

これからもあらためて

学生や無職の人でマネジメントを学びたい人のために

ご寄付(お布施・献金)お願いします。

 

金額やお名義は問いません。

 

請求や領収書など入金管理はしません。

 

一口月500円(ワンコイン)を

ベースとして随時受け付けます。

 

年間まとめ(6000円)、

半年(3000円)

月次(500円)もOK。

 

寄付金(お布施)箱(口座)

 

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新宿中央支店(469)

口座番号 5324740

口座名義 株式会社 ビジダイン

 

 

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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織

の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか

仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。

科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、

企業は社会の一部である。

 

 

正しい答えより正しい問い

2014年6月10日 18:23

 

 
◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
                   第311回   
     ★ドラッカーから学ぶ仕事の哲学★ 
     
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僕の講演を聞いて頂いたり名刺交換した方に
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「戦略を導くために、正しい答えより正しい問い」
 
 
お早うございます。
 
今日6月11日
メルマガお読み頂きありがとうございます。
 
■7期第5回の今岡‘塾‘は、
社会のための義と自己の確立が
理念、ビジョン、使命が情熱になりイノベーションを起こすという
テーマで話し合いました。
 
企業理念研究家、青木篤実さんの事例紹介に続いて
ドラッカ―の社会生態学、ピーター・センゲの組織学習理論、
オットー・シャ―マーのU理論、
そして仏教や老荘思想などを紹介しました。
 
世界は分裂から統合へつながる必然性の中で
理念が重要になってきている。
 
 
■さて次回第6回のテーマは「正しい答えより正しい問い」
(戦略をどう創るか)です。
 
平日コース6月26日木曜19:00~
週末コース6月28日土曜15:00~
 
状況把握、問題解決より問題定義、根本問題、
成すべきことは何か、孫子の兵法、ゼロ戦の坂井三郎、
診断から処方へ・・・など戦略に関わる知を紹介します。
 
 
そしてゲスト講演は
「米国海兵隊とボイド大佐の時間戦略OODA」
(コンサルタント有富嘉哲氏)を
予定していました。
 
 
非常に残念ながら有富氏はさる4月「くも膜下出血」を
発症し10時間にも及ぶ手術を行いました。
 
ゲスト講演辞退のメールを父上から頂きました。
 
このテーマで1月ゲスト講演して頂いておりPPT資料保存
しておりますので私、今岡善次郎が代講します。
 
私が代講するまでの経緯を父上から以下のメールで公表
させて頂きます。
 
 
私の判断で一部掲載させて頂くことご了解ください。
 
 
●第一回メール
 
私は、有冨嘉哲の父で有冨道夫と申します。
 
平素は息子が大変お世話になっております。
・・・・・
 
手術直後は、今後どうなるのかと心配しましたが、4週間が
経過して、目の輝きが増し、口からおかゆが食べれるまでに
回復しています。まだ声がしっかりとは出ず、手足がほとんど
動きませんが(反応はあり、神経が通っているのは間違いない
ようです)、元の体に戻りそうな予感がしております。
 
これから過酷なリハビリが始まりますが、頑張ってくれるものと
思っています。
 
 
さて、息子が講演予定の6/26,28及び8/21,23の
件ですが、少なくとも6月の講演は困難と考えられ、辞退させて
頂きたくお願い致します。
 
 
 
●第2回メール
 
顔つきや笑うしぐさが以前と変わらないものになっており、
話もでき、食事も通常のものを自分で食べれるように
なっています。ただ足の状態はまだまだのようであり、
看護師さんの手助けが必要です。しかし、少しずつ支える
力がついてきています。
 
しぐさ(食事や会話の)は2~3歳の子供のような感じ
ですが、知識の大半は残っているように思えます。
例えば、日露戦争で満州にてロシア軍と戦った帝国陸軍の
1軍から5軍(鴨緑江軍)の司令官を教えてくれと言うと、
スラスラと答えてくれます。このギャップが面白いです。
 
