P.F・ドラッカーに学ぶ人生・起業・社会設計のすすめ|今岡善次郎のマネジメント・メルマガ

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天命に目覚める

2010年12月27日 19:55

 

 
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。モノもカネも情報も
人と人との連鎖であるサプライチェーン(供給連鎖)を流れる。
◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
                   第134回   
    ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★    
 ~社会生態学的 俯瞰的 マネジメント モデルが開く 
  人生・企業・社会の共通のマネジメント原理~      
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
 
■一人ひとりの人生にも、毎日の日常生活にも
どんな仕事にも役立つセミナー。
 
少し心のゆるんだ毎週水曜日の朝5分間で読める、
心と頭をフレッシュできるマネジメント
セミナーをお届けします。
 
■知識としては知っていることでも
メルマガで定期的に強制的に思い起こすことで、
仕事全体への俯瞰と詳細な作業との関係を見ると
仕事がはかどります。
 
暗礁に乗り上げて全体が見えなくなったプロジェクト
マネジメント、行き詰った経営を打開する思考の整理に
役立ちます。
 
■学生・無職でも将来のためにマネジメント学びたい人
の為に寄付金システム(後に寄付金箱)で
メルマガセミナー継続します。
                         
   『天命に目覚める』
 
おはようございます。
今日もメルマガお読みいただき、
ありがとうございます。
2月16日新潟の「うちの実家」という
コミュニテイカフェの原点を見学してきました。
 
認知症・精神障害・高齢者の方、
誰かに役立つことに喜びを感じる市民、
助ける人と助けれる人を意識させない人と人のつながる場。
 
ひとりの女性、、新潟のマザーテレサ河田桂子さんが始めた
事業が草の根の広がりを見せ、
新潟で3000ケ所、
全国に広がりつつあります。
 
社会事業の原動力は何かと問われた河田さん、
「転んでいる人を放っておけないから」と答えました。
 
本来誰にもある「仁・誠・愛」を
彼女は正直に行動に移した。
 
社会事業家として
すぐれた戦略や効果的行動指針を生んでいる。
 
天命に目覚めた人。
 
さて、
●今週のテーマ
====================
1.天命に目覚める
2.政府と企業そして市民
3.サプライチェーンのアーキテクチャー(EA:企業構造)      
====================
 
1.天命に目覚める 
 
■現状に満足できない人、
私心ではなく人が喜ぶことをやりたいと言う人。
 
大切なのは「志」ですね。
 
「志」は「気力」から生まれると言う。
 
■気力とは、
その人の生を実現しようとする大自然の
創造的なエネルギーです。
 
日常生活の雑多なことに反応して心を奪われないように
心静かに瞑想し、気力を養い志を強く持つ。
 
天命に目覚める。
 
■安岡は瞑想する効用を説く。
 
志を持ち、
必ず実現しようと何ものかを念頭に置いて
発想せよと。
 
与えられたものではなく、
あなたの内なる心が
実現せずにおかないという気迫を生むという。
 
■誰か他人に動機づけられたものではない。
心の声を聞けと。
 
戦前戦後を通じて教育界に又実業界に
実践を通した人間作りを指導した
森信三は言う。
 
天命に目覚めた人間は
その課題が成就するまでは、
天がその人を生かしておくものだと。
 
人も企業も社会の中での役割と位置付け
を認識することがマネジメントに必要だと
ドラッカーも言っています。
 
天命とは自分の役割と位置付けを
確認すること。
 
2.政府と企業そして市民
 
■前回、
資本が主役であった時代が終わると
ドラッカーの観察を紹介しました。
 
供給者である企業や政府が主役であった時代から
需要者である市民が主役になる時代に変わると。
 
別な言い方をすれば纏まったカネが社会を形成する時代から
人が社会を形成する時代に戻ると言えますね。
 
■人類が長い間、慣れ親しんでいた人と人との共同体による
社会問題への解決を政府に依存するようになった近代社会
が機能しなくなった。
 
政府への過剰な期待は抱かない方がいい。
政府には政府にしかできない役割がある。
 
一方、資本主義社会の中の企業は
市場において短期的な問題解決をするに過ぎない。
 
■政府と企業と言う2つのセクターと
受け身の市民からなる社会から、
 
市民が政府と企業に対して対等に相互の役割を果たす
NPO(非営利組織)として
第3セクターが注目されています。
 
政府と企業の役割が及ばない社会問題を解決する機関として
市民セクター、NPOがこれから
社会のイノベーションを担うかもしれないですね。
 
■もちろん、
政府なしでやっていけない。
企業なしでやっていけない。
しかしこれだけでやっていけない時代が来ています。
 
市民によるNPOのマネジメントが新しい時代を
つくるなら
市民による市民のための
健全なマネジメント教育が必要になりますね。
 
 
3.サプライチェーンのアーキテクチャー(企業構造)
 
