P.F・ドラッカーに学ぶ人生・起業・社会設計のすすめ|今岡善次郎のマネジメント・メルマガ

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知識ではなく習慣

2013年7月23日 08:47

 ◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆

                   第266回   
     ★ドラッカーから学ぶ一流の仕事術★ 
     
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「知識ではなく習慣」
 
 
●7月21日日曜日
アラジン主催
公開講座「ドラッカーと介護者支援」に出演しました。
 
精神科医 渡辺俊之先生の講演と
ドラッカーを研究しているコンサルタントの僕が
異色の組み合わせという
キャッチコピーでご案内しました。
 
要介護者本人と
本人を含む家族と
家族を含む社会は
それぞれ、部分であるとともに
全体のシステムでもある。
 
社員と
社員を含む企業と
企業を含む社会は
それぞれ、部分であるとともに
全体のシステムでもある。
 
 
●コーデネーターのジャーナリスト
藤谷明子さまとともに
渡辺俊之先生と
会場の質問や発言で大変盛り上がりました。
 
現実は
家族も、行政も、社会も分裂している。
 
本来家族中心なのにケアマネなど医療介護の専門家に
気兼ねする。
 
徘徊しても社会が無関心だから閉じ込める。
 
離れた親族は口ばかりで助けにならない。
 
自分のことしか考えない。
 
 
●一人ひとりが障害者に思いを込めて
繋がり合う社会は
住み良い社会になる。
 
 
ドラッカーをマニュアルにしている介護士施設があるが
形だけで心が無いとの質問を頂きました。
 
どうしたらドラッカーマネジメントが
活きる社会になるか?
 
ドラッカーは知識やマニュアルではなく
習慣になって初めて活きる。
 
 
カフェ「ドラッカー塾」は習慣化することを
目的としています。
 
 
●4月に開講した2013年春期の
カフェ「ドラッカー塾」今週が最終回です。
 
 
4月に開講した2013年春期のカフェ「ドラッカー塾」
今週が最終回です。
 
最終回は初回と同じく全体を俯瞰します。
 
知仁勇の三位一体のマネジメントが元からあった
日本的経営とジムコリンズでまとめます。
 
最終回のみのスポット参加大歓迎!
 
 
■■■2013年春期最終回
コミュニテイカフェ「ドラッカー塾」ご案内■■■
 
平日コース7月25日木曜日18:30~
週末コース7月27日土曜日15:00~
 
 
テーマ1 「ドラッカーと日本のモノづくり」
 
テーマ2 「日本的経営と
ドラッカー・ゴールドラット・ジムコリンズ」
 
 
■ドラッカーのマネジメント発明の原点になった
「会社とは何か」は
GMの調査に基づく経営提案が原点でした。
 
GMは拒否したが、
トヨタが興味をしめしたと
日経「私の履歴書」で表明しました。
 
 
ドラッカーは現場現実から離れた理性主義に
懐疑的でした。
 
 
現場現実には理性だけではない
感性、個性、感動、不満、煩悩が充満している。
 
2013年春期最終回では
日米で共進しつつある
マネジメント原理を整理し、
マネジメントの哲学について語りあいましょう!
 
 
 
○目的と概要
 
ジャストインタイムのトヨタ生産方式は
手法やテクニックではなく、
思想である。
 
トヨタ式経営を含め日本的経営の功罪を
論じる前にその本質を知り
自分や組織の仕事のマネジメントに
どう活かすか。
 
 
江戸時代日本の中江藤樹や二宮尊徳などの思想と
ジムコリンズが調べた
現代米国の優良企業の経営者の特徴と
共通点があった。
 
マネジメントは心理学を駆使したテクニックではなく、
道徳倫理という社会の機関としての哲学なのです。
 
 
 
facebookで様子紹介
http://www.facebook.com/groups/135509179860708/
 
 
東京都中野区 新中野
チラシ
http://www.bizdyn.jp/images/community_chirashi201301.pdf
 
さて、
本日のテーマ
===================
1. 仏教とニュートンの法則
2. 恐怖政治に繋がったソクラテス哲学
3. 日本のドラッカー 二宮尊徳
===================
 
 
1.仏教とニュートンの法則
 
 
■日蓮は
法華経の久遠実成(くおんじつじょう)の
思想「寿量品(じゅりょうほん)」という
教えを重視していたと
松原泰道師は言っています。
 
 
久遠実成(くおんじつじょう)とは
遠い過去から未来永劫まで変わらない
「実体が持つ法則」だそうです。
 
 
■久遠実成(くおんじつじょう)の法則は
釈尊が発明したものではなく、
発見しものです。
 
釈尊が生まれる前から存在し
釈尊が滅した後も存在する。
 
 
■ニュートンは万有引力を発明したのではなく
発見した。
 
宇宙の力学はニュートンが生まれる前から存在し
亡くなった後も存在している。
 
ニュートンは神ではなく、
法則の発見者だった。
 
釈尊も一神教の神ではなく
宇宙の人間社会の法則の発見者だった。
 
 
■ニュートンも釈尊も近代科学的方法論として
仮説検証という科学的実験で法則を発見したのでは
ありません。
 
現場現実の観察者だった。
 
現場現実を観察し現象の因果関係を推定して
法則原理を発見した。
 
 
川喜多二郎の発想法に
書斎科学、野外科学、実験科学が三位一体で
必要だとしています。
 
現場現実の観察は野外科学であり、
歴史的にもっとも人類の英知に貢献している。
 
ドラッカーの社会生態学は正に
現場現実の野外科学なのです。
 
 
 
