P.F・ドラッカーに学ぶ人生・起業・社会設計のすすめ|今岡善次郎のマネジメント・メルマガ

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天の命ずる之を性という

2011年5月30日 09:50

 <無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も

ネットワークの連鎖でつながっている。モノもカネも情報も

人と人との連鎖であるサプライチェーン(供給連鎖)を流れる。

◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆

                   第156回   

     ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★    

       P・F・ドラッカーの

社会生態学的 俯瞰的 マネジメント モデルが開く 

  人生・企業・社会の共通のマネジメント原理     

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

  『天の命ずる之を性という』

 

今日もメルマガお読みいただき

ありがとうございます。

 

先日の土曜日、

久しぶりに次女と一緒に妻と面会し、

病室から車椅子で連れ出し散歩しました。

 

以前よく通っていた

浴風会のレストランでソフトクリームを

食べさせました。

 

あどけなく 君の瞳は 宙をみる 

家族の会話 過ぎし日の頃

 

家族の会話に中心はいつも妻だった。

娘達も賑やかだった。

 

今は会話もできないが、

焦点の定まらない目を開けて口元に運んだ

ソフトを美味しそうに食べるのを見るのが

家族の癒しの時になりました。

 

後半で

コミュニテイカフェ「ドラッカーマネジメント塾」

のご案内しますので

最後までお読みください。

 

さて、 

●今週のテーマ

====================

1.天の命ずる之を性という

2.時間を整理する

3.流れをつくる仕掛けカンバン方式

===================

     

1.天の命ずる之を性と言う

 

■人は自然の一部として自分の意思ではなく、

ある時代にある場所に、男、あるいは女として

一つの個性を持って生まれる。

 

なぜそうなっているのか

なぜそうなのか

わからない。

 

とりあえずそれは

天の命(めい)だということにしておこう。

 

■家族の一員として

社会の一員として

人間と言う自然の存在は「群れ」の中で

人と人とのつながりで生きている。

 

そして一人ひとり

命のある限り何らかの働きをしているわけです。

 

子どもとして

兄弟として姉妹として

親として母として

学校や会社の一員として、

市民として国民として

地球人として、

何らかの役割があります。

 

■この世に生を受ける万物は

それぞれ特性があります。

 

一人ひとりが皆違う。

代替のきかない絶対的な存在だと言うのです。

 

天が命じた性がある。

 

ドラッカーは

「人はその属する社会で役割と位置付け求める存在である」

と何度も強調しています。

 

天が命じた性がそうさせているとも言えます。

 

■つまり

「天の命ずる之を性という」(中庸第一章)とは、

 

人間は生まれながらにして

独りではなく社会的な存在としての

役割と位置付けを持つ「個性」がそれぞれ備わっているのだと

言えそうです。

 

天が命ずるとは

木が成長し花が咲き、

実がなるのと同じように

自然の一部としての人間への自然の働きである。

 

 

2.時間を整理する

 

■日常の生活には自分の使命でも役割でもないことに

多くの雑事で時間が浪費されています。

 

通常人は誰でも自分自身の重要度は

過小評価ではなく過大評価しがちです。

 

菅総理が大地震直後に福島原発を訪ねて

現地の東電社員の初動を遅らせたと批判されている

ことに反論して

自分が行ったから

現場が動いたと言った。

 

■仕事で成果を上げるには

時間を整理しなければならない。

 

自分でなければできないと考えることで

自分の時間も人の時間も浪費させていることを

気がつかないことも多い。

 

関東大地震や阪神淡路大震災に比較して

今度の地震での政府行政の仕事の遅れが

目立っているとの報道が多い。

 

■ドラッカーは

第二次世界大戦中にルーズベルト大統領の

特別顧問だったハリー・ホプキンズを事例として

あげています。

 

ハリー・ホプキンズは重い病気のために歩くことも

苦痛で一日数時間しか働けなかった。

 

重要なこと以外はすべて整理した。

 

しかし戦時中のワシントンで誰よりも成果を上げたという。

 

■誰しも不必要で非生産的な時間が多いと

自分が一番よく知っている。

 

しかし人は時間を整理することを恐れる。

 

やめてしまうと取り返しがつかないのではないかと。

 

整理した後でも大事なことは復活する。

 

時間を整理することで

大事なことに集中せざるを得なくなるという

わけです。

 

時間を整理する。

つまり重要だと思っていることを含めて

多くの業務・雑事をすべて

廃止してみる。

 

そして

重要なことのみ実行する。

   

 

3.流れをつくる仕掛けカンバン方式

 

■屋台のお話しでしたように、

モノとカネの流れを作る「屋台のオヤジ」が

儲かるオヤジだと言いました。

 

資源を外部から購入し、

仕込み調理という供給活動の連鎖を経由して、

客に喜んでもらう顧客価値を創造する。

 

纏めて何日分かの食材を仕入れたり

必要以上に仕込んだりすると、

流れが滞留し、

カネの流れも遅くなりその屋台は倒産する。

 

■主婦の家事でも同じでしょう。

 

冷蔵庫に何ヶ月も前に

もしかして何年も前に買った保存食品が滞留していると

鮮度が落ち、

電気代が無駄になり、

家計の資金が寝る。

 

 

■トヨタ生産方式の「カンバン」を考えた

大野耐一氏は戦後間もない頃に

日本にはなかったアメリカのスーパーマーケット方式

からヒントを得たという。

 

顧客が必要なモノを必要なときに必要な量だけ

買うのに合せて品物の補充をしなければならない。

 

顧客である後工程は必要な部品を

必要なときに必要な量だけスーパーである前工程

に買いに行く。

 

前工程(スーパーマーケット)は

引き取られた部品(商品)を補充する。

 

■スーパーのスペースが限られているから

余分な在庫を持たない。

 

客が(後工程)が欲しいモノを用意することで

欠品も起こさない。

 

工程で手持ち在庫を使った分のみ、

上流に引き取りに行き、

補充することで

最小の在庫で、かつ在庫切れを起こさないで

流れを作る方法です。

 

カンバン方式とは

スーパーの棚に置かれている製品が

引き取られ(買われ)補充する量を表示するボード

から来ています。

 

目的は流れをつくることであります。

 

大量に陳列する「大陳」で押し込むような

工程ではカンバン方式では流れをつくれません。

 

次回はまず

「流れをつくる整理整頓」を語ります。

 

