P.F・ドラッカーに学ぶ人生・起業・社会設計のすすめ|今岡善次郎のマネジメント・メルマガ

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マーケティングとイノベーション

2014年4月29日 17:34

 ◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆

                   第306回   
     ★ドラッカーから学ぶ仕事の哲学★ 
     
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◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
 
「マーケティングとイノベーション」
 
 
お早うございます。
 
今日もルマガお読み頂きありがとうございます。
 
 
■昭和の日の昨日、
昨年の年末の女の子を出産した娘が
初めての女の子のおばあちゃんになる妻に
面会しました。
 
殆ど目を開けない寝たきりの妻ですが、
娘としては自分の子を見てほしい。
 
元気な妻ならどんなに喜んだことだろうか。
 
孫と娘と婿と僕の4人が
病棟の懇話室で昼食の食事介助しながら
言葉は返ってこないが楽しく笑い声で
話しかける。
 
 
孫と祖母が初めて面会する記念すべき
いのちの繋がりを確認する大切なイベントでした。
 
 
さて、
■■カフェ「ドラッカーマネジメント塾」2014年春第7期
第3回「マーケティングとイノベーション」
ご案内します。
 
 
5月8日木19:00平日コース
5月10日土15:00週末コース
 
 
前半は
■ゲスト講演
テーマ「大企業の開発現場におけるマネジメント」
 
講師は馬場 圭三 (ばば けいぞう)様にお願いします。
 
馬場様は株式会社リコーの画像システム開発本部に緒属する
グループリーダーです。
 
開発現場で起きていることや苦労していることを紹介し、
ドラッカー論と対比させながらお話して頂きます。
 
馬場様は本塾の塾生としてコース終了し、
その後何度か参加されています。
 
 
後半は
■私 今岡善次郎による
「ドラッカーのマーケティングとイノベーション」
のお話をします。
 
誰のための仕事か「顧客は誰か」を問う
マーケティングと
世のため人のため「顧客のため」の改革を問う
イノベーションが
ドラッカーのマネジメントの基盤です。
 
 
馬場様の現実の事例を受けて
ドラッカーのメッセージと関連付けて対話したいと
思います。
 
ドラッカーのマネジメントを
産業革命や米国で発展した科学的管理法との対比、
又TOC(制約理論)との対比なども交流会のテーマにしたい
と思います。
 
 
スポット参加大歓迎です。
講義のみ4000円、カフェ参加込み5000円
 
2周目以降の方は
講義のみ2000円、カフェ参加込み3000円
 
 
申し込み方法等
詳しくは以下をご覧ください。
ホームページ
http://www.bizdyn.jp/seminar.html
 
ダウンロードチラシ
http://www.bizdyn.jp/docs/community_chirashi201403.pdf
 
 
 
お待ちしています。
 
 
 
さて、
本日のテーマ
===================
1.文明の興亡(森信三全集)
2.組織が成果を上げるために
(ドラッカー「ポスト資本主義」)
3.事例研究:
ハーマンミラー社「$参加型資本主義」
'Leadership Is an Art'
(邦訳 響き合うリーダーシップ、海と月社)
 
===================
 
 
1.文明の興亡(森信三全集)
 
 
■人のいのちが有限であるように
人の集団である組織や社会も有限である。
 
人に歴史があるように
いのちである社会や文明も又、
盛衰の歴史がある。
 
文明や文化も花と咲き誇っていても
やがて散る時がある。
 
 
■森信三は人類の興亡を分析したトインビー
の研究を参照します。
 
古代から14の文明を選んでその盛衰興亡の変遷を
明かにして、
西洋人として西洋中心の文明の行く末を考察した。
 
西洋の自然科学と機械文明について
貴重な示唆と教訓を導いた。
 
■民族の文明自体がいのち、生きものである以上
盛衰があるのは自然現象であると。
 
仏教の縁起法も古代中国の易法も
社会の無常、盛衰の変遷の原理を説明している。
 
当然、人と世界の間になる社会、企業組織も
例外ではない。
 
個人の生と集合体である民族の生命との
比喩(メタファー)は
米国サンタフェ研究所の「複雑系研究」でも
フラクタル現象として自然界に見られる現象の一部である。
 
■現在世界を支配している西洋発の近代文明も
永劫に不変だとは言えない。
 
トインビーの警告は西洋では無視されていたが
最近同調する賢人が増えていると言う。
 
近代の合理主義とは
自然征服思想から成り立っている。
 
現代の社会の病気は人類の反自然への反作用である。
 
森信三によると脱近代への処方は
自然の一部である人間が
自然(エコシステム)の一部として
自然と一体化することである。
 
それは二宮尊徳が「天人合一」と言った思想である。
 
 
2.組織が成果を上げるために
 
 
■組織の成果は内外の人々を惹きつける魅力を
磨かなければなりません。
 
 
組織内の人間も顧客も魅力がなければ
組織から離れやがて組織は崩壊する。
 
ドラッカーはそのためにマーケティングが
必要だと言います。
 
営利目的の会社であれ非営利組織であれ
組織人と組織が価値を提供する人々(顧客)
にあるべき姿を描き実施する。
 
 
■ドラッカーによると
マーケティングとは誰のためか(顧客は誰か)
どんな貢献を行うかという
役割、義務、使命を定義することである。
 
 
使命によって任務を果たすべき
専門家が必要になる。
 
ただし必要な専門性は知識レベルではなく
貢献度合いによって優劣を判断しなければなりません。
 
■現代の組織では上司と部下の関係、
指揮する人間と指揮される人間の関係だけでは機能しない。
 
使命とかビジョンとか理念などを共有化している
組織でメンバーが自律的に
仕事の仕方を考え、成果について責任を持つ。
 
組織の使命に焦点を当てることが
第一番です。
 
■大事なことは組織の自立であり、
特定の人間や行政機関から独立していなければならない。
 
皆が目標を共有し
自由に意見を言い合える組織にしなければならない。
 
組織は成果を上げるには
皆がビジョン(心)を一つにする必要があります。
 
 
 