さて、このような状況下、予定されている8月の息子の
講演も難しく思え、辞退させて頂きたくお願い致します。
・・・
 
■第3回メール
 
先ほどまで息子と一緒でしたが、何をする
わけでもないのに時間の経過が早く感じます。
 
冗談を言うと笑いますし、何かにつけ笑うことが
多くなりました。足がつって痛がることが多く
なりましたが、これも回復過程の一つのように
思え、嬉しい思いで見ております。
 
昔のことはよく覚えていますが、直近のことは
覚えていないことが多いように感じます。例えば、
昨日も私と話したではないかと言うと、不思議な
顔をします。
・・・
家内とも話し合い、今岡先生から公表して頂くとともに
講演の代役をして頂けることは、本当に有難いことだと
思っています。
是非ともお話して頂きたくよろしくお願い致します。
 
・・・・
 
以上  有冨道夫
 
■有富嘉哲氏は慶応大学理工学部、大学院を終了し
富士通総研、三菱総合研究所等を経て
独立コンサルタントとして
踏む出したばかりです。
 
新しい方法論として東西先人の英知、
東洋思想、日本の歴史や文化に関心を持ち、
‘今岡‘塾を知り昨年秋から参加していました。
 
30歳代後半で僕の長男と同じ世代ですが
僕と共通する関心と興味があり
今回の
「米国海兵隊とボイド大佐の時間戦略OODA」
もその一つです。
 
元気になって
又ゲスト講師お願いしたいと思っています。
 
 
■再度次回の今岡‘塾‘のご案内します。
 
第6回のテーマは「正しい答えより正しい問い」
(戦略をどう創るか)です。
 
平日コース6月26日木曜19:00~
週末コース6月28日土曜15:00~
 
状況把握、問題解決より問題定義、根本問題、
成すべきことは何か、孫子の兵法、ゼロ戦の坂井三郎、
診断から処方へ・・・など戦略に関わる知を紹介します。
 
 
そしてゲスト講演は
「米国海兵隊とボイド大佐の時間戦略OODA」
(コンサルタント有富嘉哲氏予定)を
私、今岡善次郎が代講します。
 
 
 
■スポット参加大歓迎です。
講義のみ4000円、カフェ参加込み5000円
 
2周目以降の方は
講義のみ2000円、カフェ参加込み3000円
 
 
申し込み方法等
詳しくは以下をご覧ください。
ホームページ
http://www.bizdyn.jp/seminar.html
 
ダウンロードチラシ
http://www.bizdyn.jp/docs/community_chirashi201403.pdf
 
 
未だお渡ししていない方で
ご参加の方以下の小冊子漏れなく進呈します。
 
 
●日本工業出版 流通ネットワーキング連載
~TOC(制約理論)とジャストインタイムをドラッカーで繋ぐ~
 
昨年の「ドラッカー塾」の資料を中心に6回分の
連載記事 青梅街道 今岡”塾”
(コミュニテイカフェ「ドラッカーマネジメント塾」
を別冊にして500部印刷しました。
 
 
第1回「経済の暗黒大陸」から半世紀
第2回「部分の効率」と「全体の流れ」
第3回在庫は時間である
第4回目を開けて運転する~フィードバックの原理~
第5回機械中心から仕事中心へ~統合の原理~
第6回生命は流れ
 
是非ご参加下さい。
 
 
お待ちしています。
 
 
 
 
 
さて、
本日のテーマ
===================
1.時間と空間(森信三全集)
2.「資本に仕える」から「資本が仕えるか」へ
(ドラッカー「ポスト資本主義」)
3.事例研究:
ハーマンミラー社「触れ合い」
'Leadership Is an Art'
(邦訳 響き合うリーダーシップ、海と月社)
 
===================
 
 
1.時間と空間(森信三全集)
 