 

■時間がある時、

メルマガに対する質問、共感、反論

なんでも結構ですので、

返信でご意見よろしくお願いします。

 

■■■■■■■コミュニテイカフェ■■■

今日から4日目の「カフェ塾」開催します。

 

■テーマは

1限

ドラッカーマネジメントを精神(心)、

戦略(知)、実践(行)の心知行で体系化する

2限

「「心」編:顧客に思いを馳せる、真摯さが

もっとも重要な資質、役割と使命」

 

5月25日(水)、26日(木)

1限(18:30~20:00)

2限(20:00~21:30)

カフェタイム(21:30~22:30)

と5月28日(土)

1限(15:00~16:30)

2限(16:30~18:00)

カフェタイム(18:00~19:00)

です。

 

事前にお申し込み頂きますと

いつでも

スポットで申し込みできます。

 

どの項目も一回でテーマを完結しますので

いつからでも参加できます。

 

講義もさることながら

いろんな経歴の人との交流会が売り物ですよ。

 

14日にスポットで参加された方が

「参加メンバーも素晴らしい方で、

正直良い雰囲気で驚きました」

と感想頂きました。

 

■ビールを飲んで交流するコミュニテイの場を

お楽しみに。

 

■是非お問合せ下さい。

imaoka@bizdyn.jp

 

コミュニテイカフェ「ドラッカーマネジメント塾」案内

弊社のWEBで公開しています。

http://www.bizdyn.jp/seminar.html

 

このメール返信でも申し込めます。

 

 

■■■■■引きつづき

昨年の社会人大学院での講義アンケートの続きを紹介します。

 

●サービス技術者が数多く顧客を訪問するには流れをつくる順番

をどうするかだ。

先生の仰っていた収益性を上げるには

滞留させないことが重要だと思いました。

 

●ドラッカーの原理を学び、更に今岡先生の考えを踏まえ、

ケーススタディーでのマネジメント論を展開する講義は

非常に有意義でありました。

 

今後のマーケティングは

自社、パートナー企業、サプライヤー、その他企業

顧客などが

生態系(エコシステム)を形成していると考える

「エコシステムマーケティング」が主流となると思っています。

 

●精神の領域での原理「顧客視点で使命」を策定することで、

今までは気付かなかった価値を見つけ、

パートナーとの間で新たなブランドを作り上げることが

できるのではないかと思っています。

●自分よがりの顧客への価値提供ではなく、

顧客が望む価値をエコシステムの中で作り上げることが

今後の企業のあり方ではないかと考えています

●「統合の原理」はきわめて有益だった。

●情報収集、分析、執筆依頼、取材、営業、

原稿作成、整理、制作、校正、印刷、納品、読者管理など、

出版の多くの工程を分割・分担して仕事をしているが、

SCMは「機能の連鎖ではなく、感情の連鎖である」は

納得いく。

●人と人との感情の連鎖が円滑なときは

「いい仕事ができる」と経験的に感じていた。

●各工程の担当者が全体の流れをよく把握したうえで

仕事をしたほうがスムーズに進行し、

責任をもってやってくれると感じていた。

スライドは物事の流れと重要項目が簡潔にまとめてあり、

SCMの理論が豊富な事例や、

ドラッカーの思想と関連づけて講義されたため、

奥行きが深いと感じられた。

●学問の世界では、

人間の感情を「非合理なもの」として排除する傾向がある。

そのため、「人間不在」の机上の学問になりがちである。

しかし、企業で働いているのは、感情を持つ人間である。

SCMとドラッカーの講義では、

人間の感情を考察の中に入れた

「血の通う」学問になっていると感じた。

 

■■■■

 

今日もメルマガお読みいただきありがとうございます。

 

今岡善次郎

 

■個別にお礼メール差し控えますが

寄付金お送りいただいた方、

ありがとうございます。

 

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口座名義 株式会社 ビジダイン

 

 

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多摩大学大学院客員教授

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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織

の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか

仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。

科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、

企業は社会の一部である。

 

天命と使命

2011年5月23日 07:45

 <無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も

ネットワークの連鎖でつながっている。モノもカネも情報も

人と人との連鎖であるサプライチェーン(供給連鎖)を流れる。

◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆

                   第155回   

     ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★    

       P・F・ドラッカーの

社会生態学的 俯瞰的 マネジメント モデルが開く 

  人生・企業・社会の共通のマネジメント原理     

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

  『天命と使命』

 

今日もメルマガお読みいただき

ありがとうございます。

 

2ヶ月経って福島原発1号機だけではなく

2号機3号機もメルトダウンしていたと唐突に

政府東電が発表しました。

 

情報を隠ぺいして

危機的事態が発生するよりも

真実を最初から発表して正しい危機感を

持った方が救われる。

 

やはり

かっての日本の戦争を指揮した

リーダー達の大本営方と同じだったか。

 

しかし日本人の現場力は世界から称賛されている。

 

死の危機に臨んで避難放送を呼び掛けた

南三陸町役場の防災掛だった25歳の遠藤未希さん。

 

1910年の潜水艇の事故で艦艇乗組員全員が

死の直前まで持ち場を離れず

最後まで遺書を書いた30歳だった佐久間勉潜水艦長。

義和団事件で

北京の諸外国公使館の籠城戦で

世界にその活躍で日本人を注目させた

柴五郎。

 

歴史的に見て

日本人に名もないリーダーが多い。

 

現場力とは

「成せばなる」という意思と

責任ですね。

 

さて、 

●今週のテーマ

====================

1.天命と使命

2.自分でやるか人に任せるか

3.トヨタ式生産方式の系譜

===================

     

1.天命と使命

 

■天命と使命はどう違うでしょうか。

 

天命が東洋の言葉で、

使命は西欧のミッションという宗教から来たことば

と考えていいでしょうか。

 

いずれも自分の私的な動機で成すべきことを

決めるのではなく、

社会に対する義務から与えられる目標ですね。

 

■天命の「天」とは抽象的概念ですね。

 

現代の科学知識が無い時代に

太陽・月・星の動き、

日夜、春夏秋冬の自然界の変化を

起こしているものは誰か?

 

人間、動物、草木が生育発展させる力は

どこから来ているのか?