 
3.事例研究:
ハーマンミラー社「場を与える」
'Leadership Is an Art'
(邦訳 響き合うリーダーシップ、海と月社)
 
■ハーマンミラーの成功の大きな秘訣は
効率や生産性よりも
それぞれの分野に潜んでいる人材に
「場」を与えて来たことだという。
 
「場」を与えることで自律的に機会を発見して
大きな仕事を創出してきた。
 
 
■創業まもない頃に会社の資金が不足し
優秀な営業マンにクリスマスの時期にも関わらず
販売報酬を支払えなかった。
 
創業者は申し訳ないとその営業マンに対して
長い間借りを作って自責の念を持ち続けた。
 
 
ところがその営業マンは当時を振り返って言った。
 
「あのクリスマスは人生のハイライトでした」
 
何故かと創業者は聞いた。
 
「あの日、あなたは私をニューヨーク地区の
マネジャーに任命してくれた」と答えた。
 
■ある優秀なデザイナーが自律的に
外部の優秀なデザイナーを採用するように提案してきた。
 
デザイナーのアイデイアやスケッチを
試作モデル(プロトタイプ)にする才能ある人材が集まる。
 
障害者に「場」を与えて生産性を高める特殊な能力ある人材が
求めなくても現れる。
 
■このような人材をジャイアンツ(巨人、又偉人)という。
 
目立たなくても潜んでいるジャイアンツを発掘して
「場」を与える。
 
積極的に「場を与える」ことで企業は
自律的に成功へ導かれる。
 
場ではなくリーダーが命令を与えるピラミッド組織の
マネジメントとは大きく異なります。
 
 
 
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返信でご意見よろしくお願いします。
 
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今岡善次郎
 
 
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 
 

ビジネス体験から考える統合:人的ネットワーク

2014年4月22日 20:06

◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆

                   第305回   

     ★ドラッカーから学ぶ仕事の哲学★ 

     

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「ビジネス体験から考える統合:人的ネットワーク」

 

 

お早うございます。

 

今日もルマガお読み頂きありがとうございます。

 

 

■今週の21日月曜日午後3時

今年度から新しく兼任教員となった

法政大学理工学部経営システム工学科で20才前後の

若い学生相手の講義を行いました。

 

又夕方6時半から多摩大学大学院で2014年度春期開講の

初回講義を行いました。

 

30才代から60才代までの

たくさんの社会人の参加がありその後の懇親会で

多くの新しい出会いがありました。

 

どちらが講師になってもおかしくない

人生体験を積まれた方達との人的ネットワークの機会

が持てたこと大変感謝しています。

 

 

 

■24日、26日カフェ「ドラッカーマネジメント塾」

でゲスト講師をお願いする坂巻裕三様とも

いろんな人的ネットワークを通じて

20年来のお付き合いさせて頂いています。

 

2010年沖電気を退職されるまで

半導体事業の海外営業、企業企画、合弁会社設立

、企業向けソリューションカンパニーの

トップマネジメント、中国ビジネスなど

国際的な活躍をされました。

 

又退職後1年間パリに滞在して

欧州統合、グローバリゼ―ションや

文明の対立等に思考を巡らせ、

「葉々斎巴里日記」と題して著作を上梓されました。

 

現在はJICAコンサルタントとしても

ご活躍です。

 

豊富なビジネス体験を基盤にした「統合論」を

人間行動にまで広げてお話して頂く予定です。

 

いつまでも人と人との繋がりを拡げることは

いのちの活性化になります。

 

■■カフェ「ドラッカーマネジメント塾」

 

第二回「ドラッカー人間学に観る人間の本質」

ご案内します。

 

4月24日木19:00平日コース

4月26日土15:00週末コース

 

 

前半は

■ゲスト講演

テーマ「統合論:ビジネス現場から見た人間行動から」

 

ゲスト講師は

元沖電気エンタープライズ・ソリューションカンパニー

プレジデント坂巻裕三様です。

 

 

後半は

■私 今岡善次郎による

「マネジメントにおける人間の本質」のお話をします。

 

ドラッカーの社会生態系(いのち)のマネジメントに

不可欠な人間とは何かについて紹介します。

 

ドラッカーの処女作「経済人の終わり」によれば

20世紀の革命と戦争は

「人間の本質をモノとカネで動く存在」

としてモデル化したことが原因だった。

 

人間の本質は経済的動物だけの単純ないきもの

ではない。

 

個性、感情、人と人の繋がり(統合)、市民としての正義、

誠や真摯さ、挑戦と安らぎなど多面的な動機で

生きており、マネジメントしている。

 

 

■経済は人間を扱わなかったが

経営は人間を扱うどころか人間そのものである。

 

人間がモノとカネを変換する知的機械ではなく

喜怒哀楽という「戦いと平穏」入り混じるいのち

である。

 

人間の本質を知り

交感神経と副交感神経の

アドレナリンとエンドルフィンなど

自律神経を巧くマネジメントすることが

不可欠である。

 

 

■最新の免疫学の知見から分かる人間の本質と

ドラッカーの人間学から

マネジメントに役立つお話を取り入れます。

 

 

スポット参加大歓迎です。

講義のみ4000円、カフェ参加込み5000円

 

初回スポットでコース選択の方は

初回スポット参加費を控除した残りをお支払い頂ければ

コースで参加可能です。

 

 

コース参加者の方も初回と曜日の変更の方だけではなく

参加日をご連絡下さい。

 

2周目以降の方は

講義のみ2000円、カフェ参加込み3000円

 

 

申し込み方法等

詳しくは以下をご覧ください。

ホームページ

http://www.bizdyn.jp/seminar.html

 

ダウンロードチラシ

http://www.bizdyn.jp/docs/community_chirashi201403.pdf

 

 

 

お待ちしています。

 

 

 

