P.F・ドラッカーに学ぶ人生・起業・社会設計のすすめ|今岡善次郎のマネジメント・メルマガ

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自律統合体

2011年3月29日 18:01

 

<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。モノもカネも情報も
人と人との連鎖であるサプライチェーン(供給連鎖)を流れる。
◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
                   第147回   
    ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★    
       P・F・ドラッカーの
社会生態学的 俯瞰的 マネジメント モデルが開く 
  人生・企業・社会の共通のマネジメント原理     
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
  
   『自律統合体』
 
今日もメルマガお読みいただき
ありがとうございます。
 
■大震災の全貌も明らかになっていない中
未だ何が起こるか分からない。
 
そんな中で
老若男女いろんな人達の間で、
人の為に役立ちたい人も増えています。
 
こんな時政治家や
行政の力に頼るだけではなく、
 
一人ひとりがネットワークを組んで
何を成すべきか考えなければなりません。
 
第二次世界大戦の欧州で
一人の政治家をカリスマにして悲劇を起こした
社会を見て
一人ひとりからのマネジメントを
発明したドラッカーが非常時にも活きます。
 
■悲惨な現場で何かボランティアをしたい人が
たくさんいても一つひとつの行為が成果を上げるために
誰の為に、
何が必要か
きちんとプロジェクトとして定義しなければ
優しい気持ちが空回りします。
 
事を成すには
段取りが必要です。
 
マネジメントがこんな時こそ必要ですね。
 
■阪神淡路大震災を経験した日本人は
行政にだけ頼らないで一人ひとりが助け合う
自発的な協働の精神が復興し、
NPO(非営利組織)が数多く誕生しました。
 
それぞれの立場で何ができるか、
一人よりも二人、二人より三人、人と人が
ネットワーク連鎖で集まって交流する。
 
■東北東日本大地震に際して
東京と言う大都会にいる我々は何ができるか?
 
第二次大戦末期東京から
多くの人が地方に疎開しました。
 
今、東京への疎開を受け入れられないか。
そんな団体も増えています。
 
日本の問題であり、
日本の危機である。
 
一地方の災害ではない。
 
■妻がお世話になっている
杉並区高井戸にある医療介護の施設
浴風会のコミュニテイ・ホールで、
3月26日土曜日午後2時から3時半まで
たちあげ コンサート開催します。
 
被災地に、いま 私たちのおもいを伝えたい!
「つながろう こころとこころ たちあげコンサート」
 
発起人は
浴風会ケアスクール、講座卒業生、
認知症家族会「よくふう・語ろう会」ほか
です。
(連絡浴風会ケアスクールTEL:03-3334-2149)
 
ケアスクールの卒業生でミュージシャン
七澤清貴さん主催のアンサンブル「ソノ―ル」は
地域のために定期的コンサート開催され、
今回のたちあげコンサート発起人の一人です。
 
私のメルマガも読んでいただいています。
 
認知症診断で有名な長谷川先生のお嬢さんも
ミューシャンとして出演されます。
 
ケアスクール校長の服部安子先生は
地震当日都心から7時間かけて帰宅途上で
様々な人間模様を見て、
さらに肉親の住んでいる仙台へ行き、
避難所での人々や行政の動きから
一人ひとりの役割の重要性を
感じられました。
 
浴風会の職員や家族だけではなく、
介護セミナーの卒業生、関東にいるいろんな分野の
専門職やボランティア、
地域の人達、そして本メルマガ読者の参加
お待ちしています。
 
私も家族会の代表として
発起人の立場で
ミニトークに参画します。
 
聞いて聴いて話して下さい。
 
参加費は1口1000円、
義援金として全額東京都社会福祉協議会を通して
被災者の支援に使われます。
 
是非ご参加ください。
 
さて、 
●今週のテーマ
====================
1.自律統合体
2.物事を成す 
3.サプライチェーンとTOC(制約理論)
   
===================
    
1.自律統合体
 
■「利」と「義」のテーマ続けます。
 
利と義との関係は何か。
 
利益と社会貢献と言ってもいいし、
お金をもらうこととボランティアでもいいです。
 
限られた人生の時間配分において、
何を行うか? 
 
私が2年半無料のメルマガを続けて
有料に切り替えるか廃止するかで悩み、
結局寄付金システムで続行しました。
 
■安岡正篤先生の言葉を引用します。
 
利が自己の都合だけなら他と衝突する。
 
有料にすることで得られる利益が
自分だけに属しているのであれば利益は
滞留する。
 
利益は社会に還元される。
 
自他が相互に関連している社会では
利益は他のために奉仕するように人間社会は
出来ている。
 
どんな仕事もそうであらねばならない。
 
■安岡先生は言います。
 
生命、あるいは有機的システムは
自律統合体である。
 
自律統合体とは、
それぞれが自由に自分の意思で行動することと
社会が一体化することが調和することです。
 
自分と他人と境界を強く設けないで
共生関係に置くと言うことです。
 
ドラッカーの社会生態系も同じではないでしょうか?
 
■「金は天下の回りモノ」という表現は
自律統合体である有機システム(生きもの)の
循環する血液とのメタファー(比喩)でもあります。
 
そう考えると利と義は
個と個の間で対立(コンフリクト)するのではなく、
自律的統合体の共生関係の中で
両立する。
 
 
2.物事を成す
 
■マネジメントとは目的を持って物事を成すことです。
 
知識があって頭が良くて話がうまい人が
驚くほど物事を成していないと
ドラッカーは言います。
 
涙を流せる良い人だけでも
成果はあがらない。
 
熱意を持って忙しくしているように見えても
物事を成しているのは
一歩一歩目標に向かって歩んでいる「亀」
であると。
 
■「物事を成す」、「成果を上げる」ことを
人として責任を持つ限り無視してはなりません。
 
自己満足や仲良しクラブで
人が集まるだけで成果はあがらない。
 
繰り返しの定形的な仕事であれ、
非定形的なプロジェクトであれ、
目標を持って、
アウトプットを出すこと、成果物を完成させること、
そして業績を上げることです。
 
知識や知力や想像力を結果に結び付けるには
別の能力が必要であります。
 
■かって肉体労働中心の社会では
人々は言われたことを勤勉にコツコツやればよかった。
 
成果を上げることを考える人は
少なくてよかった。
 
産出物を増やすことが社会の課題だった。
 
今はどんな職業でも知識労働者としての
役割が必要になった。
 
知識労働者が知識を発揮することが目的になり、
全体の目標を意識することなく
仕事をする傾向が強くなった。
 
■必要だけれど充分ではない専門知識やスキルを
必要でかつ十分な行動に広げる
マネジメントが必要になった。
 
つまり、
物事を成すために能力、
すなわちマネジメントが必要になったのです。
 
工業中心社会では
言われたことをやるだけの人間と物ごとを
成すことを考える人間、マネジメントする人間は
別でもよかった。
 
知識社会の現代では
自分の仕事を他の専門家に役立て、
そして組織のために役立て、さらに組織の外の顧客のために
役立てるマネジメント能力が必要になります。
 
どんな職業においても
顧客の顧客の・・・という人の連鎖の中で
「物事を成す」マネジメント能力は
ますます必要になっています。
    
 
3.サプライチェーンとTOC(制約理論)
 
■日本の製造業が世界に注目された1980年代、
日本でも世界でも、
トヨタ式生産方式についての賞賛と批判が渦巻きました。
 
又この時期米国で
ゴールドラット博士の小説「ザ・ゴール」による
制約理論(TOC:セオリー・オフ・コンストレイント)が
注目されました。
 
ゴールドラット博士は物理学者でありながら
科学論文として発表したものではなく
小説という表現で理論を発表したのです。
 
どちらも生産の現場のテーマを扱っていますが、
仕事一般に用途を拡大できるモデル(理論)と言えます。
 
これら2つの仕事のモデルが、
欧米発の近代的経済学やビジネススクールの
マネジメントとも違うパラダイム(理論の枠組み)でありながら
大きな成果を上げているのです。
 
 
■ゴールドラット博士の「ザ・ゴール」の制約理論
(TOC:セオリー・オフ・コンストレイント)は
ダイヤモンド社から翻訳出版されて
日本でもベストセーラーになっています。
 
ゴールドラット博士は
アメリカで仕事をしているイスラエル人で、
もともと物理学者です。
 
物理学者は自然現象の観察実験を通して、
自然の法則を発見することが使命です。
 
小説「ザ・ゴール」の舞台はアメリカで、
日本のメーカーとの競争に敗れつつあるなかで、
工場の立て直しを命じられ男が、
工場で起こった様々な出来事を観察し、
ある原理を発見して見事、工場を再生させる
お話でしたね。
 
読まれた方のおられると思います。
 
■興味深いのは、
「もっとも優れていると言われるアメリカの近代的な
経営理論やアカウンティング(会計学)や
コスティング(原価管理)は何も役に立たない」
「発見した原理は現代の経営のパラダイムを
覆すものである」
 
とする扇動的文脈で語られていることです。
 
世界一と豪語している米国のビジネススクール卒業者
でも企業の立て直しはできないという
メッセージですね。
 
■それでは制約理論とはどんなマネジメント原理
でしょうか。
 
ゴールドラット博士は
「ザ・ゴール」の日本語版を長い間
認めませんでした。
 
一方、ゴールドラット博士はもっとも尊敬する人物として
ガンジー、ニュートン、大野耐一の3人を上げて、
トヨタ式生産方式を生んだ立役者の大野耐一氏から
ヒントを得たことを明らかにしています。
 
だからと言って
TOC(制約理論)はトヨタ式経営と同じものではありません。
 
ニュートンが
宇宙の惑星の運行や水車職人、馬車職人の技術を
すべて単純な方程式「ニュートン力学」として理論化したように、
 
ゴールドラット博士は
トヨタ式経営の神髄を他の多くの事例を含めて
収益方程式の力学として理論化したのです。
 
次回はその理論化の方法論として、私が感銘を受けた
ゴールドラット氏のメタファー(比喩)を紹介します。
 
「サプライチェーンとハイキングメタファー)」
について語ります。
(次回に続く)
 
 
■コミュニテイカフェUPDATE
 
東日本大地震でも「ドラッカーマネジメント塾」構想
は変えません。
 
危機の時代こそ、
一人ひとりのマネジメント能力は必要です。
 
事務所の改造は着実に進めています。
 
水曜コース、木曜コース、土曜コース
(4月6,7、9日開講オリエンテーション)
 
友人知人、誘い合わせてまずは
オリエンテーションに参加ください。
 
なお、
前回に引き続き、
講義アンケートの続きを紹介します。
 
●自身が所属する企業、および自身も生態系の一部として
捉えることで、川上から川下まで全体の流れを認識した上で、
ビジネスの機会を探したい。
 
●「企業組織は有機体であり、
新陳代謝の必要な生態系の一部である。
器官が身体の一部であるように、
企業は社会の機関であり、社会的機能である。」(ドラッカー)
の紹介は興味深かった。
 
●ドラッカー、トヨタ、今岡先生別に、
原理を整理してあり、わかりやすいと感じました。
 
●物事には原理があり、成功者の原理には共通点がある。
これらを自身の中で咀嚼・吸収することは、
今後の人生を効率的に過ごす上で
有用であることを改めて学ぶことができました。
 
●流れを意識することで
チーム内やチーム同士での情報や作業の滞留を減らし,
研究室全体でより効率的に研究を進めることが
できるようなると考えられる。
 
●資料・講義はドラッカーが何を言わんとしているのか,
非常にわかりやすく解説していただき,
それをもとにTOCなど他の考え方をうまく取り入れSCM
理解するのに非常に役に立った。
 
●現実分析を行い因果関係と根本問題を探ることは、
研究やアルバイトをより良いものにしていくためには
必要不可欠なことであると思う
 
●研究に関しては顧客の定義が難しいのですが、
私は社会が顧客だと考えています。
社会が求めているものを作り、自分の目的を達成するために、
現在は研究を通して様々なことを
学んでいく段階であると考えています。
 
●今岡先生は生徒と積極的にコミュニケーションを
取ってくださるので、楽しみながら受講することができました。
資料に関しても、講ごとにテーマが定められていたので、
とても見やすいと思いました。
 
教育機関で実際に働いている側の視点から
現実分析を行い、問題解決や情報の流れを提案することで、
グループで話し合い、最終的に教育原理の体系化を
行えた事は大きな収穫であったと思います。
 
 
■コミュニテイカフェ
「ドラッカーマネジメント塾」 
年間のスケジュールを入れたUPDATEチラシを
ご希望の方は本メルマガで
「チラシ希望」と書いて
返信してください。
PDFファイルにて送信します。
 
今日もメルマガお読みいただきありがとうございます。
 
今岡善次郎
 
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寄付金お送りいただいた方、
ありがとうございます。
 
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ご寄付(お布施・献金)お願いします。
 
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 

利は義の結果

2011年3月22日 19:48

 

<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。モノもカネも情報も
人と人との連鎖であるサプライチェーン(供給連鎖)を流れる。
◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
                   第146回   
    ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★    
       P・F・ドラッカーの
社会生態学的 俯瞰的 マネジメント モデルが開く 
  人生・企業・社会の共通のマネジメント原理     
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   『利は義の結果』
 
