P.F・ドラッカーに学ぶ人生・起業・社会設計のすすめ|今岡善次郎のマネジメント・メルマガ

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生命の尊厳に目覚める

2012年6月26日 13:18

 人と人 組織のつながり 功をなす 情物金の 流れが命

◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆

                   第210回   

     ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★    

       P・F・ドラッカーの

社会生態学的 俯瞰的 マネジメントモデルが開く 

  人生・企業・社会の共通のマネジメント原理   

(本メルマガはボランティアの寄付金で運営しています。

寄付金制度&退会手続きは最後をご覧ください。

頂いた寄付金は若年認知症家族会「彩星の会」への

寄付にも使わせて頂きます)

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

 

 『生命の尊厳への目覚め』 

  

おはようございます。

 

今朝も

メルマガお読み頂きありがとうございます。

 

●15日金曜日の夜

押上のスカイツリ―の下の焼肉屋さんで、

 

かって東京農工大MOT(技術経営)大学院の

客員教授していた時の受講生、

社会人OBの交流会に参加しました。

 

30歳~40歳代が中心の若手技術者で

大手のメーカーや名だたるIT企業で元気で

働いているのを見てうれしく思いました。

 

●スピーチをしてくれと言われたのでやや激しいことを

言いました。

 

国家財政もグローバル経済も

社会も環境も今までのままでは持続できなくなっている。

ここ数年以内に大きな変動が不可避である。

 

こんな時に心構えは

組織に依存しない自立力と

このような仕事以外の人脈作りの交流会を

大事にすることですと。

 

昔を思い出して

僕の講義は哲学的生き方論が含まれ

印象深い2人の教員のひとりだったと

言ってくれる元受講生がいてうれしく思いました。

 

●自立するということは

自分をマネジメントし、

仕事をマネジメントすることです。

 

ドラッカーが良いことばを残してくれました。

 

そして交流会もあります。

 

コミュニテイカフェ

「ドラッカーマネジメント塾」も自立と交流を

目指しています。

 

■■コミュニテイカフェ

「ドラッカーマネジメント塾」ご案内■■

http://www.bizdyn.jp/seminar.html

 

前回は

断絶と分裂する組織社会で

人と人のつながりをどうつくるか

リーダーシップと使命について話合いました。

 

次回は戦略の領域をドラッカー思想の根源である

弁証法や東洋哲学など

東西の人類の英知を紹介します。

 

今週は

平日コース6月21日木曜日18:30

週末コース6月23日土曜日15:00

です。

 

テーマは以下の二つです。

 

○1限テーマ「弁証法を根源とする「戦略」手法」

 

弁証法、帰納法・演繹法、発想法、知的生産の技術、

について多くの賢人の知を紹介します。

 

○2限テーマ「『実践』時間フィードバック、統合、流れ」

 

目標や戦略を立てた後の実践、プロジェクトマネジメント

のマインドセットに焦点を当てます。

 

 

スポット参加歓迎します。

 

詳しくは本メルマガ最後の案内をお読みください。

是非ご参加ください。

 

さて、

本日のテーマ

===================

1.生命の尊厳への目覚め

2.社会の根なし草

3.儲けるIE(インダストリアル・エンジニアリング)

===================

 

1.生命の尊厳への目覚め

 

■「三界はみな苦なり」

三界とは欲界、色界、無色界でそれぞれ

難しい解釈があります。

 

要は生きることは

愛欲、物質欲、金銭欲、名誉欲

艱難辛苦、喜怒哀楽、生老病死など

現実は苦しみが多い。

 

現実を受け入れる。

 

このような苦の現実だからこそ、

生命が輝くのだと。

 

■釈尊が誕生時に宣言したという

「天上天下唯我独尊(てんじょうてんがゆいがどくそん)」とは

仏教のメタファー(比喩、方便)で次のような

解釈をすべしと松原泰道は言います。

 

我とは小さな自分ではなく

全体(天上天下)とつながった大きな自己である。

 

全体が一つ(唯我)である大自然の自分の生命は

限りなく尊いのだ。

 

■釈尊の誕生は

人々が皆備えている仏性という

生命の尊厳に目覚めるきっかけになったのだと。

 

三界の苦、すなわち現実を生きる苦に

生命の尊厳を対比させるのです。

 