 
■森信三は「時間と空間」は
いのちの鼓動(こどう)として捉えている。
 
呼吸と心臓の鼓動もいきものの生と死も、
寿命(ライフサイクル)も、
すべてのいのちは
時間と空間の変化として現れる。
 
■「時間と空間」についての優れた哲学的考察をした
カントは
時間と空間の両者は密接不可分の関係であると言った。
 
カントは自然科学的認識の根拠を
科学的に証明したと言う。
 
■しかしカントは空間と時間を現象界成立のために
不可分の二大根本形式としてモデル化した。
 
森信三は形式的な2元論ではなく
いのちの実存として「形式」と見ないで
実存的な生命の表現として観る。
 
 
■森信三の「時間と空間」についての考察を読むと
僕自身のいのちの危機に直面した20年前の交通事故の
記憶を思いだします。
 
1992年米国カルフォルニアのコスタメサで
交通事故に会い車は大破し、一命はとりとめましたが
24時間後救急病院のベッドの上で
気がつくまで記憶喪失になっていました。
 
少しづつ回復したものの
2~3日間、
ここは何処?今は何時?
と周りに聞いていたこと、その不安感を思い出します。
 
事故のショックで
いのちの脳細胞は「空間と時間」
を同時に失っていたのです。
 
 
 
2.「資本に仕える」から「資本が仕えるか」へ
 
 
■組織で働く人々、従業員など
組織を構成するメンバーは自主的に働く
知識労働者である。
 
知識労働者と組織の関係はポスト資本主義社会において
20世紀の資本主義社会とは全く違うと
ドラッカーは言いました。
 
■低技術の工場労働者でも
スーパーやコンビニで働くサービス労働者でも
もはやマルクスの言う「プロレタリア」ではない。
 
自らの心と頭という生産手段を持つ資本家である。
 
しかも年金に加入することで年金基金に出資する
実質的な資本家である。
 
■資本主義の下では従業員が資本に使われていた。
 
ポスト資本主義の下では資本が従業員に仕える。
 
資本家対労働者という主客対立構造は
20世紀までの古い考え方になった。
 
 
■組織の代表、リーダーと組織メンバーの関係は
指揮命令するボスと
言うままに動く部下という関係は
いい会社では殆ど見られない。
 
ところが本来はコミュニテイのはずの
NPOや家族会などでリーダーがボスの権威を
振舞うケースが見受けられます。
 
組織対メンバーの関係は相互の平等なのです。
 
 
 
 
3.事例研究:
ハーマンミラー社「他人に心から奉仕する」
'Leadership Is an Art'
(邦訳 響き合うリーダーシップ、海と月社)
 