今日もメルマガお読みいただき
ありがとうございます。
 
マグニチュード9.0として
1000年単位の巨大地震が起きました。
 
東北関東大地震で被害にあわれた方
にお見舞い申し上げます。
 
ネットから得る情報によると、
これだけの悲惨な事態に日本人を激励する
内外からのコメントが飛び交っている。
 
米国で9.11事件では
多くの人が喚き責任をなすりつけ怒鳴り合ったが
日本人は黙々と耐えて復旧の行動を起こしたと。
 
若人は言う。
祖父達は戦争で焼け野原から短時間で日本を
普及させた。
 
今度は我々が
「和」の精神を発揮して
この悲惨な事態から立ち上がる行動にでようと。
 
日本人は軟弱になったという
人が多い中で、
日本人は一夜にして変わると
ドラッカーも言っていました。
 
この国難に対して
現実を受け入れ冷静にそれぞれの立場で
何ができるか、
考えることが重要ですね。
 
さて、 
●今週のテーマ
====================
1.利は義の結果
2.聞く能力
3.サプライチェーンと持続可能性   
===================
    
1.利は義の結果
 
■中国古典の易経に
「利は義の和なり」
(利益の大きさは人のためにどれだけ尽くすかで決まる)
というメッセージがあります。
 
別の書物、春秋左伝には
「利の本は義」
(利益の源泉は人のために尽くすこと)
というのもあります。
 
日本の近江商法では
「先義後利」
(先に人のために尽くし後で利益がついてくる)
 
■企業でも非営利組織(NPO)でも
その存在意義は「義」であり、
「義」が無い「利」は
長く続かない「偽の利」であると。
 
「和」というのは合計であり、
義の数が多いほど利益も大きいとなります。
 
もちろん、
車はガソリンだけでは走らないように
利益も「義」だけでは得られない。
 
■利益を追い求めるだけではなく
義の為、即ち人の為、世の為に事業をする。
 
これが根本の必要条件であります。
 
戦略や、実践上の仕掛けも合わせて
必要にして十分な条件をめざして
マネジメントが必要になります。
 
そして利と義は一体のものである。
単なるボランティアでは義が果たせない。
 
これはドラッカーも安岡正篤も渋沢栄一
言っていることです。
 
■江戸時代の白隠禅師は
「君子財を愛す。これを取るに道あり」
と言っています。
 
一人前の立派な人間は
家族の為、組織の為、社会の為に
財政的基盤を強固にすることで
人の為社会のために尽くすことができるのだと。
 
日本の国家財政で
長い間、政治家も官僚も責任がはっきりしない
状況で「財を愛していない」状態が
続いています。
 
義と利の両立を目指すことは
マネジメントの基本ですね。
 
2.聞く能力
 
■成果を上げる習慣として前回は
「集中」について話しました。
成すべきことを絞り、時間とエネルギーを集中し、
目的を決めて作業を時間軸に割り振る。
 
次に大事なのは
自分を含めて誰がやるか
誰が責任を持つのか。
 
■責任者も担当者も完全で万能な者はいない。
 
仕事をこなす過程で
人の強み・弱み、知識や情報の不足など
明らかになってくる。
 
仕事を通して自己啓発しつつ
一方で役割分担を見直すことが重要です。
 
■出来る人間を既存の仕事の問題解決ではなく、
新しい機会を担当させる必要がある。
 
主要な仕事の問題解決ではなく、
小さな変化でも機会になることを見つけて
挑戦する。
 
機会を活かす能力は
指揮命令する権力でもなく、
性格、価値観、信条、知識、強み弱みなどでもなく、
 
人の話を聞くことが出来て、
人と人とのコミュニケーションする能力であると。
 
■行動が成果を上げるには
成されるべきことを確実に実行することである。
成されるべきことは誰でも言える。
 
実行するのは強みも弱みもある担当者である。
 
強みも弱みも克服してチームが助け合い、
仕事を通してフィードバック・改善する。
 
その根本的能力は聞く能力である。
そしてそれは習慣として身につけることができる
とドラッカーは言ってくれます。
   
 
3.サプライチェーンと「持続可能性」
 
 
■ドラッカーの思想の根底には
 
デカルト的科学万能主義批判、
すなわち、
 
「人間の知性への過度の過信は危険であり、
人間の知力は祖先の英知の巨大な
山に比べれば欠陥だらけであるとするバーク哲学」
 
の流れをくむとされています。
 
西洋で起こった産業革命の成功が
人間社会の価値観を経済中心におき、
国家単位の植民地競争を起こした。
 
■金融商品の開発による市場開発は
現代の経済的弱者(サブプライムローン借入者)
をマーケットとする
現代の「植民地開拓」とも言えます。
 
そして現在の日米欧で起こっている
先進国の経済停滞の最後のあがきの結果は
近年の国家レベルでの規制緩和がもたらした
金融商品の不良在庫と滞留であった。
 
生態系での餌を徹底的に食いつくして
「恐竜」が増殖できなくなった。
 
■もしマネジメントが
人間を中心におかないで
経済学と同じように人間的要素を排除した
科学であるならば、
 
やがてはそれぞれの企業も、
一人ひとりの社員も
経済的規模を追い求める結果となり、
生き物(有機的システム)として
持続できなくなるでしょう。
 
そこにあるのは社会生態系の破壊です。
 
■持続可能(サステイナブル)な生命の条件について、
「動的平衡」(福岡伸一、木楽社)を参考にします。
 
生命の本質は何か?
持続可能(サステイナブル)な生命の条件は何か?
 
生命とは「動的な平衡状態にあるシステム」であると。
動的平衡とは、
「絶え間なく壊し、常に作り直し、
間断なく流れながら平衡を保つ」
ことである。
 
生命は外の世界から
食物、空気、情報等を絶えず受け入れて
各器官の連鎖機能のネットワークを経て、
絶えず壊され作り直され、
身体の外にある仕事や生活に使われ、排泄されて
平衡状態を保っています。
 
生命とはそのような新陳代謝の
平衡を保ったネットワーク的存在であるいうのです。
 
■企業も社外から資源を受け入れ
て顧客価値に変換する仕事をしながら
絶えず壊され作り直され、
人もカネもモノも知識も
入れ替わりながら平衡状態を保っている
ネットワーク的サプライチェーンの中の存在
(連鎖の環)と言えます。
 
既存の製品が廃棄され
新製品が開発投入される。
マネジメントする人も社員も
新し人と変わる。
滞留することなく流れて平衡状態を保っている。
情報も人も流れている。
 
資材を調達し、製品を作り、顧客に出荷し、
カネが支払われ、カネが入金され、
滞留することなく流れながれて平衡状態を保っている。
カネもモノも流れている。
 
福岡伸一氏は
生命は「動的平衡以外」に生きる方法はないと言います。
 
■ドラッカーの社会生態学は、
持続可能(サステイナブル)な社会を作るために
必要なマネジメントの原理を生んだと言える。
 
社会が平衡状態を保つために
ひとり一人の生き方のマネジメントに、
持続する組織のマネジメントに
共通に必要でかつ可能な限りの十分な
条件を求め続けた。
 
一人ひとりが生命であるように
家族も組織も生命であることを考えるならば、
マネジメント体系のバックボーン(背骨)には
マネジメントの主体である従業員がいて、
組織があって、顧客がある。
 
顧客の顧客、その先の顧客という
ネットワークの連鎖は
すべて人と人との関係のサプライチェーンです。
 
人と人との繋がりのサプライチェーンは
「動的平衡」であることが
持続可能な条件であるのですね。
 
「サプライチェーンと持続可能性」
終わります。
 
次回からは今岡善次郎が
サプライチェーンマネジメントに関わるきっかけになった
「サプライチェーンとゴールドラットのTOC(制約理論)」
について語ります。
(次回に続く)
 
 
■コミュニテイカフェUPDATE
 
「ドラッカーマネジメント塾」構想
塾としての体裁を整えるべく事務所の改造プランを
練っています。
 
とりあえず講師は塾長である私一人で始める。
 
カフェとして厨房も私が担当する。
物理的には
定員を10人まで可能ですが、
私のキャパシテイを考えると原則同時に
5人を定員としたいです。
 
水曜コース、木曜コース、土曜コース
(4月6,7、9日開講オリエンテーション)
すでに何人か申し込み頂いています。
 
それぞれのコース5人定員。
一人でも開催します。
 
準備の都合で1週間前の3月30日までと
させて頂きますが、
定員になり次第締め切りとさせて
頂きます。
 
未だ席があるうちに友人知人、誘い合わせて
まずは
オリエンテーションに参加ください。
 
なお、
前回に引き続き、
昨年二つの大学での講義アンケートの続きを紹介します。
 
 
●講義外でも先生、生徒仲間と楽しくお話できたことも
かけがえのない思い出になるかと思います。
 
●講義の仕方、課題のテーマ・難易度が
非常にバランスのとれた良い講義だったというのが率直な感想です。
 
●本講義で学んだSCMの中の『流れ』についての考え方が
非常に重要であると感じた。
『如何にして滞留をなくし流れを早くするか』
という意識を常に持つことで、
研究効率は確実に上がると思われる。
 
●グループディスカッションについて準備は大変だったが
とても有意義だった。
グループのメンバーに
いろいろな意見を聞けたのはとても良かった。
 
●技術者はサプライチェーンの末端である消費者とは
どうしても距離ができてしまいます。
「自分の役割とは何か」
「自分の所属する組織とは何か」
「自分が所属する組織の顧客は誰か」
を明確に意識して,組織の内部に注力するのではなく,
外部(組織の顧客や消費者)に目を向けて
モチベーションを高めることで,
組織が持続的に繁栄していくことが可能になると考えます。
 
●事例研究でサービス業のアルバイトの立場から
SCMの原理体系を発表し、
スライドを練っていく中で,
改めて消費者と直接接するサービス業の経験が
貴重なものだったことを痛感いたしました。
 
●どのような立場でも顧客に感動を与えられるような
人間を目指していきたいと思います。
 
●ドラッカーの原理とトヨタ式経営原理に並列して
今岡先生のSCM原理が添えてあることで
非常に分かりやすかったです.
 
●グループディスカッションは
大勢の観点の違う人達の考えが聞けて面白かった。
 
●顧客の顧客の事を考えること、
最終的な先には消費者が待っているという
「顧客志向」は重要だと思いました。
 
●単に目の前の相手に結果を求められているから
行うだけの時よりも
その先に待っている人がいるということを知り、
研究に対するモチベーションが上がりました。
 
●グループの方との共通点、相違点を
ディスカッションすることが、
自分の場合も考えられますし、
相手の事も具体的なので頭に入りやすくて良かったです。
 
 
■コミュニテイカフェ
「ドラッカーマネジメント塾」 
年間のスケジュールを入れたUPDATEチラシを
ご希望の方は本メルマガで
「チラシ希望」と書いて
返信してください。
PDFファイルにて送信します。
 
今日もメルマガお読みいただきありがとうございます。
 
今岡善次郎
 
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 

人を敬する

2011年3月22日 19:46

 

<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。モノもカネも情報も
人と人との連鎖であるサプライチェーン(供給連鎖)を流れる。
◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
                   第145回   
    ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★    
       P・F・ドラッカーの
社会生態学的 俯瞰的 マネジメント モデルが開く 
  人生・企業・社会の共通のマネジメント原理     
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どんな仕事にも役立つセミナー。
 
少し心のゆるんだ毎週水曜日の朝5分間で読める、
心と頭をフレッシュできるマネジメント
セミナーをお届けします。
 
■知識としては知っていることでも
メルマガで定期的に強制的に思い起こすことで、
仕事全体への俯瞰と詳細な作業との関係を見ると
仕事がはかどります。
 
暗礁に乗り上げて全体が見えなくなったプロジェクト
マネジメント、行き詰った経営を打開する思考の整理に
役立ちます。
 
■学生・無職でも将来のためにマネジメント学びたい人
の為に寄付金システム(後に寄付金箱)で
メルマガセミナー継続します。
 
   
   『人を敬する』
 
今日もメルマガお読みいただき
ありがとうございます。
 
3月6日日曜日
NPO法人 介護者サポートネットワークセンター・
アラジン主催で
精神科医 渡辺俊之先生の公開講座
「介護うつへの対処」の講演を聞きました。
 
大変参考になりました。
 
24時間365日気の休まらない在宅介護は
心身の疲れからほとんどの人はうつになる。
 
自分の体験と現在の行動を振り返って
次の2つの鬱の原因とその対策という点では
共感を得ました。
 
妻が壊れて行くことで
心身の疲れを増幅するのは喪失感です。
憐憫さがつきまとう中で
夫婦が一心同体なら一緒にいても異心異体に
なって離れて行く。
 
そして入院させて
自分だけ普通の生活に戻りサバイバルすることの罪悪感
が又鬱の原因になる。
 
女性は泣くことで浄化されるが
多くの男は泣くことができなくて
人に素直に依存できなくて
老化し孤立し自死を選ぶ割合が増えると。
老化とは幼児化でもある。
 
それを避ける方法は「大人」(自立し)になって
人のために仕事をすることで
心に空洞を作らないことだと。
 
私のメルマガも
コミュニテイカフェ「ドラッカーマネジメント塾」
ももしかして・・・。
 
最後に又、
コミュニテイカフェ「ドラッカーマネジメント塾」
について語ります。
ご意見下さい。
 
よろしくご協力お願いします。
 
さて、 
●今週のテーマ
====================
1.人を敬する
2.集中する
3.サプライチェーンとドラッカーによる
社会生態学」の知的資源
   
===================
    
1.人を敬する
 
■競争社会は人間の能力を矮小化します。
 
人が能力を磨くために人間学があるのですが、
江戸時代の中江藤樹は、
人間が能力を高める核となる動機は
「敬」であると言っています。
 
「敬」があれば俺が俺がと舞い上がらない。
 
■「天地の為に心を立つ」
(世の為人の為に自分を投げ出そうと決心をする)
 