夜があって昼があり

闇があって光がある。

 

■人間社会は喜怒哀楽、艱難辛苦、栄枯盛衰が

あるから生命の尊厳があり、

そして限りない喜びがある。

 

天上天下唯我独尊というのは

生命の尊厳に対する喜びの叫びだと

松原泰道氏は教えてくれます。

 

2.社会の根なし草

  

■一人ひとりが社会とのつながりを持たない

「根なし草」になることが

社会の最大の病気だとドラッカーは言います。

 

「根なし草」は社会とつながりがないから

社会も見えない。

 

「根なし草」人間になると

役割と位置を社会の中に持たない。

 

■理念がいいか悪いか、

善人か悪人か、

真か偽かなどが社会を維持するのではない。

 

社会が維持され生きているということは

1人ひとりが根なし草ではなく

社会とつながることなのです。

 

善人ですばらしい理念に生きていても

1人1人が

根なし草である社会は維持されない。

 

■個人の目的、行動、動機が

社会の目的、行動、動機と

調和しないかぎり

人も社会もお互いに理解することができない。

 

組織の上層とか下層とかは

問題ではない。

 

■ヒンズー教のカースト制度でさえ、

個人と社会の間の機能上の関係が明確にされていることが

安心感につながっているのだと。

 

人間の本質は

その存在についての理念であり、

社会との基本的な関係にあるのです。

 

根なし草が最も危険な存在なのです。

 

ドラッカーはヒトラーのナチスに

理念だけで社会の根なし草の本質を見たのです。

 

      

3.儲けるIE(インダストリアル・エンジニアリング)

 

■アメリカの製造業はかって世界最大最高の

技術と規模の経営を誇っていました。

 

第二次世界大戦後は世界のリーダーとして

日本の製造業にも大きな影響を与えました。

 

自動車産業を中心に生産技術も製造技術も、

そして経営技術も

日本のビジネス界も学会もアメリカに学びました。

 

今でもその惰性が残っており、

アメリカの悪いところまで真似する癖まである。

 

■IE、すなわちインダストリアル・エンジニアリング

のコンセプトや技法も

日本を魅了しました。

 

IEを大野耐一氏は

「経営に直結する全社的製造技術」と解釈しました。

 

しかし多くのIEの専門家が

トヨタ生産方式を

「IEではない、単なるメソッドエンジニアリング」と

指摘していたそうです。

 

コンセプトより

現実の実践が優先していた。

 

■大野氏はIEの定義やコンセプトを聞いて

トヨタ生産方式はIEそのものだと思ったが

専門家は舶来の手法が本物であり、トヨタは違うと

批判された。

 

IEのコンセプトは理想的だが現実は

部分効率だけを追求していた。

 

逆にトヨタ生産方式は

コンセプトは地味だが現場中心でありながら

全社的な視点を持っていた。

 

■ドラッカーは

「現場もマネジメントの一角である」

「現場に企業の遺伝子がある」と言っています。

 

コンセプトや定義がすばらしい米国のIEに対して

「儲けるIE」すなわち

「MIE」という、目立たない、泥臭い表現が

面白いですね。

 

20世紀の終わりに米国で

トヨタ生産方式はリーン生産方式として

TOC(制約理論)として、

 

テイラーの科学的管理法を超える

全世界のモデルとして

コンセプト化されました。

 

 

■ご質問ご意見は気軽に

返信でご意見よろしくお願いします。

 

imaoka@bizdyn.jp

 

■■コミュニテイカフェ

「ドラッカーマネジメント塾」ご案内■■

 

先週は

分断と分裂する組織社会を

人と人のつながりをどうつくるか

リーダーシップと使命について話合いました。

 

次回は戦略の領域をドラッカー思想の根源である

弁証法や東洋哲学など

東西の人類の英知を紹介します。

 

今週は

平日コース6月21日木曜日18:30

週末コース6月23日土曜日15:00

です。

 

テーマは以下の二つです。

 

○1限テーマ「弁証法を根源とする「戦略」手法」

 

弁証法、帰納法・演繹法、発想法、知的生産の技術、

について多くの賢人の知を紹介します。

 

現実を正しく観察して

視点の違う関係者の知識を総合して

解決策を立案し、実行し

フィードバックする。

 

○2限テーマ「『実践』時間フィードバック、統合、流れ」

 

