P.F・ドラッカーに学ぶ人生・起業・社会設計のすすめ|今岡善次郎のマネジメント・メルマガ

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富貴貧賎に素す

2011年8月30日 10:26

 人と人組織と組織のつながりで流れをつくる命の輝き   

円滑な情物金の流れこそ成すべき仕事の最終成果 

◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆

                   第167回   

     ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★    

       P・F・ドラッカーの

社会生態学的 俯瞰的 マネジメント モデルが開く 

  人生・企業・社会の共通のマネジメント原理     

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

 

  『富貴貧賎に素す』 

 

今日もメルマガお読み頂きありがとうございます。

 

●猛暑の夏も終わり、

過ごしやすくなりましたね。

 

涼しくなって、

自宅マンションのある中野の青梅街道と大久保通り

の間の住宅街を通り抜ける道にそって

男一人散歩しました。

 

東高円寺の天祖神社でお参りし、

みごとな柳の公園のベンチで一休み、

やがて青梅街道に沿った

蚕糸の森公園。

 

●4年前まで自宅で妻を介護している時は

毎日の散歩コースでした。

 

まだ歩けて会話もできた。

 

君と見た 見事な柳 今もまだ

同じ姿で あれはいつぞや

 

週一回の面会の入院生活に追いやり、

独り暮らしをする今の自分から

 

24時間365日3シフトの介護生活していた

自分を振り返り感傷的になりました。

 

「これでいいのか?」

 

●4月から7月にかけてコミュニテイカフェ、

ドラッカーマネジメント塾開催しました。

 

10月から第二回2011年秋期コース開催します。

最後に案内します。

 

さて、

●今週のテーマ

====================

1.富貴貧賎に素す

2.他人に理解される

3.焦らず多能工を養成する

 

===================

       

1.富貴貧賎に素す

 

■中庸を続けます。

 

「富貴に素して富貴におこない、

貧賎に素して貧賎におこなう」

 

人生は

経済的にも社会的にも恵まれることもあれば

貧乏になったり社会的に孤立したりする。

 

■それはそれで良いのだ。

 

経済的に豊かで社会的地位に恵まれているときは

それを楽しみ、

貧乏になって孤立すれば

それを受け入れて生きて行けばいい。

 

悔しんだり浮かれたりしない。

 

■仕事で失敗したり、

自分や家族が大病を患ったりすると

財産を失い、仕事を失います。

 

それはそれでいいのだ。

 

中庸の言葉で

肩の力が抜けてリラックスさせてくれます。

 

■豊かで地位がある時は

それらしく振舞う。

 

財産も仕事も失ったら

過去の栄光などさっぱり捨てて

それなりの仕事について、

収入にあった質素な生活を楽しめばいい。

 

大震災と原発で

経済生活や社会的地位など未練のない

人が増えたように思います。

 

 

2.他人に理解される

 

どんな職業についているにせよ

現代の仕事社会は知識労働者である専門家から

成り立っています。

 

原子力技術者

医療や介護の専門家

会計士

営業マン

コンサルタント

コンピュータ技術者

ロジスティクス専門家

教師

 

知識労働者である専門家が生産するのは

モノではなくアイデアであり、

情報であり、コンセプトです。

 

そして一人の専門家のアウトプットが

他の専門家のインプットになり

統合されて成果を生む。

情報や知識のサプライチェーンの産出物が

成果となり誰かの役に立つのです。

 

■ところが同じ専門家同志の間で通じる言葉が

他の専門家や一般の人に理解できないことが多い。

 

専門家の外の人達を素人扱いにし

勉強せよと高くでる。

 

専門家同志が通じれば良いと

野卑な傲慢が見受けられるとドラッカーは

指摘します。

 

地質学や地震学の専門家が原発の危険性を

指摘しても

原子力村の専門家は

専門外の意見として無視したという。

 

■どんな仕事も、成果を上げるには

他人、他の専門家によって

理解されなければなりません。

 

ドラッカーはマネジメントの原理を語るに当たり

大学や研究機関において

専門家が自分達の知識を

卑しく陥れている風潮があると批判しています。

 