さて、

本日のテーマ

===================

1.「いのち」への無限の感謝(森信三全集)

2.組織の成果は外にある

(ドラッカー「ポスト資本主義」)

3.事例研究:

ハーマンミラー社「参加型資本主義」

'Leadership Is an Art'

(邦訳 響き合うリーダーシップ、海と月社)

 

===================

 

 

1.「「いのち」への無限の感謝(森信三全集)

 

 

■ドラッカーはナチスヒトラー台頭のヨーロッパにおいて

戦争とその原因である貧困と差別への人類の課題に対して

どうすべきかと自問したことから

一生涯マネジメントを追求しました。

 

そこに人間の本質は何かの考察が根底にあります。

 

森信三は哲学と教育の現場において

人の存在、いのちとは何かを追求しました。

 

言い方は難しいですが

いのちの実相的源泉は何かと。

 

■いのちを知るには自己のいのちを「自証」すること、

すなわち自分のいのちを自分を含む全体のいのちの中で

実感することだと悟った。

 

いのちの究極的実感と何か。

 

「わたくしといういのちが人間全体のいのちの

ひとつとして与えられ、恵まれたという事実に

対する無限の感謝の念が起こること」

 

という感慨だというのです。

 

そしてそれは長い間の哲学的遍歴の末

仏教や儒教や神道など東洋思想が述べていることの

再認識だったと正直に述べています。

 

■近代的分別知は人間中心になり、

我々現代人が「曖昧模糊」なる思想として

喪失してしまった。

 

現代人はいのちに対して謙虚さがなくなり

傲慢になった。

 

人間は生かされているのじゃなくて

自分で生きているとうぬぼれてしまった。

 

人間は自分の苦悩を自分の知恵で解決しようとして

さらに苦悩を深めてしまっている。

 

 

■人間には悲しみ喜び、泣き笑い、苦と快、

福と禍があるから人生に深い喜びがある。

 

ストレスに対処するアドレナリンが分泌されるから

快楽のエンドルフィンが分泌される。

 

人のために苦労して

人が喜ぶと快楽が生まれる。

 

このような「いのち」は人間の知性が作ったのではなく

より大きないのちのお陰なのです。

 

いのちへの無限の感謝の心が生じることが

森信三のいう「いのちへの感謝」なのです。

 

 

 

 

2.組織の成果は外にある

 

 

■企業、病院、学校などの組織の成果は内部ではなく

外部にあるというのがドラッカーが

最も力説していることです。

 

外部の顧客が製品やサービスを買ってくれるから

組織は存在できる。

 

病院が治療を望む患者がいるから存在できる。

 

学校は学んで人生や仕事に使う卒業生がいて

存在できる。

 

■組織の成果は内部の人間の自己満足でも

カネを貯めることでもない。

 

それに対して家族やコミュニテイは自己完結的で

自らのために存在している。

 

企業の内部にはコストしか発生しないから

企業内組織はコストセンターでしかない。

 

企業の利益は外部にいる顧客によって

もたらされる。

 

誰かのために役立つから利益はもたらされます。

 

利益は外部での成果による。

 

■しかしながら殆どの組織において

内部の人間は専門性を発揮することによって

評価されるので

外部の成果と結び付けることができない。

 

コストを下げたり高度の技術を開発したり

効率を上げたりすることと

外部の成果は直接的に結び付かない。

 

エンジニアや研究者や医師や弁護士や会計士は

自らの貢献を組織の成果として認識できない。

 

専門知識や技術レベルで評価してしまう。

 

■成果を上げる組織では外に対する

責任と使命を明確にされなければなりません。

 

組織にいる殆どの人が

自分は誰のために存在しているか

常に問い直さなければ組織の存在価値が

いずれ薄れて行くでしょう。

 

 

 

 

3.事例研究:

ハーマンミラー社「参加型資本主義」

'Leadership Is an Art'

(邦訳 響き合うリーダーシップ、海と月社)

 

■ハーマンミラー社では排他的資本主義に対して

参加型資本主義を理念としています。

 

参加型資本主義経営とは

利益を目的とした経営ではなく

社員が潜在能力を活かす「場」を作ることを

第一の目的とした経営であると考えています。

 

■潜在能力が活かされる「場」とは

自己実現を可能とする「場」であり、

会社や顧客に奉仕する「場」であり、

難しい試練を与えてくれる「場」だと言う。

 

人々は会社の課題に自律的に積極的に参加する

権利と義務がある。

 

決して仲良しクラブではない。

 

■排他的資本主義に対して参加型資本主義は

以下のような特徴を持つ。

 

・業績的能力より誠実さ

・自分の強さをアピールしあうより弱さを見せ合う

・目標を達成することより能力をフルに発揮する

・リスクを避けるより恐れない

・見かけのやる気より仕事への愛着

・知識より精神的な高さ

 

■企業全体が「人」を大切にし

多様性を認め

「心の関係」を築きコミュニケーションを

十分取り、全員参加の熱意を注ぐ。

 

ハーマンミラーの参加型資本主義は

現代アメリカ企業の中にあって、

今は薄れたかっての長寿型日本企業と共通するものを

感じます。

 

 

●ご質問ご意見は気軽に

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今岡善次郎

 

 

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半年(3000円)

月次(500円)もOK。

 

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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織

の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか

仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。

科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、

企業は社会の一部である。

 

 

 

TOC(制約理論)とマネジメント

2014年4月15日 21:08

 ◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆

                   第304回   
     ★ドラッカーから学ぶ仕事の哲学★ 
     
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僕の講演を聞いて頂いたり名刺交換した方に
お送りしておりますが、
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「TOC(制約理論)とマネジメント」
 