■IT(情報技術)業界で有名な
仕事の構造に関してザックマンモデルの
エンタープライズ・アーキテクチャー
(EA:企業構造)というのがあります。
 
エンタープライズは企業だけではない。
社会事業も含まれる。
 
EAは縦横の5行6列の表(マトリックス)で
企業の仕事の構造を表現します。
 
企業の仕事を上手く進める、段取りをするときに
全体を俯瞰し、
目的や要件を全体から詳細に展開します。
 
「木を見て森も見る」必要があるとしています。
 
■ます鳥瞰から虫瞰までの高度の応じた目を
すなわち仕事の視点を5つ持てと。
 
全体を計画する者の視点:計画者
仕事の依頼者視点:オーナー、又は顧客
役割を決める者の視点:設計者
リーダーの視点:製造者
現場で行動する者の視点:作業者
 
そして行動において「5W1H」6つの明確にすべきことがあると。
 
何を行うか:構成要素(WHAT),
どうするか:機能(HOW),
どんな立場で:位置付け役割(WHERE)、
誰が:主体(WHO),
いつ:時間(WHEN),
なぜ:動機(WHY)
 
オーナー視点から作業者視点までの
「森を見て木を見る」の5行の横軸と
行動を決める「5W1H」の6列の縦軸からなる
仕事の構造(アーキテクチャー)が
いわゆるザックマンモデルと言われるものです。
 
■「顧客の顧客の顧客」という人と人との
ドラッカーの社会生態学的な経済連鎖構造モデルも
ザックマンのEAモデルで表現することも
可能です。
 
すなわち、「仕事」(企業)とは、
 
★社会に貢献する使命を持つ人が(WHO)が
★役割と位置付けが明確にされた組織で(WHERE)で、
★資源を顧客満足に変換する業務連鎖を、
現実の成果を反省しながら(HOW)
★やるべき仕事(WHAT)を常に考え点検して、
★顧客満足という外の成果を上げるために(WHY)、
★時間軸に(WHEN)行動を落とし込むこと
 
と定義できます。
新潟の河田桂子さんのコミュニテイカフェの事業の
アーキテクチャーは、
 
「転んだ人をほっとけない人達が(WHO)」
「人と人がお互いに助け合う場(WHERE)で」
「人の誠を生きる喜びに変換し(HOW)」
「孤立しない配慮をしながら(WHAT)」
「助ける人も助けられる人も満足するように(WHY)」
「時間を決めて常設運営する(WHEN)」
 
仕組みだと言えますね。
 
次回は
ザックマンモデルと社会生態学的モデル
を総括し、
サプライチェーンモデルで仕事をモデル化するメリット
について考えます。
今岡善次郎のオリジナルですよ。
期待して下さい。
 
(次回に続く)
 
 
■質問・ご意見お待ちしています。
 
可能な限りメルマガ内で回答するか、又は
個別に返信します。
 
今日もメルマガお読みいただきありがとうございます。
 
今岡善次郎
 
 
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ありがとうございます。
 
学生や無職の人でマネジメントを学びたい人のために
ご寄付(お布施・献金)お願いします。
 
本メルマガの主旨にあう社会貢献している組織からの
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半年(3000円)
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三菱東京UFJ銀行
新宿中央支店(469)
口座番号 5324740
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バックナンバー http://bizdyn.bshonin.com/
 
 
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株式会社ビジダイン
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東京農工大大学院客員教授
多摩大学大学院客員教授
http://www.tuat.ac.jp/~rmmot/about/prof/imaoka.html
http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33
----------------------------------------------------------------
部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 
 
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。モノもカネも情報も
人と人との連鎖であるサプライチェーン(供給連鎖)を流れる。
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 ~社会生態学的 俯瞰的 マネジメント モデルが開く 
  人生・企業・社会の共通のマネジメント原理~      
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
 
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役立ちます。
 
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2月16日新潟の「うちの実家」という
コミュニテイカフェの原点を見学してきました。
 
