P.F・ドラッカーに学ぶ人生・起業・社会設計のすすめ|今岡善次郎のマネジメント・メルマガ

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簡(かん)にして文(ぶん)

2012年2月27日 16:25

人と人組織のつながり功をなす情物金の流れが命

◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆

                   第193回   

     ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★    

       P・F・ドラッカーの

社会生態学的 俯瞰的 マネジメントモデルが開く 

  人生・企業・社会の共通のマネジメント原理   

 

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 『簡(かん)にして文(ぶん)』 

 

おはようございます。

 

今朝もメルマガお読み頂きありがとうございます。

 

●14日から17日まで

私は御殿場の山に籠り、

 

行徳哲男先生の

BE(Basic Encounter)訓練を受けてきました。

 

BEとは「自分との遭遇」という意味です。

 

赤ん坊の頃の自分から多くの体験と

いろんな人から影響受けて

良くも悪くもいろんな考えや知識で自分を作ってきた。

 

そして本来の自分を失っている。

 

●武道やスポーツで身体の訓練を行います。

 

知的訓練は学校教育や読書や論理的思考訓練などがある。

 

感性の訓練は喜怒哀楽の感情を豊かにするという

ことのようです。

 

感性を鈍らせる知識や理性を外してみる。

 

●行徳先生のBE訓練は

感性を剥き出しにする訓練とも言えます。

 

訓練と割り切って演出された、

トレーナーが作りだす状況の舞台に

自分を投入できるかどうか。

「無」になれるかどうか。

「愚」になれるかどうか。

 

これが訓練の成果に影響すると思いました。

 

「無」になり「愚」になることに

挑戦しました。

 

●感性と理性と身体は

企業に喩えると「理念」「戦略」「ロジスティクス」の

マネジメント哲学になる。

 

ロジスティクスとは

現場現実における実践です。

 

戦略と実践は感性(精神・心)を核として

統一されるのです。

 

だから

企業のマネジメントにも

感性の訓練が必要かもしれません。

 

4月開講する2012年春期の

コミュニテイカフェ「ドラッカーマネジメント塾」

は今回の感性論哲学訓練を

反映させます。

 

マネジメント塾のご案内

http://www.bizdyn.jp/seminar.html

 

 

メルマガ読者の皆様の参加申し込みお待ちしています。

 

本日のテーマ

===================

1.簡(かん)にして文(ぶん)

2.意見からスタートする

3.企業体と人間の身体

===================

 

1.簡(かん)にして文(ぶん)

 

■東洋哲学の特徴は、

西洋の表音文字に対する表意文字の漢字で

多くの意味を表していることです。

 

中庸の思想も

西洋の理論的な思考では矛盾する概念を

同じ言葉で表します。

 

「簡(かん)にして文(ぶん)」とは

簡単(単純)であって複雑であれと

矛盾するようなメッセージです。

 

■文(ぶん)とは

文様、多様、彩(いろ)どりなどと共通する言葉で

多様性(diversity)を表します。

 

科学者が複雑性(complexity)と言っている概念と

同じだと思います。

 

「簡(かん)にして文(ぶん)」とは

単純にして複雑であれという

西洋的合理的思考が嫌う論理的矛盾を

含んでいます。

 

■一方

「温(おん)にして理(り)」は

温和であって理性的であれという意味です。

 

温かい人であり同時に冷静でもあることが

大事なのだと。

 

■「あれかこれか」「イエスかノーか」

「正しいか正しくないか」という

一次元の思考を超えた二次元の中に真実がある。

 

単純な人は心が狭い、

理性的な人は冷たい、

やさしい人は理性が無い

など決めつけない方がいい。

 

簡(かん)にして文(ぶん)

「温(おん)にして理(り)」

 

「単純にして奥深い」「やさしくてかしこい」

 

矛盾に生きるのがいい。

 

2.意見からスタートする

 

■何かを決める時、

「事実からスタートせよ」というのが

合理的思考だとされています。

 