目標や戦略を立てた後の実践、プロジェクトマネジメント

のマインドセットに焦点を当てます。

 

スポット参加歓迎します。

 

本メールで

所属会社とお名前をお知らせ頂きお申込下さい。

 

現塾生も人数確認のために

出欠のご連絡下さい。

 

チラシのダウンロード

http://www.bizdyn.jp/images/community_chirashi8.pdf

 

 

■■■カフェ塾に参加された方の声■■■

 

●社会貢献の社団法人を立ち上げたが

精神の領域での「志」だけはあるつもりだが、

戦略や実践的な力をつけるには

この塾での「ドラッカー」がおおいに活用できる。

 

ロジスティクスやITの専門家も集う塾で

皆さんからの多く学べる

(社団法人理事長 60代女性)

 

●ロジスティクスの分野では

日本企業を振り出しに外資系企業も含めて

多くのプロジェクトを成功させてきたが、

人を育てたり、動機づけることが

成果に最も重要だと認識している。

 

ドラッカーの一言一言が

身にしみる。

(外資系製造業SCM担当部長 40代男性)

 

●かって役員として

会社を上場させるところまで成功させたが

資金繰りで結局破綻した。

トップの動機が自分の利益だった。

ドラッカーの思想ではなかった。

(IT系コンサルタント会社役員、40代女性)

 

●技術者がトップになって、顧客の顧客まで配慮しない、

自分の狭い視野で経営しているのが

上手く行かない原因だ。

全体感を持つマネジメントが必要だと認識した。

(製造業技術者、50代男性)

 

●ドラッカーのセミナーは経営幹部向けの

数十万円と高価だが、

本塾は幹部職でなくても自費で参加できる。

(製造業勤務、40代女性)

 

●マネジメントとは縁の無かった音楽家も

長寿社会への貢献するサービスを起業した。

ドラッカー塾は自分達が進めている事業のヒントになる

(社会起業家、30~40歳代男性)

 

 

その他の声

http://www.bizdyn.jp/voice.html

 

 

今岡善次郎

 

■■■■■寄付金のお願い■■■■

 

メルマガ初刊から間もなく4年ですが

経費ご負担の寄付金制度導入して2年目になります。

 

何度も寄付頂いた方、

個別にお礼メール差し控えますが

大変感謝申し上げます。

 

又これからもあらためて

学生や無職の人でマネジメントを学びたい人のために

ご寄付(お布施・献金)お願いします。

 

又若年認知症家族会「彩星の会」への寄付にも使わせて

頂きます。

 

金額やお名義は問いません。

 

請求や領収書など入金管理はしません。

 

一口月500円(ワンコイン)を

ベースとして随時受け付けます。

 

年間まとめ(6000円)、

半年(3000円)

月次(500円)もOK

 

寄付金(お布施)箱(口座)

 

三菱東京UFJ銀行

新宿中央支店(469)

口座番号 5324740

口座名義 株式会社 ビジダイン

 

 

■今岡善次郎マネジメント・メルマガ

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友人知人、皆様のメーリングリストでご紹介ください)

 

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株式会社ビジダイン

http://www.bizdyn.jp/

多摩大学大学院客員教授

http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33

----------------------------------------------------------------

部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織

の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか

仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。

科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、

企業は社会の一部である。

 

 

自利利他

2012年6月12日 19:17

 人と人 組織のつながり 功をなす 情物金の 流れが命

◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆

                   第208回   

     ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★    

       P・F・ドラッカーの

社会生態学的 俯瞰的 マネジメントモデルが開く 

  人生・企業・社会の共通のマネジメント原理   

(本メルマガはボランティアの寄付金で運営しています。

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 『自利利他』 

  

おはようございます。

 

今朝も

メルマガお読み頂きありがとうございます。

 

  5月31日木曜日

NPO法人介護者サポートネットワークセンター

アラジンhttp://www12.ocn.ne.jp/~arajin/がオープンした

阿佐ヶ谷のケアラ―ズ・カフェで介護に

関わる人達と飲みながら食事しながら

介護について話合いました。

 

●介護とは何か、careとは何か、ケアとは何か。

 

介護保険制度ができて

「介護」の意味が狭くなった。

 