 

その答えが「天」でした。

 

■現代科学は現象を観察測定して

法則を見つけたけれど、

古人の問い「誰が」「何故」には

未だ答えていない。

 

なぜ人は生まれて死ぬのか、

草木は成長し朽ちるのか。

企業はなぜ繁栄し、倒産するのか。

 

それらの「天」の力に対して人間がどこまで

マネジメント(治める、修める)ことが

できるか。

 

■冬から秋に帰ることがないように、

太陽が西から昇ることがないように

天の働きにそって物事を成し遂げる

(マネジメントする)ことが

成果を上げると古人は考えたのです。

 

人の生きている意味も自然の働きの中で

自分や組織の役割が自然体で位置付けられるとき

物事が成し遂げられる。

 

人間も自然の一部である限り

天命に従って物事を成す方が巧く行く。

 

天命は自分で見つけなければならない。

 

間違っていると

天が教えてくれる。

 

古人はそのようにして

成すべきことに集中するように

人々を鼓舞してきました。

 

現代の科学的知識の元で

古人の動機付けを見習いたいものですね。

 

2.自分でやるか人に任せるか

 

■時間が仕事の成果を左右するのであれば

時間をつくるために

廃止するものを見つけるに越したことはないと

前回述べました。

 

「一事を生(ふ)やすは一事を減らすにしかず」と。

 

今日のテーマは

自分でやることと人に任せることの

分別です。

 

■自分でしなくても済むことは

たくさんあります。

 

自分しかできないと思っていること

自分が人より早くできると思っていても

任せた方がいい場合がある。

 

仕事のバトンタッチ(連鎖)で物事をなす。

 

自分がやるべき仕事の中に

相対的に自分がやる方が効果が出せるか

それをすることで自分が成長できると思うもの以外は

人に任せる。

 

■資料や材料を集めるのは人に任せ

自分は意思決定をすればいいと考えるか。

 

それとも資料や材料集めは

自分の足で探すことが大事と考えるか。

 

一流のシェフは食材の仕込みを自分でするという。

 

材料集め、仕込み、組立、出荷など

要素に分解して部分だけ行うことで質が落ちる。

 

■特定の人や設備に仕事が集中して

マルチタスク(掛けもち)を避けよと、

プロジェクトマネジメントの教科書には

書いている。

 

人に任せることで

クリティカルな(重要な)人の時間がつくれる。

浮いた時間を遅れた仕事に投入すると

遅れを挽回できる。

 

リードタイム短縮は

人に仕事を任せることができるかどうかに

かかっている場合があります。

  

 

3.トヨタ式生産方式の系譜

 

■前回

ゴールドラット博士は世界で3人崇拝する人の一人として

トヨタ式生産方式(TPS)を編み出した

大野耐一氏を尊敬していると述べました。

 

トヨタ式生産方式の本質は何か。

 

「トヨタ生産方式」(大野耐一、ダイヤモンド社)

からその本質を探ってみたいと思います。

 

■マネジメントの知(ナレッジ)も歴史的に

人から人へと連鎖している。

 

大野耐一氏によれば

トヨタ生産方式の系譜は豊田式自働織機を開発した

発明王の豊田佐吉翁の思想にあると言う。

 

そして佐吉翁の意を体して

自動車事業を起こした豊田喜一郎であったそうです。

 

カンバン方式などの方法論が無い時に

概念として「必要な部品が、必要なときに、必要なだけ」

組立ラインの到着するジャストインタイムのコンセプトで

自動車事業を始めると

豊田喜一郎が発案した。

 

■ジャストインタイムとは

モノのつくり方というより、

生産工程を連鎖構造として捉え、

連鎖工程でのモノの流し方

、すなわちロジスティクス(物流)についての手法と

考えていいと思います。

 

でも、これは目に見える一つの現象、

機構(メカニズム)に過ぎない。

 

大野耐一によると

豊田佐吉も、豊田喜一郎も欧米に学びつつも

日本の現実を基盤に

日本の風土にあったオリジナルな方法をめざしていた。

 

したがった欧米の常識である

科学的管理法の常識とは違う考え方を

理解しなければならない。

 

■まず、ジャストインタイムを達成するために

どんなメカニズムの体系を

準備しなければならないか。

 

それを実現する上で、

従来の科学的管理法の常識からくる

制約とは何か。

 

その制約を除くためには人の本質として何を

理解しなければならないか。

そして組織はどうあるべきか。

 

これらの問いへ答えることが

理解を促すと考えました。

 

「メカニズム」(流れ)と、

「制約」(分業と階層構造)と

「人と組織」(人間中心)

について講義を進めます。

 

次回はまず

「流れのメカニズム(仕組み)」を語ります。

 

 

■時間がある時、

メルマガに対する質問、共感、反論

なんでも結構ですので、

返信でご意見よろしくお願いします。

 

■■■■■■■コミュニテイカフェ■■■

 

■次回のテーマは

1限

ドラッカーマネジメントを精神(心)、

戦略(知)、実践(行)の心知行で体系化する

2限

「「心」編:顧客に思いを馳せる、真摯さが

もっとも重要な資質、役割と使命」

 

5月25日(水)、26日(木)

1限(18:30~20:00)

2限(20:00~21:30)

カフェタイム(21:30~22:30)

と5月28日(土)

1限(15:00~16:30)

2限(16:30~18:00)

カフェタイム(18:00~19:00)

です。

 

初回の曜日選定から変更のある方

ご連絡ください。

 

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いつからでも参加できます。

 

講義もさることながら

交流会が売り物ですよ。

 

14日にスポットで参加された方がいました。

 

「参加メンバーも素晴らしい方で、

正直良い雰囲気で驚きました」

と感想頂きました。

 

 

よろしくお願いします。

 

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■■■■■引きつづき

昨年の社会人大学院での講義アンケートの続きを紹介します。

 

●どんな仕事において、

ムダである在庫(滞留時間)をいかに削減するかが

重要であると認識しました

●ドラッガーの原理における「時間とフィードバックや流れ」

の考えが重要である

●「顧客志向」の原理が重要であり、

最終顧客との位置付けを明確にしつつ、人と人とをつなぐ

「糊」の部分を意識させられた

●講義の中で特に重要だと感じたのは顧客の要望を

研究者にフィードバックする重要性です

●スピードを上げる点について

TOCの原理が非常に役に立つと感じました

●ドラッカーの時間観においても、

「時間は最も希少で最も失いやすい資源である」

印象的でした

●急いで結果を出すよりも時間をかけてでも

良い結果を出そうとする傾向があり、

そのため時間の貴重さを認識せず時間を浪費していると感じる

●講義内のトヨタ式経営とドラッカーの原理の対比は

非常に分かりやすかったです

TOCの原理についても実験の結果をグラフによって

示してくださったので非常に説得力がありました

●全体的に本講義は実生活に非常に役にたつと思いました

 