そのきっかけは決して誰かに強制されるものではなく、
自分の利益の為ではない。
 
企業でも介護サービスを提供している
非営利の組織でも、
成果を上げる条件は知識や技術だけではない。
 
「心」であることは
誰しも納得できるでしょう。
 
■人の内面的な動機は一体何だろう。
 
感嘆:すばらしい人だ、良い考えだ。
驚愕:驚いた、こんなことを考えつく人がいるんだ。
 
とりあえず私にとって、「敬」の対象は
ドラッカーであり、安岡正篤であり、大野耐一であり
ジム・コリンズであり、ゴールドラットです。
 
私のマネジメント論の動機を刺激してくれます。
 
■「敬」は有名人でなくても
身近な人でいい。
社会的に名を成していない人にも「敬」に
値する人はいくらでもいる。
 
歴史上の人物でもいい。
 
敬する人を見て
我々は挑戦しようと決意する。
 
一燈が万燈となって社会を照らす。
「天地の為に心を立つ」には
人は素直な気持ちで「敬」の対象を持つことですね。
 
 
2.集中する
 
■ドラッカーは多くの著作で多面的な視点から
本質を捉えた表現で、
プロとして成果を上げるには
何が必要か述べています。
 
知識とか技術とか科学的な匂いのするものではなく、
一見当たり前だが
そうだな、と思わせる。
 
■経営者だけではなく、
一人ひとりの人間が物事を成す秘訣とは
日常の習慣なのですね。
 
幾つかありますが、
最も重要な習慣を一つ上げろと言われたら、
これしかないというものを紹介します。
 
■「今、成すべき一番大事なことは何か?」
と常に自分自身に問えと。
 
時間と心を集中すべき対象は何か、
常に考えろということです。
 
人は誰でもやりたいことが山ほどある。
人から頼まれる。
ほとんどの人は義理や心の誘惑に囚われ
手を広げすぎている。
 
しかし、2つ以上のことを同時にこなせるものは
稀である。
 
最優先課題に集中し
他のことは後回しにしなさいと
ドラッカー先生は言ってくれます。
 
■集中すべきテーマを決めたら行動を
時間に割りつけなければならない。
 
行動に転化する行動計画に落とし込まなければならない。
 
あらゆる知識も戦略も良き意図も
行動に転化しなければ無用の存在である。
 
行動計画とは
時間をどう使うかである。
 
時間が最も貴重な資源であり制約である。
 
今、
成すべきことから逃げないで
集中し時間に割りつけて実行する習慣を持つことが
成功の条件であると
経営の神様は言ってくれます。
 
プロジェクトマネジメントの専門家も
マルチタスク(複数の仕事の掛けもち)
を避けなさいと言います。
 
な~んだと
切り捨てる人は習慣がない人、
そうだそうだと、
心新たに出来る人は習慣をつくれる人と
言えるでしょうね。
  
 
3.サプライチェーンとドラッカーによる
社会生態学」の知的資源
 
 
■前回はドラッカーと「中庸」など
東洋の英知との関係を話しました。
 
ドラッカーが
人や組織や社会のマネジメントを語るとき、
組織も社会も有機的システム、すなわち生きもの、
生命とのメタファー(比喩)を多く使います。
 
生き物としての人類社会は
近代科学が出来るこの数百年以上の
数万年の英知を蓄積しているに違いない。
 
突然現れる天才や神のお告げではなく、
一人ひとりが考え、社会に蓄積され進化を遂げる。
 
■我々が
先人から学ぶナレッジ(知的資源)を大きく分類するならば
3分野に分かれると考えます。
 
●一つ目は
西洋で勃発したデカルトの知が起源の
「要素還元論」が元だと言われる
近代科学の知です。
 
明治時代に「和魂洋才」の「洋才」として日本人が取り入れた
軍事や科学技術につながる自然科学や工学、医学、
経済学、政治学などの社会科学です。
 
現在の大学教育のカリキュラムの体系は
デカルトの要素還元論
の思想で作られていると言われています。
 
 
●二つ目は
我々が古来から学んできた日常生活に浸透している、
人間学というべき知識で、
元をただせば神道、仏教、儒教という東洋の思想や
それに相当するギリシャ・ゲルマンの西洋古典思想です。
 
 
●そして三つ目が、
近年遺伝子工学等で
生物学が情報理論や脳科学と一緒に説明され始めた
生命科学の知です。
 
最近「脳科学」がブームですが
人間とは何か、自分とは何か、社会とは何か等
古来から関心があっていろんな思想を生んだ。
 
今それらが繋がりつつあります。
 
■ドラッカーのマネジメント原理、
すなわち彼の命名した社会生態学的マネジメントは
 
・デカルト的要素還元論的近代科学の本質と限界を見極めつつ、
・生命現象としての有機システムの特徴と
・人類の英知である人間学
 
を基礎にしています。
先に記した3つの「知」を併せ持った
「知」的資源であると考えます。
 
特に最初のデカルトの知「要素還元論」は、
明治の日本人が民族的エネルギーをフル回転して
導入した西洋の自然科学や社会科学は
 
西洋において、産業革命を起こし、
ニュートンの物理学を生み、
米国ではテイラーの科学的管理法を生み、
産業社会のマネジメント革命をもたらしました。
 
■ところが、ドラッカーによると、
 
ヒットラーが出てきたドイツ社会も、
それ以前の第一次世界大戦に見る
国家レベルの総力戦の社会的危機を回避することにおいて、
政治学や経済学、哲学などの社会科学は無力であったと。
 
経済学の巨匠であるケインズやマルクスも
人間社会を救う意図は持っていたとしても、
モノとカネの流れについての学問であり
人間の要素が入っていないと。
 
ところが経済学や政治学という社会を取り扱う学問や
哲学や宗教という専門に切り離された人間を扱う学問が、
企業経営や、人の生き方などのマネジメントに
何も役だっていないという問題意識が
ドラッカーにあった。
 
■ドラッカーの著作
「経済人の終わり」と「産業人の未来」をまとめると、
 
経済学などの人間の要素を排除した革命思想は終焉し、
一人ひとりが自律した人間が仕事をする産業組織こそが
健全な社会を建設するという啓蒙だったと
見ることができます。
 
「会社とは何か」を書いて
ドラッカーは人間を中心において
人類の英知を復活させて
「マネジメントの原理」を再発見したと
言ってもいいでしょう。
 
次回は「サプライチェーンと持続可能性」
をお送りします。
(次回に続く)
 
 
■コミュニテイカフェ
「ドラッカーマネジメント塾」構想
皆様の声を聞きながら準備進めています。
 
基本線はここ数年、二つの大学での
社会人相手の「ドラッカーとサプライチェーンマネジメント」の
講義内容に最近の研究を反映させます。
 
ちなみに今までの受講生の声を幾つか紹介します。
 
仕事と人の心理について学べました。
自分の仕事に応用する方法や課題が明確になり、
気づきのきっかけになった重要な講義でした。
 
●「顧客志向」「人間の特質」「ミッション」の原理は
プロジェクトマネジメントにおいて、
メンバー個人の価値観、喜びを調査し、調整することが
プロジェクトの成功につながると考えています。
 
●全般的にわかりやく、面白かった。
最も影響を受けたのは、「顧客志向」の項目である。
ドラッカーの「顧客は誰かを問う」も
今岡先生の「顧客起点の地動説」も、どちらも
研究・開発という職種にある場合は忘れがちな視点だと考える。
 
●「後工程はお客様」の本当の意味を理解できた。
それに加えて、いかに最終的な顧客にターゲットを合わせて
自分の業務を行うかも意識する事が出来るようになった。
 
●今岡先生・ドラッカー・トヨタ生産方式と、
それぞれの思想を最終的にの原理に体系化され整理されているので、
講義の流れを意識できて、
体系的にSCMを理解する事が出来た。
 
●業務全般に活用する事が出来るというのが新鮮だった。
サプライチェーンを実生活にまで活用できることを聞いて、
自分の生活にも「流れ」や「多能工」といった考え方
を持ち込むと、一つ一つの行動にも張りが出てくる。
 
●講義で学んだこと、
講義資料、先生のメルマガをこれからも活用して、
人生自体のSCMを実践していきたいと思います。
これほど人生について考えさせる講義はありませんでした
 
●事業運営における様々な問題とその解決手段(理論)を学び、
特に製造現場での収益性改善手法といったものが、
我々知識労働に携わっている者の現場の業務改善にも
応用ができるといったところに驚きと感動がありました。
 
●講義を通じて私なりに重要と感じた原理は
「時間・フィードバックの原理」です。
事業の時間的コントロールできる部分については
この講義で学んだ手法を使って、
スループットの高速化と持続的な改善活動をしていかなければならない
ということは半期をかけて勉強する価値があったと思いました。
 
コミュニテイカフェ
「ドラッカーマネジメント塾」 
年間のスケジュールを入れたチラシを作成しましたので
本メルマガで
「チラシ希望」と書いて
返信してください。
PDFファイルにて送信します。
 
今日もメルマガお読みいただきありがとうございます。
 
今岡善次郎
 
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寄付金お送りいただいた方、
ありがとうございます。
 
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の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
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企業は社会の一部である。
 

人作りの連鎖

2011年3月15日 14:42

 

<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。モノもカネも情報も
人と人との連鎖であるサプライチェーン(供給連鎖)を流れる。
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   『人作りの連鎖』
 
今日もメルマガお読みいただき
ありがとうございます。
 
コミュニテイカフェのコンセプトと
ドラッカーを組み合わせた
マネジメント塾
いろんな人から興味を示して頂き、
何人かの方とお会いしました。
 
ご意見や要望頂きました。
 
知識を伝えることが塾の目的ではなく
コミュニテイを作ること、
学ぶことと教えることは実は同じことである
と分かりました。
 
コミュニテイカフェ
「ドラッカーマネジメント塾」
準備進めています。
 
塾を開催する限り
基本的なスタンスを最後に述べています。
 
それをお読みになり再度ご意見下さい
 
よろしくご協力お願いします。
                       
 
さて、 
●今週のテーマ
====================
1.人作りの連鎖
2.自己をマネジメントする
3.サプライチェーンと東洋の「中庸」   
===================
    
1.人作りの連鎖 
 
■マネジメントの神様ドラッカーは
自ら組織をマネジメントしなかった。
 
マネジメントする人を
沢山鼓舞し、
その人生を人作りに費やした人でありました。
 
東洋哲学の安岡正篤も
若いころ政治運動に身を投じたこともあったが
人作りに人生を投じた人だった。
 
■教育者としてのドラッカーや安岡は
経営者だけではなく
非営利組織の推進者や
個人で働く自営業者や
政治家
そして人作りを仕事にする
人の人作りもした。
 
ドラッカーや安岡などの「巨星」だけではなく
社会の至る所で
少数でも優れた精神や自覚を持った
人材が現れることで
組織も社会も大きく変わる。
 
■明治維新の志士達は
有名な吉田松陰だけではなく、
江戸時代に活躍した中江藤樹のような
多くの人作りの貢献者の影響を受けた。
 
一人の天才が突然ひらめいたわけではない。
多くの人を経由して、
人類の英知として
生きるノウハウが社会に累積されていった。
 
何千年前の「巨星」孔子でさえ
「述べて作らず」と言って
孔子以前の先人の英知を人作りに
使ったと言っています。
 
■人作り、
すなわち教育とは
自分が学ぶことでもあるのです。
 
知識のサプライチェーンの網の目になること。
 
ドラッカーや安岡正篤のような「大きな網の目」
成れなくても誰しも
人作り連鎖の小さな網の目には
成れるのですね。
 
私も
コミュニテイカフェ
「ドラッカーマネジメント塾」で
精進します。
 
2.自己をマネジメントする
 
■ドラッカーのマネジメントの本質は
「人間とは何か」に根ざしています。
 
マネジメントとは
人をマネジメントすることではなく、
自分をマネジメントすることであると。
 
自分をマネジメントすることが
組織や社会をマネジメントすることになる。
 
■頭が良くて知識があって
一生懸命働く勤勉さがあるだけでは
仕事の成果があがらない。
 
新事業を成功させるのも
新製品を開発するのも
新しいマーケティングプランを作って実行するのも
 
そのために知識があって
一生懸命働くだけでは
そのプロジェクトが成功するとは限らない。
 
■プロジェクトをマネジメントするのも
組織をマネジメントするのも
社会をマネジメントするのも
 
すべて自分をマネジメントすることであると
言います。
 
しかも成果を上げられるように
マネジメント能力を上げるのは
天性の才能ではなく、
習得できるものであると。
 
自分をマネジメントするために
自己の鍛練に東洋哲学が多くの経営者や
マネージャーに読まれ、
自己を鼓舞するのに活用されている。
 
本メルマガも微力ながらもその一隅を照らす
道具になりたい。
 
■マネジメントがエリートの
組織を指揮命令することであるわけない。
 
組織を通じて仲間を通じて
成果を上げるのがマネジメントと言えます。
ドラッカーは言います。
 
成果を上げるのは才能ではなく、
習慣であると。
 
習慣は一度覚えればいい知識ではなく
行動を通じて、
繰り返し脳にインストールする
ことで形成されていくのですね。
  
 
3.サプライチェーンと東洋の「中庸」
 
 
■東洋思想にある
社会の維持のための考え方は
ドラッカーと同じ「顧客の顧客という連鎖」の中で
企業の使命があると考えることです。
 
企業は社会のため顧客のためにある。
 
自分だけよければいいという個人主義ではない。
 
■自分や自社の成功のためには、
社会が健全でなければならないとする思想は
「生態系」のバランスを重視する東洋思想と通じていますね。
 
小康状態に見えるが、
実際は収まっていない
リーマンの破綻から始まった経済危機を境に、
グローバルスタンダードと言われる
「株式時価至上主義経営」
が批判されているように、
 