2.恐怖政治に繋がったソクラテス哲学
 
 
■ルソーやダ―ウインの思想がヒットラーを生んだと
と同じ理由で
古代ギリシャでソクラティスの思想が
30人政権の恐怖政治を生んだと
ドラッカーは分析しました。
 
ソクラティスは人類最初の
偉大な理性主義リベラルの哲学者だった。
 
■理性主義のリベラルは何が善であるか
知っていると確信する。
 
人間は情報不足と知識不足から不完全な
間違いを犯す存在だと考える。
 
知識があり理性を体現した政治家に
任せれば社会は巧く行くとする。
 
知識と理性の政治家は従って
全体主義にならざるを得ない。
 
■知識人や理性主義者は理性とリベラルの立場から
政権を批判し、過去を否定する。
 
過去の歴史を批判し、
自虐史観に溢れる日本の知識人や野党精神にも
見ることができます。
 
数年前、日本国民は
理性的でリベラルで正しい思想を体現していると
民主党へ期待しました。
 
しかし
全体主義へ移行するほどの権力を持たなかったのが
幸いだった。
 
■神に代わって、
大自然の原理に逆らって
人間の理性がすべてを支配する社会は
自由が無くなる。
 
コンピュータが人間を支配するような感じです。
 
現実の人間の本質は理性ではないのです。
 
曖昧模糊としており、
矛盾だらけであり、煩悩に満ちている。
 
理性は曖昧模糊を否定する。
 
すなわち自由を否定する
とドラッカーは考えました。
 
 
3.日本のドラッカー 二宮尊徳
 
 
■マネジメントを発明したP・F・ドラッカーは
人間学が根底にありました。
 
実験科学ではなく、
現場現実の科学である社会生態学者の
ドラッカーは日本人の信奉者が多い。
 
 
ドラッカーは西洋文明が入る以前の日本文化にも
関心が深かった。
 
 
■ドラッカーは
「論語と算盤」で有名な渋沢栄一に影響を受けたと
自分で言っています。
 
 
石田梅岩の商人道、近江商法など
日本的なマネジメントは多くありますが
現代に繋がる日本人のマネジメントの祖は誰か?
 
一人上げるとしたら二宮尊徳だと思います。
 
トヨタ自動車の社祖の豊田佐吉の言葉を集めた
豊田綱領には二宮尊徳の思想があります。
 
■どんな思想か?
 
 
道徳を忘れた経済は罪悪である。
 
経済を忘れた道徳は、寝言である。
 
すべての商売は、
売りて喜び、買いて喜ぶようにすべし。
 
人皆貨財は
節約なる処と勉強する所に集まるなり。
 
人道は一日怠れば、たちまちすたれる。
 
■二宮尊徳の10のマネジメント原理
 
どんなものにも よさがある  
どんなひとにも よさがある  
よさがそれぞれ みなちがう  
よさがいっぱい かくれてる  
どこかとりえが あるものだ  
もののとりえを ひきだそう 
ひとのとりえを そだてよう  
じぶんのとりえを ささげよう 
とりえとりえが むすばれて  
このよはたのし ふえせかい
 
人もモノも強みを使うこと
自分の強みで社会貢献せよ
異質な強みを組み合わせることで
イノベーションがある
(P・F・ドラッカー)
 
同じこと言っていますね!
 
 
 
●ご質問ご意見は気軽に
返信でご意見よろしくお願いします。
 
imaoka@bizdyn.jp
 
今岡善次郎
 
 
 
■■■2013年春期最終の第8回
コミュニテイカフェ「ドラッカー塾」ご案内■■■
 
 
 
ドラッカーは現場現実から離れた理性主義に
懐疑的でした。
 
理論やコンセプト中心の米国的経営に懐疑的だった
日本のモノづくりが現場現実から離れて
力が弱くなった。
 
現場現実には理性だけではない
感性、個性、感動、不満、煩悩が充満している。
 
2013年春期最終回では
日米で共進しつつある
マネジメント原理を整理し、
マネジメントの哲学について語りあいましょう!
 
 
 
平日コース7月25日木曜日18:30~
週末コース7月27日土曜日15:00~
 
 
テーマ1 「ドラッカーと日本のモノづくり」
 
テーマ2 「日本的経営と
ドラッカー・ゴールドラット・ジムコリンズ」
 
 
 
 
○目的と概要
 
ジャストインタイムのトヨタ生産方式は
手法やテクニックではなく、
思想である。
 
トヨタ式経営を含め日本的経営の功罪を
論じる前にその本質を知り
自分や組織の仕事のマネジメントに
どう活かすか。
 
 
江戸時代日本の中江藤樹や二宮尊徳などの思想と
ジムコリンズが調べた
現代米国の優良企業の経営者の特徴と
共通点があった。
 
マネジメントは心理学を駆使したテクニックではなく、
道徳倫理という社会の機関としての哲学なのです。
 
 
 
facebookで様子紹介
http://www.facebook.com/groups/135509179860708/
 
 
東京都中野区 新中野
チラシ
http://www.bizdyn.jp/images/community_chirashi201301.pdf
 
 
●麻婆豆腐に
野菜たっぷりの肉に魚介類の焼肉、
ビールに焼酎で交流会行います。
 
スポット参加大歓迎!
 