今日もメルマガお読みいただきありがとうございます。

 

今岡善次郎

 

■個別にお礼メール差し控えますが

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多摩大学大学院客員教授

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----------------------------------------------------------------

部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織

の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか

仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。

科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、

企業は社会の一部である。

 

マネジメントの体系化「四書五経」

2011年5月17日 15:09

 <無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も

ネットワークの連鎖でつながっている。モノもカネも情報も

人と人との連鎖であるサプライチェーン(供給連鎖)を流れる。

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                   第154回   

     ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★    

       P・F・ドラッカーの

社会生態学的 俯瞰的 マネジメント モデルが開く 

  人生・企業・社会の共通のマネジメント原理     

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

  『マネジメントの体系化「四書五経」』

 

今日もメルマガお読みいただき

ありがとうございます。

 

8日の日曜日、

朝9時から午後4:30まで立川駅近くの公会堂。

 

企業経営者、金業勤務者、

技術や経営を専門にする大学院生などで構成される

多摩ビジネス交流クラブにて

出張「マネジメント塾」3日間集中コースの2回目

開催しました。

 

講義と皆さんの体験を交えた交流会、

ドラッカーの言葉に鼓舞される経営者が多いのは

うれしい限りです。

 

その後

午後5:30、高井戸の浴風会病院。

長女と婿、私と3人、妻の食事介助しました。

 

美味しそうに食べる妻の食事介助

娘と私は「これって癒される!?」

始めて婿さまもスプーン持って食事介助に参加する。

 

あたらしい家族での交流会でした。

 

さて、 

●今週のテーマ

====================

1.マネジメントの体系化「四書五経」

2.時間

3.TOC(制約理論)とトヨタ式生産について

===================

    

1.マネジメントの体系化「四書五経」

 

■2500年前の中国春秋戦国時代には

人々も国々も乱れていた。

 

人も組織も社会も

どのように治(修)めたら(マネジメントしたら)いいか

優れた人々が考えを表明し

人々に教えた。

 

「諸子百家」多くの優れた人が現れました。

その中の一人が孔子であり、

最も後世に影響を持ちました。

 

■後世に残された孔子の思想の体系化は

孔子自身の仕事ではなかった。

 

孔子の弟子の曾子(そし)、

曾子の弟子で孔子の孫の子思(しし)と

そしてそれから以降の1500年の時代を経て

体系化されているのです。

 

約1000年前の宋王朝の時代に

四書五経として体系化された。

 

■理論化体系化されるのに

1500年を経て時代と人と経ている。

 

中国は万里の長城も幾世代を経て

建設された。

 

思想の体系化・理論化も人間が知の連鎖を

つないで体系化される。

 

■ドラッカーは亡くなって6年になります。

ドラッカー以外でドラッカーの本が増え始めました。

 

孔子と同じようにいろんな分野で

さらに体系化がされ使いやすいように

なっていくのではないでしょうか?

 

後で述べる

私の「マネジメント塾」もその一つのビジョンとして

スタートしました。

 

 

2.時間

 

■仕事で成果をあげることは

人も組織も内面的に豊かになるための手段です。

 

成果を上げる(effective)には限られた

最も大事な資源である時間の浪費を防ぎ

成果につながる時間を増やすことにつきます。

 

■フレデリック・テ―ラ―は

肉体労働者の時間研究をして

生産性を飛躍的に向上させました。

 

マネジメントのイノベーションです。

 

日本の製造業のムダ取りは

時間の浪費を無くす活動だったと言えます。

 

■ドラッカーは

「時間を記録せよ」とアドバイスしてくれます。

 

肉体労働者だけではなく

知識労働者に対しても

マネジメントの有効性を説きます。

 

記録することで実態が見えてくる。

 

如何に成果に関係ないこと、

自ら楽しんでもいないことに時間を浪費しているか。

 

気分転換のつもりで参加した

コミュニテイがいつの間にか共同体の束縛や

義務になっていたとか。

 

■必要のない仕事、

何の成果も生まない活動を発見して

棄てることほど重要なことはない。

 

楽しみでも得意でもなく、どちらかと言えば

耐え忍んでいる活動。

 

止めるには勇気がいる。

 

「一事を増やすは一事を減らすにしかず」

(ジンギスカンの戦略参謀 ヤリツソザイ)

 

新しく始めるより

何かを止めるに越したことはないと。

  

 

3.TOC(制約理論)とトヨタ式生産について

 

前回までゴールドラット博士のTOC(制約理論)

のお話をしました。

 

■さて本日からその原点というべきTPS(トヨタ生産方式)

について考察します。

 

ゴールドラット氏の「ザ・ゴール」の制約理論

(TOC:セオリー・オフ・コンストレイント)

は20世紀の米国型産業社会の

マネジメント・パラダイム(理論の枠組み)として

紹介されました。

 

そして面白いことには

ゴールドラット博士は世界で3人崇拝する人がいる

と言いました。

 

ニュートン、ガンジー、そして

トヨタ式生産方式(TPS)を編み出した

大野耐一氏です。

 

トヨタ式経営については、

日本より米国において研究され

リーン・マニュファクチャリングとして

多くの著作が出版されています。

 

主流とは行かなくても米国のビジネススクールでは

リーン(TPS)はシックスシグマ(TQC)

,TOCともには取り上げられているようです。

 

■リーン経営の原理の多くは、

大野耐一氏が書いた「トヨタ式生産方式」(ダイヤモンド社)

が英訳されて影響を与えていると思われます。

 

トヨタが経営危機に瀕した

1950年代から60年代に原型があり、

安定成長して米国で収益を拡大する過程では

収益指向、計画指向の官僚体質に陥った可能性があります。

 

本セミナーで

はあくまでトヨタの原型にこだわりたいと思います。

 

■私は、

トヨタ式経営をTOCとともに、

ドラッカーの社会生態学的マネジメントの体系の中に

位置づけます。

 