ドラッカーは

「事実からではなく意見からスタートせよ」

と言います。

 

つまり仮説としての意見からスタートせよと。

 

■1つの組織がある案を実行に移すか移さないか

あるいは幾つかの案の中からどれかを選ぶという

意思決定の問題があるとしましょう。

 

何が正しいかについて意見が対立する。

共通の理解がない。

競合する選択肢が混在する。

 

こんな問題はマネジメントには付き物です。

 

■ここに、

事実としての「ある物質」があるとします。

 

科学者はその成分を事実として見る。

 

画家はその色彩を事実として見る。

 

料理人はその味を事実としてみる。

 

意見が無ければ事実が見えないのです。

 

仮説が無ければ膨大なデータに埋もれてしまい

事実が見えてこない。

 

■どんな事実に注目するか、何を見るかは

「意見」からスタートせよと。

 

意見とは何を判断基準にするか、

何が正しいかの基準になる。

 

誰かに言われたから、自分の利益のためか、

誰かを喜ばせるためかの意見がある。

 

人でも組織でも意思決定にあたり

「意見」からスタートする。

 

ドラッカーがここで言っている「意見」とは

自分が、組織が、

どうありたいかの「理念」

つまり「感性」からスタートするのです。

   

 

3.企業体と人間の身体

 

■大野耐一氏は企業体を人間の身体に喩えて

マネジメントの革新に想像力をかきたてていたと

思います。

 

現場で働く人の自律性を重視する。

 

上司からではなく自ら判断して行動することを

奨励するのは

身体の自律神経の働きを喩えたのです。

 

また組織には背骨(バックボーン)となる

理念・戦略・計画が欠かせない。

 

■美味しそうな料理を見ると唾がでる。

走ると心拍数があがる。

熱いと汗がでる。

 

意識しなくても自律神経の働きで

自動的に身体が反応します。

 

背骨は身体全体を統一しており

やわらかく柔軟に曲がるほど健康と言えます。

 

■生産現場で働く人が工場長や管理部にお伺いを

立てなくても現場の状況に合わせて

自主判断できるようにする。

組織のいろんな部署を統合する背骨(バックボーン)

としての計画は

必要だがそれを固定してはいけない。

 

計画を聖(絶対視)とすることは

骨にギブスをはめることに相当する。

 

■身体を比喩にして多くを語り

社会生態学者と自称した

P・F・ドラッカーと共通します。

 

人も組織も、企業全体も、

企業と企業のつながりのサプライチェーンも、

グローバル経済も、

あたかも一つの生き物の身体のように

繋がっている。

 

身体に比喩で仕事の組織を語ることができます。

 

■ご質問ご意見は気軽に

返信でご意見よろしくお願いします。

 

imaoka@bizdyn.jp

 

■■■2012年 コミュニテイカフェ

「ドラッカーマネジメント塾」のご案内■■

 

2012年春期(4月~7月)開催予定を決定しました。

 

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■マネジメントは

禅に通じると言われる武道や茶道などと同じです。

 

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■経営の神様ピーター・F・ドラッカーを

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で活用しつつ、講義と

食事やアルコールの入った塾生同士の交流を

組み合わせた

マネジメント入門塾を開催します。

 

人と人の絆がマネジメント力を高めます。

 

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定員20名申込受け付け開始ました。

 

2012年は4月から開催します。

 

妻の在宅介護でほぼ開店休業だった

コンサルティングを再開すべきチラシ作りました。

 

「コンサルティング」チラシダウンロード

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今岡善次郎

 

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寄付金制度導入して2年目になります。

何度も寄付頂いた方、

個別にお礼メール差し控えますが

大変感謝申し上げます。

 

又これからもあらためて

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ご寄付(お布施・献金)お願いします。

 

金額やお名義は問いません。

 

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年間まとめ(6000円)、

半年(3000円)

月次(500円)もOK

 

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新宿中央支店(469)

口座番号 5324740

口座名義 株式会社 ビジダイン

 

 

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多摩大学大学院客員教授

http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33

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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織