内側の利益至上主義は
「社会生態系」の「餌」を食いつくし、
生態系を破壊し自分の存在を脅かす。
 
 
■東洋の思想には生態系を維持する
「中庸」が入っていますね。
 
積極果敢なメッセージ、
抑制の利いたメッセージ、
中庸を重視するメッセージを取り上げてみましょう。
 
 
★積極果敢なメッセージとは
 
乾坤一擲快挙を試せ(一か八か勝負せよ)
 
業もしならずんば死すとも帰らず
(仕事で成果を上げられないならば死んでも帰るな)
 
自ら省みて縮くんば一千万人と言えども我行かん
(自分が間違っていなかったら相手が多勢でも自分を通せ)
 
★一方抑制するメッセージとは
 
蟹は甲羅に似せて穴を掘る
(自分の能力応じた範囲で行動せよ)
 
過ぎたるは及ばざるが如し
(強すぎるのは弱いのと変わらない)
 
★中庸のメッセージもあります
 
死中活あり(死ぬ覚悟の中に活きる道あり)
苦中楽あり(苦しい中に楽なこともある)
忙中閑あり(忙しい中に暇がある9
 
燃え尽きて発散しないが、
冷たく固定もしないところに、
すなわち「中庸」に、
一方に燃えもしないが固まらないところに生命がある。
 
「中庸」とは決して中途半端な妥協ではなく
矛盾するコンフリクトを突破することで
イノベーションを起こす場所を発見することです。
 
すべてを奪いつくす勝利ではなく、
相手を活かすことで新しい生命が始まるという
思想ですね。
 
TOC(制約理論)を作ったゴールドラット博士の
問題解決法があります。
 
儲けるには製品在庫を沢山持って
販売を増やさなければならない。
 
一方儲けるには在庫を減らして運転資金を
減らさなければならない。
 
在庫を持つ政策と在庫を減らす政策に
中庸は中途半端な解決することではない。
 
注文を受けて作る
にぎり寿司のような
受注生産の仕組みがイノベーションになる。
 
TOCの思考法は
矛盾する政策の妥協ではなく
イノベーションを起こす思考法なのです。
 
顧客起点のデマンドからすべてが始まる。
 
サプライ、すなわち相手の需要に対する
供給活動のマネジメントなので
内部の動機の利益と外部の顧客との要望のコンフリクト
を解決しなければなりません。
 
社会と共存するマネジメントと言えます。
 
ドラッカーのマネジメント思想は
東洋の英知が含まれています。
 
「中庸」などと私も使いなれないコンセプトも
ドラッカーの社会生態学の概念の中で考えると
すばらしい考えですね。
 
ドラッカー原理を応用する必要性が高まっています。
 
次回は「サプライチェーンと社会生態学と生命科学」
をお送りします。
(次回に続く)
 
 
■コミュニテイカフェ「ドラッカーマネジメント塾」構想
いろいろなご意見ありがとうございます。
 
私の動機と皆様のご意見とのコンフリクトも踏まえ
以下のような方針で開講したく考えています。
 
●きっかけは東京農工大大学院MOTコースが廃止され
サプライチェーンマネジメント」コースが無くなることでした。
毎年受講生が増え、
昨年は40人程の受講生がありアンケートでも好評でしたが卒業生
の中から残念がる声を聞きました。
 
●大学の講義という堅苦しいイメージではなく
仕事の悩みややる気につながるような、そしてプロとしての
機能集団の中で仕事の質である
成果を上げる実践力を付ける講義にしたい。
 
●授業で話していたアルツハイマーの妻の介護体験や
家族会や症状進行を遅らせるために始めた気功教室のコミュニテイ
の活動にも触れる。
 
●「もしドラ」がなぜヒットしたかその話もしたい。
 
●それなりの受講料を頂き、プロとして激しく自己の律し
又受講生の皆様もそのリターンを得るようにする。
 
●社会人として勤務する組織での仕事とスケジュール調整できる
ように3曜日から1曜日を選択できるようにする。
 
●一回ごとの前回の授業との依存関係は持たせず
完結するような授業をする。
 
●15回分のコース30,000円(1回分@2,000円)を
購入頂いた受講生が参加できなかった講義は
秋期コースか次年度のコースでも
単発で参加できるようにする。
2年間有効。
 
●一回でも単独でも講演のような形で購入することもできる
1回分@3000円)きるようにする。
 
●お互い厳しくはあるがコミュニテイ形成を目的に
人と人との楽しく心温まる交流ができるように
飲んで食べる「カフェ、居酒屋」の場を毎回作る
 
●将来このコミュニテイから社会貢献型事業の
機会探索をしつつNOPなどの組織ができることを
志として持つ。
 
以上の事をまとめ、
年間のスケジュールを入れたチラシを作成しましたので
本メルマガで
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返信してください。
PDFファイルにて送信します。
 
今日もメルマガお読みいただきありがとうございます。
 
今岡善次郎
 
■個別にお礼メール差し控えますが
寄付金お送りいただいた方、
ありがとうございます。
 
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仕事がはかどります。
 
暗礁に乗り上げて全体が見えなくなったプロジェクト
マネジメント、行き詰った経営を打開する思考の整理に
役立ちます。
 
■学生・無職でも将来のためにマネジメント学びたい人
の為に寄付金システム(後に寄付金箱)で
メルマガセミナー継続します。
 
   
   『人作りの連鎖』
 
今日もメルマガお読みいただき
ありがとうございます。
 
コミュニテイカフェのコンセプトと
ドラッカーを組み合わせた
マネジメント塾
いろんな人から興味を示して頂き、
何人かの方とお会いしました。
 
ご意見や要望頂きました。
 
知識を伝えることが塾の目的ではなく
コミュニテイを作ること、
学ぶことと教えることは実は同じことである
と分かりました。
 
コミュニテイカフェ
「ドラッカーマネジメント塾」
準備進めています。
 
塾を開催する限り
基本的なスタンスを最後に述べています。
 
それをお読みになり再度ご意見下さい
 
よろしくご協力お願いします。
                       
 
さて、 
●今週のテーマ
====================
1.人作りの連鎖
2.自己をマネジメントする
3.サプライチェーンと東洋の「中庸」   
===================
    
1.人作りの連鎖 
 
■マネジメントの神様ドラッカーは
自ら組織をマネジメントしなかった。
 
マネジメントする人を
沢山鼓舞し、
その人生を人作りに費やした人でありました。
 
東洋哲学の安岡正篤も
若いころ政治運動に身を投じたこともあったが
人作りに人生を投じた人だった。
 
■教育者としてのドラッカーや安岡は
経営者だけではなく
非営利組織の推進者や
個人で働く自営業者や
政治家
そして人作りを仕事にする
人の人作りもした。
 
ドラッカーや安岡などの「巨星」だけではなく
社会の至る所で
少数でも優れた精神や自覚を持った
人材が現れることで
組織も社会も大きく変わる。
 
■明治維新の志士達は
有名な吉田松陰だけではなく、
江戸時代に活躍した中江藤樹のような
多くの人作りの貢献者の影響を受けた。
 
一人の天才が突然ひらめいたわけではない。
多くの人を経由して、
人類の英知として
生きるノウハウが社会に累積されていった。
 
何千年前の「巨星」孔子でさえ
「述べて作らず」と言って
孔子以前の先人の英知を人作りに
使ったと言っています。
 
■人作り、
すなわち教育とは
自分が学ぶことでもあるのです。
 
知識のサプライチェーンの網の目になること。
 
ドラッカーや安岡正篤のような「大きな網の目」
成れなくても誰しも
人作り連鎖の小さな網の目には
成れるのですね。
 
私も
コミュニテイカフェ
「ドラッカーマネジメント塾」で
精進します。
 
2.自己をマネジメントする
 
■ドラッカーのマネジメントの本質は
「人間とは何か」に根ざしています。
 
マネジメントとは
人をマネジメントすることではなく、
自分をマネジメントすることであると。
 
自分をマネジメントすることが
組織や社会をマネジメントすることになる。
 
■頭が良くて知識があって
一生懸命働く勤勉さがあるだけでは
仕事の成果があがらない。
 
新事業を成功させるのも
新製品を開発するのも
新しいマーケティングプランを作って実行するのも
 
そのために知識があって
一生懸命働くだけでは
そのプロジェクトが成功するとは限らない。
 
■プロジェクトをマネジメントするのも
組織をマネジメントするのも
社会をマネジメントするのも
 
すべて自分をマネジメントすることであると
言います。
 
しかも成果を上げられるように
マネジメント能力を上げるのは
天性の才能ではなく、
習得できるものであると。
 
自分をマネジメントするために
自己の鍛練に東洋哲学が多くの経営者や
マネージャーに読まれ、
自己を鼓舞するのに活用されている。
 
本メルマガも微力ながらもその一隅を照らす
道具になりたい。
 
■マネジメントがエリートの
組織を指揮命令することであるわけない。
 
組織を通じて仲間を通じて
成果を上げるのがマネジメントと言えます。
ドラッカーは言います。
 
成果を上げるのは才能ではなく、
習慣であると。
 
習慣は一度覚えればいい知識ではなく
行動を通じて、
繰り返し脳にインストールする
ことで形成されていくのですね。
  
 
3.サプライチェーンと東洋の「中庸」
 
 
■東洋思想にある
社会の維持のための考え方は
ドラッカーと同じ「顧客の顧客という連鎖」の中で
企業の使命があると考えることです。
 
企業は社会のため顧客のためにある。
 
自分だけよければいいという個人主義ではない。
 
■自分や自社の成功のためには、
社会が健全でなければならないとする思想は
「生態系」のバランスを重視する東洋思想と通じていますね。
 
小康状態に見えるが、
実際は収まっていない
リーマンの破綻から始まった経済危機を境に、
グローバルスタンダードと言われる
「株式時価至上主義経営」
が批判されているように、
 
内側の利益至上主義は
「社会生態系」の「餌」を食いつくし、
生態系を破壊し自分の存在を脅かす。
 
 
■東洋の思想には生態系を維持する
「中庸」が入っていますね。
 
積極果敢なメッセージ、
抑制の利いたメッセージ、
中庸を重視するメッセージを取り上げてみましょう。
 
 
★積極果敢なメッセージとは
 
乾坤一擲快挙を試せ(一か八か勝負せよ)
 
業もしならずんば死すとも帰らず
(仕事で成果を上げられないならば死んでも帰るな)
 
自ら省みて縮くんば一千万人と言えども我行かん
(自分が間違っていなかったら相手が多勢でも自分を通せ)
 
★一方抑制するメッセージとは
 
蟹は甲羅に似せて穴を掘る
(自分の能力応じた範囲で行動せよ)
 
過ぎたるは及ばざるが如し
(強すぎるのは弱いのと変わらない)
 