経済連鎖、

あるいはサプライチェーン・マネジメントの

知識の宝庫としてとして「トヨタ生産方式の本質」

分析します。

 

トヨタ式と言えばカンバン方式とかJITが有名ですが

これらはすべて手段であり現象としての本質は

「流れ」をつくることにあります。

 

次回はあたらためて

「トヨタ生産方式の本質」を語ります。

 

■時間がある時、

メルマガに対する質問、共感、反論

なんでも結構ですので、

返信でご意見よろしくお願いします。

 

■■■■■■■コミュニテイカフェ■■■

 

■今日から3回目のカフェ「マネジメント塾」開催します。

テーマ:

1限「人を活かす仕事のマネジメント:統合、情熱、使命

、自律、目標とフィードバック」

2限「人、組織、社会の有機的な関係:ドラッカーの

社会生態学マネジメント」

 

5月11日(水)、12日(木)

1限(18:30~20:00)

2限(20:00~21:30)

カフェタイム(21:30~22:30)

と5月14日(土)

1限(15:00~16:30)

2限(16:30~18:00)

カフェタイム(18:00~19:00)

です。

 

初回の曜日選定から変更のある方

ご連絡ください。

 

土曜日以外

スポットで申し込みできます。

 

どの項目も一回でテーマを完結しますので

いつからでも参加できます。

 

よろしくお願いします。

 

■いろんな分野の人と

ビールを飲んで交流するコミュニテイの場も

お楽しみに。

 

■いつもで参加できます。

是非お問合せ下さい。

imaoka@bizdyn.jp

 

又弊社のWEBでも公開しました。

http://www.bizdyn.jp/seminar.html

 

 

●●●

 

コミュニテイカフェ「ドラッカーマネジメント塾」案内

弊社のWEBで公開しています。

http://www.bizdyn.jp/seminar.html

 

このメール返信でも申し込めます。

 

 

■■■■■引きつづき

昨年の社会人大学院での講義アンケートの続きを紹介します。

 

特に重要だと認識した原理は『現実と分析』

(~根本問題に迫れ~)です。

 現在の研究を通して痛感したことは、

「現実」と「理想」の溝を埋めるための根本問題の解決方法は、

現地(顧客)からしか得られないということです。

●資料、授業の進め方ともに、とても体系的な講義であったと思います。

●理論や原理をしっかりと事例を踏まえながら勉強でき、

且つ、それを実践するDiscussion等の機会を豊富に

授業の中に設けてくれることで理解を深めることができました。

 

●最も優先させるべき事柄は自社の利益だと考えていたが,

本講義を通して,その考え方が間違いであることに気づいた。

●利益は人間にたとえるなら水や食料であって,

生きるためになくてはならないものであるが、

人間の本質は呼吸したり食事を取ることではなく

顧客を満足させ,社会に貢献することが本質である

●どうしたら顧客を感動させることが出来るかを

常に考えて行動していきたい。 

●目の前の課題にとらわれ,

顧客のことを考えたことはありませんでした。

●今回の顧客のサプライチェーンの話を聞かせて頂き,

誰のために研究をするのか見つめ直すきっかけになりました。

●先生のお言葉にあったように,

この自分の気づきを他人に伝えていくことも重要だと認識し,

積極的に教えていこうと思います。

●立場が全く違う人と議論できた点が良かった。

 

 

今日もメルマガお読みいただきありがとうございます。

 

今岡善次郎

 

■個別にお礼メール差し控えますが

寄付金お送りいただいた方、

ありがとうございます。

 

学生や無職の人でマネジメントを学びたい人のために

ご寄付(お布施・献金)お願いします。

 

金額やお名義は問いません。

請求や領収書など入金管理はしません。

一口月500円(ワンコイン)を

ベースとして随時受け付けます。

 

年間まとめ(6000円)、

半年(3000円)

月次(500円)もOK

 

寄付金(お布施)箱(口座)

 

三菱東京UFJ銀行

新宿中央支店(469)

口座番号 5324740

口座名義 株式会社 ビジダイン

 

 

■今岡善次郎マネジメント・メルマガ

バックナンバー http://bizdyn.bshonin.com/

(ここから新規配信申し込みできますので

友人知人、皆様のメーリングリストでご紹介ください)

 

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株式会社ビジダイン

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多摩大学大学院客員教授

http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33

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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織

の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか

仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。

科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、

企業は社会の一部である。

 

学びて時にこれを習う

2011年5月 9日 08:33

 <無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も

ネットワークの連鎖でつながっている。モノもカネも情報も

人と人との連鎖であるサプライチェーン(供給連鎖)を流れる。

◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆

                   第153回   

     ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★    

       P・F・ドラッカーの

社会生態学的 俯瞰的 マネジメント モデルが開く 

  人生・企業・社会の共通のマネジメント原理     

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

  『学びて時にこれを習う』

 

今日もメルマガお読みいただき

ありがとうございます。

 

連休皆様如何お過ごしでしょうか?

 

我が家は久しぶりに家族が集まりました。

 

すべて30歳代に突入した

長女長男次女の3人の子供達と

妻を車椅子で病室から談話室に連れ出して

会話が弾みました。

 

妻は会話に入れないが

時々関係ない場面で笑う。

 

主婦になった娘達、

「母はうまく家事を手抜きでやっていたな」と

主婦になって気づくことおおいと

姉妹の会話でした。

 

さて、 

●今週のテーマ

====================

1.学びて時にこれを習う

2.足から頭へ

3.サプライチェーンと会計期間   

===================

    

1.学びて時にこれを習う

 

■日本人の思想形成に大きな影響を与えた

儒教の元祖は孔子ですね。

 

その儒教が人を育て、後世に伝えるのに

大きく貢献した曾子(そうし)

という人がいます。

 

孔子が無くなる年(73才)の1年前(72才)の時、

孔子は26才の曾子を弟子として出会ったそうです。

 

■曾子はあまり優秀ではなかった。

のろまで理解力が弱かったそうです。

 

しかし素直で真剣だった。

 

「頭が良くない」からなかなか分からない。

 

「それは何か」と人に聞き、

自分で一生懸命考えたそうです。

 

■頭が良いか悪いか。

頭が切れるかのろまか。

人は何で判断するのでしょうか?