本来はcareと同じく肉体的に精神的に

認知症など障害者や高齢者を思いやることです。

 

careには障害者や高齢者だけではなく、

人と人の思いやりも含まれます。

 

●現代マーケティングの第一人者と言われている

フィリップ・コトラ―はcaring

マネジメントに必要な概念として使っています。

 

今までの

Taking and faking(奪い合いと騙し合い)から

Sharing and caring(分かち合いと思いやり)と言い、

マネジメントもCaringの時代だと。

 

ちなみにコトラ―はマーケティングの父、

ドラッカーはマネジメントの父と言われて、

コトラ―は答えました。

 

ドラッカーはマーケティングの祖父であると。

 

■■コミュニテイカフェ

「ドラッカーマネジメント塾」ご案内■■

 

次回は

平日コース週末コースとも今週以内に開催します。

変則的な日程で申し訳ありません。

 

平日コース6月7日木曜日18:30

週末コース6月9日土曜日15:00

です。

 

テーマは以下の二つです。

 

○1限テーマ「人と人のつながりが基礎にある使命」

 

ドラッカーの社会生態学

ピーター・センゲの全体システム思考。

 

世界は分断されていない一つであるとする

ジョゼフ・ジャウ―スキーのシンクロニシテイ。

 

そして

「意識の領域構造」で全体とつながることで

人は使命を感じるというU理論の

オットー・シャ―マーの実践的思想を学びましょう。

 

○2限テーマ「『戦略の領域』で活用するドラッカー」

 

どのように戦略を組み立てるか。

戦略を組み立てるときのマインドセットは何か。

東洋哲学の賢人はどう考えたか。

 

仏教からくる因果の法則

「原因から結果を結ぶ縁」とは

「インプットをアウトプットに変換するプロセス」

と定義できます。

 

孫子の兵法からも

戦略立案のヒントを学べることも多くあります。

 

スポット参加歓迎します。

 

詳しくは本メルマガ最後の案内をお読みください。

是非ご参加ください。

 

さて、

本日のテーマ

===================

1.自利利他

2.役割と位置付け

3.忍術と魔術

===================

 

1.自利利他

 

■釈尊が誕生した時

「天上天下唯我独尊」(てんじょうてんがゆいがどくそん)

と言ったそうです。

 

松原泰道は以下のように解釈されます。

 

いつでもどこでも誰でも

人は誰もが仏性(真理のいのち)を持った

尊い存在であると。

 

■「天上天下唯我独尊」の後に続く言葉が

三界皆苦 我当救之

 

人は皆、誰も仏性を持っているが

過去も現在も未来も苦しみに満ちている。

 

これを救うために、

自分が仏性を持っていることを悟らせるために

生まれてきたのだと。

 

■仏教は方便というメタファー(比喩)に満ちています。

 

方便、又はメタファーが

現実の抽象化されたモデルであり、複雑な事や

理解の難しい現象をわかりすく説明してくれます。

 

生産工程をハイキングに喩える

制約理論と同じです。

 

宇宙の万有引力を木から落ちるリンゴで

喩えるニュートン力学と同じです。

 

松原泰道の仏教の解説を読むと

釈尊その人が方便(メタファー)であり、

釈尊以前も以降もインドの無数の哲学者の英知の

集合知識のように解釈できます。

 

人はどんなに苦しくても

ひとり1人は尊厳を持っており、

苦難を乗り越え楽しみと喜びを持つことができる。

 

人々(衆生)を救う方便(メタファー)そのものが

釈尊なのだと。

 

■人を救うには自分が救われなければならない。

 

自分と他人を区別しないで自他ともに救う。

 

「自利利他」と「衆」は同じ意味であると。

 

自分も他人もみな同じ「絶対の人」と

考えるのが人間を救う原点であり、

それが仏教思想だと。

 

人を救うことは自分を救うことであり、

自分を救うことは人と救うことなのです。

 

 

2.役割と位置付け

  

社会生態学者と自称したドラッカーが

良く使う言葉「一人ひとりの役割と位置付け」

は非常に重要なキーワードだと

思います。

 

人と組織の関係、

組織と社会の関係

人と社会の関係

つながりにおいて「役割と位置付け」が

必要だからです。

 

■「一人ひとりの人間の役割と位置付けは何か」

の答えは

人とは何か、会社とは何か、社会とは何かの

答えでもあるからです。

 