★中庸のメッセージもあります
 
死中活あり(死ぬ覚悟の中に活きる道あり)
苦中楽あり(苦しい中に楽なこともある)
忙中閑あり(忙しい中に暇がある9
 
燃え尽きて発散しないが、
冷たく固定もしないところに、
すなわち「中庸」に、
一方に燃えもしないが固まらないところに生命がある。
 
「中庸」とは決して中途半端な妥協ではなく
矛盾するコンフリクトを突破することで
イノベーションを起こす場所を発見することです。
 
すべてを奪いつくす勝利ではなく、
相手を活かすことで新しい生命が始まるという
思想ですね。
 
TOC(制約理論)を作ったゴールドラット博士の
問題解決法があります。
 
儲けるには製品在庫を沢山持って
販売を増やさなければならない。
 
一方儲けるには在庫を減らして運転資金を
減らさなければならない。
 
在庫を持つ政策と在庫を減らす政策に
中庸は中途半端な解決することではない。
 
注文を受けて作る
にぎり寿司のような
受注生産の仕組みがイノベーションになる。
 
TOCの思考法は
矛盾する政策の妥協ではなく
イノベーションを起こす思考法なのです。
 
顧客起点のデマンドからすべてが始まる。
 
サプライ、すなわち相手の需要に対する
供給活動のマネジメントなので
内部の動機の利益と外部の顧客との要望のコンフリクト
を解決しなければなりません。
 
社会と共存するマネジメントと言えます。
 
ドラッカーのマネジメント思想は
東洋の英知が含まれています。
 
「中庸」などと私も使いなれないコンセプトも
ドラッカーの社会生態学の概念の中で考えると
すばらしい考えですね。
 
ドラッカー原理を応用する必要性が高まっています。
 
次回は「サプライチェーンと社会生態学と生命科学」
をお送りします。
(次回に続く)
 
 
■コミュニテイカフェ「ドラッカーマネジメント塾」構想
いろいろなご意見ありがとうございます。
 
私の動機と皆様のご意見とのコンフリクトも踏まえ
以下のような方針で開講したく考えています。
 
●きっかけは東京農工大大学院MOTコースが廃止され
サプライチェーンマネジメント」コースが無くなることでした。
毎年受講生が増え、
昨年は40人程の受講生がありアンケートでも好評でしたが卒業生
の中から残念がる声を聞きました。
 
●大学の講義という堅苦しいイメージではなく
仕事の悩みややる気につながるような、そしてプロとしての
機能集団の中で仕事の質である
成果を上げる実践力を付ける講義にしたい。
 
●授業で話していたアルツハイマーの妻の介護体験や
家族会や症状進行を遅らせるために始めた気功教室のコミュニテイ
の活動にも触れる。
 
●「もしドラ」がなぜヒットしたかその話もしたい。
 
●それなりの受講料を頂き、プロとして激しく自己の律し
又受講生の皆様もそのリターンを得るようにする。
 
●社会人として勤務する組織での仕事とスケジュール調整できる
ように3曜日から1曜日を選択できるようにする。
 
●一回ごとの前回の授業との依存関係は持たせず
完結するような授業をする。
 
●15回分のコース30,000円(1回分@2,000円)を
購入頂いた受講生が参加できなかった講義は
秋期コースか次年度のコースでも
単発で参加できるようにする。
2年間有効。
 
●一回でも単独でも講演のような形で購入することもできる
1回分@3000円)きるようにする。
 
●お互い厳しくはあるがコミュニテイ形成を目的に
人と人との楽しく心温まる交流ができるように
飲んで食べる「カフェ、居酒屋」の場を毎回作る
 
●将来このコミュニテイから社会貢献型事業の
機会探索をしつつNOPなどの組織ができることを
志として持つ。
 
以上の事をまとめ、
年間のスケジュールを入れたチラシを作成しましたので
本メルマガで
「チラシ希望」と書いて
返信してください。
PDFファイルにて送信します。
 
今日もメルマガお読みいただきありがとうございます。
 
今岡善次郎
 
■個別にお礼メール差し控えますが
寄付金お送りいただいた方、
ありがとうございます。
 
学生や無職の人でマネジメントを学びたい人のために
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半年(3000円)
月次(500円)もOK。
 
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新宿中央支店(469)
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口座名義 株式会社 ビジダイン
 
 
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2年3ヶ月の無料配信を含む、
 
バックナンバー http://bizdyn.bshonin.com/
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友人知人、皆様のメーリングリストでご紹介ください)
 
 
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株式会社ビジダイン
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多摩大学大学院客員教授
http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 
<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。モノもカネも情報も
人と人との連鎖であるサプライチェーン(供給連鎖)を流れる。
◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
                   第144回   
    ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★    
       P・F・ドラッカーの
社会生態学的 俯瞰的 マネジメント モデルが開く 
  人生・企業・社会の共通のマネジメント原理     
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少し心のゆるんだ毎週水曜日の朝5分間で読める、
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■知識としては知っていることでも
メルマガで定期的に強制的に思い起こすことで、
仕事全体への俯瞰と詳細な作業との関係を見ると
仕事がはかどります。
 
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コミュニテイカフェのコンセプトと
ドラッカーを組み合わせた
マネジメント塾
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何人かの方とお会いしました。
 
ご意見や要望頂きました。
 
知識を伝えることが塾の目的ではなく
コミュニテイを作ること、
学ぶことと教えることは実は同じことである
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準備進めています。
 
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さて、 
●今週のテーマ
====================
1.人作りの連鎖
2.自己をマネジメントする
3.サプライチェーンと東洋の「中庸」   
===================
    
1.人作りの連鎖 
 
■マネジメントの神様ドラッカーは
自ら組織をマネジメントしなかった。
 
マネジメントする人を
沢山鼓舞し、
その人生を人作りに費やした人でありました。
 
東洋哲学の安岡正篤も
若いころ政治運動に身を投じたこともあったが
人作りに人生を投じた人だった。
 
■教育者としてのドラッカーや安岡は
経営者だけではなく
非営利組織の推進者や
個人で働く自営業者や
政治家
そして人作りを仕事にする
人の人作りもした。
 
ドラッカーや安岡などの「巨星」だけではなく
社会の至る所で
少数でも優れた精神や自覚を持った
人材が現れることで
組織も社会も大きく変わる。
 
■明治維新の志士達は
有名な吉田松陰だけではなく、
江戸時代に活躍した中江藤樹のような
多くの人作りの貢献者の影響を受けた。
 
一人の天才が突然ひらめいたわけではない。
多くの人を経由して、
人類の英知として
生きるノウハウが社会に累積されていった。
 
何千年前の「巨星」孔子でさえ
「述べて作らず」と言って
孔子以前の先人の英知を人作りに
使ったと言っています。
 
■人作り、
すなわち教育とは
自分が学ぶことでもあるのです。
 
知識のサプライチェーンの網の目になること。
 
ドラッカーや安岡正篤のような「大きな網の目」
成れなくても誰しも
人作り連鎖の小さな網の目には
成れるのですね。
 
私も
コミュニテイカフェ
「ドラッカーマネジメント塾」で
精進します。
 
2.自己をマネジメントする
 
■ドラッカーのマネジメントの本質は
「人間とは何か」に根ざしています。
 
マネジメントとは
人をマネジメントすることではなく、
自分をマネジメントすることであると。
 
自分をマネジメントすることが
組織や社会をマネジメントすることになる。
 
■頭が良くて知識があって
一生懸命働く勤勉さがあるだけでは
仕事の成果があがらない。
 
新事業を成功させるのも
新製品を開発するのも
新しいマーケティングプランを作って実行するのも
 
そのために知識があって
一生懸命働くだけでは
そのプロジェクトが成功するとは限らない。
 
■プロジェクトをマネジメントするのも
組織をマネジメントするのも
社会をマネジメントするのも
 
すべて自分をマネジメントすることであると
言います。
 
しかも成果を上げられるように
マネジメント能力を上げるのは
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■マネジメントがエリートの
組織を指揮命令することであるわけない。
 
組織を通じて仲間を通じて
成果を上げるのがマネジメントと言えます。
ドラッカーは言います。
 
成果を上げるのは才能ではなく、
習慣であると。
 
習慣は一度覚えればいい知識ではなく
行動を通じて、
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ことで形成されていくのですね。
  
 
3.サプライチェーンと東洋の「中庸」
 
 
■東洋思想にある
社会の維持のための考え方は
ドラッカーと同じ「顧客の顧客という連鎖」の中で
企業の使命があると考えることです。
 
企業は社会のため顧客のためにある。
 
自分だけよければいいという個人主義ではない。
 
■自分や自社の成功のためには、
社会が健全でなければならないとする思想は
「生態系」のバランスを重視する東洋思想と通じていますね。
 
小康状態に見えるが、
実際は収まっていない
リーマンの破綻から始まった経済危機を境に、
グローバルスタンダードと言われる
「株式時価至上主義経営」
が批判されているように、
 
内側の利益至上主義は
「社会生態系」の「餌」を食いつくし、
生態系を破壊し自分の存在を脅かす。
 
 
■東洋の思想には生態系を維持する
「中庸」が入っていますね。
 
積極果敢なメッセージ、
抑制の利いたメッセージ、
中庸を重視するメッセージを取り上げてみましょう。
 
 
★積極果敢なメッセージとは
 
乾坤一擲快挙を試せ(一か八か勝負せよ)
 
業もしならずんば死すとも帰らず
(仕事で成果を上げられないならば死んでも帰るな)
 
自ら省みて縮くんば一千万人と言えども我行かん
(自分が間違っていなかったら相手が多勢でも自分を通せ)
 
★一方抑制するメッセージとは
 
蟹は甲羅に似せて穴を掘る
(自分の能力応じた範囲で行動せよ)
 
過ぎたるは及ばざるが如し
(強すぎるのは弱いのと変わらない)
 
★中庸のメッセージもあります
 
死中活あり(死ぬ覚悟の中に活きる道あり)
苦中楽あり(苦しい中に楽なこともある)
忙中閑あり(忙しい中に暇がある9
 
燃え尽きて発散しないが、
冷たく固定もしないところに、
すなわち「中庸」に、
一方に燃えもしないが固まらないところに生命がある。
 
「中庸」とは決して中途半端な妥協ではなく
矛盾するコンフリクトを突破することで
イノベーションを起こす場所を発見することです。
 
すべてを奪いつくす勝利ではなく、
相手を活かすことで新しい生命が始まるという
思想ですね。
 
TOC(制約理論)を作ったゴールドラット博士の
問題解決法があります。
 
儲けるには製品在庫を沢山持って
販売を増やさなければならない。
 
一方儲けるには在庫を減らして運転資金を
減らさなければならない。
 
在庫を持つ政策と在庫を減らす政策に
中庸は中途半端な解決することではない。
 
注文を受けて作る
にぎり寿司のような
受注生産の仕組みがイノベーションになる。
 
TOCの思考法は
矛盾する政策の妥協ではなく
イノベーションを起こす思考法なのです。
 
顧客起点のデマンドからすべてが始まる。
 
サプライ、すなわち相手の需要に対する
供給活動のマネジメントなので
内部の動機の利益と外部の顧客との要望のコンフリクト
を解決しなければなりません。
 
社会と共存するマネジメントと言えます。
 
ドラッカーのマネジメント思想は
東洋の英知が含まれています。
 
「中庸」などと私も使いなれないコンセプトも
ドラッカーの社会生態学の概念の中で考えると
すばらしい考えですね。
 
ドラッカー原理を応用する必要性が高まっています。
 
次回は「サプライチェーンと社会生態学と生命科学」
をお送りします。
(次回に続く)
 
 
■コミュニテイカフェ「ドラッカーマネジメント塾」構想
いろいろなご意見ありがとうございます。
 
私の動機と皆様のご意見とのコンフリクトも踏まえ
以下のような方針で開講したく考えています。
 
●きっかけは東京農工大大学院MOTコースが廃止され
サプライチェーンマネジメント」コースが無くなることでした。
毎年受講生が増え、
昨年は40人程の受講生がありアンケートでも好評でしたが卒業生
の中から残念がる声を聞きました。
 
●大学の講義という堅苦しいイメージではなく
仕事の悩みややる気につながるような、そしてプロとしての
機能集団の中で仕事の質である
成果を上げる実践力を付ける講義にしたい。
 
●授業で話していたアルツハイマーの妻の介護体験や
家族会や症状進行を遅らせるために始めた気功教室のコミュニテイ
の活動にも触れる。
 
●「もしドラ」がなぜヒットしたかその話もしたい。
 
●それなりの受講料を頂き、プロとして激しく自己の律し
又受講生の皆様もそのリターンを得るようにする。
 
●社会人として勤務する組織での仕事とスケジュール調整できる
ように3曜日から1曜日を選択できるようにする。
 
●一回ごとの前回の授業との依存関係は持たせず
完結するような授業をする。
 
●15回分のコース30,000円(1回分@2,000円)を
購入頂いた受講生が参加できなかった講義は
秋期コースか次年度のコースでも
単発で参加できるようにする。
2年間有効。
 
●一回でも単独でも講演のような形で購入することもできる
1回分@3000円)きるようにする。
 
●お互い厳しくはあるがコミュニテイ形成を目的に
人と人との楽しく心温まる交流ができるように
飲んで食べる「カフェ、居酒屋」の場を毎回作る
 
●将来このコミュニテイから社会貢献型事業の
機会探索をしつつNOPなどの組織ができることを
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 
<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。モノもカネも情報も
人と人との連鎖であるサプライチェーン(供給連鎖)を流れる。
◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
                   第144回   
    ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★    
       P・F・ドラッカーの
社会生態学的 俯瞰的 マネジメント モデルが開く 
  人生・企業・社会の共通のマネジメント原理     
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さて、 
●今週のテーマ
====================
1.人作りの連鎖
2.自己をマネジメントする
3.サプライチェーンと東洋の「中庸」   
===================
    