専門外に人に理解してもらう前に

専門外の人の話を聞く心の準備を持つことが

重要なのですね。

 

   

3.焦らず多能工を養成する

 

■大野耐一氏が

豊田喜一郎社長に3年でアメリカに追い越せという

目標にアドレナリンが溢れて

いろいろ考えた。

 

機械工場長として

加工工程順に機械の配列を変えて

一個づつ加工して生産の流れを作ることを

目標にした。

 

■そのためには

一人の作業者が1台の機械しか担当しない

従来のやり方に反して2台持てるようにした。

 

機械の配置を工夫すれば

一人の作業者が3台、4台持てるようになる。

 

人間は一つのことに慣れると

他のことに習熟することは容易ではありませんが、

誰しも可能性は持っている。

 

一つの技を覚えたら

幾つか複数の技も覚えやすい。

 

■工場における作業員は長い間に固定化してしまって

一つの技のみ何年も繰り返している。

 

工場だけではなく

いろんな組織で同じ保守性があり、

大野氏は組織の保守性を打破しようとした。

 

大野氏の下で働いた人の話では

いろいろと抵抗があったいう。

 

しかし大野氏は

アメリカ人には無理でも

日本人にはできるという確信があった。

 

■このように流れを作るために

大野氏はいろんなことを学んでいった。

 

人や技術の問題だけではなかった。

 

機械も変えなければならなかった。

一つの加工が完了すれば機械もすぐ止まるように

しなければならなかった。

 

機械と人間の関係においても

相互に多くのイノベーションとなった。

 

焦らず多能工を養成し、

一日一歩の改善を続けたという。

 

□□□□

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なんでも結構ですので、気軽に

返信でご意見よろしくお願いします。

 

 

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■■■■秋期 コミュニテイカフェ「塾」ご案内■■■

 

医者も技術者もマネジメントも実務です。

 

医者は病気の本質を学び、

技術者は設計する構造物の特質を知る必要があります。

 

マネジメントは同じように

「人間の本質」を知ろうというのが

ドラッカーです。

 

10月から始まる

第二回

コミュニテイカフェ「ドラッカーマネジメント塾」案内

 

講義もさることながら

参加者同志のコミュニテイが好評です。

 

弊社のWEBで公開しています。

http://www.bizdyn.jp/seminar.html

 

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今岡善次郎

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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織

の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか

仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。

科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、

企業は社会の一部である。

 

位(くらい)に素して行いその他は願わず

2011年8月20日 14:33

 人と人組織と組織のつながりで流れをつくる命の輝き   

円滑な情物金の流れこそ成すべき仕事の最終成果 

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  『位(くらい)に素して行い、その他願わず』 

 

先週お休みしたメルマガ再開します。

 

●8月に入って毎年繰り返される1945年の終戦時の映像、

空襲によってガレキの山となった首都圏と

広島、長崎の原爆の終戦時の映像が、

 

今年は東日本大震災による津波と原発事故と重なって

生々しく見えましたね。

 

●終戦の動きに反対し本土決戦しようとクーデター

未遂事件もあった。

 

政治のマネジメントによって

もっと多くの命が救われれていたかもしれないし、

あるいは最悪を免れていたかもしれない。

 

失った命は生きている我々が引き継いでいる。

 

戦後日本が立ち直ったように

2011年3月11日の災厄から

必ず日本は立ち直る。

 

●我々個人の人生も又、

艱難辛苦、喜怒哀楽、利害得失、栄枯盛衰を体験して

疲れたらしばらく倒れたままで気力の回復を待ちましょう。

 

 

さて、

●今週のテーマ

====================

1.位(くらい)に素(そ)して行い、その他を願わず

2.自分の専門ではなく他への貢献

3.機能別にまとめると流れができない

 

===================

       

1.位(くらい)に素して行い、その他願わず

 

■中庸の中に

「君子はその位(くらい)に素(そ)して行い、

その他は願わず」というのが

あります。

 

君子というと古臭いイメージを

持たれるかもしれません。

 