経済では人はモノとカネの需要と供給のみに

関わりますが、

人間はモノとカネだけの動物ではない。

 

モノとカネだけでも

精神の領域を無視できない。

 

■世の中が専門によって知覚の領域が分断されている

ことでそれぞれの領域を絶対視する傾向があります。

 

経済がすべてだ、

心を扱う宗教がすべてだ、

理性がすべてだ、

原子力発電が無くなると経済はなりたたないとか。

 

ドラッカーはいかなる領域も全体視しない人でした。

 

多面的多様な人間の本質を見て

社会を観察する人でした。

 

イギリスの政治家のウインストン・チャーチル、

人類の英知が近代の理性に勝るとした思想家の

エドムンドバーク

 

アメリカのジョージワシントン、

エイブラハムリンカーンなど社会を多元的に

考える人達を高く評価していました。

 

■人が健康であるためには

細胞や器官の機能(役割)と

それぞれの機能のつながり(位置)が明確で

身体全体が調整されていなければならない。

 

同じように

社会が機能するには

ひとり一人の役割と位置付けが与えられて

権力が正当なモノとして受け入れられていなければ

ならないと言いました。

 

「役割と位置付け」こそ、

ドラッカーの社会生態学視点の特徴が

よく表れていると思います。

     

3.忍術と魔術

 

■大野耐一は経営は「忍術」でなくてはならないと

言いました。

 

20世紀半ばの米国の経営が

科学的で理論的で「魔術」だとすれば

当時のトヨタは忍術であったと。

 

■大量生産でコストを下げることができる。

 

コストを下げると利益が増える。

 

コストを下げる大量生産で作りすぎて在庫が増えても

会計理論という「魔術」を使えば

利益が増える。

 

しかしこの魔術は

時間とともに種明かしされる。

 

売れない在庫がコストとなって企業経営を

危うくする。

 

■20世紀の終わりに世界でリーン生産として

注目されましたが、

トヨタ式生産方式は一夜で完成したのではないのです。

 

一つひとつの改善、工夫、失敗の繰り返しの

熟練を経て積み重ねられてイノベーションを

生みました。

 

忍術も激しい訓練を得て技を磨く。

 

それを大野氏は魔術ではなく忍術で

経営改善をして行った。

 

■現代はあまりにも多くの知識に溢れている。

 

多くの魔術師がはびこっている。

 

木を見て森を見ない。

森を見て木を見ない。

 

正しく観察して正しく考え正しく判断し

正しく行動する。

 

仏教の

八正道、六波羅蜜、四句誓願など

魔術に惑わされない能力を磨く「修錬」(精進)の

マインドセットを教えてくれます。

 

それは忍術のマインドセットなのです。

 

■ご質問ご意見は気軽に

返信でご意見よろしくお願いします。

 

imaoka@bizdyn.jp

 

■■コミュニテイカフェ

「ドラッカーマネジメント塾」■■

 

 

次回は

平日コース6月7日木曜日18:30

週末コース6月9日土曜日15:00

開催します。

 

○生活のためだけではなく、

仕事を動機づける心の奥深いものは何かについて

お互いに語り合いましょう。

そして

仕事で成果を上げるには

どのように戦略を組み立てればいいか

自分の経験の物語を交換しましょう。

 

お互いに話し合いした後で

ドラッカー先生から

お話を聞くような感じで

ドラッカーのメッセージを紹介します。

 

ドラッカーとともに

東洋哲学も紹介します。

 

テーマは以下の二つです。

 

○1限テーマ「人と人のつながりが基礎にある使命」

 

ドラッカーの社会生態学

ピーター・センゲの全体システム思考。

 

世界は分断されていない一つであるとする

ジョゼフ・ジャウ―スキーのシンクロニシテイ。

 

そして

「意識の領域構造」で全体とつながることで

人は使命を感じるというU理論の

オットー・シャ―マー。

 

○2限テーマ「『戦略の領域』で活用するドラッカー」

 

どのように戦略を組み立てるか。

戦略を組み立てるときのマインドセットは何か。

東洋哲学の賢人はどう考えたか。

 

仏教からくる因果の法則

「原因から結果を結ぶ縁」とは

「インプットをアウトプットに変換するプロセス」

と定義できます。

 