1.人作りの連鎖 
 
■マネジメントの神様ドラッカーは
自ら組織をマネジメントしなかった。
 
マネジメントする人を
沢山鼓舞し、
その人生を人作りに費やした人でありました。
 
東洋哲学の安岡正篤も
若いころ政治運動に身を投じたこともあったが
人作りに人生を投じた人だった。
 
■教育者としてのドラッカーや安岡は
経営者だけではなく
非営利組織の推進者や
個人で働く自営業者や
政治家
そして人作りを仕事にする
人の人作りもした。
 
ドラッカーや安岡などの「巨星」だけではなく
社会の至る所で
少数でも優れた精神や自覚を持った
人材が現れることで
組織も社会も大きく変わる。
 
■明治維新の志士達は
有名な吉田松陰だけではなく、
江戸時代に活躍した中江藤樹のような
多くの人作りの貢献者の影響を受けた。
 
一人の天才が突然ひらめいたわけではない。
多くの人を経由して、
人類の英知として
生きるノウハウが社会に累積されていった。
 
何千年前の「巨星」孔子でさえ
「述べて作らず」と言って
孔子以前の先人の英知を人作りに
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■人作り、
すなわち教育とは
自分が学ぶことでもあるのです。
 
知識のサプライチェーンの網の目になること。
 
ドラッカーや安岡正篤のような「大きな網の目」
成れなくても誰しも
人作り連鎖の小さな網の目には
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2.自己をマネジメントする
 
■ドラッカーのマネジメントの本質は
「人間とは何か」に根ざしています。
 
マネジメントとは
人をマネジメントすることではなく、
自分をマネジメントすることであると。
 
自分をマネジメントすることが
組織や社会をマネジメントすることになる。
 
■頭が良くて知識があって
一生懸命働く勤勉さがあるだけでは
仕事の成果があがらない。
 
新事業を成功させるのも
新製品を開発するのも
新しいマーケティングプランを作って実行するのも
 
そのために知識があって
一生懸命働くだけでは
そのプロジェクトが成功するとは限らない。
 
■プロジェクトをマネジメントするのも
組織をマネジメントするのも
社会をマネジメントするのも
 
すべて自分をマネジメントすることであると
言います。
 
しかも成果を上げられるように
マネジメント能力を上げるのは
天性の才能ではなく、
習得できるものであると。
 
自分をマネジメントするために
自己の鍛練に東洋哲学が多くの経営者や
マネージャーに読まれ、
自己を鼓舞するのに活用されている。
 
本メルマガも微力ながらもその一隅を照らす
道具になりたい。
 
■マネジメントがエリートの
組織を指揮命令することであるわけない。
 
組織を通じて仲間を通じて
成果を上げるのがマネジメントと言えます。
ドラッカーは言います。
 
成果を上げるのは才能ではなく、
習慣であると。
 
習慣は一度覚えればいい知識ではなく
行動を通じて、
繰り返し脳にインストールする
ことで形成されていくのですね。
  
 
3.サプライチェーンと東洋の「中庸」
 
 
■東洋思想にある
社会の維持のための考え方は
ドラッカーと同じ「顧客の顧客という連鎖」の中で
企業の使命があると考えることです。
 
企業は社会のため顧客のためにある。
 
自分だけよければいいという個人主義ではない。
 
■自分や自社の成功のためには、
社会が健全でなければならないとする思想は
「生態系」のバランスを重視する東洋思想と通じていますね。
 
小康状態に見えるが、
実際は収まっていない
リーマンの破綻から始まった経済危機を境に、
グローバルスタンダードと言われる
「株式時価至上主義経営」
が批判されているように、
 
内側の利益至上主義は
「社会生態系」の「餌」を食いつくし、
生態系を破壊し自分の存在を脅かす。
 
 
■東洋の思想には生態系を維持する
「中庸」が入っていますね。
 
積極果敢なメッセージ、
抑制の利いたメッセージ、
中庸を重視するメッセージを取り上げてみましょう。
 
 
★積極果敢なメッセージとは
 
乾坤一擲快挙を試せ(一か八か勝負せよ)
 
業もしならずんば死すとも帰らず
(仕事で成果を上げられないならば死んでも帰るな)
 
自ら省みて縮くんば一千万人と言えども我行かん
(自分が間違っていなかったら相手が多勢でも自分を通せ)
 
★一方抑制するメッセージとは
 
蟹は甲羅に似せて穴を掘る
(自分の能力応じた範囲で行動せよ)
 
過ぎたるは及ばざるが如し
(強すぎるのは弱いのと変わらない)
 
★中庸のメッセージもあります
 
死中活あり(死ぬ覚悟の中に活きる道あり)
苦中楽あり(苦しい中に楽なこともある)
忙中閑あり(忙しい中に暇がある9
 
燃え尽きて発散しないが、
冷たく固定もしないところに、
すなわち「中庸」に、
一方に燃えもしないが固まらないところに生命がある。
 
「中庸」とは決して中途半端な妥協ではなく
矛盾するコンフリクトを突破することで
イノベーションを起こす場所を発見することです。
 
すべてを奪いつくす勝利ではなく、
相手を活かすことで新しい生命が始まるという
思想ですね。
 
TOC(制約理論)を作ったゴールドラット博士の
問題解決法があります。
 
儲けるには製品在庫を沢山持って
販売を増やさなければならない。
 
一方儲けるには在庫を減らして運転資金を
減らさなければならない。
 
在庫を持つ政策と在庫を減らす政策に
中庸は中途半端な解決することではない。
 
注文を受けて作る
にぎり寿司のような
受注生産の仕組みがイノベーションになる。
 
TOCの思考法は
矛盾する政策の妥協ではなく
イノベーションを起こす思考法なのです。
 
顧客起点のデマンドからすべてが始まる。
 
サプライ、すなわち相手の需要に対する
供給活動のマネジメントなので
内部の動機の利益と外部の顧客との要望のコンフリクト
を解決しなければなりません。
 
社会と共存するマネジメントと言えます。
 
ドラッカーのマネジメント思想は
東洋の英知が含まれています。
 
「中庸」などと私も使いなれないコンセプトも
ドラッカーの社会生態学の概念の中で考えると
すばらしい考えですね。
 
ドラッカー原理を応用する必要性が高まっています。
 
次回は「サプライチェーンと社会生態学と生命科学」
をお送りします。
(次回に続く)
 
 
■コミュニテイカフェ「ドラッカーマネジメント塾」構想
いろいろなご意見ありがとうございます。
 
私の動機と皆様のご意見とのコンフリクトも踏まえ
以下のような方針で開講したく考えています。
 
●きっかけは東京農工大大学院MOTコースが廃止され
サプライチェーンマネジメント」コースが無くなることでした。
毎年受講生が増え、
昨年は40人程の受講生がありアンケートでも好評でしたが卒業生
の中から残念がる声を聞きました。
 
●大学の講義という堅苦しいイメージではなく
仕事の悩みややる気につながるような、そしてプロとしての
機能集団の中で仕事の質である
成果を上げる実践力を付ける講義にしたい。
 
●授業で話していたアルツハイマーの妻の介護体験や
家族会や症状進行を遅らせるために始めた気功教室のコミュニテイ
の活動にも触れる。
 
●「もしドラ」がなぜヒットしたかその話もしたい。
 
●それなりの受講料を頂き、プロとして激しく自己の律し
又受講生の皆様もそのリターンを得るようにする。
 
●社会人として勤務する組織での仕事とスケジュール調整できる
ように3曜日から1曜日を選択できるようにする。
 
●一回ごとの前回の授業との依存関係は持たせず
完結するような授業をする。
 
●15回分のコース30,000円(1回分@2,000円)を
購入頂いた受講生が参加できなかった講義は
秋期コースか次年度のコースでも
単発で参加できるようにする。
2年間有効。
 
●一回でも単独でも講演のような形で購入することもできる
1回分@3000円)きるようにする。
 
●お互い厳しくはあるがコミュニテイ形成を目的に
人と人との楽しく心温まる交流ができるように
飲んで食べる「カフェ、居酒屋」の場を毎回作る
 
●将来このコミュニテイから社会貢献型事業の
機会探索をしつつNOPなどの組織ができることを
志として持つ。
 
以上の事をまとめ、
年間のスケジュールを入れたチラシを作成しましたので
本メルマガで
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返信してください。
PDFファイルにて送信します。
 
今日もメルマガお読みいただきありがとうございます。
 
今岡善次郎
 
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寄付金お送りいただいた方、
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 
<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。モノもカネも情報も
人と人との連鎖であるサプライチェーン(供給連鎖)を流れる。
◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
                   第144回   
    ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★    
       P・F・ドラッカーの
社会生態学的 俯瞰的 マネジメント モデルが開く 
  人生・企業・社会の共通のマネジメント原理     
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■知識としては知っていることでも
メルマガで定期的に強制的に思い起こすことで、
仕事全体への俯瞰と詳細な作業との関係を見ると
仕事がはかどります。
 
暗礁に乗り上げて全体が見えなくなったプロジェクト
マネジメント、行き詰った経営を打開する思考の整理に
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   『人作りの連鎖』
 
今日もメルマガお読みいただき
ありがとうございます。
 
コミュニテイカフェのコンセプトと
ドラッカーを組み合わせた
マネジメント塾
いろんな人から興味を示して頂き、
何人かの方とお会いしました。
 
ご意見や要望頂きました。
 
知識を伝えることが塾の目的ではなく
コミュニテイを作ること、
学ぶことと教えることは実は同じことである
と分かりました。
 
コミュニテイカフェ
「ドラッカーマネジメント塾」
準備進めています。
 
塾を開催する限り
基本的なスタンスを最後に述べています。
 
それをお読みになり再度ご意見下さい
 
よろしくご協力お願いします。
                       
 
さて、 
●今週のテーマ
====================
1.人作りの連鎖
2.自己をマネジメントする
3.サプライチェーンと東洋の「中庸」   
===================
    
1.人作りの連鎖 
 
■マネジメントの神様ドラッカーは
自ら組織をマネジメントしなかった。
 
マネジメントする人を
沢山鼓舞し、
その人生を人作りに費やした人でありました。
 
東洋哲学の安岡正篤も
若いころ政治運動に身を投じたこともあったが
人作りに人生を投じた人だった。
 
■教育者としてのドラッカーや安岡は
経営者だけではなく
非営利組織の推進者や
個人で働く自営業者や
政治家
そして人作りを仕事にする
人の人作りもした。
 
ドラッカーや安岡などの「巨星」だけではなく
社会の至る所で
少数でも優れた精神や自覚を持った
人材が現れることで
組織も社会も大きく変わる。
 
■明治維新の志士達は
有名な吉田松陰だけではなく、
江戸時代に活躍した中江藤樹のような
多くの人作りの貢献者の影響を受けた。
 
一人の天才が突然ひらめいたわけではない。
多くの人を経由して、
人類の英知として
生きるノウハウが社会に累積されていった。
 
何千年前の「巨星」孔子でさえ
「述べて作らず」と言って
孔子以前の先人の英知を人作りに
使ったと言っています。
 
■人作り、
すなわち教育とは
自分が学ぶことでもあるのです。
 
知識のサプライチェーンの網の目になること。
 
ドラッカーや安岡正篤のような「大きな網の目」
成れなくても誰しも
人作り連鎖の小さな網の目には
成れるのですね。
 
私も
コミュニテイカフェ
「ドラッカーマネジメント塾」で
精進します。
 
2.自己をマネジメントする
 
■ドラッカーのマネジメントの本質は
「人間とは何か」に根ざしています。
 
マネジメントとは
人をマネジメントすることではなく、
自分をマネジメントすることであると。
 
自分をマネジメントすることが
組織や社会をマネジメントすることになる。
 
■頭が良くて知識があって
一生懸命働く勤勉さがあるだけでは
仕事の成果があがらない。
 
新事業を成功させるのも
新製品を開発するのも
新しいマーケティングプランを作って実行するのも
 
そのために知識があって
一生懸命働くだけでは
そのプロジェクトが成功するとは限らない。
 
■プロジェクトをマネジメントするのも
組織をマネジメントするのも
社会をマネジメントするのも
 
すべて自分をマネジメントすることであると
言います。
 
しかも成果を上げられるように
マネジメント能力を上げるのは
天性の才能ではなく、
習得できるものであると。
 
自分をマネジメントするために
自己の鍛練に東洋哲学が多くの経営者や
マネージャーに読まれ、
自己を鼓舞するのに活用されている。
 
本メルマガも微力ながらもその一隅を照らす
道具になりたい。
 
■マネジメントがエリートの
組織を指揮命令することであるわけない。
 
組織を通じて仲間を通じて
成果を上げるのがマネジメントと言えます。
ドラッカーは言います。
 
成果を上げるのは才能ではなく、
習慣であると。
 
習慣は一度覚えればいい知識ではなく
行動を通じて、
繰り返し脳にインストールする
ことで形成されていくのですね。
  
 
3.サプライチェーンと東洋の「中庸」
 
 
■東洋思想にある
社会の維持のための考え方は
ドラッカーと同じ「顧客の顧客という連鎖」の中で
企業の使命があると考えることです。
 
企業は社会のため顧客のためにある。
 
自分だけよければいいという個人主義ではない。
 
■自分や自社の成功のためには、
社会が健全でなければならないとする思想は
「生態系」のバランスを重視する東洋思想と通じていますね。
 
小康状態に見えるが、
実際は収まっていない
リーマンの破綻から始まった経済危機を境に、
グローバルスタンダードと言われる
「株式時価至上主義経営」
が批判されているように、
 