の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか

仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。

科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、

企業は社会の一部である。

淡(たん)にして厭(いと)わず

2012年2月22日 00:48

 人と人組織のつながり功をなす情物金の流れが命人と人組織のつながり功をなす情物金の流れが命

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 『淡(たん)にして厭(いと)わず』 

 

おはようございます。

 

今朝もメルマガお読み頂きありがとうございます。

 

●先日、

感性論哲学の創始者である芳村思風先生の

思風塾に参加しました。

 

先生の訓話の後居酒屋での懇親会で

印象深い人々と繋がりました。

 

感性論哲学は一言で言えば、

人間の本質は感性にあり

理性と身体を統一していると

いう考えです。

 

●全国から集まった経営者、人材教育専門家と

知りあいました。

 

死の病から奇跡的に生還して

執筆活動と人材教育をしている

岡部明美さん。

 

そして

芳村思風先生の感性論哲学に影響されて

昭和30年代の激しい労使紛争事件を

突破した体験を持つ

行徳哲夫先生とも面識を持ちました。

 

●行徳先生は米国の行動科学と感受性訓練と

東洋の禅を融合した哲学的訓練で

30年にわたり2万人近い人を訓練したという。

 

米国の合理的理性と

東洋の禅思想を統合した

スティーブ・ジョブスとも類似性があります。

 

本メルマガが皆様に配信される日を含め

14日から17日まで

私は御殿場の山に籠り、

行徳先生の訓練を受けてきます。

 

●感性と理性と身体は

企業に喩えると「理念」「戦略」「ロジスティクス」の

マネジメント哲学になると考えています。

 

ロジスティクスとは

現場現実における実践です。

 

戦略と実践は感性(精神・心)を核として

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4月開講する2012年春期の

コミュニテイカフェ「ドラッカーマネジメント塾」

は今回の感性論哲学訓練を

反映させます。

 

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本日のテーマ

===================

1.淡(たん)にして厭(いと)わず

2.決定とフィードバック

3.台車やハンガ―がカンバン

===================

 

1.淡(たん)にして厭(いと)わず

 

■中庸では内面に持っている宝を隠す

奥ゆかしさを大事にするということを話しました。

 

人と人との交わりについても、

「淡(たん)にして厭(いと)わず」が

いいと。

 

水のようにあっさりして厭(いや)にならない

という意味です。

 

■人と人との交わり、絆は

あまり濃密だといずれ飽きてくる。

 

甘い飲み物は少しであれば

美味しいが、すぐ飽きる。

 

水ならば飽きることが無い。

 

■親子の関係も

子供たちが成長すると「淡い」関係になる方が

いいものです。

 

淡い「恋」は濃密な「恋」より長く続く。

 

年に一度の同窓会が盛り上がるのも

「淡(たん)にして厭(いと)はない」

からでしょうか。

 

■介護をしなければならなくなった

連れ合いに対して

失った機能を補うために

24時間365日接していなければならなくなります。

 

一心同体の交わりは

突然「虐待」に変貌する危険があります。

 

介護は社会的つながりの中で

「淡(たん)にして厭(いと)わない」関係を

作らなければ長く続きません。

 

 

2.決定とフィードバック

 

■どんな決定をしても

実際の行動が伴わなければ決定したことにはなりません。

 

ドラッカーに言わせれば

「良き意図」の表明にしかならない。

 

決定する人間と行動する人間が違う場合は

行動の結果を見なければなりません。

 

決定を確かめるフィードバックは

不可欠です。

 

■最善の決定と言えども

間違っている可能性がある。

 

しかもどんな決定でも

時間とともにやがて陳腐化する。

 

いつまでも同じやり方が正しいとは限らない。

 

■ソニー、パナソニック、シャープなど

日本を代表する優良企業が大幅な赤字を出した。

 

TV事業で決定していた大規模投資の

内製戦略が陳腐化していた。

 

早い段階での技術の陳腐化、

グローバルな市場の変化を

フィードバックしなければならない。

 