孫子の兵法や老荘思想からも

戦略立案のヒントを学べることも多くあります。

スポット参加歓迎します。

 

 

■■■カフェ塾に参加された方の声■■■

 

●社会貢献の社団法人を立ち上げたが

精神の領域での「志」だけはあるつもりだが、

戦略や実践的な力をつけるには

この塾での「ドラッカー」がおおいに活用できる。

 

ロジスティクスやITの専門家も集う塾で

皆さんからの多く学べる

(社団法人理事長 60代女性)

 

●ロジスティクスの分野では

日本企業を振り出しに外資系企業も含めて

多くのプロジェクトを成功させてきたが、

人を育てたり、動機づけることが

成果に最も重要だと認識している。

 

ドラッカーの一言一言が

身にしみる。

(外資系製造業SCM担当部長 40代男性)

 

●かって役員として

会社を上場させるところまで成功させたが

資金繰りで結局破綻した。

トップの動機が自分の利益だった。

ドラッカーの思想ではなかった。

(IT系コンサルタント会社役員、40代女性)

 

●技術者がトップになって、顧客の顧客まで配慮しない、

自分の狭い視野で経営しているのが

上手く行かない原因だ。

全体感を持つマネジメントが必要だと認識した。

(製造業技術者、50代男性)

 

●ドラッカーのセミナーは経営幹部向けの

数十万円と高価だが、

本塾は幹部職でなくても自費で参加できる。

(製造業勤務、40代女性)

 

●マネジメントとは縁の無かった音楽家も

長寿社会への貢献するサービスを起業した。

ドラッカー塾は自分達が進めている事業のヒントになる

(社会起業家、30~40歳代男性)

 

 

その他の声

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今岡善次郎

 

■■■■■寄付金のお願い■■■■

 

メルマガ初刊から間もなく4年ですが

経費ご負担の寄付金制度導入して2年目になります。

 

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個別にお礼メール差し控えますが

大変感謝申し上げます。

 

又これからもあらためて

学生や無職の人でマネジメントを学びたい人のために

ご寄付(お布施・献金)お願いします。

 

又若年認知症家族会「彩星の会」への寄付にも使わせて

頂きます。

 

金額やお名義は問いません。

 

請求や領収書など入金管理はしません。

 

一口月500円(ワンコイン)を

ベースとして随時受け付けます。

 

年間まとめ(6000円)、

半年(3000円)

月次(500円)もOK

 

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口座番号 5324740

口座名義 株式会社 ビジダイン

 

 

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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織

の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか

仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。

科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、

企業は社会の一部である。

 

 

花咲爺(はなさかじじい)

2012年6月 1日 16:44

 人と人 組織のつながり 功をなす 情物金の 流れが命

◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆

                   第207回   

     ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★    

       P・F・ドラッカーの

社会生態学的 俯瞰的 マネジメントモデルが開く 

  人生・企業・社会の共通のマネジメント原理   

(本メルマガはボランティアの寄付金で運営しています。

寄付金制度&退会手続きは最後をご覧ください。

頂いた寄付金は若年認知症家族会「彩星の会」への

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 『花咲爺(はなさかじじい)』 

  

おはようございます。

 

今朝も

メルマガお読み頂きありがとうございます。

 

●私は自宅事務所での仕事着はジーンズで何年も

通しています。

 

ふと思いついて

仏門の僧侶の仕事着である作務衣を注文して

みました。

 

●どちらも

肉体労働に向いた仕事着であり、

毎日考えずに着用できるし、

機能的でありながり、ファッションとしても

自己満足できる。

 

松原泰道の

「仏教入門」「般若心経入門」「法華経入門」

を読む時、作務衣が集中力をましてくれます。

 

●5月26日のカフェ塾でも

作務衣で通しました。

 

ドラッカーと東洋哲学は相性がいいです。

 

■■コミュニテイカフェ

「ドラッカーマネジメント塾」ご案内■■

 

次回は

平日コース6月7日木曜日18:30

週末コース6月9日土曜日15:00

開催します。

 

 

テーマは以下の二つです。

 

○1限テーマ「人と人のつながりが基礎にある使命」

 

ドラッカーの社会生態学

ピーター・センゲの全体システム思考。

 

世界は分断されていない一つであるとする

ジョゼフ・ジャウ―スキーのシンクロニシテイ。

 