 
お早うございます。
 
今日もルマガお読み頂きありがとうございます。
 
 
■先週9日水曜日、株式会ビーイング主催の
CCPM(クリティカルチェーンプロジェクトマネジメント)
のセミナーに参加しました。
 
 
三井造船の導入事例の紹介とマネジメントの本質を突いた
素晴らしい報告でした。
http://www.toc-ccpm.net/
 
 
2月には世界のユーザーが集まった
ユーザー会にも参加して
経済環境が不透明になっている状況の中で
大きな可能性を感じました。
 
■私が1998年に拙著「サプライチェーンマネジメント
で日本に紹介したイスラエルの故ゴールドラット博士
が提唱したTOC(制約理論)は
世界のいろんなIT企業がソフトウエア製品に反映していますが
真に成功を収めている会社は少ない。。
 
TOCはジャストインタイムのトヨタが20年かけて開発した
メカニズムと企業文化をITツールと思考プロセスで
短期に実現する手法です。
 
 
日本企業である株式会社ビーイングが
ITツールとコンサルティングでイスラエルや
米国のTOC専門家とともに
新しい事業展開しようとしています。
 
私も応援します。
 
マネジメントは突き詰めれば
実務であるプロジェクトマネジメントに尽きる。
 
プロジェクトをどう定義し構築するか
その答えはドラッカーにあります。
 
■■カフェ「ドラッカーマネジメント塾」
 
第二回「ドラッカー人間学に観る人間の本質」
ご案内します。
 
4月24日木19:00平日コース
4月26日土15:00週末コース
 
 
前半は
■ゲスト講演
テーマ「統合論:ビジネス現場から見た人間行動から」
 
ゲスト講師は
元沖電気エンタープライズ・ソリューションカンパニー
プレジデント坂巻裕三様です。
 
 
 
企業組織ほど専門別に組織が細分化されています。
 
現場の視点で「統合」を語って頂きます。
 
メディアへの投稿原稿など用意していただきます。
 
 
後半は
■私 今岡善次郎による
「マネジメントにおける人間の本質」のお話をします。
 
ドラッカーの社会生態系(いのち)のマネジメントに
不可欠な人間とは何かについて紹介します。
 
ドラッカーの処女作「経済人の終わり」によれば
20世紀の革命と戦争は
「人間の本質をモノとカネで動く存在」
としてモデル化したことが原因だった。
 
人間の本質は経済的動物だけの単純ないきもの
ではない。
 
個性、感情、人と人の繋がり(統合)、市民としての正義、
誠や真摯さ、挑戦と安らぎなど多面的な動機で
生きており、マネジメントしている。
 
 
■経済は人間を扱わなかったが
経営は人間を扱うどころか人間そのものである。
 
人間がモノとカネを変換する知的機械ではなく
喜怒哀楽という「戦いと平穏」入り混じるいのち
である。
 
人間の本質を知り
交感神経と副交感神経の
アドレナリンとエンドルフィンなど
自律神経を巧くマネジメントすることが
不可欠である。
 
 
■最新の免疫学の知見から分かる人間の本質と
ドラッカーの人間学から
マネジメントに役立つお話を取り入れます。
 
 
スポット参加大歓迎です。
講義のみ4000円、カフェ参加込み5000円
 
初回スポットでコース選択の方は
初回スポット参加費を控除した残りをお支払い頂ければ
コースで参加可能です。
 
 
コース参加者の方も初回と曜日の変更の方だけではなく
参加日をご連絡下さい。
 
2周目以降の方は
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詳しくは以下をご覧ください。
ホームページ
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ダウンロードチラシ
http://www.bizdyn.jp/docs/community_chirashi201403.pdf
 
 
 
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さて、
本日のテーマ
===================
1.「いのち」を知ることはできるか(森信三全集)
2.オーケストラは理想の組織のモデル
(ドラッカー「ポスト資本主義」)
3.事例研究:
ハーマンミラー社「ベストを尽くせる組織か」
'Leadership Is an Art'
(邦訳 響き合うリーダーシップ、海と月社)
 
===================
 
 
1.「いのち」を知ることはできるか(森信三全集)
 
 
■森信三は「いのち」とは何か、
真摯に自問してきたという。
 
その問いは
世界がどう創られたか?
 
人はなぜ、どんな理由で存在しているか?
 
家族は組織は社会も何のために
存在しているか?
 
いのちとは何かの問いは
人、家族、組織、社会のすべてに繋がる
問いなのです。
 
 
■このテーマは難しい。
 
森信三は最大限の知性を手掛かりとして、
東西の哲学、宗教を知っても納得できる解釈は
できないと悟りました。
 
その根本原因は我々人間は有限であるという
事実にあるからだと。
 
■世界は無限の過去から無限の未来まであるのに
人間はせいぜい100年のいのちしかない。
 
宇宙世界は無限の広がりを持つ空間だが
人の身体が占める空間は僅か一点である。
 
人間の知性も有限である。
 
知性を手掛かりにして「いのち」とは何かの
難問に取り組んだが失敗した理由は
知性が有限であると認識したことだった。
 
■いのちとは自分を一部とする全体世界である。
 
知る者と知られる者を区別するのが知性であるが
西洋哲学の知の限界は
主体と客体が分裂することにある。
 
知性に頼ることは自己分裂であると言う。
 
難しいですね。
 
例えば、人の身体は60兆から成る細胞と言う
いのちからなる組織社会だとすれば、
 
人を細胞とする組織や社会を身体とするいのちが
世界である。
 
そのようないのちが
人間にとって理解できるはずがない。
 
いのちを「知る」ことではなく、
いのちを「自証」することが正しい表現だと言う。
 
 
■「いのちの自証」とは何か?
 