 
■ハーマンミラーは多様性に富む集団だが
価値観は驚くほど一致しているという。
 
理想、アイディア、目標を共有し
お互いに敬意を持って誠実に接している。
 
茶化したり冗談でごまかしたりしない。
 
 
■「心の関係」を維持しているが
どんな組織でも成功すれば規模が大きくなり、
官僚主義や事なかれ主義となって停滞する。
 
理想や新しいアイディアに対して皮相的になる。
 
 
そして情熱や才能や能力が枯渇する。
 
 
■常に壊して再生を図ることが
組織の健康に重要だと、社会生態学者としての
ドラッカーのイノベーションの原理である。
 
価値体系を維持しつつ
皮相的に平均化して枯渇する情熱、能力、才能を
再生して行かなければならないと
元CEOのマックスデブリ―は言います。
 
■組織の再生は
個人として企業として、潜在能力をフルに発揮できる
「場」(フィールド)を与えることで実現する。
 
その原動力は
「他人に心より奉仕する」ことであり、
ドラッカーは「成果は外にある」という表現をしています。
 
 
その逆は
保身を図ること、内向きになることである。
 
そのような「場」を作ることとは
「他人に心から奉仕する」外向きのマインドセット
を「部族の語り部」を通して繰り返し伝えることだと
マックスデブリ―は言います。
 
●ご質問ご意見は気軽に
返信でご意見よろしくお願いします。
 
imaoka@bizdyn.jp
 
今岡善次郎
 
 
■■■■■寄付金のお願い■■■■
 
いつもご寄付ありがとうございます。
 
何度も寄付頂いた方、
個別にお礼メール差し控えますが
大変感謝申し上げます。
 
これからもあらためて
学生や無職の人でマネジメントを学びたい人のために
ご寄付(お布施・献金)お願いします。
 
金額やお名義は問いません。
 
請求や領収書など入金管理はしません。
 
一口月500円(ワンコイン)を
ベースとして随時受け付けます。
 
年間まとめ(6000円)、
半年(3000円)
月次(500円)もOK。
 
寄付金(お布施)箱(口座)
 
三菱東京UFJ銀行
新宿中央支店(469)
口座番号 5324740
口座名義 株式会社 ビジダイン
 
 
■今岡善次郎マネジメント・メルマガ
登録・変更・解除はご面倒でも下記のフォームで
お願いします。
https://regssl.combzmail.jp/web/?t=bk02&m=ce7j
 
バックナンバー
http://backnum.combzmail.jp/?t=tn38&b=nm23&m=ce7j
 
 
株式会社ビジダイン
http://www.bizdyn.jp/
多摩大学大学院客員教授
http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33
----------------------------------------------------------------
部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 
 

自分の制約(弱み)を逆手にとるTOC(制約理論)

2014年6月 3日 17:25

 

 
◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
                   第311回   
     ★ドラッカーから学ぶ仕事の哲学★ 
     
本メルマガはボランティア寄付金で運営しています。
 
僕の講演を聞いて頂いたり名刺交換した方に
お送りしておりますが、
不要の方はそのまま返信頂くか
ご面倒かけますが解除手続きお願いします。
 
配信解除手続き&寄付金制度は最後をご覧ください
 
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
 
「自分の制約(弱み)を逆手にとるTOC(制約理論)」
 
 
お早うございます。
 
今日6月4日
メルマガお読み頂きありがとうございます。
 
■妻が若年性アルツハイマー確定診断から11年
今は寝たきり入院中ですが、
毎週3人の息子、娘家族の誰かと病院で面会し
食事介助する生活が続いています。
 
31日土曜お昼に
昨年末女の子を出産した
次女家族3人に長女と僕と5人で
食事介助した後、病院近くの蕎麦屋で
食事しました。
 
コンサルタントとして多忙を極めた時期に妻の病気が発症し、
仕事から離れ収入がゼロになり、
資産を切り売りしながら介護生活しました。
 
■幸い入院させて数年後、仕事の復帰し
大学の臨時教員やマネジメント塾や
またTOCベースのSCMの仕事に復帰しつつあります。
 
かってはストレスでメタボでしたが
最近は仕事に復帰し
スリムになって活き活きしていると娘達から
安心だと言われるようになりました。
 
■介護中にドラッカーを知り仕事に復帰した今、
僭越ながら
SCMに深みがでたと自分で思っています。
 
自分の制約(不幸)を逆手にとる
故ゴールドラット博士の制約理論に当てはまる?
 
マネジメント塾開催して4年目に入りました。
 
TOC(制約理論)、ジャストインタイム、
ピーターセンゲ、オットー・シャ―マーU理論、
ピーター・ドラッカーが全て僕の感性で繋がりました。
 
日本工業出版 流通ネットワーキング連載
~TOC(制約理論)とジャストインタイムをドラッカーで繋ぐ~
 
昨年の「ドラッカー塾」の資料を中心に6回分の
連載記事 青梅街道 今岡”塾”
(コミュニテイカフェ「ドラッカーマネジメント塾」
を別冊にして500部印刷しました。
 
 
第1回「経済の暗黒大陸」から半世紀
第2回「部分の効率」と「全体の流れ」
第3回在庫は時間である
第4回目を開けて運転する~フィードバックの原理~
第5回機械中心から仕事中心へ~統合の原理~
第6回生命は流れ
 