認知症・精神障害・高齢者の方、
誰かに役立つことに喜びを感じる市民、
助ける人と助けれる人を意識させない人と人のつながる場。
 
ひとりの女性、、新潟のマザーテレサ河田桂子さんが始めた
事業が草の根の広がりを見せ、
新潟で3000ケ所、
全国に広がりつつあります。
 
社会事業の原動力は何かと問われた河田さん、
「転んでいる人を放っておけないから」と答えました。
 
本来誰にもある「仁・誠・愛」を
彼女は正直に行動に移した。
 
社会事業家として
すぐれた戦略や効果的行動指針を生んでいる。
 
天命に目覚めた人。
 
さて、
●今週のテーマ
====================
1.天命に目覚める
2.政府と企業そして市民
3.サプライチェーンのアーキテクチャー(EA:企業構造)      
====================
 
1.天命に目覚める 
 
■現状に満足できない人、
私心ではなく人が喜ぶことをやりたいと言う人。
 
大切なのは「志」ですね。
 
「志」は「気力」から生まれると言う。
 
■気力とは、
その人の生を実現しようとする大自然の
創造的なエネルギーです。
 
日常生活の雑多なことに反応して心を奪われないように
心静かに瞑想し、気力を養い志を強く持つ。
 
天命に目覚める。
 
■安岡は瞑想する効用を説く。
 
志を持ち、
必ず実現しようと何ものかを念頭に置いて
発想せよと。
 
与えられたものではなく、
あなたの内なる心が
実現せずにおかないという気迫を生むという。
 
■誰か他人に動機づけられたものではない。
心の声を聞けと。
 
戦前戦後を通じて教育界に又実業界に
実践を通した人間作りを指導した
森信三は言う。
 
天命に目覚めた人間は
その課題が成就するまでは、
天がその人を生かしておくものだと。
 
人も企業も社会の中での役割と位置付け
を認識することがマネジメントに必要だと
ドラッカーも言っています。
 
天命とは自分の役割と位置付けを
確認すること。
 
2.政府と企業そして市民
 
■前回、
資本が主役であった時代が終わると
ドラッカーの観察を紹介しました。
 
供給者である企業や政府が主役であった時代から
需要者である市民が主役になる時代に変わると。
 
別な言い方をすれば纏まったカネが社会を形成する時代から
人が社会を形成する時代に戻ると言えますね。
 
■人類が長い間、慣れ親しんでいた人と人との共同体による
社会問題への解決を政府に依存するようになった近代社会
が機能しなくなった。
 
政府への過剰な期待は抱かない方がいい。
政府には政府にしかできない役割がある。
 
一方、資本主義社会の中の企業は
市場において短期的な問題解決をするに過ぎない。
 
■政府と企業と言う2つのセクターと
受け身の市民からなる社会から、
 
市民が政府と企業に対して対等に相互の役割を果たす
NPO(非営利組織)として
第3セクターが注目されています。
 
政府と企業の役割が及ばない社会問題を解決する機関として
市民セクター、NPOがこれから
社会のイノベーションを担うかもしれないですね。
 
■もちろん、
政府なしでやっていけない。
企業なしでやっていけない。
しかしこれだけでやっていけない時代が来ています。
 
市民によるNPOのマネジメントが新しい時代を
つくるなら
市民による市民のための
健全なマネジメント教育が必要になりますね。
 
 
3.サプライチェーンのアーキテクチャー(企業構造)
 
■IT(情報技術)業界で有名な
仕事の構造に関してザックマンモデルの
エンタープライズ・アーキテクチャー
(EA:企業構造)というのがあります。
 
エンタープライズは企業だけではない。
社会事業も含まれる。
 
EAは縦横の5行6列の表(マトリックス)で
企業の仕事の構造を表現します。
 
企業の仕事を上手く進める、段取りをするときに
全体を俯瞰し、
目的や要件を全体から詳細に展開します。
 
「木を見て森も見る」必要があるとしています。
 
■ます鳥瞰から虫瞰までの高度の応じた目を
すなわち仕事の視点を5つ持てと。
 
全体を計画する者の視点:計画者
仕事の依頼者視点:オーナー、又は顧客
役割を決める者の視点:設計者
リーダーの視点:製造者
現場で行動する者の視点:作業者
 
そして行動において「5W1H」6つの明確にすべきことがあると。
 
何を行うか:構成要素(WHAT),
どうするか:機能(HOW),
どんな立場で:位置付け役割(WHERE)、
誰が:主体(WHO),
いつ:時間(WHEN),
なぜ:動機(WHY)
 
オーナー視点から作業者視点までの
「森を見て木を見る」の5行の横軸と
行動を決める「5W1H」の6列の縦軸からなる
仕事の構造(アーキテクチャー)が
いわゆるザックマンモデルと言われるものです。
 