わが身に授かったいのちをあるがまま受け入れて
その無限の味わいを心行くまで噛みしめ
味わうことだと言う。
 
いのちが感じるよろこび、感動を率直に
受け入れるのだと。
 
小賢しい人間中心主義の知性ではなく
いのちである自分を手がかりに
自分のいのちを感じて受けとめることである。
 
森信三は世界創造という「いのち」を知るために
旅に出たが結局出発点に戻ったと
述懐しています。
 
 
2.オーケストラは理想の組織のモデル
 
 
■組織の使命は1つである。
 
理想の組織はオーケストラであると
ドラッカーは言います。
 
250人のオーケストラの団員は
一度に一つの曲だけを演奏する。
 
■団員250人はそれぞれ専門家である。
 
バイオリン、ピアノ、クラリネット・・・
楽器ごとの専門家である。
 
専門のプロフェショナルであるが
一人の専門家だけでは演奏はできない。
 
■それぞれ違う専門家が同じ楽譜を持つ。
 
全体の使命に従属させる。
 
それぞれ違う楽譜で演奏すれば
ハーモニーは生じない。
 
 
■オーケストラの楽団員が一つの楽譜を持つように
企業は一人ひとりの分野の異なる専門家が
ひとつの理念と使命を共有するとき、
組織は調和する。
 
組織全体がシンクロナイズする。
 
聴衆を感動させるように
企業は顧客に価値を提供することができる。
 
製品やサービスは顧客価値を届ける
手段となる。
 
オーケストラは理想の組織のモデルであると
ドラッカーは言います。
 
 
 
3.事例研究:
ハーマンミラー社「排他的な資本主義システム」
'Leadership Is an Art'
(邦訳 響き合うリーダーシップ、海と月社)
 
■ドラッカーが「ポスト資本主義社会」
を模索したように、
 
マックスデブリ―によれば
排他的資本主義は変わるべきだと言う。
 
技巧をこらして顧客価値とは無関係に
広告宣伝や販促技術で売りつけることを
善とする資本主義社会。
 
取引先の経営を圧迫するほどの無理な
値下げ要求する経営。
 
サプライチェーン全域を考慮せずに
自社だけの利益向上を善とする排他的な仕組みが
資本主義にある。
 
■コストは仕入先の売上であり、
自社の売り上げは顧客のコストである。
 
会社と会社の関係と同じように
誰かの犠牲(コスト)のお陰で自分の仕事が成りたち、
自分の犠牲(コスト)のもとで誰かのために役立つ。
 
狭い範囲の責任と義務を規定する
契約の関係が資本主義システムである。
 
■資本主義システムに於ける「人」の概念は
契約の関係でしかない。
 
契約の関係から「心の関係」を作ることが
組織の持続可能性を一段と高めることになる。
 
人の多様性、個性を認めあう関係を
進めるのがこれからの資本主義への道である。
 
■人は決して単独では生産的になれない。
 
依存しあっているから生産的になれる。
 
人は皆、貢献し合いたいと思っている。
 
全員が経営課題に当事者になりたいと
思っている。
 
資本主義の排他的システムは
ポスト資本主義時代においては再設計すべきだと
マックスデブリ―は言います。
 
 
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返信でご意見よろしくお願いします。
 
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今岡善次郎
 
 
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個別にお礼メール差し控えますが
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これからもあらためて
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 
 

明日開講 ネットワーク交流の場

2014年4月 8日 20:53

 ◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆

                   第303回   
     ★ドラッカーから学ぶ仕事の哲学★ 
     
本メルマガはボランティア寄付金で運営しています。
 
僕の講演を聞いて頂いたり名刺交換した方に
お送りしておりますが、
不要の方はそのまま返信頂くか
ご面倒かけますが解除手続きお願いします。
 
配信解除手続き&寄付金制度は最後をご覧ください
 
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
 
「明日開講 ネットワーク交流の場」
 
 
お早うございます。
 
今日もルマガお読み頂きありがとうございます。
 
朝昼夜の気温差が大きい季節です。
 
体調管理に気をつけましょう。
 
■5日土曜日奉職している
社会人向け大学院である多摩大学大学院の入学式と
その後の歓迎懇親会に参加しました。
 
学長と理事長の挨拶にもありましたが、本学の特徴は
 
社会人だけを対象としていること
教員も社会人として仕事を持っている人が多いことです。
 
20歳代から60歳代までの大学院生が入学してくる。
 
若い企業勤務者から自衛隊幹部まで多彩なキャリア。
 
教員より年上の学生も多いし、
社会的に成功している人も多い。
 
■僕にとって息子より若い学生もおれば同世代か
人生の先輩もいる。
 
だから学生同志、学生を教員同志、教員同志の
ネットワーク交流の場と言えます。
 
学ぶ知識より他業界の知見や思想やセンスを
コミュニケーションを通じて身につける絶好の機会となります。
 
■僕が主催するカフェ「ドラッカー塾」も
同じようなコンセプトの簡易版と言えます。
 
多摩大学大学院と両方参加している
人も多くいます。
 
今回カフェ塾参加の動機をメールしてくれました。
 
・他業界に関わる方々の思想、知見に触れて、
センス・感覚を高める
 
・様々な方とのコミュニケーションを通じて、
仕事の目的、生き方をよりクリアにしていく
 
このような場にしたいと思っています。
 
 
■■■平日コース4月10日19:00
コミュニテイカフェ「ドラッカーマネジメント塾」
第7期2014年春期開講します■■■
 
初回テーマは
「ドラッカーの社会生態学マネジメント」
です。
 
社会生態系(エコシステム)のモデルで
社会と組織を人間を観察します。
 
 
僕の多摩大学大学院の公開講座に聴講に来て
概念に共通点があるとロルフィングを教えてくれた
現在多摩大学大学院生である、
米国認定ロルファー 川口舞子さんが
「身体の統合と調律」というテーマでゲスト講師として
お話します。
 