 
■■次回第5回は
6月5日木曜と7日土曜日開催します■■
 
平日コース5日木曜19:00
週末コース7日土曜15:00
 
 
テーマは「使命とマネジメント」
 
ドラッカーマネジメントの神髄は
「誰のための仕事か(顧客は誰か)
「真摯さ(キャラクター・オフ・インテグリテイ)」
根底にあるのは「誠(インテグリテイ)」「義」
です。
 
「宇宙生命に繋がる」U理論、「二宮尊徳」
等を話題にします。
 
 
●ゲスト講演は
「企業理念がいい会社をつくる」と題して
企業理念研究家 青木篤実さんにお話して頂きます。
 
青木篤実さんは「ドラッカー塾」第一期生で
その後も何回かご参加頂いています。
 
勤務先である
自動車や建産機に使用する部品を
製造する会社で27年間勤めておられます。
 
13年間技術部門で勤務し、出産を機にIT部門に異動、
現在は経営企画部門に所属。
 
旧態依然とした職場の女性に対する考え方に異論を唱え、
10年の月日を経て初の女性管理職に。
 
現在は、主婦業(子育て)、会社勤務に加え、
企業理念研究家としての活動を積極的に行っています。
 
「いい会社」研究所にも所属していて、
この度コンサルタントとしての経営講座も修了し、
更に活動範囲を広げて、
「いい会社」を増やすべく推進中。
 
●製造企業で技術部門、IT部門、経営企画部門を
こなしながら女性として子育て、
家庭生活をマネジメントし
「企業理念でいい会社を増やす」という使命感を
持って活き活きと人生を送っておられます。
 
マネジメントは人をマネジメントすることではなく
自分をマネジメントすることだという
ドラッカー思想を実践しておられます。
 
女性の方を含め多くのご参加
お待ちしています。
 
■スポット参加大歓迎です。
講義のみ4000円、カフェ参加込み5000円
 
2周目以降の方は
講義のみ2000円、カフェ参加込み3000円
 
 
申し込み方法等
詳しくは以下をご覧ください。
ホームページ
http://www.bizdyn.jp/seminar.html
 
ダウンロードチラシ
http://www.bizdyn.jp/docs/community_chirashi201403.pdf
 
 
 
是非ご参加下さい。
 
 
お待ちしています。
 
 
さて、
本日のテーマ
===================
1.不幸を支払う(森信三全集)
2.従属せず独立せず
(ドラッカー「ポスト資本主義」)
3.事例研究:
ハーマンミラー社「触れ合い」
'Leadership Is an Art'
(邦訳 響き合うリーダーシップ、海と月社)
 
===================
 
 
1.不幸を支払う(森信三全集)
 
 
■善と悪とは相対的なものであって
いのちの存在と繋がっているという。
 
人の一生は朝に生まれ夕べに死すカゲロウと似ている。
 
極大無限の世界から見れば
一瞬の微光である。
 
■自己保存のために「食」は
植物や動物のいのちを殺すことで得る。
 
人は自省して己に「悪」を見る。
 
「性」も又人間の悩み、煩悩をともなう。
 
これらの「悪」業も又
有限なる人間が有限なることを超えて永遠なるいのちに通じる
一賂を求めんとする希求である。
 
醜い自己の個人的「生」への欲求である。
 
■森信三は言う。
 
悪でも人間として意義深く生きることができる。
 
いのちの本源を求めて切実な人生を生きることだ。
 
様々な形で現れる人生の苦悩に対して
何のために生きるのか無関心では
意義深く生きられない。
 
■幾多の逆境、不幸の数々を通して初めて
自己のいのちの絶対的本源と連続性を
自覚できる。
 
高貴なもるもの、幸福なるものを得んと欲せば
それにふさわしい
犠牲を支払わねばならないのだそうだ。
 
真の幸福を得るにはそれにふさわしい不幸を
払わなければならない。
 
 
 