内側の利益至上主義は
「社会生態系」の「餌」を食いつくし、
生態系を破壊し自分の存在を脅かす。
 
 
■東洋の思想には生態系を維持する
「中庸」が入っていますね。
 
積極果敢なメッセージ、
抑制の利いたメッセージ、
中庸を重視するメッセージを取り上げてみましょう。
 
 
★積極果敢なメッセージとは
 
乾坤一擲快挙を試せ(一か八か勝負せよ)
 
業もしならずんば死すとも帰らず
(仕事で成果を上げられないならば死んでも帰るな)
 
自ら省みて縮くんば一千万人と言えども我行かん
(自分が間違っていなかったら相手が多勢でも自分を通せ)
 
★一方抑制するメッセージとは
 
蟹は甲羅に似せて穴を掘る
(自分の能力応じた範囲で行動せよ)
 
過ぎたるは及ばざるが如し
(強すぎるのは弱いのと変わらない)
 
★中庸のメッセージもあります
 
死中活あり(死ぬ覚悟の中に活きる道あり)
苦中楽あり(苦しい中に楽なこともある)
忙中閑あり(忙しい中に暇がある9
 
燃え尽きて発散しないが、
冷たく固定もしないところに、
すなわち「中庸」に、
一方に燃えもしないが固まらないところに生命がある。
 
「中庸」とは決して中途半端な妥協ではなく
矛盾するコンフリクトを突破することで
イノベーションを起こす場所を発見することです。
 
すべてを奪いつくす勝利ではなく、
相手を活かすことで新しい生命が始まるという
思想ですね。
 
TOC(制約理論)を作ったゴールドラット博士の
問題解決法があります。
 
儲けるには製品在庫を沢山持って
販売を増やさなければならない。
 
一方儲けるには在庫を減らして運転資金を
減らさなければならない。
 
在庫を持つ政策と在庫を減らす政策に
中庸は中途半端な解決することではない。
 
注文を受けて作る
にぎり寿司のような
受注生産の仕組みがイノベーションになる。
 
TOCの思考法は
矛盾する政策の妥協ではなく
イノベーションを起こす思考法なのです。
 
顧客起点のデマンドからすべてが始まる。
 
サプライ、すなわち相手の需要に対する
供給活動のマネジメントなので
内部の動機の利益と外部の顧客との要望のコンフリクト
を解決しなければなりません。
 
社会と共存するマネジメントと言えます。
 
ドラッカーのマネジメント思想は
東洋の英知が含まれています。
 
「中庸」などと私も使いなれないコンセプトも
ドラッカーの社会生態学の概念の中で考えると
すばらしい考えですね。
 
ドラッカー原理を応用する必要性が高まっています。
 
次回は「サプライチェーンと社会生態学と生命科学」
をお送りします。
(次回に続く)
 
 
■コミュニテイカフェ「ドラッカーマネジメント塾」構想
いろいろなご意見ありがとうございます。
 
私の動機と皆様のご意見とのコンフリクトも踏まえ
以下のような方針で開講したく考えています。
 
●きっかけは東京農工大大学院MOTコースが廃止され
サプライチェーンマネジメント」コースが無くなることでした。
毎年受講生が増え、
昨年は40人程の受講生がありアンケートでも好評でしたが卒業生
の中から残念がる声を聞きました。
 
●大学の講義という堅苦しいイメージではなく
仕事の悩みややる気につながるような、そしてプロとしての
機能集団の中で仕事の質である
成果を上げる実践力を付ける講義にしたい。
 
●授業で話していたアルツハイマーの妻の介護体験や
家族会や症状進行を遅らせるために始めた気功教室のコミュニテイ
の活動にも触れる。
 
●「もしドラ」がなぜヒットしたかその話もしたい。
 
●それなりの受講料を頂き、プロとして激しく自己の律し
又受講生の皆様もそのリターンを得るようにする。
 
●社会人として勤務する組織での仕事とスケジュール調整できる
ように3曜日から1曜日を選択できるようにする。
 
●一回ごとの前回の授業との依存関係は持たせず
完結するような授業をする。
 
●15回分のコース30,000円(1回分@2,000円)を
購入頂いた受講生が参加できなかった講義は
秋期コースか次年度のコースでも
単発で参加できるようにする。
2年間有効。
 
●一回でも単独でも講演のような形で購入することもできる
1回分@3000円)きるようにする。
 
●お互い厳しくはあるがコミュニテイ形成を目的に
人と人との楽しく心温まる交流ができるように
飲んで食べる「カフェ、居酒屋」の場を毎回作る
 
●将来このコミュニテイから社会貢献型事業の
機会探索をしつつNOPなどの組織ができることを
志として持つ。
 
以上の事をまとめ、
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今岡善次郎
 
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ベースとして随時受け付けます。
 
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半年(3000円)
月次(500円)もOK。
 
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多摩大学大学院客員教授
http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 
 

至誠への道

2011年3月 8日 22:08

 

<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。モノもカネも情報も
人と人との連鎖であるサプライチェーン(供給連鎖)を流れる。
◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
                   第143回   
    ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★    
 ~社会生態学的 俯瞰的 マネジメント モデルが開く 
  人生・企業・社会の共通のマネジメント原理~      
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■コミュニテイカフェ
「ドラッカーマネジメント塾」
アンケート回答ありがとうございます。
 
アンケートを元に
概略の企画案を考えてみました。
 
再び
このメルマガ最後に
ご意見アンケートご協力下さい。
                          
   『至誠への道』
 
今日もメルマガお読みいただき
ありがとうございます。
 
先日の日曜日、長女と妻への食事介助しました。
ベッドと車椅子の生活で瞼を閉じている時間が増えましたが、
話しかけながら口元にスプーンを運ぶと
目を開けて食べました。
 
ゆっくりだが美味しそうに食べる姿に父娘ともに
癒されました。
 
食事は生きている喜びを与えてくれます。
 
嚥下能力がある限り
人生に喜びがある。
 
そういうと家族会のなかには
突っ込む人が必ずいる。
 
認知症で
嚥下能力が無くなったら生きる価値はないのかと。
 
生命観には個人の生き方の価値観が人によって
異なります。
 
家族会でヒンシュクを買っている私です(涙)
 
さて、 
●今週のテーマ
====================
1.至誠への道
2.コミュニテイ
3.サプライチェーンとドラッカーと武士道   
===================
    
1.至誠への道 
 
■安岡正篤が紹介している中国宋時代の政治家
劉安生は政治と言う社会のマネジメントにおいて
何が最も重要かと、
司馬光という学者に聞いたそうです。
 
「終身実行すべく、心を尽くし、己を行うことは何か」
 
司馬光は、それは
「誠」だと答えた。
 
「誠」とは孟子の教えであり、
孟子を忠実に学んだと。
 
■「誠」とは人に尽くし人を裏切らないこと。
 
人間社会、組織が、「安定平正」(乱れず平穏である)
には「誠」しかないと。
 
誠は天の道、誠を思うは人の道。
 
人は本質的に誠を持っているが
それが行動に現れるには修行しなければならないのだと。
 
■ドラッカーがマネジメントで一番重要な資質は
真摯さ(Character of Integrity)と言った。
 
一貫性を持って、
顧客の為、人の為に問題を解決する心の姿勢が
行動に現れると。
 
人への「誠」があって始めて自分を含む社会の
安定平正が保たれると言う劉安生の実践と通じる
ところがありますね。
 
■「至誠」への道とはマネジメントの視点から見ると
自己や自社の都合ではなく、
顧客へ、顧客の顧客へ、思いを馳せ
顧客と自己が活きる道を発見することとも言えますね。
 
「至誠への道」とは
知識としてのマネジメントではなく、
精神、又はマインドセットの修行、トレーニングの
ことであると解釈しました。
 
皆様どう思われますか?
 
 
2.コミュニテイ
 
■人類の歴史において
ほとんど大部分は農業中心・家族中心の地縁社会に
生きてきました。
 
生まれた時から同じ人間関係のコミュニテイは
存在していました。
 
田舎社会は美化されているが、
本質は強制的束縛的だったのです。
 
■田舎から都市への人口流入は
人々の田舎のコミュニテイの強制的かつ侵害的な
束縛からの解放でもあったのですね。
 
産業社会は機能集団を必要とし
コミュニテイではない組織を可能としました。
 
■しかし、コミュニテイからの強制と束縛からの解放は
一方で孤独な人をたくさん作りました。
 
機能集団から離れ、
退職後の居場所を失った高齢者、
未婚者増加、配偶者を失った独居者など
最近は高齢者だけではない独居者が多い
無縁社会という恐ろしい言葉を聞くようになりました。
 
■人間は二つの矛盾する欲求を持っています。
 
「コミュニテイの束縛から解放されたい」
「コミュニテイの中で人と人との関係で生きたい」
 
コミュニテイに生きながらも束縛と強制の少ない社会を
どうつくるか、
コミュニテイの束縛と強制を一人ひとりが
どう対処し自己をマネジメントするか。
 
ドラッカーの見解を紹介しましょう。
 
一人ひとりが
指揮され命令されることなく
ボランティアとして自らを律していく
基本的なルールの元で世の中を変えていく
NPO(非営利組織)に答えがあるのではないかと。
 
やはり基本は一人ひとりの生き方や
それぞれの組織の行動指針とか
マネジメントのテーマになるのですね。
 
 
3.サプライチェーンとドラッカーと武士道
 
■ドラッカーと共通する
日本の思想を上げるならば
武士道だと言う人があります。
 
新渡戸稲造の「武士道」に書かれた徳目
「仁」「勇」「義」「誠」「礼」
をドラッカーの言葉と対比させてみましょう。
 
■以下ドラッカーの言葉を使って
解釈してみます。
 
・仁
成果の存在する社会への貢献することが
人も企業も成すべきことである
 
・勇
誰が言ったかではなく、
何が正しいかに従って勇気をもって行動せよ
 
・義
私に対して公(組織や社会)への責任を考えよ
 
・誠
頭の良さより
社会のため人のために尽くす真摯さが
成果をあげる条件である
 
■これらの武士道で言われている徳目は
日本の商人道にも通じています。
 
江戸時代の商人の哲学として支持された
石田梅岩は、
「仁、義、礼、智の4つの心が信を得て商売繁盛する」
と言っています。
 
武士道は政治における
武士社会、あるいは武士官僚のマネジメント原理であり、
石田梅岩は
商人社会、ビジネスのマネジメント原理でもあります。
 
■人も、組織も、社会も
人の本質においてマネジメントするのが
成果をあげるというドラッカーマネジメントとも
共通します。
 
日本の商人道の原点
近江商法には伝統的に言われている掟があるそうです。
 
「売り手よし、買い手よし、世間よしの三方よし」
 
これは
「顧客を大事にして
社会の機関として社会貢献することで
自社が利益を得る」という
 
ドラッカーマネジメントの真髄と言えます。
 
サプライチェーンマネジメントのコンセプトで言えば、
自社と顧客と、顧客とその顧客の連鎖の中で
顧客の顧客とは「世間」であると言えます。
 
売ってカネを貰えばお終いではない。
顧客に売った製品が顧客の仕事に役だつ。
顧客の仕事とは顧客がかれらの顧客に
貢献することですね。
 
 
さて次回は自然生態系のバランスと同じ
社会生態系でもあるサプライチェーンにも
バランスに相当する概念「中庸」について語ります。
 
「サプライチェーンの同期化と中庸」をお送りします。
(次回に続く)
 
 
■コミュニテイカフェ「ドラッカーマネジメント塾」構想
アンケートへの回答ありがとうございます。
 
東京農工大大学院のMOTコースの卒業生からも
複数回答を頂きました。
 
実施する方向で企画作成にはいります。
 
■塾のコンセプトは以下の企画(仮に)を考えていますが
如何でしょうか?
 
●一人ひとりが生き生きと仕事がしたい
●収益の上がる良い会社にしたい
●どんな立場でも成果の上がる実践力を身につけたい
●使命感を持って仕事をしたい
●効果的な戦略を作りたい
 
現場で働く人も
マネジメントの一角に携わる人も
一人ひとり日々悩みながら仕事をしているのではないでしょうか?
 