ダウンロードチラシ
http://www.bizdyn.jp/docs/community_chirashi201403.pdf
 
 
なお川口さんは
六本木にある酸素カプセルなどボデイケアサロン
のマネージャーです。
http://relaxia-salon.jp/
 
顧客の健康に役立つ仕事とともにボデイケアサロンの
マネジメントも研究テーマとして取り組もうとしています。
 
組織の生命力(QOL:Quality Of Life)を
目的にする点で同じです。
 
 
■なお週末コース開講日は4月12日土曜日
ゲスト講師は
「食品開発と地域再生」を話して頂く
食品コンサルタント 門田直明さんです。
 
これも日本農業とも関連があるエコシステムです。
 
 
日程、料金、申し込み方法、場所等
詳しくは以下チラシをご覧ください。
 
ダウンロードチラシ
http://www.bizdyn.jp/docs/community_chirashi201403.pdf
 
お待ちしています。
 
視点を変えてお話しますので過去に
参加された方も大歓迎です。
 
過去3年フルコース参加者でご希望の方に
修了書お渡ししていましたが
今期からフルコース修了者全員に修了書お渡しします。
 
又スポット参加歓迎します。
 
又初回スポット参加でフルコース切替の方は
スポット料金を控除した参加費を後ほどお支払い下さい。
 
フルコースは時間の都合がつかない方は
参加できなかった回は秋の第8期に追加料金なしで
参加できます。
 
本メール返信でお申込下さい。
 
 
さて、
本日のテーマ
===================
1.陰が極まれば陽に転ずる(森信三全集)
2.組織は道具である
(ドラッカー「ポスト資本主義」)
3.事例研究:
ハーマンミラー社「ベストを尽くせる組織か」
'Leadership Is an Art'
(邦訳 響き合うリーダーシップ、海と月社)
 
===================
 
 
1.陰が極まれば陽に転ずる(森信三全集)
 
 
■ヘーゲルの弁証法に通じると森信三が論じた
「易」の代表的思想は
「極陰は陽に転ずる」
(陰が極まれば陽に転ずる)
 
どん底に落ちれば上がるしかない。
 
 
人も組織も社会も
盛衰、吉凶を繰り返す。
 
吉と凶は人の最も切実な具体的現実である。
 
 
■東洋哲学は宇宙の世界観と
現実の処世を結びつけようとする。
 
一方西洋の哲学は知的体系のスケールは大きいが
現実の人生の実務から離れる。
 
知的対話や関心が主たる目的となる。
 
ドラッカーによると
西洋の知識人は知識が現実に応用されることを
堕落と観ていた。
 
現代日本の知識人の間でも現実の人生に関わる「易」は
非科学的な占いとしてしか見なしていない。
 
■しかし、現実の世界で
人生や組織をマネジメントする時
陰陽二元論は強力な思想的道具となります。
 
工場における増産と減産、稼働と非稼働、
欠品と過剰在庫、攻めと守りなど
陰と陽のバランス制御でスムーズな流れが
マネジメントできます。
 
 
 
■歴史を俯瞰しても
覇権国家の盛衰は陰陽を繰り返す。
 
七つの海を支配した大英帝国の没落も、
世界の警察官となったアメリカの経済力も
陰から陽に転じそして又陰に転じつつある。
 
陰が極まればまた陽に転ずるかも知れない。
 
 
人間の身体も交感神経と副交感神経
アドレナリンとエンドルフィンという
正逆(陰と陽)でホメオステータス(安定維持)が
マネジメントされています。
 
企業のマネジメントも
生体的リズムを参考にした
自律的制御の仕掛けが必要になります。
 
 
 
2.組織は道具である
 
 
■企業、病院、政府など組織は
それぞれ一つの目的を持つ道具である。
 
顧客にとっての道具であると
ドラッカーは言います。
 
包丁やまな板など調理道具
ノコギリ、金槌など大工道具
剣、鉄砲、槍などの武器
 
それぞれ単一の目的を持つことで切れ味が
するどく使う人にとって役立つ。
 
組織も専門分野を絞ることで
目的遂行能力を高めることができます。
 
 
■組織も一つの目的を持ち
一つの問題しか扱わない。
 
企業は社是によって分野を絞ることで
成果を上げます。
 
車を作る会社から食品を買う顧客は少ない。
 
組織は1つの目的に集中して始めて
効果的な存在となる。
 
ところが家族や地域社会、国家という
コミュニテイは人間の生活全てに関わるから
全ての問題を扱わざるを得ない。
 
■ドラッカーは
組織の目的が多様化することで崩壊することを
アメリカのキリスト教会を例に上げて説明しました。
 
教会の使命は「魂の救済」であるに関わらず
社会変革を促進し政治化して
統合力と訴求力と信者を失ったことがあった。
 
■医療や介護や患者家族会でも同じだと思います。
 
患者や家族を支援することが使命であるにも関わらず、
行政や社会変革や教育機関となることで
顧客を失います。
 
家族の道具が行政の道具になっては
会員は離れていきます。
 
組織は顧客を正しく認識して
顧客の道具になってはじめて社会的存在価値が
あるのです。
 
 
 
3.事例研究:
ハーマンミラー社「2種類のリーダーシップ」
'Leadership Is an Art'
(邦訳 響き合うリーダーシップ、海と月社)
 
■組織にとって突発的な問題が発生した時
トップダウンのリーダーシップで問題が対処されることは
通常の組織では稀である。
 
組織の階層とは関係のない誰かがリーダーシップをとって
欠かせない関係者を巻き込んで
迅速に事に対処することが多い。
 
トップの命令があってもなくても
事が急ぐ場合もある。
 
■ハーマンミラー社では
組織上のリーダーではない突発的課題に
対処するリーダーを遊軍リーダーという。
 
遊軍とは軍隊用語で予備隊である。
 
企業では通常の業務は階層構造の組織でこなすが
突発的な課題に対処するには
プロジェクトか委員会を作って対処します。
 
遊軍とはプロジェクト組織とも言えます。
 
■縦の指揮命令系統は権威で人が動くのに対して
プロジェクトや遊軍は信頼関係と規律が
欠かせません。
 
信頼関係とはお互いに依存し合っている組織において
互助の心と心のつながりである。
 
規律とは責任と義務である。
 
■ハーマンミラーの元CEOのマックスデブリ―は
個人として集団として潜在能力を
フルに発揮する組織にするために遊軍リーダーシップ
を尊重しました。
 
仕事に活力を与え
社員にとって人生に意味を与えることを職場の目標にしていた。
 
縦の階層構造の目標を達成することだけが
人生ではないと。
 
 
●ご質問ご意見は気軽に
返信でご意見よろしくお願いします。
 
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今岡善次郎
 
 
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半年(3000円)
月次(500円)もOK。
 
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新宿中央支店(469)
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http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 
 