 

知識を早くたくさん獲得する人、

多くの知識を知っていて人に語れるとか、

計算が早いとか、

そんなことが頭の良さなら、

成果を上げるにの頭の良さは

関係ありません。

 

おそらく曾子は学んだことを語るよりは

「それは何か」「何のためにあるか」

と問うてばかりいたので

頭が悪いと勘違いされたのではないでしょうか?

 

■「学びて時にこれを習う」(曾子)とは、

 

知識を情報として得ることは

始まりにすぎない。

 

知識を現実に応用する場面で現実に直面して

繰り返し質問して考えぬくことで

知識は役に立つ。

 

学びて時にこれに習う。

成果を上げるためには

知識ではなく、習うこと、

すなわち習慣にすること。

 

これはドラッカーが言っていることと通じますね。

 

2.足から頭へ 

 

■介護や接客などのサービスも、

弁護士の仕事も、

会計士やコンサルタントの仕事も

多くの知識労働者の仕事は時間が価格の基準に

なっています。

 

コストと時間と顧客価値はどんな関係があるでしょうか?

 

■モノづくりも、

道路工事も、震災後のガレキ撤去工事も、

新製品開発のプロジェクトもいろんな仕事がある中で

提供者と顧客の間で価格を決めるのは

大変むずかしい。

 

経験のない仕事は前もって

どれだけ時間がかかるか分からない。

新しい情報や知識を必要とする知識労働者にとって

時間は常に不足している。

 

■歩く速さはおおよそ決まっているのでコースと

距離が分かれば時間は読めます。

 

すでに知っていること

経験があることを行う時は

時間が分かる。

 

知識労働者は多くの人から

情報を集め、人の経験を活用し、

人との相互作用に中で時間をかける必要がある。

 

■足を使う仕事は時間が読めるが

頭を使う仕事は時間が読めない。

 

創造と変革には膨大な時間が必要になります。

 

新事業を立ち上げる仕事や

大きな改善をともなう仕事など

イノベーションをともなうプロジェクトでは

足も使うが頭を使います。

 

頭を使う仕事は精神的なもの、心の使いかたに

よって時間が変わるものです。

 

知識労働者にとっての時間の使い方

についてドラッカーは多くのヒントを残しました。

その多くが東洋の知と共通点があります。

 

おいおいご紹介していきますね。

 

3.サプライチェーンと会計期間 

 

■サイコロを使ったダイゲームで

 

サイコロで変動する能力をシミュレーションし、

10回繰り返して

滞留する在庫と出荷できる数量(スループット)が

どう変わるか前回ご紹介しました。

 

投入した数量の50%が滞留して

残りの50%がスループットになるという

結果を得ました。

 

但しゲームは10回の累積の結果です。

 

■もしゲームを20回、30回、・・50回と増やしていくと

どうなるか?

 

ゲーム回数は在庫を繰り越す決算期の数を

表します。

 

月次決算だとすると

10か月分のシミュレーションから

20か月。30カ月、50カ月と

決算月を増やしていく。

 

私の大学院での講義の受講生が

シミュレーションしてくれました。

 

■会計原則では

在庫は回数(決算期)を超えて持ち越せます。

 

20回越せば、

在庫が膨大になり欠品になる確率が減り、

投入に対する出荷率は80~90%まで上がることが

分かりました。

 

10回では50%だったスループット率

(投入量に対する出荷量)

は在庫を繰り越す期間が長くなると

在庫は増えて行き工程での手持ち不足がなくなる。

 

従って手待ちという非稼働が減り出荷は

90%位まで上昇するということです。

 

■しかし

時間がたつと在庫は陳腐化していく。

 

出荷していく製品の資材投入からの

経過時間(リードタイム)は長くなり、

顧客価値を下げていく。

 

時間が経つとともに

体内の栄養分がエネルギーとして

代謝されずに残留する。

 

サイコロのような

無作為の変動では滞留時間が長くなります。

 

これに対して工程が

同期化しておれば血液の流れにように

生命現象は

流れを作っていると言えるのです。

 

さて、次回は「トヨタ生産方式の本質」について

今岡善次郎の解釈を語ります。

(次回に続く)

 

時間がある時、

メルマガに対する質問、共感、反論

なんでも結構ですので、

返信でご意見よろしくお願いします。

 

■■■■■■■コミュニテイカフェ■■■

 

■4月2回目の

コミュニテイカフェ「ドラッカーマネジメント塾」を

開催しました。

 

テーマは

1限「ドラッカーのマーケティング、イノベーション、

そして人間観」

2限「マネジメント革新:産業革命、テイラー、

そしてドラッカー」

 

スタンフォード大学大学院に留学してテイラーのこと

を学んだコンサルタントのKさん

テイラーについて補足プレゼンテーションして

頂きました。

 

いろんな意見・質問が出て盛り上がりました。

 

4月27日(水)1

28日(木)5人

30日(土)7人

参加頂きました。

 

曜日変更があって初対面の人も多く、

自己紹介から始めましたが2回目とあって

交流会も盛り上がり楽しく充実してきました。

 

シェフも専任、食器や間仕切りなど

カフェ「塾」の雰囲気が出てきました。

 

次回のテーマ:

1限「人を活かす仕事のマネジメント:統合、情熱、使命

、自律、目標とフィードバック」

2限「人、組織、社会の有機的な関係:ドラッカーの

社会生態学マネジメント」

 

5月11日(水)、12日(木)

1限(18:30~20:00)

2限(20:00~21:30)

カフェタイム(21:30~22:30)

と5月14日(土)

1限(15:00~16:30)

2限(16:30~18:00)

カフェタイム(18:00~19:00)

です。

 

9人まで余裕がありますので

スポットで申し込みできます。

 

どの項目も一回でテーマを完結しますので

いつからでも参加できます。

 

一日2限の内、前半、後半1限のみ、

あるいは2限の一日分の回数に応じて参加できます。

 

 

よろしくお願いします。

 

■予告メニューの約束違反

ごめんなさい。

 

カツオ・塩昆布・鷹の爪を塗した

春キャベツ・人参・胡瓜の「浅漬け」ではなく、

 

肉じゃが

中華風タケノコ

和風タケノコ煮

レタス胡瓜トマトのサラダ

でしたね。

 

お楽しみに。

 

■いつもで参加できます。

是非お問合せ下さい。

imaoka@bizdyn.jp

 

又弊社のWEBでも公開しました。

http://www.bizdyn.jp/seminar.html

 

 

●●●

 