ドラッカーの言う「マネジャー」「プロフェショナル」

という社会の中で自分に何かを課していく人材と

考えていいと思います。

 

■さて

「君子はその位(くらい)に素(そ)して行い、

その他は願わず」というのはどういう意味か。

 

自分の役割と貢献をきちんと決めれば

一度にいろんなことを望まないことだと。

 

自分の貢献すべきこと、

自分の役割と位置付けの中でどんな使命が

あるのか。

 

■人は見もの、聞いたものにすべて反応していたら

何もできない。

自分の立場で成すべきことに集中する。 

それ以外のことを考えない。

 

成すべきことばかり付け加えないで

捨てるべきことを決断することが

成果をあげるというのです。

 

■どんな立場にあっても

「その位(くらい)に素(そ)して行い、

その他は願わず」なのですね。

 

人はそれぞれの立場がありその立場に立って

自分を空しくして

成すべきことに集中せよと

いうことのようですね。

 

2.自分の専門ではなく他への貢献

 

自分の役割は何か、自分が属する組織の役割は何か、

これを考えることが

「顧客は誰か」を問うことですね。

 

責任を持って成果を上げるには

貢献に焦点を当てなければなりません。

 

■東日本大震災で多くの学者がいろんな対策会議に

動員されたがその成果は見えない。

 

第二次大戦で米国ワシントンに有能な民間人が

非常時体制に動員されたが

ほとんど失敗だったと言う。

 

■非常時にワシントンに集められた中で

成果を上げた例外はあった。

 

政治には全く興味なかった劇作家が戦時情報局の

部長として大きな成果を上げた。

 

自分の過去の実績より何が貢献するかを考えた。

 

経理しか経験のなかった人が社長になった。

自分の社長としての役割を問い直した。

「経営幹部を育成することだ」と悟った。

 

その会社は彼が辞めた後何代にもわたって成果が

続いているという。

 

■私の友人で技術者だった人が

老人ホームの経営者として成果を上げている。

 

入居者一人ひとりと交流し安心して

暮らせる場を作ることが

彼の貢献なのです。

 

自分の役割は何か

それは誰のために何をしてあげられるかと

問うことなのですね。

 

   

3.機能別にまとめると流れができない

 

■工場の機械設備のレイアウトにおいても

会社の組織でも専門別機械別にまとめてあります。

 

旋盤工のグループ

穴あけのグループ

機械中心に工場がレイアウトされている。

 

■大野耐一氏によると

アメリカの機械工場は職能別となっており

ひとつの会社にたくさん組合がある。

 

各機能の役割は

それぞれの効率追求になる。

 

大量に処理すれば

一個当たりコストは安くなる。

 

スケールメリットがでる。

 

■ドラッカーは

「優れた生産組織は機械に仕事(モノづくり)を

合わせることではなく

仕事(モノづくり)に機械を合わせることだと

言いました。

 

そして機械をスキルに置き換えて、

言います。

 

仕事で成果を上げるのもは

スキルに仕事を合わせるのではなく

仕事にスキルを合わせるのです。

 

■機能別集団が中心になると流れができない。

 

大野耐一氏もドラッカーも

同じ現実を見て全く同じ観察をしました。

 

□□□□

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科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、

企業は社会の一部である。

 

日本のおける中庸思想

2011年8月15日 07:29

 人と人組織と組織のつながりで流れをつくる命の輝き   

円滑な情物金の流れこそ成すべき仕事の最終成果 

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  『日本における中庸思想』 

 

●6月30日土曜日、

4月6日に開講したコミュニテイカフェ

「ドラッカーマネジメント塾」第1回春期の

最終講を終えました。

 

スポット含めて26人の受講者に

ご参加頂きありがとうございました。

 

最後は塾長である私の得意料理「麻婆豆腐」を

持参したスナックで

ビールと焼酎で交流してカラオケで

盛り上がりました。

 

皆さん共通するのは

自分の人生に仕事に真摯に取り組んでいること。

 

●ドラッカー、ジムコリンズ、中江藤樹、上杉鷹山、

二宮尊徳、ゴールドラット、西郷隆盛、豊田佐吉、

大野耐一・・・。

 