フルコース終了者は半額2,000円で
毎回誰か参加しています。
 
 
お申込み頂いた方もいますが、
スポット参加大歓迎です。
 
imaoka@bizdyn.jpにメールして下さい。
 
カフェの準備とコピーの準備のために
お手数ですが毎回申し込み下さい。
 
場所、アクセス、時間、料金はチラシをご覧ください。
 
チラシ
http://www.bizdyn.jp/images/community_chirashi201301.pdf
 
 
 
■■■■■寄付金のお願い■■■■
 
いつもご寄付ありがとうございます。
 
何度も寄付頂いた方、
個別にお礼メール差し控えますが
大変感謝申し上げます。
 
これからもあらためて
学生や無職の人でマネジメントを学びたい人のために
ご寄付(お布施・献金)お願いします。
 
金額やお名義は問いません。
 
請求や領収書など入金管理はしません。
 
一口月500円(ワンコイン)を
ベースとして随時受け付けます。
 
年間まとめ(6000円)、
半年(3000円)
月次(500円)もOK。
 
寄付金(お布施)箱(口座)
 
三菱東京UFJ銀行
新宿中央支店(469)
口座番号 5324740
口座名義 株式会社 ビジダイン
 
 
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多摩大学大学院客員教授
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 
 

社会生態系と社会の絆

2013年7月16日 16:25

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                   第266回   
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「社会生態系と社会の絆」
 
 
●夫婦どちらかが若年性認知症発生した場合
どう生きたらいいか?
 
2人で1つのシステムが壊れる!
 
14日日曜日高円寺で
ゆうゆうスタークラブという若年性認知症の
ミニデイサービスのようなイベントに参加しました。
 
その後、
一部家族会会員4夫婦と僕の9人で
居酒屋でコミュニティカフェ開催しました。
 
●PM4時から8時まで高円寺の居酒屋で
その後皆さん物足りなさそうで
新中野の僕の自宅マンションまできて
午後11時まで交流会しました。
 
合計7時間、
先日の男子の介護者の会は10時間でした。
 
●みなさん日常の閉鎖された社会から
繋がる場が欲しいという気持ちは同じです。
 
2人からなる社会システムの崩壊は社会の病、
社会の病は、社会で病を受け入れて、
絆社会でお互いに交流し分かり合えることで
癒されます!
 
ドラッカーの社会生態学も絆社会の
マネジメントです!
 
 
■■■2013年春期最終の第8回
コミュニテイカフェ「ドラッカー塾」ご案内■■■
 
平日コース7月25日木曜日18:30~
週末コース7月27日土曜日15:00~
 
 
テーマ1 「ドラッカーと日本のモノづくり」
 
テーマ2 「日本的経営と
ドラッカー・ゴールドラット・ジムコリンズ」
 
 
■ドラッカーのマネジメント発明の原点になった
「会社とは何か」は
GMの調査に基づく経営提案が原点でした。
 
GMは拒否したが、
トヨタが興味をしめしたと
日経「私の履歴書」で表明しました。
 
 
ドラッカーは現場現実から離れた理性主義に
懐疑的でした。
 
 
現場現実には理性だけではない
感性、個性、感動、不満、煩悩が充満している。
 
2013年春期最終回では
日米で共進しつつある
マネジメント原理を整理し、
マネジメントの哲学について語りあいましょう!
 
 
 
○目的と概要
 
ジャストインタイムのトヨタ生産方式は
手法やテクニックではなく、
思想である。
 
トヨタ式経営を含め日本的経営の功罪を
論じる前にその本質を知り
自分や組織の仕事のマネジメントに
どう活かすか。
 
 
江戸時代日本の中江藤樹や二宮尊徳などの思想と
ジムコリンズが調べた
現代米国の優良企業の経営者の特徴と
共通点があった。
 
マネジメントは心理学を駆使したテクニックではなく、
道徳倫理という社会の機関としての哲学なのです。
 
 
 
facebookで様子紹介
http://www.facebook.com/groups/135509179860708/
 
 
東京都中野区 新中野
チラシ
http://www.bizdyn.jp/images/community_chirashi201301.pdf
 
さて、
本日のテーマ
===================
1. 念仏とお題目
2. 理性主義は非合理主義に行く
3. トヨタの危機対応
===================
 
 
1.念仏とお題目
 
 
■日本の仏教には念仏とお題目があります。
 
法然が始めた「南無阿弥陀仏」の念仏と
日蓮の「南無妙法蓮華経」というお題目を
口で唱えるだけの修業で果して人間は
救われるのか。
 
 
念仏とは実在の人間であった釈尊を思いながら
繰り返し「南無阿弥陀仏」と唱える。
 
お題目とは釈尊が解説した「法華経」に
思いを込めて「南無妙法蓮華経」と唱える。
 
 
■釈尊を含め人間は全宇宙の一点であり、
又人間も宇宙である。
 
 
釈尊が生まれる前から存在する宇宙を
釈尊が解説した「法華経」を崇める。
 
ドラッカーを信奉するか
ドラッカーが書いたもの、その思想を信奉するか。
両方あってもいい。
 
仏教を生活にどう活かすか、
ドラッカーをマネジメントにどう活かすかの
違いだと思います。
 
 
■松原泰道師によると、
 
幕末から明治にかけて活躍した
榎本武楊(えのもとぶよう)が函館の五稜郭に
行く時海上が暴風雨に遭遇した時、
全員が皆「南無妙法蓮華経」と唱えて
大自然の力にすがろうとした
エピソードを紹介しています。
 
神様仏様というところを
「南無妙法蓮華経」と言った。
 
 
■人も組織も
社会生態系の網の目(ネット)の繋ぎ目であり、
社会の機関であるとドラッカーは言いました。
 
同時に人も組織も
どんなに細かく見ても分からない。
 
人も組織も宇宙の1点であり同時に
宇宙そのものである。
 
宇宙の1点として念仏やお題目を唱えることで
どんな事態になろうが宇宙と繋がっているという
安心感が得られることは想像できます。
 
神様仏様キリスト様という人格に頼るのか
大自然や宇宙との繋がりに頼るのか
イザと言う時どちらが安心できるだろうか。
 
 
 