コミュニテイカフェ「ドラッカーマネジメント塾」案内

弊社のWEBで公開しています。

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このメール返信でも申し込めます。

 

今日もメルマガお読みいただきありがとうございます。

 

今岡善次郎

 

■個別にお礼メール差し控えますが

寄付金お送りいただいた方、

ありがとうございます。

 

学生や無職の人でマネジメントを学びたい人のために

ご寄付(お布施・献金)お願いします。

 

金額やお名義は問いません。

請求や領収書など入金管理はしません。

一口月500円(ワンコイン)を

ベースとして随時受け付けます。

 

年間まとめ(6000円)、

半年(3000円)

月次(500円)もOK

 

寄付金(お布施)箱(口座)

 

三菱東京UFJ銀行

新宿中央支店(469)

口座番号 5324740

口座名義 株式会社 ビジダイン

 

 

■今岡善次郎マネジメント・メルマガ

バックナンバー http://bizdyn.bshonin.com/

(ここから新規配信申し込みできますので

友人知人、皆様のメーリングリストでご紹介ください)

 

____________________

株式会社ビジダイン

http://www.bizdyn.jp/

多摩大学大学院客員教授

http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33

----------------------------------------------------------------

部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織

の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか

仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。

科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、

企業は社会の一部である。

 

格物致知(かくぶつちち)

2011年5月 3日 16:05

 <無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も

ネットワークの連鎖でつながっている。モノもカネも情報も

人と人との連鎖であるサプライチェーン(供給連鎖)を流れる。

◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆

                   第152回   

     ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★    

       P・F・ドラッカーの

社会生態学的 俯瞰的 マネジメント モデルが開く 

  人生・企業・社会の共通のマネジメント原理     

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

  『格物致知(かくぶつちち)』

 

今日もメルマガお読みいただき

ありがとうございます。

 

東日本大震災に直面して

政府と東電の最高責任者の対応も様々なら

被災者もいろいろですね。

 

被災地を訪問して 

素通りする総理大臣に怒号を浴びせる被災者がいる一方で

土下座する東電社長に

「起こってしまったことだから」と

逆に慰める被災者もいる。

 

原発は炭酸ガスを出さない環境に優しく

コストの安い発電だとマスコミを通して

刷り込まれた国民がいる一方で

環境もコストも問題だらけとする反対してきた

学者やジャーナリストもたくさんいた。

 

子孫に廃棄処理コストを押しつけて

初期コストは安いと言うのが実態だった。

 

又、

地球温暖化は炭酸ガスだけではなく、

日本で54基ある原発の冷却熱が海水温度の上昇に

つながっているとの見解もある。

 

原発の安全確保コストを入れると

もうすでに太陽光発電より高くなっているとの

プレゼンテーションもあります。

http://www.ustream.tv/recorded/14195781

 

マネジメントは

今の顧客(国民)だけではなく、将来の顧客(子孫)の

ためにある。

 

日本人だけではなく、

海水の汚染で迷惑をかける

地球人のためにも考えなければなりません。

 

コミュニテイカフェ「ドラッカーマネジメント塾」

最後にUPDATEあります。

 

シェフとして事務スタッフとして

将来パートナーとして

手伝ってくれるスタッフ紹介します。

 

さて、 

●今週のテーマ

====================

1.格物致知(かくぶつちち)

2.時間は普遍的制約である

3.サプライチェーンの熟練とスル―プット  

===================

    

1.格物致知(かくぶつちち)

 

■古代中国の思想に

「格物致知(かくぶつちち)」というマネジメントの原理に

欠かせない思想があります。

 

いろんな解釈があるそうです。

一般的なのは、

「事物にふれて理を究める」ということなので

現代の科学思想の原理でもあります。

 

現場・現実・現物に基づいて(格物)

因果関係から根本原因を求める(致知)

こととも

解釈できますね。

 

■中世の陽明学者、王陽明によれば

自己の心を正せば、

人の本来の善良な知を発揮できると

解釈した。

 

その王陽明の言葉で

かって、

日本の経営者が座右の銘としていたのが

「知行合一」(ちこうごういち)です。

 

知は行動によって完成し、

行動によって知になる。

 

良い言葉ですね。

現実の行動と知は一体だということですね。

 

日本の製造業が発展した時の

「現場現実現物」という3現主義の行動が重視されました。

 

■王陽明を危険な革命思想家だという人がいます。

 

政府やマスコミが原発の危険な実態を隠ぺいし

現場現実現物を国民に知らせていない。

 

業界の利益が行政や学会を動かし、

安全で環境に優しくコストが安いという

プロパガンダされているとしたら、

 

それを「知行合一」で暴こうとしている人間を

危険思想とするのと同じです。

 

社会や組織の人間が仁や義を忘れて私利私欲で

動かされたら社会はなりたちません。

 

■ドラッカーのマネジメント思想は

現場現実に即して、

人も組織も社会の機関(器官)として、

社会のために役立つことを探し(マーケティング)

効果的な仕組みを作る(イノベーション)

ことです。

 

格物致知は

現実の自然観察、人間社会の観察から知識を得て、

人や組織のマネジメントのあり方を説いています。

 

 

2.時間は普遍的制約である

 

■何事か成そうとする時我々はいつも言い訳します。

 

時間が無い。

カネが無い。

知識が無い。

人がいない。

・・・

時間以外のものは足らなければ

補充できる。

 

■人から時間を買って1日25時間にできない。

 

限られた時間に

いろんな仕事をして、

本を読み、衣食住に関わる生活して、

家族と交わり、買い物、銀行、郵便局に行き、

人と話し、運動して、遊び、レジャーする。

 

私的な活動、

仕事の義務としても活動、

公的な活動においても

目的と時期があります。

 

限られた時間制約の中で

マルチタスクです。

 

睡眠や休憩や、喜怒哀楽の時間と

それらに対処する時間も必要ですね。

 

■通常何かを成すべき時に

やるべきことを計画し紙の上に書く。

 

私も毎年、計画を書く。

しかしながら毎日計画を見ているわけではない。

やがて見なくなる。

 

計画は紙の上で消える。

決意表明で終わる。

 

■ドラッカーは多くの名言を残しています。

 

「成果を上げる者は時間からスタートする」

「仕事からスタートしない」

 

時間が何にとられているか記録せよ。

成果に繋がっていない時間への要求を退けよ。

小さく分散している時間のムダをとって

大きくまとめよ。

 