2.従属せず独立せず
 
 
セルフ・エンプロイド(自分が自分に雇われる)が
特徴であると述べました。
 
知識労働者は知識・スキルなどの生産手段(資本)
を持っており組織に対して従属しない。
 
又組織無しでは仕事ができないので
組織に対して独立しない。
 
この矛盾を解決することが
ポスト資本主義社会を生きる秘訣である。
 
知識労働者は知識やスキルを活かすために
組織を必要とするが知識を持ったまま移動できる。
 
産業構造の過渡期には産業が再編成され
企業買収、合弁、分離などグローバルに展開され
リストラ、早期退職が促進される。
 
ひとり一人が地位や収入が脅かされ
失業することも多い。
 
■植物も動物も生きものであるシステムは
すべて死んでも
その要素であるいのちである
種や根や細胞は土に帰って、
また再生する。
 
ドラッカーは、
人の寿命は会社の寿命より長いと言いました。
 
 
■知識やスキルを資本とする知識労働者
新しい職を得るか、
又独立しても顧客となる組織に対して
完全に独立分離することはできない。
 
顧客の顧客・・・と繋がって社会貢献する
マネジメントが必要になる。
 
組織は知識労働者に対して
業績とともに自己実現のための卓越した機会を
提供しなければならない。
 
従属せず独立せずとは
相互依存の関係を上手にマネジメントすることに
他ならない。
 
 
 
3.事例研究:
ハーマンミラー社「自分の弱みを認める」
'Leadership Is an Art'
(邦訳 響き合うリーダーシップ、海と月社)
 
 
■ハーマンミラーのマネジメントは
企業としての多様性を正しい方向へ導き
集団の最大の強みをデザインすることだという。
 
多様性とは
各個人が集団に役立てるために持ち寄る
熱意、能力、知識、勇気などである。
 
 
■従業員各人が発揮する個性こそが会社の個性である。
 
一人ひとりの魂と精神、才能、心と品格が
組み合わされて
我が社の特性が形成される。
 
 
■しかしながら人間には誰もが持つ弱点がある。
 
企業の特性や成長を妨げる制約(ボトルネック)がある。
 
それは自分の才能を集団の利益に捧げず
自分自身の利益のために使いたくなる人間の本能である。
 
その制約を逆手にとって活用する方法は
「自分の弱みを認める」ことであると
マックスデブリ―は言う。
 
 
■多様性を認めるプロセスとは
思い切って他人の強みに頼ることであると言う。
 
自分の弱みを認めることで
優れた人の強みを利用できる。
 
TOC(制約理論)を開発した故ゴールドラット博士は
「Never say I know(知っているというな)」
と言ったそうです。
 
 
 
●ご質問ご意見は気軽に
返信でご意見よろしくお願いします。
 
imaoka@bizdyn.jp
 
今岡善次郎
 
 
■■■■■寄付金のお願い■■■■
 
いつもご寄付ありがとうございます。
 
何度も寄付頂いた方、
個別にお礼メール差し控えますが
大変感謝申し上げます。
 
これからもあらためて
学生や無職の人でマネジメントを学びたい人のために
ご寄付(お布施・献金)お願いします。
 
金額やお名義は問いません。
 
請求や領収書など入金管理はしません。
 
一口月500円(ワンコイン)を
ベースとして随時受け付けます。
 
年間まとめ(6000円)、
半年(3000円)
月次(500円)もOK。
 
寄付金(お布施)箱(口座)
 
三菱東京UFJ銀行
新宿中央支店(469)
口座番号 5324740
口座名義 株式会社 ビジダイン
 
 
■今岡善次郎マネジメント・メルマガ
登録・変更・解除はご面倒でも下記のフォームで
お願いします。
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バックナンバー
http://backnum.combzmail.jp/?t=tn38&b=nm23&m=ce7j
 
 
株式会社ビジダイン
http://www.bizdyn.jp/
多摩大学大学院客員教授
http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33
----------------------------------------------------------------
部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 
 
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