2.理性主義は非合理主義に行く
 
 
■ドラッカーの「産業人の未来」を
読み解いています。
 
 
啓蒙思想の理性主義は西欧の科学技術文明を
発展させたが、それを社会改革に応用しようとしたのが
失敗だった。
 
ルソー、マルクス、ダーウイン、フロイトという
知の巨人は
人間社会を科学的研究対象として
物理的、経済的存在として単純化した。
 
■しかしながらこれらの理性主義は
大戦や大恐慌を防がなかったし、救わなかったと
分かった時、
これらの天才達は何を持ちこんだか。
 
ルソーは神秘的非合理のキリスト教でもない
「一般意思」を据えた。
 
マルクスは人間を経済的動物として単純化した。
 
ヒットラーは生物学者や心理学者の説を利用した。
 
彼らの理性主義的信条はみな同じだった。
 
金融資本主義経済では
人間組織である企業は「カネを作る機械」
と見なされて売買される。
 
同じ思想の延長にないだろうか?
 
 
■理性主義者の説く絶対真理の無力を
非合理的宗教まがいの原理に変えた。
 
 
ファシズム全体主義は
理性主義に期待して幻滅していた大衆を惹きつけた。
 
理性主義が行き着いたところは
非理性主義だった。
 
左に行っていたと思ったら
右から出てきた。
 
■自由な感性を否定する理性主義は
ただ一つの理性以外は認めない。
 
何も考えないで言われた事だけをする。
 
見て見ぬふりをする。
 
臭いモノに蓋をする。
 
皆がバカになって独りの独裁者に任せる。
 
ドラッカーによるこのような分析から得られる結論は
どんな組織や社会にも当てはまります。
 
絶対正しいものなどないが
何が正しいか常に自由に議論すべきである。
 
何が正しいかどうかの議論をしないで
誰が言ったかで決定行動する組織は危険だと
ドラッカーは
マネジメントの原理の一つにしています。
 
 
3.トヨタの危機対応
 
 
■リーマンショック後のトヨタの販売の落ち込み、
リコール問題、米国議会の公聴会等
世界ナンバーワンになるに到る苦戦に
どう対応したか?
 
リーマンショック前に2兆円の営業黒字の
半分を超える1.3兆円の営業利益を
2013年3月期は確保したようです。
 
■豊田章男社長は
 
米議会公聴会で証言し、
品質確保に全力投球する姿勢を見せ、
 
グローバル品質特別委員会を開き
北米品質アドバイザー委員会を発足させた。
 
 
NASAの調査を受け、リコール問題となった
電子制御システムに問題は無かったと発表させた。
 
自社は悪くなかったと言い訳するのではなく、
品質管理だけではなく顧客対応や
社内外のコミュニケーションのあり方などで
自らの問題をさらけ出した。
 
リコール問題も米国の当局と一体になって
取り組む体制に改良した。
 
■信頼回復には時間がかかる。
 
人も組織も完全ではない。
 
一度失った信頼を回復するには
ミスや問題を認めてすべてをオープンにさらけ出す。
 
そして真摯に改善に取り組みしかない。
 
 
■米国メディアの中には
トヨタの信頼回復の取り組みを評価する論調も
現れた。
 
自分達が間違っていないことを
アピールし言い訳することより
ユーザーが何故そう思うか真摯に考えることが
教訓として残った。
 
強くなり世界ナンバーワンになると
驕りが出て批判を聞かなくなる。
 
これからのトヨタにとって
大きな課題だろう。
 
 
●ご質問ご意見は気軽に
返信でご意見よろしくお願いします。
 
imaoka@bizdyn.jp
 
今岡善次郎
 
 
 
■■■2013年春期最終の第8回
コミュニテイカフェ「ドラッカー塾」ご案内■■■
 
ドラッカーのマネジメント発明の原点になった
GMの調査に基づく経営提案をGMは拒否したが、
トヨタが興味をしめしたと
日経「私の履歴書」で表明しました。
 
 
ドラッカーは現場現実から離れた理性主義に
懐疑的でした。
 
理論やコンセプト中心の米国的経営に懐疑的だった
日本のモノづくりが現場現実から離れて
力が弱くなった。
 
現場現実には理性だけではない
感性、個性、感動、不満、煩悩が充満している。
 
2013年春期最終回では
日米で共進しつつある
マネジメント原理を整理し、
マネジメントの哲学について語りあいましょう!
 
 
 
平日コース7月25日木曜日18:30~
週末コース7月27日土曜日15:00~
 
 
テーマ1 「ドラッカーと日本のモノづくり」
 
テーマ2 「日本的経営と
ドラッカー・ゴールドラット・ジムコリンズ」
 
 
 
 
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手法やテクニックではなく、
思想である。
 
トヨタ式経営を含め日本的経営の功罪を
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どう活かすか。
 
 
江戸時代日本の中江藤樹や二宮尊徳などの思想と
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現代米国の優良企業の経営者の特徴と
共通点があった。
 
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●麻婆豆腐に
野菜たっぷりの肉に魚介類の焼肉、
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フルコース終了者は半額2,000円で
毎回誰か参加しています。
 
 
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年間まとめ(6000円)、
半年(3000円)
月次(500円)もOK。
 
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新宿中央支店(469)
口座番号 5324740
口座名義 株式会社 ビジダイン
 
 
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株式会社ビジダイン
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 
 