専門家

2014年4月 1日 20:04

 ■どんな職業についているにせよ

現代の仕事社会は知識労働者である専門家から

成り立っています。

 

原子力技術者

医療や介護の専門家

会計士

営業マン

コンサルタント

コンピュータ技術者

ロジスティクス専門家

教師

 

知識労働者である専門家が生産するのは

モノではなくアイデアであり、

情報であり、コンセプトです。

 

そして一人の専門家のアウトプットが

他の専門家のインプットになり

統合されて成果を生む。

情報や知識のサプライチェーンの産出物が

成果となり誰かの役に立つのです。

 

■ところが同じ専門家同志の間で通じる言葉が

他の専門家や一般の人に理解できないことが多い。

 

専門家の外の人達を素人扱いにし

勉強せよと上から目線となる。

 

専門家同志が通じれば良いと

野卑な傲慢が見受けられるとドラッカーは

指摘します。

 

地質学や地震学の専門家が原発の危険性を

指摘しても

原子力村の専門家は

専門外の意見として無視したという。

 

■どんな仕事も、成果を上げるには

他人、他の専門家によって

理解されなければなりません。

 

ドラッカーはマネジメントの原理を語るに当たり

大学や研究機関において

専門家が自分達の知識を

卑しく陥れている風潮があると批判しています。

 

専門外に人に理解してもらう前に

専門外の人の話を聞く心の準備を持つことが

重要なのですね。

 

 

泣き笑いと快不快

2014年4月 1日 20:03

 ◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆

                   第298回   
     ★ドラッカーから学ぶ仕事の哲学★ 
     
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お送りしておりますが、
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◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
 
「泣き笑いと快不快」
 
 
お早うございます。
 
今日もルマガお読み頂きありがとうございます。
 
新年度に入り学校や役所、会社も入れ替え再編が
行われたと思います。
 
 
●昨年の年末に女の子を出産した娘が
晴れた28日金曜日に初めて孫と一緒に
一人暮らしの僕のマンションに来ました。
 
男料理の煮ものとおにぎりで昼食を楽しんでいる間
赤ん坊は僕のベッドで転がりながら
澄んだ目で爺である僕の姿を追う。
 
アルバムを探し娘の同じ赤ん坊の頃の写真と
比べて同じ顔をしていることに
父娘とも驚嘆し笑いあいました。
 
いのちの繋がりを実感しました。
 
●泣くだけではなく笑顔を見せて
快不快を表現し母親を求める。
 
泣き笑いと快不快は
自律神経である交感神経と副交感神経の働きである。
 
 
ホメオスタ―シスという正逆の制御系のメカニズム
によっていのちが維持されている。
 
アドレナリンという活動ホルモンと
エンドルフィンという安静快適ホルモンが
いのちの免疫系に影響を与えるという
(「蘇活力」南和友、アチーブメント出版)
 
●後述する 
森信三のいのちの定義「陰陽動的二元論」
はいのちの発展を説明する「易」やヘーゲル弁証法が
元になっているという。
 
子供の成長も組織の進化も社会の歴史的発展も
陰陽二元論、正反合で説明できるという。
 
インフレとデフレ、アクセルとブレーキ
ともに陰陽動的二元論でシステムは維持できます。
 
ホメオスタ―シスという正逆の制御系のメカニズム
を巧く使うことが重要なマネジメント原理だと
分かります。
 
企業の増産と減産による欠品・過剰在庫防止の
陰陽動的二元論で説明できる。
 
 
■■■平日コース4月10日19:00
コミュニテイカフェ「ドラッカーマネジメント塾」
第7期2014年春期開講します■■■
 
初回テーマは
「ドラッカーの社会生態学マネジメント」
です。
 
社会生態系(エコシステム)のモデルで
社会と組織を人間を観察します。
 
 
僕の多摩大学大学院の公開講座に聴講に来て
概念に共通点があるとロルフィングを教えてくれた
現在多摩大学大学院生である、
米国認定ロルファー 川口舞子さんが
「身体の統合と調律」というテーマでゲスト講師として
お話します。
 
ダウンロードチラシ
http://www.bizdyn.jp/docs/community_chirashi201403.pdf
 
 
なお川口さんは
六本木にある酸素カプセルなどボデイケアサロン
のマネージャーです。
http://relaxia-salon.jp/
 
顧客の健康に役立つ仕事とともにボデイケアサロンの
マネジメントも研究テーマとして取り組もうとしています。
 
組織の生命力(QOL:Quality Of Life)を
目的にする点で同じです。
 
 
■なお週末コース開講日は4月12日土曜日
ゲスト講師は
「食品開発と地域再生」を話して頂く
食品コンサルタント 門田直明さんです。
 
これも日本農業とも関連があるエコシステムです。
 
 
日程、料金、申し込み方法、場所等
詳しくは以下チラシをご覧ください。
 
ダウンロードチラシ
http://www.bizdyn.jp/docs/community_chirashi201403.pdf
 
お待ちしています。
 
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又初回スポット参加でフルコース切替の方は
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さて、
本日のテーマ
===================
1.陰陽動的二元論(森信三全集)
2.社会生態系の組織
(ドラッカー「ポスト資本主義」)
3.事例研究:
ハーマンミラー社「ベストを尽くせる組織か」
'Leadership Is an Art'
(邦訳 響き合うリーダーシップ、海と月社)
 
===================
 
 
1.陰陽動的二元論(森信三全集)
 