ドラッカーが言っていることを

自分の頭に刷り込むと、

洋の東西を問わず社会のために成果を上げた歴史上の

人物と波長が合います。

 

私は媒体となってドラッカーの枠組みで

共通点をあぶりだしました。

 

●カフェ塾は10月から秋期開講します。

追ってご案内します。

 

このメルマガ来週はお休みして

再来週から再開します。

 

洋の東西の知を結集し、

世のため人のためのマネジメントの知を

紹介していきます。

 

毎週水曜日の朝、

5分で学べるマネジメントセミナー。

皆様の寄付金で運用できています。

 

最後に寄付金箱用意していますので

よろしくお願いします。

 

さて、

●今週のテーマ

====================

1.日本における中庸思想

2.それは患者にとっていいことか

3.目標がはっきりしていると活発になる

 

===================

       

1.日本における中庸思想

 

■シュンペーターは

イノベーションは異質なモノの組み合わせで起こる

と言いました。

 

前回

中庸思想はイノベーションの思想だと

述べました。

 

中庸思想は中国から来た思想ですが

中国より日本で根付いている。

 

■「中空構造日本の深層」(河合隼雄)によると

日本には中心が無い。

 

河合氏は心理学者ですが、

「古事記神話」の中で

 

神々の中で活躍が不明確な、

天之御中主神(あめのなかぬしのかみ)

が天地創造の中心にいたと。

 

■日本は中心が無い(中)から

仏教も儒教もキリスト教など西欧文明も

あらゆるものを受け入れる。

 

七福神という異質な神を

結びつけてしまう。

 

■日本人はあまり意識していないが

中庸思想の世界一の体現者かもしれない。

 

東洋と西洋の知を統一させることができるのも

日本人かもしれない。

 

喜怒哀楽の感性を内に秘め

「己を空しくする」ことが「中」であり

人類が体験を嘗めつくした生まれた異質な知が

世界を統合するかもしれません。

 

ドラッカーは

はその枠組みを提供してくれます。

 

 

2.それは患者にとっていいことか

 

組織のマネジメントにおいて

常に意識されなければならないことは

貢献に焦点を当てることです。

 

誰のために(顧客は誰か)、何のためか、

自分達の役割は何かと。

 

日本のエネルギー政策は国民のためか、

政官業学のためか。

 

■貢献に焦点を当てることにより

売上や利益は貢献度合いの指標にならなければ

ならない。

 

病院においては貢献度合いの指標が

患者の治癒率にならなければならない。

 

■ドラッカーが上げている事例があります。

 

ある病院で、ある施策が決まりかけていた。

その時、一人の看護師が

「それは患者にとっていいことでしょうか?」

と訊いた。

 

その発言によって再検討した結果

全く野心的なすばらしい解決策ができた。

 

その病院は看護師の名前をとって

「ブライアン看護師の原則」と言って

行動ルールとした。

 

そしてその病棟は患者の治癒が早かった。

 

■「目的とするものに最高の貢献をしているか」

と常に考えることで

成すべきことが常に点検される。

 

別の分野で成果があっても

新しい役割の中では

その立場での「貢献は何か」

と考えることは重要ですね。

   

   

3.目標がはっきりしていると活発になる

 

■大野耐一氏によると

トヨタ自動車の創業者であった豊田喜一郎氏が

「3年でアメリカに追いつく」

という目標を掲げた。

 

戦後間もなく

自動車産業もできていない時

世界最高峰をめざせと言った。

 

当時の日本で

その目標を現場が受け止めて

仕事に取り組んだ

大野耐一などの日本人がいた。

 

■大野耐一氏は

豊田佐吉翁の紡績業において

自働織機開発のイノベーションで世界一になった

土壌の上で発想していた。

 

自動車生産を始めて間もないころに

もうすでに大産業になっていたアメリカに

3年で追い付けと言われて

反発するどころか

その目標がアドレナリンを分泌して

野心が鼓舞された。

 

■目標がはっきりしていると

人間の頭脳も行動も活発化する。

 