現場現実から逃避しない

2013年7月 9日 09:48

 ◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆

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「現場現実から逃避しない」
 
 
●7月7日
壮年を襲う悲劇に向き合う男達が集まりました。
 
和食のシェフとして、鉄道技師として、デザイナーとして、
和服販売自営業者として、銀行員として、ペイント職人として、
コンサルタントとして
 
仕事にも家庭生活にも人生の盛りの時期
50代から60代始めにパートナーである妻が
若年性認知症を発症して人生が狂わされた男たち。
 
 
 
●介護の極意を伝えあう、人生論を語り合う、
時に議論、時に同情、
仕事や人生の背景は皆違うけど
みんな解り合える仲間達。
 
若年性認知症家族会 彩星の会 男性介護者 
在宅介護中の6夫婦と5人の単身参加者
合計17人。
 
七夕の日にシェフをしている男性介護者の家に集まり
プロの手料理を楽しみながらのコミュニテイカフェ
を開催しました。
 
 
●どんな事態になっても
逃げないで現実を受け入れること。
 
現実から逃避したり、隠したりすると
社会から切り離されます。
 
家族会等で多くの事例を集め学び
妻のため家族のため、そして自分のために
成すべきことは何かを問うことから
スタートする。
 
 
現実を受け入れて
多くの事例から学び
成すべきことを考える。
 
マネジメントにおける戦略策定と同じです。
 
 
■■■2013年春期最終の第8回
コミュニテイカフェ「ドラッカー塾」ご案内■■■
 
ドラッカーのマネジメント発明の原点になった
GMの調査に基づく経営提案をGMは拒否したが、
トヨタが興味をしめしたと
日経「私の履歴書」で表明しました。
 
 
ドラッカーは現場現実から離れた理性主義に
懐疑的でした。
 
理論やコンセプト中心の米国的経営に懐疑的だった
日本のモノづくりが現場現実から離れて
力が弱くなった。
 
現場現実には理性だけではない
感性、個性、感動、不満、煩悩が充満している。
 
2013年春期最終回では
日米で共進しつつある
マネジメント原理を整理し、
マネジメントの哲学について語りあいましょう!
 
 
 
平日コース7月25日木曜日18:30~
週末コース7月27日土曜日15:00~
 
 
テーマ1 「ドラッカーと日本のモノづくり」
 
テーマ2 「日本的経営と
ドラッカー・ゴールドラット・ジムコリンズ」
 
 
 
 
○目的と概要
 
ジャストインタイムのトヨタ生産方式は
手法やテクニックではなく、
思想である。
 
トヨタ式経営を含め日本的経営の功罪を
論じる前にその本質を知り
自分や組織の仕事のマネジメントに
どう活かすか。
 
 
江戸時代日本の中江藤樹や二宮尊徳などの思想と
ジムコリンズが調べた
現代米国の優良企業の経営者の特徴と
共通点があった。
 
マネジメントは心理学を駆使したテクニックではなく、
道徳倫理という社会の機関としての哲学なのです。
 
 
 
facebookで様子紹介
http://www.facebook.com/groups/135509179860708/
 
 
東京都中野区 新中野
チラシ
http://www.bizdyn.jp/images/community_chirashi201301.pdf
 
さて、
本日のテーマ
===================
1. 身命(いのち)を惜(お)しまず
2. 心理学が倫理を無視した
3. 豊田綱領とトヨタウエイ
===================
 
 
1.身命(いのち)を惜(お)しまず
 
 
■日本の仏教は平安初期9世紀の初頭、
最澄が比叡山天台宗を開いたことで発展します。
 
天台宗は法華経を経典とします。
 
ところが約400年後の鎌倉中期13世紀の
日蓮の頃
比叡山天台宗には
法華経の命は残っていなかった。
 
 
■日本における仏教の発展は一人ひとりの
無常観から
個人の救済を求める方向に流れたのです。
 
日蓮は一人ひとりの救済は
社会や国のあり方と無縁ではないとした。
 
一人ひとりの人生のマネジメントは
組織や社会のマネジメントと根本は同じだとする
ドラッカーに通じます。
 
 
■日蓮の仏道は
個人の救済より社会の救済に力点をおいた。
 
我、身命を惜しまず
ただ無上道(仏教)のみを惜しむ。
 
自分は自分の身命より仏道を大事にする。
 
「私」より「義」を大事にすると。
 
憂きことのなおこの上に積もれかし
限りある身の力ためさん
(苦難よ、もっと来い。いずれ死がくるこの人生
どこまでできるか自分を試すのだ)
 
という日本古来の
武士道精神の気概に似ています。
 
 
■「義」のために「私の命」を捨ててもいいという
気概です。
 
こんな気概を人間が持てるのは
人間は独りではなく
社会生態系の1つのつながりの
存在だからですね。
 
 
 
2.心理学が倫理を無視した
 
 
■リベラルな理性主義が革命に到った。
 
ルソーが革命を説き
マルクスが革命を予言し
ヒトラーが革命を実行したと。
 
■ヨーロッパの第1次世界大戦による混乱と
その後の10年のリベラルな理性主義は
理念だけで実行力が伴わなかった。
 
 
そんな理性主義の危機を突破するのに
ダーウインの進化論と強いリーダーシップが
結びついた。
 
ダーウインの生物学的決定論と
心理学的人間観が
ヒトラーの社会革命を必然的なものと見なした
とドラッカーは分析しました。
 
■新たな社会の秩序には一人の首領が必要だと
宣言しヒトラー自身をその場所においた。
 
個人の個性が無くなるまで脱個性化することは
ルソーもマルクスも同じ思想の
持ち主だったと。
 
脱個性化とは倫理的価値の無視だった。
 
 
■ヒトラーの革命が実現したのは
倫理的価値を無視したからだと。
 
心理学が人間には倫理的価値は無いと教えた。
 
明治以降の日本のインテリ指導層が
儒教仏教神道などを江戸時代の日本を
曖昧模糊と片付けたのと
同じ構造だった。
 
 
倫理は日本では論語だった。
 
心理学と論語は恐らく結びつかない。
 
儒教的倫理は社会の義を説き、
心理学は個人の精神をコントロールする
道具となる。
 
 
 