■有機系、複雑系、生態系どれも現代西洋の
漢字訳です。
 
漢字もそもそも外国語であり、
外国語から外国語に翻訳された概念であり
日本人にとって分かりにくい。
 
森信三は「いのち」という和語を使っています。
 
理論的哲学的な先人の知を東西の賢人から
二つの解説をしてくれます。
 
一つ目は
数学者であるライプニッツと仏教の華厳経に
重々無尽世界構造という共通性を見つける。
 
複雑系の多重に重なり合う無限フラクタル構造
との共通性を僕は観ます。
 
 
■二つ目は易の陰陽二元論であり、
夜と昼、寒と暑、男と女、生と死などがいのちの原理であり
動的に循環するという思想です。
 
易の世界観は四季、昼夜の循環の元である
天体の運行の循環、宇宙の動きが
いのちの動きと同じであるとする。
 
 
■易に相当する西洋の知はヘーゲルの弁証法であるという。
 
ヘーゲルは青春時代にギリシャ史を研究し
現実の歴史が動く法則を観察した。
 
「正」「反」という正反対の異質なものが「合」って
発展し次の段階において「正」となる。
 
これが無限に繰り返されて多様な世界が作られる。
 
易の陰陽の組み合わせが何段階も組み合わされて
多様な世界を説明する。
 
筮竹で人や社会を占うことも行う。
 
■易と弁証法にみる世界観は
一人ひとりのいのちも、組織のいのちも、国家社会のいのちも
、そして人間社会のみならず、
植物も動物も、自然も説明することができる。
 
陰陽動的二元論はいのちを説明するモデルとして優れている。
 
自律神経の交感神経と副交感神経、
アドレナリンとエンドルフィンという
ホルモンによる陰陽の免疫系も
ホメオスタ―テスという「いのち」の維持メカニズム
に使われています。
 
 
2.社会生態系の組織
 
 
■産業も、大学も、あらゆる分野で専門化が進み
専門別に目的を持った組織が増殖して来たのが
現代社会の特徴です。
 
車を作る会社も、コンビニチェーンを展開する企業も
特定の病気を治す専門病院も
専門分野別に限定したことで知識と熟練度が深まり
成果を上げています。
 
 
■ドラッカーによると
近代の歴史においてこれらの多様に増殖していく組織に対して
社会学や経済学は「社会の毒」とみていた。
 
政治学者や社会学者は組織を異常なもの
あるいは危険で病的なものとして見なしていた。
 
現代日本でも
知的エリートと言われる評論家は大企業の存在に
常に批判的である。
 
■アメリカの哲学者、トーマス・クイーンが初めて
企業など現代組織を新時代の
「パラダイムシフト」と言って肯定した
(「科学革命の構造」1962)
 
欧米のエリート達にとって
企業という組織の出現を新しい現実として
受け入れるのに30年から50年の期間
ほぼ2世代必要だったという。
 
学者の世界でのさらに長い年月が必要だと。
 
■企業など組織が知識人や学会で受け入れられなかった理由は
企業、病院、政府機関、軍隊、大学、労働組合など
それぞれ別個のものとして扱われていたからだ。
 
これらの組織を社会の中で有効に活かすマネジメントの原理は
相違点より共通点がはるかに多い。
 
一部の人々にマネジメントの原理がどんな組織にも
共通だと認識されたのはつい最近のことだそうです。
 
現代日本でも多くの人はマネジメントは
企業のものだと認識されています。
 
社会生態系という観察手法は人間の知を中心に据える
知的エリートの認識を超える。
 
ドラッカーは社会生態学者として
組織の発生・増殖・進化を観察してマネジメントを発明しました。
 
 
 
 
3.事例研究:
ハーマンミラー社「ベストを尽くせる組織か」
'Leadership Is an Art'
(邦訳 響き合うリーダーシップ、海と月社)
 
■どんな組織でもメンバーがそれぞれ
「ここはベストを尽くせる組織か」という問いに
「イエス」と答えられなければ
人は仕事に情熱を注げない。
 
ハーマンミラーの
マックスデプリ―はリーダーとして
社員がいくつかの権利を持つことは当然だとした。
 
 
■それぞれの社員が
 
・自分が組織の目標に主体的に関わる権利
 
・組織から関与を求められる権利
 
・心と心の関係を作る権利
 
・使命を理解する権利
 
・責任を持って仕事をする権利
 
・抗議する権利
 
を持つことである。
 
 
■ピーター・F・ドラッカーは
 
人は他人から指揮を受けて行動するのではなく
自分を動かすのは本人だけであると
言いました。
 
自律性と自由が人が仕事をする条件である。
 
一人ひとりが組織の目標と信条の元に行動する組織が
成果を上げることができると。
 
 
■真摯に情熱を持って仕事に打ち込めように
リーダーは従業員に権利を与えることを
恐れてはいけない。
 
多くの組織ではリーダーが仕事の邪魔をする。
 
リーダーに邪魔されていると感じる組織では
だれしも熱意を注ぐことができない。
 
思慮の足りないリーダーはいずれ
早かれ遅かれ組織を崩壊に導く。
 
皆が「ベストを尽くせる組織か」の問いに
「イエス」と答えられる組織にしなければならない。
 
 
 
●ご質問ご意見は気軽に
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今岡善次郎
 
 
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大変感謝申し上げます。
 
これからもあらためて
学生や無職の人でマネジメントを学びたい人のために
ご寄付(お布施・献金)お願いします。
 
金額やお名義は問いません。
 
請求や領収書など入金管理はしません。
 
一口月500円(ワンコイン)を
ベースとして随時受け付けます。
 
年間まとめ(6000円)、
半年(3000円)
月次(500円)もOK。
 
寄付金(お布施)箱(口座)
 
三菱東京UFJ銀行
新宿中央支店(469)
口座番号 5324740
口座名義 株式会社 ビジダイン
 
 
■今岡善次郎マネジメント・メルマガ
登録・変更・解除はご面倒でも下記のフォームで
お願いします。
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株式会社ビジダイン
http://www.bizdyn.jp/
多摩大学大学院客員教授
http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 
 
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