日本的な現場指向のマネジメントに

戻るかどうか。

 

●組織が大きくなり、

コンピュータシステムでマネジメントされるようになると

決定者と現場が遠く離れていても情報は来る。

 

情報システムによるフィードバックだけではなく、

決定者は現場を見なければなりません。

 

優秀な米軍の軍事作戦の決定者は必ず現地に行って

確かめたと言う。

 

日本軍の参謀は大本営にいて負け続けていた現場情報を

隠ぺいしていたという。

 

日本の大企業のトップマネジメントが

そうならないようにしてほしいものです。

 

どんな決定も

現場現実のフィードバックが行われないかぎり

成果を上げることはできません。

 

 

3.台車やハンガ―がカンバン

 

■買い物袋に、

買ったままの、例えば

「お米」を入れておくとします。

 

減ってきたらその袋を持って

袋に入るだけ米を買う。

 

お米の在庫は袋の大きさで限定され

過剰にならないし、在庫切れにもならない。

 

■トヨタのカンバンシステムは

必要以上の在庫を持たない。

 

限度を「カンバン」という袋の大きさを示す数量で

上流に注文する方法と考えていいと思います。

 

台車をカンバン代わりすることも

あるそうです。

 

台車が空になったら

上流に取りに行く。

 

■洋品店で買いたい服をハンガーにぶら下げたまま

レジにいくと、

服とキャッシュが交換されてハンガ―が空になって

箱に入れられます。

 

空のハンガ―の数だけ

倉庫から店頭に補充すると店頭在庫は

ハンガ―で制約されます。

 

■米袋も台車もハンガ―も、

台所、工場、洋品店の現場も

「カンバン」の思想で語れます。

 

モノが切れることもなく、

不用不急のモノであふれることもないようにするのが

「カンバン」の知恵です。

 

東日本大震災やタイの洪水で

サプライチェーンが切れたことが報道されていますが、

モノが不足することだけではなく、

一方で不用不急のモノがあふれる

「過剰在庫」も問題としなければなりません。

 

■ご質問ご意見は気軽に

返信でご意見よろしくお願いします。

 

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科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、

企業は社会の一部である。

粗末な着物の懐に宝

2012年2月13日 09:13

人と人組織のつながり功をなす情物金の流れが命

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 『粗末な着物の懐に宝』 

 

おはようございます。

 

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●2月4日土曜日午後、

浴風会ケアスクール主催の2日間認知症介護講座の中の

1つとして

「介護家族の思い~介護家族の知恵~」

と題して私の体験をお話する機会を頂きました。

 

受講者はほとんど同じ体験をしている

介護家族でした。

 

●喪失感、不眠、鬱状態などにどう対処したか

経験をお話した後

たくさんの質問と自分の体験について

発言があり、

皆様と共感しました。

 

中には家で母と姉の介護して

職場で3人の鬱患者の部下の面倒を見ているという

男性がいました。

 

ストレスに馴れているというお話を

壇上で傾聴する立場に立ち、

頭の下がる思いをしました。

 

●ストレスに馴れる、

痛みを感じないという介護生活がずっと続けられるか、

少し心配もしましたが、

淡々として強いものを感じました。

 

人間は艱難辛苦によって

鍛えられると古人は教えています。

 

人生のマネジメントも組織のマネジメントも

艱難辛苦は避けて通れない。

 

●マネジメント術を学ぶ

2012年春期のカフェ塾は4月から開講します。

 

マネジメント塾のご案内

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本日のテーマ

===================

1.粗末な着物の懐に宝

2.何が正しいかを知って正しい妥協ができる

3.改善は永遠にして無限である

===================

 

1.粗末な着物の懐に宝

 

■錦(にしき)を着て麻(あさ)を重ねる

粗末な着物の懐に宝を抱く

 

ともに同じ意味で

表面は凡人(愚)に見せかけて

内面は立派な人間になれ

という意味です。

 

■現代ではあまり評価されない

奥ゆかしさを説いています。

 