 
3.豊田綱領とトヨタウエイ
 
 
■トヨタはリーマンショックから立ち直ったが
一時赤字転落、リコール問題など世界トップになる
過程で苦難に見舞われました。
 
 
トヨタウエイという会社の理念を見直して
新しいマインドセットを発表しました。
 
 
お客様第一、チャレンジ、改善、現地現物、
質実剛健、チームワーク、当事者意識、
謙虚感謝、正直、愛社精神の
10項目です。
 
■80年前の1935年の豊田綱領には
 
上下一致・至誠業務・産業報国
研究/創造
質実剛健
温情友愛・家庭的美風
神仏尊拝・報恩感謝
 
と書かれています。
 
 
■80年前と比べて
何が廃棄されて何が追加されたか。
 
 
産業報告、温情友愛、神仏への報恩感謝が
廃棄されて、
 
お客様第一、当事者意識、正直、愛社精神が
追加されています。
 
「国とか、神仏」が消え、
「お客様とか愛社精神」が強調されました。
 
■経済がグローバルに広がり
企業の役割や使命が大事になっているとき、
80年前に比べて視野が狭くなっている感じを受けます。
 
ドラッカーの原理に従えば、
 
国に代わりに地球への責任、
神仏の代わりに道徳や倫理があってもいいのでは
ないでしょうか?
 
 
 
 
 
●ご質問ご意見は気軽に
返信でご意見よろしくお願いします。
 
imaoka@bizdyn.jp
 
今岡善次郎
 
 
 
■■■2013年春期最終の第8回
コミュニテイカフェ「ドラッカー塾」ご案内■■■
 
ドラッカーのマネジメント発明の原点になった
GMの調査に基づく経営提案をGMは拒否したが、
トヨタが興味をしめしたと
日経「私の履歴書」で表明しました。
 
 
ドラッカーは現場現実から離れた理性主義に
懐疑的でした。
 
理論やコンセプト中心の米国的経営に懐疑的だった
日本のモノづくりが現場現実から離れて
力が弱くなった。
 
現場現実には理性だけではない
感性、個性、感動、不満、煩悩が充満している。
 
2013年春期最終回では
日米で共進しつつある
マネジメント原理を整理し、
マネジメントの哲学について語りあいましょう!
 
 
 
平日コース7月25日木曜日18:30~
週末コース7月27日土曜日15:00~
 
 
テーマ1 「ドラッカーと日本のモノづくり」
 
テーマ2 「日本的経営と
ドラッカー・ゴールドラット・ジムコリンズ」
 
 
 
 
○目的と概要
 
ジャストインタイムのトヨタ生産方式は
手法やテクニックではなく、
思想である。
 
トヨタ式経営を含め日本的経営の功罪を
論じる前にその本質を知り
自分や組織の仕事のマネジメントに
どう活かすか。
 
 
江戸時代日本の中江藤樹や二宮尊徳などの思想と
ジムコリンズが調べた
現代米国の優良企業の経営者の特徴と
共通点があった。
 
マネジメントは心理学を駆使したテクニックではなく、
道徳倫理という社会の機関としての哲学なのです。
 
 
 
facebookで様子紹介
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東京都中野区 新中野
チラシ
http://www.bizdyn.jp/images/community_chirashi201301.pdf
 
 
●麻婆豆腐に
野菜たっぷりの肉に魚介類の焼肉、
ビールに焼酎で交流会行います。
 
スポット参加大歓迎!
 
フルコース終了者は半額2,000円で
毎回誰か参加しています。
 
 
お申込み頂いた方もいますが、
スポット参加大歓迎です。
 
imaoka@bizdyn.jpにメールして下さい。
 
カフェの準備とコピーの準備のために
お手数ですが毎回申し込み下さい。
 
場所、アクセス、時間、料金はチラシをご覧ください。
 
チラシ
http://www.bizdyn.jp/images/community_chirashi201301.pdf
 
 
 
■■■■■寄付金のお願い■■■■
 
いつもご寄付ありがとうございます。
 
何度も寄付頂いた方、
個別にお礼メール差し控えますが
大変感謝申し上げます。
 
これからもあらためて
学生や無職の人でマネジメントを学びたい人のために
ご寄付(お布施・献金)お願いします。
 
金額やお名義は問いません。
 
請求や領収書など入金管理はしません。
 
一口月500円(ワンコイン)を
ベースとして随時受け付けます。
 
年間まとめ(6000円)、
半年(3000円)
月次(500円)もOK。
 
寄付金(お布施)箱(口座)
 
三菱東京UFJ銀行
新宿中央支店(469)
口座番号 5324740
口座名義 株式会社 ビジダイン
 
 
■今岡善次郎マネジメント・メルマガ
登録・変更・解除はご面倒でも下記のフォームで
お願いします。
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バックナンバー
http://backnum.combzmail.jp/?t=tn38&b=nm23&m=ce7j
 
 
株式会社ビジダイン
http://www.bizdyn.jp/
多摩大学大学院客員教授
http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33
----------------------------------------------------------------
部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 
 

社会の病を癒す『分断から統合』 

2013年7月 2日 16:32

 ◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆

                   第263回   
     ★ドラッカーから学ぶ一流の仕事術★ 
     
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いつもご寄付ありがとうございます。
 
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「社会の病を癒す『分断から統合』」
 
 
●若年性アルツハイ―病で6年前に入院して
現在ベッドと車椅子の生活で会話もできませんが、
6月26日65才の誕生日を迎えました。
 
25年前、大阪千里に住んでいた頃、
長女の小学校時代のPTAで付き合いのあった
妻の友人の方2人から
誕生日おめでとうカードが毎年届きます。
 
誕生日おめでとう!
 