組織の行動も活発化する。

 

当時のトヨタの現場は

何かやってやろうという雰囲気を

醸し出していたという。

 

ドラッカーは

「目標があることで窒息状態におかれた

優秀な人達が適切な仕事を効果的に行い、

並み人を卓越する人に変える」

 

と言っています。

 

■大野耐一氏は工場の主任だったが、

「アメリカで3年で追い付く」ために

何をしなければならないか

必死で考えた。

 

最初に考えたのは

一人の作業者が1台の機械ではなく

多数の機械を担当することだった。

 

無駄を無くして

工場に流れをつくるきっかけを

作った。

 

 

□□□□

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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織

の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか

仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。

科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、

企業は社会の一部である。

 

中と和

2011年8月 1日 08:16

 <無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も

ネットワークの連鎖でつながっている。モノもカネも情報も

人と人との連鎖であるサプライチェーン(供給連鎖)を流れる。

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                   第164回   

     ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★    

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  人生・企業・社会の共通のマネジメント原理     

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   『「中」と「和」』

 

今日も

メルマガお読み頂きありがとうございます。

 

●現代社会で孤立している人を

コミュニテイで元気にさせる「コミュニテイカフェ」

のコンセプトは古来日本人が持っている

「茶」の世界と同じかもしれません。

 

私、今岡善次郎が「コミュニテイカフェ」と

「マネジメント塾」を合体させた

私塾を4月開講して

来週最後の講義となりました。

 

●スポット参加者も増え、

ほぼ20人となりました。

 

皆様、真摯で人間味のある人達が

集まり私も大いに刺激を受けました。

 

その中で

西郷隆盛の明治維新への情動を

与えた水戸学の藤田東湖を生んだ水戸出身の

Kさんから教えられた

「内村鑑三の代表的日本人論」。

 

上杉鷹山、二宮尊徳、西郷隆盛、

中江藤樹、日蓮

 

今最後の講義で使うPPTを完成させました。

 

最後に

カフェ塾のご案内しますので

是非最後までお読みください。

 

●メルマガ始めて間もなく4年目に入ります。

 

「もしドラ」の前からドラッカー紹介しています。

 

昨年末から導入した寄付金システムへの

皆様のご協力のお陰で

ASPソフトも契約更新し、続行します。

 

最後に寄付金箱用意しておりますので

よろしくお願いします。

 

ありがとうございます。

 

さて、

●今週のテーマ

====================

1.「中」と「和」

2.自らの貢献を問う

3.個人技とチームプレイ

===================

       

1.「中」と「和」

 

■「中は天下の大本なり」

 

喜怒哀楽を発していない無我の状態を

「中」といい、すべての大本であるという。

 

未だ発芽していない種子の

ようであり、

あらゆる可能性を持った「志」とも言えますね。

 

■そして次に

「和は天下の達道なり」とくる。

 

喜怒哀楽が表に現れた状態の「和」は

物ごとを成すための道(方法)である。

 

成果をあげるためには

怒るべき時に怒り、

哀しむべき時に哀しみ、

楽しむべきときに楽しむ。

 

情動を行動の源泉とせよと。

 

■国を治めるものは家を整えていなければならない。

家を整えるものはまずその身を修めている必要がある。

そして

身を修めるものは

その心を正さなくてはならない。

 

良い政治を行うのものは

家庭がマネジメントされていなければならない。

 

これが我々先祖が「学問」と

称して自分に課した規律です。

 

家庭がマネジメントされるには

自分自身をマネジメントしなければならない。

 

自分のマネジメントとは

自分の心(精神)が正しくなければならないという

のです。

 

■心を正しくするとは

喜怒哀楽の感情、心、精神の

自己マネジメントが

できていなければなりません。

 

中庸では

「中」と「和」という

喜怒哀楽のマネジメントが

秘訣だと教えてくれます。

 

現代人にとって

決して頭だけではない

新しい発見ですね。

 

 

2.自らの貢献を問う

 

ある役割を与えられたり、

その役割を認識した時には

「自らの貢献は何か」と問うことは重要です。

 