「もしドラ」が話題になり、
又再びピーター・F・ドラッカーがブームになっています。
 
ドラッカーは経営の神様と言われ、
日本の商人道にも通じる人間の本質からマネジメントを語り、
いろんな層の人々に仕事への情熱を鼓舞してきました。
 
一人ひとりが自分の仕事に活かすことができるよう、
実務に役だつポイントを、
ドラッカーの言葉から選びました。
 
実務に活かすポイントを分かりやすく解説し、
塾長である今岡善次郎の経験から
塾生一人ひとりの悩みの相談に応じます。
 
■【講義内容】
ドラッカーの枠組みの中で
TOC(制約理論)、トヨタ式経営
「三方良し」や「先義後利」などの“日本の商人道”を取り込み、
 
精神・戦略・実践にわけ
事例や幅広い分野の知見を交えて解説し
それぞれに仕事に活か方法を考えて頂きます。
 
<精神>
●顧客に思いを馳せる
●真摯さこそもっとも重要な素質
●役割と使命が人と組織の存在意義
<戦略>
●存在意義を実現する目的と目標をもつ
●歴史や経験から学べ
●現場現実から因果関係を考察せよ
<実践>
●仕事からではなく時間から
●内部の問題解決ではなく顧客から見た問題解決
●「団体戦」ではなく「リレー競走」のサプライチェーンマネジメント
●滞留しない流れをつくる
 
■【開講要領】(仮)
平日コース(木)2011年4月7日開講、
土曜日コース2011年4月9日
15回分の開講スケジュールと場所は申し込み後追って連絡します。
 
1回2時間2000円お茶又は珈琲(15回分3万円)
 
そこで
もう一度質問します。
 
質問1:上記企画に興味ありますか?
企画以外の希望ありますか?
 
以下興味ある方にお伺いします。
 
質問2: 平日コースと土曜日コースで
どちから都合いいですか?
場所は東京丸ノ内線「新中野」(JR新宿から6分)
 
質問3:
参加費妥当ですか?
ご希望はありますか?
 
 
その他ご意見何でもお待ちしています。
 
今日もメルマガお読みいただきありがとうございます。
 
今岡善次郎
 
■個別にお礼メール差し控えますが
寄付金お送りいただいた方、
ありがとうございます。
 
学生や無職の人でマネジメントを学びたい人のために
ご寄付(お布施・献金)お願いします。
 
金額やお名義は問いません。
請求や領収書など入金管理はしません。
一口月500円(ワンコイン)を
ベースとして随時受け付けます。
 
年間まとめ(6000円)、
半年(3000円)
月次(500円)もOK。
 
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三菱東京UFJ銀行
新宿中央支店(469)
口座番号 5324740
口座名義 株式会社 ビジダイン
 
 
■今岡善次郎マネジメント・メルマガ
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バックナンバー http://bizdyn.bshonin.com/
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友人知人、皆様のメーリングリストでご紹介ください)
 
 
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株式会社ビジダイン
http://www.bizdyn.jp/
多摩大学大学院客員教授
http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33
----------------------------------------------------------------
部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 

一人これを信じるのみ

2011年3月 1日 20:05

 

<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。モノもカネも情報も
人と人との連鎖であるサプライチェーン(供給連鎖)を流れる。
◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
                   第142回   
    ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★    
 ~社会生態学的 俯瞰的 マネジメント モデルが開く 
  人生・企業・社会の共通のマネジメント原理~      
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暗礁に乗り上げて全体が見えなくなったプロジェクト
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の為に寄付金システム(後に寄付金箱)で
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■コミュニテイカフェ
「ドラッカーマネジメント塾」
を開講する構想を持っています。
 
このメルマガ最後に
ご意見募るアンケートご協力下さい。
                          
   『一人これを信じるのみ』
 
今日もメルマガお読みいただき
ありがとうございます。
 
14日月曜日、
妻がお世話になっている浴風会で
医療介護施設の専門職による研究発表会が開催され、
私も参加しました。
 
人生の終盤の舞台で食事や家族とのコミュニケーション
で最後の最後まで人生を楽しめるように
生活の質を向上させる改善研究活動に感謝感激しました。
 
私も家族会の一人として、
「介護家族として専門職に望むこと」と題して
講演を頼まれました。
 
家族から切り離して施設に預けてしまった
後ろめたさは専門職の方々の心使いによって
安心感が得られますという
メッセージにまとめました。
 
認知症分野で有名な
長谷川先生も挨拶され
私の発言にふれて頂き家族会会員として
責任を果たせたかなと安心したところです。
 
 
さて、 
●今週のテーマ
====================
1.一人これを信じるのみ
2.日本の行政の成功と失敗
3.サプライチェーンとドラッカーと渋沢栄一   
===================
   
1.一人これを信じるのみ 
 
■日本人は大勢に流される。
 
皆が信じているから
私も信じようと考える。
 
中国人と付き合いのある日本人ビジネスマンが
中国人から言われたそうです。
 
日本人は北朝鮮と同じだ。
大勢に迎合し自分の意思を言わない。
 
マスコミで見解を述べるコメンテーターも
政治家、行政を批判することで
自分の考えを言わない人が多い。
 
彼らから見ると行政批判は
体制依存の裏返しであると。
 
■「自分達に何ができるか」を語らないで
「政府はこうすべきだ」とばかり言う。
 
誰も自分を信じてくれないと
不平不満を言うのではなく、
自分が誰かのために何ができると
問うべきである。
 
■王陽明の言葉、
「天下悉(ことごと)く信じて多となさず。
一人これを信じるのみにて少なしとなさず」
 
多くの人が信じているからと正しいわけではない。
自分一人で信じたことが正しい場合もあるという
意味でしょうか。
 
ドラッカーは
誰かが言っているから正しいと考え
何が正しいと考えない社会は
堕落であると言っています。
 
■いろんな問題が発生し、
思わしくない状況や結果になった時、
それを嘆いて社会が悪い、政府が悪いと
人のせいにしない。
 
状況を受け入れ
たとえ独りであっても自分で考え
自分の信じる道を行く。
 
「一人これを信じるのみ」
 
フランクシナトラの My wayの原詩は
人生の終わりに臨んで
一人信じて生きた人生が満足の行くものであった
と詠っていますね。
 
 
2.日本の行政の成功と失敗
 
■ドラッカーから見ると戦後日本の官僚行政には
2つの成功と1つの失敗があったという。
 
2つの成功とは皮肉にも日本の経済生産性が低い
農業政策と流通政策で外圧に屈せず
何もしなかったことだと。
 
積極的な構造転換どころか保護政策をとった。
その結果社会的混乱もなく構造転換が進んだ。
 
■1つの失敗は1980年代の円高不況対策で
外圧に屈して
内需拡大策の景気刺激策をとったことだと。
 
それによって21世紀の今も最悪の国家財政危機のもと
となった最大規模の赤字を発生させ、
バブル経済を生んだ。
 
むしろ何もしない先送り戦略が正しいことが
証明された。
 
■ヨーロッパで青春時代を過ごし
アメリカでマネジメントの原理を発明したドラッカー
から見ると
日本行政の優先順位は経済ではなく社会であると。
 
経済は犠牲になっても社会が安定するのが重要であると。
 
今日本が、日本の官僚が受けている外圧は
財政再建の掛け声と消費税増税と医療福祉政策の
見直しである。
 
やがて大胆な財政再建政策がとられ
社会が不安定になる可能性がある。
 
■日本の鎖国も開国も、
戦後のマッカーサー受け入れも
社会的混乱と社会崩壊の瀬戸際で起こった。
 
ドラッカーの日本人観察から今後を類推すると
国家財政が破綻して、医療や介護の予算が削られ、
消費税が導入され、
社会的きずなが切れそうになるとき、
日本人は社会的安定政策を支持し大きな
構造転換が起こる。
 
 
3.サプライチェーンとドラッカーと渋沢栄一
 
■ドラッカーはオーストリア人でありながら
 
ヒットラーのドイツで新聞記者として社会や歴史を学び
イギリス、ロンドンで証券アナリストを経て経済社会を学び、
 
米国でGMの調査をしてマネジメントを発明し、
西洋人として多方面の知識知見をもった人でした。
 
しかし、ドラッカーは彼の著書で、西洋発の近代科学の限界に
触れています。
 
ロンドンで日本画を見て、日本の文化に関心をよせ
日本や東洋のことを相当学んだようです。
 
今日はドラッカーと東洋の英知について
語ります。
 
■日本の資本主義の父と言われている渋沢栄一
ドラッカーが影響を受けた人物の一人だと、
彼の著書で語っています。
 
渋沢栄一は「論語と算盤」という名著を残していますが、
 
江戸時代末期の激動の時代、
幕臣となり欧州諸国の実情を見て、
明治維新後には明治政府の役人にもなりますが、
退官して、企業の創設育成に携り、
その数500社を超えている
事業家でもありました。
 
儒教の教えである「仁義道徳」を国家社会や企業経営の基礎に
することの重要性を日本人に啓蒙しました。
 
■儒教の「仁」とは人が人に誠を尽すことです。
 
「仁」とは他人には自己と同じように大切にすることが
人間の行為として行われてこそ社会は、組織は成り立つとする
考え方です。
顧客満足(CS)に対応します。
 
「義」とは集団の中にあって
「何を成すべきか」「何をなさざるべきか」を決める行動規範
とも言えます。
 
「仁」と「利益」(富)は、江戸時代の儒学者が
両立しないと教えたが、
それは孔子の教えではなく
後世の学者が誤って伝えた考え方だという。
 
「仁」をなす結果が「利」であり、
 
「利」だけを目的にするのは間違いだとします。
 
■「先義後利」という
「先に顧客や社会のことを優先して後で利益がついてくる」
という商人哲学は江戸時代の商家にありました。
 
ドラッカーは、
「仕事の成果の存在する場所は外にある」
と言います。
 
利益は自分のため、内側の動機であり、利益単独で成果を
上げることはあり得ない。
 
利益は外の成果の結果として必要なものである。
 
「人が食べることのみを人生の成果としないように
企業は利益のみを目的にすることで企業の存在理由はない」
というドラッカーの企業観は
渋沢栄一から来ているかもしれません。
 
渋沢栄一の「仁と利」(論語と算盤)と
ドラッカーの仕事の成果の概念は同じと言っていいでしょう。
 
 
さて次回はさらにドラッカーと日本との関係、
そしてサプライチェーンマネジメントとの関係を考察します。
「サプライチェーンとドラッカーと日本の武士道」をお送りします。
(次回に続く)
 
 
■コミュニテイカフェ「ドラッカーマネジメント塾」構想
アンケートのお願いします。
 
ここ数年、社会人・学生の受講生向けに
東京農工大学大学院MOTと多摩大学で90分授業を15回
受け持っています。
 
多摩大学では前期「ドラッカーとSCM」
後期「SCMとシステムモデル」を担当します。
 
ところが昨年40人近い受講生があったのですが
東京農工大のMOTコースは廃止されることになり、
入学希望していた一人の社会人から
個別に相談されました
 
そこで東京都中野区(丸ノ内線新中野駅近く)にある
私の個人事務所で
コミュニテイカフェ「ドラッカーマネジメント塾」を
開こうと考え始めました。
 
狭い事務所で5~6人くらいしか入れませんが
低価格で個別相談などもできる私塾のような形態が可能です。
 
ドラッカーのマネジメント、ゴールドラットのTOC,
東洋哲学、トヨタ式経営などを踏まえ
今岡善次郎が体系化した
人生・企業・社会に通じるマネジメントのテーマを
週一回2時間学ぶコースをとりあえず考えています。
 
大学のように決まった回数のコースではなく、
学生・社会人・年金生活者・老若男女それぞれ
参加する人のニーズに応じて柔軟にテーマを設定する
塾がいいかなと考えています。
 
入学金や年間授業料ではなく一回ごとに
カフェ代含めてお布施を頂くシステムです。
 
時には近所のカラオケスナック
案内します。
 
そこで質問です。
 
質問1:興味ありますか?
以下興味ある方にお伺いします。
質問2: 何曜日のどの時間帯(2時間)なら参加できますか?
場所は東京丸ノ内線「新中野」(JR新宿から6分)
質問3:2時間どのくらいの参加費(カフェ代込み)なら
    抵抗なく払えますか?
その他ご意見何でもお待ちしています。
 
今日もメルマガお読みいただきありがとうございます。
 
今岡善次郎
 
■個別にお礼メール差し控えますが
寄付金お送りいただいた方、
ありがとうございます。
 
学生や無職の人でマネジメントを学びたい人のために
ご寄付(お布施・献金)お願いします。
 
金額やお名義は問いません。
請求や領収書など入金管理はしません。
一口月500円(ワンコイン)を
ベースとして随時受け付けます。
 
年間まとめ(6000円)、
半年(3000円)
月次(500円)もOK。
 
寄付金(お布施)箱(口座)
 
三菱東京UFJ銀行
新宿中央支店(469)
口座番号 5324740
口座名義 株式会社 ビジダイン
 
 
■今岡善次郎マネジメント・メルマガ
2年3ヶ月の無料配信を含む、
 
バックナンバー http://bizdyn.bshonin.com/
(ここから新規配信申し込みできますので
友人知人、皆様のメーリングリストでご紹介ください)
 
 
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株式会社ビジダイン
http://www.bizdyn.jp/
多摩大学大学院客員教授
http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33
----------------------------------------------------------------
部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 
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