家族の中心として
いつまでもいつもの笑顔でお暮らし下さい!
 
 
●毎年僕は妻の名前で返礼の手紙を書きます。
 
ハッピイ・バースデイ・カード
ありがとうございます。
 
遠く離れていて、
しかも意識も離れている私を思い出してくれて
うれしいです。
 
私も、主人や、
1年生になった孫と2歳の2人の男の孫のいる長男家族、
未だ孫のいない2人の娘達とそれぞれの婿、
病院に頻繁に面会に来てくれて家族の絆を感じています。
 
話はできずほとんど目を閉じていますが
家族や介護士さんの介助でまだ口から食事をして
生きている楽しみを味わっています。
 
楽しい人生をお過ごしください。
 
●大阪と東京、25年前と現在、
場所と時は離れても人と人の絆は続きます。
 
人と人を繋ぐもの、
それは心です。
 
コミュニテイでも仕事の組織でも
人と人は分断ではなく統合へ。
 
元々宇宙は一つだった。
 
分断から統合へが社会の病を癒します。
 
 
■■■2013年春期第7回
コミュニテイカフェ「ドラッカー塾」ご案内■■■
 
分断された専門だけでは物事は進まない。
 
仕事を統合して流れを作るのが
実践の極意です。
 
 
平日コース7月4日木曜日18:30~
週末コース7月6日土曜日15:00~
 
 
テーマ1 「ロジスティクスの実践:統合 
プロジェクトの流れを作る」
 
テーマ2 「ロジスティクスのニュートン力学
TOC(制約理論)」
 
 
○事例研究
 
コンテナ船とクロスドックのイノベーションを
事例研究します。
 
ドラッカーも「企業家精神とイノベーション」
でコンテナ船の事例を上げています。
 
SCM成功企業事例として
ウオルマートを見てみましょう。
 
 
○目的と概要
 
テーマ1「統合」
現代組織の細分化は個別責任業務が多く
業務と業務の繋ぎストックポイントが多くなっています。
 
プロジェクトの仕事の滞留を無くし流れを作るには
どんな考え方をすればいいか。
 
多くの事例とメタファーで図解します。
 
ジャストインタイムも
コンテナ船も、クロスドックも、
クリテカルチェーン
プロジェクトマネジメントも同じ原理で語れます。
 
 
テーマ2「TOC(制約理論)」
 
故エリヤフ・ゴールドラット博士のTOC(制約理論)を
原書から解き明かして日本に紹介した立場から
 
ハイキングメタファーやダイゲームメタファー使って
本質をわかり易く解説します。
 
 
facebookで様子紹介
http://www.facebook.com/groups/135509179860708/
 
 
東京都中野区 新中野
チラシ
http://www.bizdyn.jp/images/community_chirashi201301.pdf
 
さて、
本日のテーマ
===================
1. にんげんが人間を救う
2. ダーウインの影響
3. 収益性とブランディング
===================
 
 
1.にんげんが人間を救う
 
 
■人の言動に落ち込んだり怒りを感じることは
誰にもあるでしょう。
 
酒に酔っての暴言も暴力もあります。
 
国と国の争いも似たようなものです。
 
 
■こんな時の解決策は通常二通りです。
 
相手を批判攻撃して争いを起こして相手を排除する。
 
あるいは見て見ぬふり、
関わりを持たないようにする。
 
国と国であれば
戦争で決着する。
 
 
■道元の解決策は第3の方法
「利己他己」にある。
 
「他人の中にある私」と
「私の中にある他人」を統一する解決策です。
 
怒りの対象である相手の中に自分がいる。
 
自分も同じ言動することはないか。
 
相手と同じ思いをしないか。
 
自問自答して怒りを消す。
 
 
■話題を拡げて相手に入っていく。
 
共通の立場になれる話題にする。
 
 
「悪い言動」を自己改造できるように仕向ける。
 
人が人を救うのは法律でもなければ
神でもない。
 
もう一人の自己が自分を救うのです。
 
もうひとりの自分をにんげんとすれば
にんげんが人間を救うというのです。
 
自他分離からの統合への
解決策です。
 
 
 