そして

「意識の領域構造」で全体とつながることで

人は使命を感じるというU理論の

オットー・シャ―マーの実践的思想を学びましょう。

 

○2限テーマ「『戦略の領域』で活用するドラッカー」

 

どのように戦略を組み立てるか。

戦略を組み立てるときのマインドセットは何か。

東洋哲学の賢人はどう考えたか。

 

仏教からくる因果の法則

「原因から結果を結ぶ縁」とは

「インプットをアウトプットに変換するプロセス」

と定義できます。

 

孫子の兵法からも

戦略立案のヒントを学べることも多くあります。

 

スポット参加歓迎します。

 

詳しくは本メルマガ最後の案内をお読みください。

是非ご参加ください。

 

さて、

本日のテーマ

===================

1.花咲爺(はなさかじじい)

2.自己啓発

3.離れ小島

===================

 

1.花咲爺(はなさかじじい)

 

■枯れ木に花を咲かせた花咲爺の話の原型は

仏教だそうです。

 

釈尊が生まれる前の

幾世代の過去の祖先から

人類の英知を受け継いで思想を形成した

物語だそうです。

 

■枯れ木とは

生きる喜びを失い、自己を喪失して

思い悩む人々を表します。

 

本来人間は

純粋な人間性を持って社会につながる自己を持つ。

 

これは宇宙につながる生命であり、

仏教では「仏性」と言います。

 

すなわち人は誰も仏性を持っている。

 

この仏性とは花咲爺は咲かせる「花」なのです。

 

■釈尊が誕生して

自分を失い、悩み、苦悩する人々を

救ったのです。

 

釈尊が「花咲爺」であり、

仏性が「花」である。

 

■人も組織も社会も生命(いのち)ある

生き物です。

 

ドラッカーはマネジメントという概念で

人や組織社会に花を咲かせました。

 

釈尊もドラッカーもそして現代までの

多くの賢人も

古代から幾世代を経て人類の英知を結晶化させました。

 

人類の英知と言う「灰」をまいて

現代の人々に「花」を咲かせたいものです。

 

  

2.自己啓発

  

■ドラッカーが20世紀に知識労働者を定義したのは

伝統的な肉体労働者に対して

新しい問題や課題がでてきたからです。

 

生活のために労働なら

自己疎外、フラストレーション、諦観に耐えられるが

学歴も高い専門家としての誇りで仕事する

中間層には耐えがたい問題となった。

 

■21世紀に入り、

経済格差が広がり、中間階層が減り

僅かな富裕層と貧困層が増える時代への揺り戻し

が起こりつつあります。

 

ある意味で

全員が知識労働者となって

何のために働くのか自問自答する。

諦観と自己疎外とフラストレーションに

耐えなければならない時代になった。

 

■仕事の成果と自己実現の両方を満たすのは

生まれてきた人生への責任でもあります。

 

どうしたらいいか。

 

ドラッカーは言います。

組織の目標と個人の欲求を合致させる

唯一つの方法は

自己啓発であると。

 

■自己啓発とは

ビジネススクールや

専門家育成のスキルではありません。

 

ドラッカーと

同じく社会を生態システムとして見る

ピーター・センゲは

自己と組織を統合するシステム思考が必要だと

言っています。

 

組織も社会も自分にとって

客観的な対象ではない。

 

自分がその一部だ。

 

組織を進化させるのは

まず自分が修錬(personnel mastery

する必要があると。

 

ドラッカーの自己啓発とつながります。

 

仏教の精進とも同じですね。

     

3.離れ小島

 

■トヨタ生産方式に

「離れ小島をつくるな」という教訓があります。

 

工場内の作業場所(工程)が

プツンポツンと離れていると

チームワークがとれない。

 

■一人ひとりが

バラバラに自分の現場で働くことは

それぞれの分断された仕事には効率的かもしれない。

 

しかし全体でみると効率が悪いと

大野耐一氏は考えました。

 

人と人のつながりの部分に

ムダがある。

 

時間を浪費する。

 

■仮に

5つの離れ小島でそれぞれ5人が仕事をしている

状態を1カ所に集めて5つの仕事を

お互いに協力するとどうなるか。

 

3人でも2人でもできるようになる。

 

他の仕事に回せるようになる。

将来のために自己啓発に時間が使えるようになる。

 