決して、

この立場はどんな権力や名声や収入を

もたらすかという問いはありません。

 

■組織のトップになって

その権力と名声に最大の関心を持つ人もいる。

 

どんなに支持率を落としても

権力にしがみつく総理大臣もいる。

 

■ある研究所のトップに優秀な名前のある学者が

就任した。

 

そして

その研究所の機関誌は一新されて

プロフェショナルの強い紙面になった。

 

ところが外部の研究者は読まなくなって

研究者が集まらなくなった。

 

■新任の研究所長は

自分達の研究業績や知識を披露することに

焦点を当てた。

 

内部の研究者が自己満足できる編集方針

に代わった。

 

前任者は

「この研究所が貢献すべきことは何か」

と常に問うていた。

 

その答えは

「外部の優秀な研究者がこの研究所で働きたいと

思うようなことをすることだった」

 

誰の為に研究所があるか

という「貢献を問う」姿勢が

機関紙の編集にあらわれるのです。

  

   

3.個人技とチームプレイ

 

■生産の現場でも

設計部門でも、

介護施設の現場でも

 

良いチームの条件は何か。

 

大野耐一はトヨタ式生産システムを

作るに当たり

個人技が優れていることとチームプレイが

うまいことだと考えました。

 

■野球でもサッカーでも

選手一人ひとりの技能を高める練習と

チーム連携の練習がある。

 

両者が相乗効果を発揮して

チームは強くなる。

 

■大野耐一の「自働化」とは

作業者個人が手足の労働だけではなく

頭を使うことだと定義しました。

 

機械に人間の知恵を付けることと

現場の作業者に管理者の知恵をつけること

両方が同じ概念です。

 

■「ジャストインタイム」と「自働化」と

言われるトヨタ生産方式の2本柱は

 

チームプレイと個人プレイの

強いスポーツチームを作る2本柱と

同じと言うわけです。

 

これは生産だけではなく

あらゆる組織を強くする原理でもあります。

 

大震災復興プロジェクトでも

専門家の個人プレイだけではうまく行かない。

チームプレイが成果を生むのです。

 

 

□□□□

メルマガに対する質問、共感、

なんでも結構ですので、気軽に

返信でご意見よろしくお願いします。

 

■■■7月末春期最後のコミュニテイカフェ「塾」■■■

 

 

来週が今年4月開講 春期の最後の講義になります。

 

<まとめ講義>

第15限「すべてドラッカーが言っていることだった:

~ジムコリンズ、コトラ―、豊田佐吉、渋沢栄一

ゴールドラット等マネジメントを進化させた知の連鎖~

 

内村鑑三が

明治時代、英語で西洋に紹介した代表的日本人、

西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮

もドラッカーマネジメントに影響しているのではないかと

思って

PPT資料作成しました。

 

お楽しみください。

 

 

90分の1限のみですのでいつもとスケジュールが

違います。

 

 

●7月27日(水)、28日(木)

1限(18:30~20:00)

カフェタイムなしです。

但し菓子類お茶等あり。

 

30日(土)の合同カフェタイムにも

参加できます。

 

●7月30日(土)

1限(17:00~18:30)

 

水、木、土合同の交流会(18:40~)

近くのカラオケスナックに移動します

  (参加費3000円)

 

■席がある限り

最後の1限のみでもスポットで参加できます。

是非お問合せ下さい。

90分講義2000円です。

 

imaoka@bizdyn.jp

 

■■■■秋期 コミュニテイカフェ「塾」ご案内■■■

 

秋期、若干変更するかのしれませんが

コミュニテイカフェ「ドラッカーマネジメント塾」案内

弊社のWEBで公開しています。

http://www.bizdyn.jp/seminar.html

 

このメール返信でも申し込めます。

 

 

今日もメルマガお読みいただきありがとうございます。

 

今岡善次郎

 

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ベースとして随時受け付けます。

 

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半年(3000円)

月次(500円)もOK

 

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多摩大学大学院客員教授

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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織

の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか

仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。

科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、

企業は社会の一部である。

 

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