 
2.ダーウインの影響
 
 
■マルクス社会主義がヒトラーに影響を与えたように
ドラッカーはさらのその起源を
ダーウインにまでたどります。
 
ダーウインの生物学進化論が社会進化の
決定論に影響を与えたと。
 
■人間は遺伝子、染色体、分泌線がつくりだす
ものとした。
 
人間は生物学的機能的存在であり、
心理学を組み合わせれば人間は規定できる。
 
近代西洋科学は自然を制御して発展したように
人間も人間社会も
生物学や心理学などの科学で制御できると
考えたのです。
 
■人間社会を制御するための理論は
人間を単純化する必要があった。
 
人間は経済的存在、
理性的存在であると単純化した。
 
そこに絶対主義が生まれたのです。
 
しかし、
問題は制御する人間と制御される人間を
どう区分するかの判断は極めて非理性的だった。
 
反ユダヤ主義であり、
反アジア主義の黄禍(おうか)論であたっと
ドラッカーは言います。
 
 
■ダ―ウインに罪は無い。
 
単純に自分達に都合の良い論理ですり替える。
 
近代科学は単純極まりない非理性的反理性的な
信条を広めてしまったとドラッカーは
指摘します。
 
人間とは何か。
 
人間の本質は単純ではない。
 
現代の科学的マネジメント論も、マーケティング論も
基本的には強いリーダーが
一般市民としての消費者、顧客をいかに制御するか
の決定論的理論構築だった。
 
 
現実の人間は
理性だけでも経済だけでもない。
 
ドラッカーマネジメントの基本は
単純な近代科学の否定である。
 
部分最適でしかない科学的方法論に
東洋的日本的な精神の領域を持ちこんでいます。
 
 
近代科学で曖昧模糊と片付けられていた
人間学を取り入れることだ思います。
 
 
 
3.収益性とブランディング
 
 
■人が社会の中で活発に行動するために
食から摂るエネルギーが欠かせないように
企業も製品販売による収益が欠かせません。
 
赤字体質のの企業は
販売不振で過剰在庫を抱えて苦しんでいます。
 
モノとカネの流れが停滞している。
 
■赤字体質の企業は
食事からのカロリーが活動のエネルギーにらない
「糖尿病」患者のように
製造販売から利益が生まれないのです。
 
利益は企業が活発に社会の機関として
活動するエネルギ―源です。
 
「腹が減っては戦が出来ぬ」のは
人も企業も同じです。
 
 
■優れた技術を持ってたいたのに関わらず
日産はゴーンCEOのリバイバル前には
深刻な赤字体質だった。
 
その原因の一つに
販売店に払うインセンティブという
販売奨励金が膨れあがった。
 
売るために販売奨励金を使うと
ブランドが傷つき
さらに大きな販売奨励金が要求される。
 
実質的な値引きの悪循環になっていた。
 
 
■その悪循環を断ち切るための重要な施策が
ブランド力の回復だった。
 
ブランド力が回復されれば
販売奨励金を引き下げることができる。
 
それは信頼の回復につながる。
 
正当な価格で売れることが
コストダウン以上に収益性を回復させるのです。
 
ブランディング戦略の再構築は
収益改善に不可欠です。
 
 
 
●ご質問ご意見は気軽に
返信でご意見よろしくお願いします。
 
imaoka@bizdyn.jp
 
今岡善次郎
 
 
■■■2013年春期第7回
コミュニテイカフェ「ドラッカー塾」ご案内■■■
 
個別の専門だけでは物事は進まない。
細切れになった仕事を統合して流れを作るのが
実践の極意です。
 
 
平日コース7月4日木曜日18:30~
週末コース7月6日土曜日15:00~
 
第7回は精神・戦略・実践の三位一体の
最後「実践」の続きです。
 
 
テーマ1 「ロジスティクスの実践:統合 
プロジェクトの流れを作る」
 
テーマ2 「ロジスティクスのニュートン力学
TOC(制約理論)」
 
 
○事例研究
 
コンテナ船とクロスドックのイノベーションを
事例研究します。
 
ドラッカーも「企業家精神とイノベーション」
でコンテナ船の事例を上げています。
 
SCM成功企業事例として
ウオルマートを見てみましょう。
 
 
○目的と概要
 
テーマ1「統合」
現代組織の細分化は個別責任業務が多く
業務と業務の繋ぎストックポイントが多くなっています。
 
プロジェクトの仕事の滞留を無くし流れを作るには
どんな考え方をすればいいか。
 
多くの事例とメタファーで図解します。
 
ジャストインタイムも
コンテナ船も、クロスドックも、
クリテカルチェーン
プロジェクトマネジメントも同じ原理で語れます。
 
 
テーマ2「TOC(制約理論)」
 
故エリヤフ・ゴールドラット博士のTOC(制約理論)を
原書から解き明かして日本に紹介した立場から
 
ハイキングメタファーやダイゲームメタファー使って
本質をわかり易く解説します。
 
 
facebookで様子紹介
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東京都中野区 新中野
チラシ
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●麻婆豆腐に
野菜たっぷりの肉に魚介類の焼肉、
ビールに焼酎で交流会行います。
 
スポット参加大歓迎!
 
フルコース終了者は半額2,000円で
毎回誰か参加しています。
 
 
お申込み頂いた方もいますが、
スポット参加大歓迎です。
 
imaoka@bizdyn.jpにメールして下さい。
 
カフェの準備とコピーの準備のために
お手数ですが毎回申し込み下さい。
 
場所、アクセス、時間、料金はチラシをご覧ください。
 
チラシ
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■■■■■寄付金のお願い■■■■
 
いつもご寄付ありがとうございます。
 
何度も寄付頂いた方、
個別にお礼メール差し控えますが
大変感謝申し上げます。
 
これからもあらためて
学生や無職の人でマネジメントを学びたい人のために
ご寄付(お布施・献金)お願いします。
 
金額やお名義は問いません。
 
請求や領収書など入金管理はしません。
 
一口月500円(ワンコイン)を
ベースとして随時受け付けます。
 
年間まとめ(6000円)、
半年(3000円)
月次(500円)もOK。
 
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三菱東京UFJ銀行
新宿中央支店(469)
口座番号 5324740
口座名義 株式会社 ビジダイン
 
 
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登録・変更・解除はご面倒でも下記のフォームで
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株式会社ビジダイン
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多摩大学大学院客員教授
http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 
 
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