社会的経済的な成功を正しいとする

米国的価値観に対して、

外面を飾らず内面を磨く奥ゆかしさの

昔の東洋的価値観が再び

現代に必要になってきています。

 

■社会を競争の場と見るか

社会を共生の場と見るか

 

すなわち勝つことが正しいか、

共に生き残ることが正しいか。

 

二つの見方があります。

 

欧米では前者の見方が

アジアでは歴史的に後者の見方が

強かった。

 

■勝つことが正しいとすれば

トップに立つ人間が一番正しい。

独り勝ちする世界が正しい。

 

それでいいのか。

 

1%の勝者が70%の富を持ち、

99%の敗者は30%の富を分配する

競争社会がグローバル経済に変調をもたらしました。

 

経済力や知力をギラギラさせて

見せかけの正義感をもって(錦(にしき)を着て)

一部が勝ち続けた経済は

共生関係にある社会生態系を破壊しつつあります。

 

現代のグローバル金融危機もその表れいえます。

 

2.何が正しいかを知って正しい妥協ができる

 

■半分のパンは無いよりましだから

半分でも妥協できる。

 

半分の赤ん坊は

二つに分けられた赤ん坊の亡骸となり

妥協できない。

 

ドラッカーは時にドキッとするメタファーで

驚かせます。

 

■妥協できるか

妥協できないかは

何が正しいことを知ることだと

ドラッカーは言います。

 

生き延びることは正しいが

一時の空腹を満たすことは妥協できる。

 

■妻がアルツハイマー病に罹って

人間としての尊厳の危機に直面しました。

 

在宅で介護する者は私しかいない。

仕事ができなくて収入が無くなる。

 

正しい行動は

最後の瞬間まで人生を楽しませることだった。

 

仕事の収入が減ることは妥協できる。

 

■意思決定の根拠を「何が正しいか」自分の頭で

考えることが大切です。

 

何が正しいかを考えずに

 

人がやっているから。

人に批判されたくないから。

楽だから。

受け入れやすいから。

 

という理由で意思決定すると

何もできず主体性のない人生を送ることになります。

 

 

3.改善は永遠にして無限である

 

■日本の製造業が世界で目立ち始めた

1970年代から1980年代

「改善は永遠にして無限である」と

言われていました。

 

製造の現場だけではなく

人も組織も社会も

有機的システム(生き物)は

本来無秩序に向かう特徴を持っている。

 

物理学の用語で

エントロピーが増大する。

■工場でも、本社事務所でも

どこでも、何時でも、だれにでも

 

時間のムダがあり、

心のムダがあり、

為すことにムダがあり

作業にムラがある。

 

ムリ・ムダ・ムラは自然現象であり

エントロピー増大の法則に従います。

 

■日常自分に課している義務を怠る。

禁煙が続かない。

顧客への感謝と誠意ある電話を忘れる。

 

行政府でも同じです。

 

国会は大事なことを決めないで

些細なことに税金を無駄にしている。

 

税収が減ると増税と国債発行しか考えない。

 

エントロピー増大は

心の中に自然に生える「雑草」のようなものです。

 

■かってトヨタなどがモットーとした

「改善は永遠にして無限である」とはどんな

意味があるのか。

 

無秩序に向かうエントロピー増大に抗して

生き残りを図る決意表明と考えていいと

思います。

 

今グローバル経済の

エントロピーが増大している。

 

大事なことは

奇抜な戦略ではなく、

 

生き物としての組織や社会にとって

当たり前のことを規律よく実行すること

かもしれません。

 

 

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新宿中央支店(469)

口座番号 5324740

口座名義 株式会社 ビジダイン

 

 

■今岡善次郎マネジメント・メルマガ

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株式会社ビジダイン

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多摩大学大学院客員教授

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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織

の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか

仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。

科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、

企業は社会の一部である。

 

錦(にしき)を着て麻(あさ)を重ねる

2012年2月 6日 21:04

 人と人組織のつながり功をなす情物金の流れが命

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