陽明学者、中江藤樹は言いました。

「物に本末あり、事に終始あり」

 

事(タスク)には始めと終わりがある。

区切った時間で集中することが

仕事でも思索でも成果を上げるということです。

 

仕事は時間でもあるのです。

 

3.サプライチェーンの熟練とスル―プット 

 

■前回はサプライチェーン連鎖数とスル―プットの関係を

述べました。

 

ダイゲームのチームメンバーの数を変えて

スループットがどう変動するか実験しました。

 

もうひとつ私が開発したゲームにサイコロの替りに

ダーツを使ったゲームです。

 

■ダイ(サイコロ)は何回やっても熟練の効果はでないが

ダーツは回数によって的中率は上昇する。

 

すなわち練習によって

スループットはどれだけ増やせるか実験するゲームです。

 

もちろんコンピュータ・シミュレーションの

ゲームも可能です。

 

■GEの元CEOジャック・ウエルチは

在庫削減を「ストレッチ」という言い方をしました。

 

又、トヨタのカンバン方式では

手持ち在庫を徐々に少なくすることで

速度の安定しない工程を改善します。

 

気功も太極拳も

ゴルフも野球も、

モノづくりも

回数を重ねることで上達します。

 

ダーツゲームの実験でどうなったか。

 

セミナーの中での限られた時間でのゲーム

1回目と2回目を比較しました。

 

何回もやりましたが、平均的に

1回目より2回目は

20%スループットが向上しました。

 

人間は繰り返すことでのチームとしての能力は

向上することを検証したことになります。

 

マネジメント論がロジカルシンキングと称して

知識や戦略や論理を中心に語られていますが、

熟練や経験がどう成果につながるかと言う

視点も大切だと思いますね。

 

さて、次回は「サプライチェーンと会計期間」について

語ります。

(次回に続く)

 

時間がある時、

メルマガに対する質問、共感、反論

なんでも結構ですので、

返信でご意見よろしくお願いします。

 

 

■■■■■■■コミュニテイカフェ■■■

 

■今夜から2回目の

コミュニテイカフェ「ドラッカーマネジメント塾」開催します。

 

 

1限「ドラッカーのマーケティング、イノベーション、そして人間観」

2限「マネジメント革新:産業革命、テイラー、そしてドラッカー」

 

4月27日(水)及び28日(木)

1限(18:30~20:00)2限(20:00~21:30)

カフェタイム(21:30~22:30)

 

4月30日(土)

1限(15:00~16:30)2限(16:30~18:00)

カフェタイム(18:00~19:00)

 

曜日変更頂いたので人数が平準化されましたので

スポットで申し込みできます。

 

どの項目も一回でテーマを完結しますので

いつからでも参加できます。

 

一日2限の内、前半、後半1限のみ、

あるいは2限の一日分の回数に応じて参加できます。

 

■カフェを手伝ってくれる人を紹介します。

 

シェフとして、スタッフとして

ドラッカーを学びたい元サラリーマン、

コミュニテイカフェのお手伝いしてくれることに

なりました。

 

ヒューレットパッカードやアクセンチュアの

勤務経験がありますが現在組織を離れ、

社会貢献型NPOの起業への志を持っている

経験豊富な51歳男性です。

 

コミュニテイに一緒に参加します。

 

よろしくお願いします。

 

■第一回は

ニンニク・生姜・豆板醤・蜂蜜の素材から作る

「麻婆豆腐」「金平ゴボウ」が目玉でした。

正直言って3日目土曜日のみ味付けの技術が戻りました。

水、木の方ごめんなさい。

 

今回は

カツオ・塩昆布・鷹の爪を塗した

春キャベツ・人参・胡瓜の「浅漬け」が目玉です。

 

お楽しみに。

 

■いつもで参加できます。

是非お問合せ下さい。

imaoka@bizdyn.jp

 

又弊社のWEBでも公開しました。

http://www.bizdyn.jp/seminar.html

 

このメール返信でも申し込めます。

 

■昨年の社会人大学院での講義アンケートの続きを紹介します。

 

●個々の仕事にSCMの原理がいろんな切り口で応用できるのが分かり易く興味深かった

 

ドラッカーとトヨタ式経営,今岡先生のSCM原理の体系がまとめられているマトリックス図は非常にわかりやすく常に心に持ち続けておくべきことが多く書かれていて,どれも重要だと感じている

 

顧客はSCMの流れの中で最も下流であり,すべての流れのベクトルがそこに向かっているので流れをスムーズに送ることが大多数の産業の目標だと思う

 

●現在行っている大学研究のような直接の顧客から遠い分野は,顧客志向の人の方が少なく目的が顧客満足や社会貢献ではなくて,論文の数や賞といった小さいスケールの考えの人間が多い気がする

 

●大学研究の直接の顧客は共同研究先や論文を引用する可能性のあるすべての人間であり,最終顧客はその技術によって恩恵を受けたすべての人間であり、

顧客志向を意識した研究活動を行い,他のメンバーの模範となりたい

 

●今岡先生の講義・資料・グループディスカッション・事例研究を通じてSCMとそれ以外にも基本的な「心の持ちよう」のようなものを学び、とても勉強になりました。この講義で学んだことを少しでも実践で活かせればと思います.

 

 

●●●

 

コミュニテイカフェ「ドラッカーマネジメント塾」案内

弊社のWEBで公開しています。

http://www.bizdyn.jp/seminar.html

 

このメール返信でも申し込めます。

 

今日もメルマガお読みいただきありがとうございます。

 

今岡善次郎

 

■個別にお礼メール差し控えますが

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学生や無職の人でマネジメントを学びたい人のために

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金額やお名義は問いません。

請求や領収書など入金管理はしません。

一口月500円(ワンコイン)を

ベースとして随時受け付けます。

 

年間まとめ(6000円)、

半年(3000円)

月次(500円)もOK

 

寄付金(お布施)箱(口座)

 

三菱東京UFJ銀行

新宿中央支店(469)

口座番号 5324740

口座名義 株式会社 ビジダイン

 

 

■今岡善次郎マネジメント・メルマガ

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株式会社ビジダイン

http://www.bizdyn.jp/

多摩大学大学院客員教授

http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33

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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織

の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか

仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。

科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、

企業は社会の一部である。

 

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