■分断された作業で

自分の担当する仕事しか見えないのが

多くに組織が病気となって

いろんな問題が発生している。

 

他人の仕事と自分の仕事の関係を理解して

全員の仕事の成果に目が向くとき、

チームは驚くべき成果を生むのです。

 

■ご質問ご意見は気軽に

返信でご意見よろしくお願いします。

 

imaoka@bizdyn.jp

 

■■コミュニテイカフェ

「ドラッカーマネジメント塾」■■

 

 

次回は

平日コース6月7日木曜日18:30

週末コース6月9日土曜日15:00

開催します。

 

○生活のためだけではなく、

仕事を動機づける心の奥深いものは何かについて

お互いに語り合いましょう。

そして

仕事で成果を上げるには

どのように戦略を組み立てればいいか

自分の経験の物語を交換しましょう。

 

お互いに話し合いした後で

ドラッカー先生から

お話を聞くような感じで

ドラッカーのメッセージを紹介します。

 

ドラッカーとともに

東洋哲学も紹介します。

 

テーマは以下の二つです。

 

○1限テーマ「人と人のつながりが基礎にある使命」

 

ドラッカーの社会生態学

ピーター・センゲの全体システム思考。

 

世界は分断されていない一つであるとする

ジョゼフ・ジャウ―スキーのシンクロニシテイ。

 

そして

「意識の領域構造」で全体とつながることで

人は使命を感じるというU理論の

オットー・シャ―マー。

 

○2限テーマ「『戦略の領域』で活用するドラッカー」

 

どのように戦略を組み立てるか。

戦略を組み立てるときのマインドセットは何か。

東洋哲学の賢人はどう考えたか。

 

仏教からくる因果の法則

「原因から結果を結ぶ縁」とは

「インプットをアウトプットに変換するプロセス」

と定義できます。

 

孫子の兵法や老荘思想からも

戦略立案のヒントを学べることも多くあります。

スポット参加歓迎します。

 

 

■■■カフェ塾に参加された方の声■■■

 

●社会貢献の社団法人を立ち上げたが

精神の領域での「志」だけはあるつもりだが、

戦略や実践的な力をつけるには

この塾での「ドラッカー」がおおいに活用できる。

 

ロジスティクスやITの専門家も集う塾で

皆さんからの多く学べる

(社団法人理事長 60代女性)

 

●ロジスティクスの分野では

日本企業を振り出しに外資系企業も含めて

多くのプロジェクトを成功させてきたが、

人を育てたり、動機づけることが

成果に最も重要だと認識している。

 

ドラッカーの一言一言が

身にしみる。

(外資系製造業SCM担当部長 40代男性)

 

●かって役員として

会社を上場させるところまで成功させたが

資金繰りで結局破綻した。

トップの動機が自分の利益だった。

ドラッカーの思想ではなかった。

(IT系コンサルタント会社役員、40代女性)

 

●技術者がトップになって、顧客の顧客まで配慮しない、

自分の狭い視野で経営しているのが

上手く行かない原因だ。

全体感を持つマネジメントが必要だと認識した。

(製造業技術者、50代男性)

 

●ドラッカーのセミナーは経営幹部向けの

数十万円と高価だが、

本塾は幹部職でなくても自費で参加できる。

(製造業勤務、40代女性)

 

●マネジメントとは縁の無かった音楽家も

長寿社会への貢献するサービスを起業した。

ドラッカー塾は自分達が進めている事業のヒントになる

(社会起業家、30~40歳代男性)

 

 

その他の声

http://www.bizdyn.jp/voice.html

 

 

今岡善次郎

 

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メルマガ初刊から間もなく4年ですが

経費ご負担の寄付金制度導入して2年目になります。

 

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個別にお礼メール差し控えますが

大変感謝申し上げます。

 

又これからもあらためて

学生や無職の人でマネジメントを学びたい人のために

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又若年認知症家族会「彩星の会」への寄付にも使わせて

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金額やお名義は問いません。

 

請求や領収書など入金管理はしません。

 

一口月500円(ワンコイン)を

ベースとして随時受け付けます。

 

年間まとめ(6000円)、

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株式会社ビジダイン

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多摩大学大学院客員教授

http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33

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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織

の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか

仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。

科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、

企業は社会の一部である。

 

 

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