■「顧客の顧客の顧客」という人と人との
ドラッカーの社会生態学的な経済連鎖構造モデルも
ザックマンのEAモデルで表現することも
可能です。
 
すなわち、「仕事」(企業)とは、
 
★社会に貢献する使命を持つ人が(WHO)が
★役割と位置付けが明確にされた組織で(WHERE)で、
★資源を顧客満足に変換する業務連鎖を、
現実の成果を反省しながら(HOW)
★やるべき仕事(WHAT)を常に考え点検して、
★顧客満足という外の成果を上げるために(WHY)、
★時間軸に(WHEN)行動を落とし込むこと
 
と定義できます。
新潟の河田桂子さんのコミュニテイカフェの事業の
アーキテクチャーは、
 
「転んだ人をほっとけない人達が(WHO)」
「人と人がお互いに助け合う場(WHERE)で」
「人の誠を生きる喜びに変換し(HOW)」
「孤立しない配慮をしながら(WHAT)」
「助ける人も助けられる人も満足するように(WHY)」
「時間を決めて常設運営する(WHEN)」
 
仕組みだと言えますね。
 
次回は
ザックマンモデルと社会生態学的モデル
を総括し、
サプライチェーンモデルで仕事をモデル化するメリット
について考えます。
今岡善次郎のオリジナルですよ。
期待して下さい。
 
(次回に続く)
 
 
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今岡善次郎
 
 
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____________________
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多摩大学大学院客員教授
http://www.tuat.ac.jp/~rmmot/about/prof/imaoka.html
http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33
----------------------------------------------------------------
部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 
 
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。モノもカネも情報も
人と人との連鎖であるサプライチェーン(供給連鎖)を流れる。
◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
                   第134回   
    ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★    
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  人生・企業・社会の共通のマネジメント原理~      
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
 
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   『天命に目覚める』
 
おはようございます。
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ありがとうございます。
2月16日新潟の「うちの実家」という
コミュニテイカフェの原点を見学してきました。
 
認知症・精神障害・高齢者の方、
誰かに役立つことに喜びを感じる市民、
助ける人と助けれる人を意識させない人と人のつながる場。
 
ひとりの女性、、新潟のマザーテレサ河田桂子さんが始めた
事業が草の根の広がりを見せ、
新潟で3000ケ所、
全国に広がりつつあります。
 
社会事業の原動力は何かと問われた河田さん、
「転んでいる人を放っておけないから」と答えました。
 
本来誰にもある「仁・誠・愛」を
彼女は正直に行動に移した。
 
社会事業家として
すぐれた戦略や効果的行動指針を生んでいる。
 
天命に目覚めた人。
 
さて、
●今週のテーマ
====================
1.天命に目覚める
2.政府と企業そして市民
3.サプライチェーンのアーキテクチャー(EA:企業構造)      
====================
 
1.天命に目覚める 
 
■現状に満足できない人、
私心ではなく人が喜ぶことをやりたいと言う人。
 
大切なのは「志」ですね。
 
「志」は「気力」から生まれると言う。
 
■気力とは、
その人の生を実現しようとする大自然の
創造的なエネルギーです。
 
日常生活の雑多なことに反応して心を奪われないように
心静かに瞑想し、気力を養い志を強く持つ。
 
天命に目覚める。
 
■安岡は瞑想する効用を説く。
 
志を持ち、
必ず実現しようと何ものかを念頭に置いて
発想せよと。
 
与えられたものではなく、
あなたの内なる心が
実現せずにおかないという気迫を生むという。
 
■誰か他人に動機づけられたものではない。
心の声を聞けと。
 
戦前戦後を通じて教育界に又実業界に
実践を通した人間作りを指導した
森信三は言う。
 
天命に目覚めた人間は
その課題が成就するまでは、
天がその人を生かしておくものだと。
 
人も企業も社会の中での役割と位置付け
を認識することがマネジメントに必要だと
ドラッカーも言っています。
 
天命とは自分の役割と位置付けを
確認すること。
 
2.政府と企業そして市民
 
■前回、
資本が主役であった時代が終わると
ドラッカーの観察を紹介しました。
 
供給者である企業や政府が主役であった時代から
需要者である市民が主役になる時代に変わると。
 
別な言い方をすれば纏まったカネが社会を形成する時代から
人が社会を形成する時代に戻ると言えますね。
 
■人類が長い間、慣れ親しんでいた人と人との共同体による
社会問題への解決を政府に依存するようになった近代社会
が機能しなくなった。
 
政府への過剰な期待は抱かない方がいい。
政府には政府にしかできない役割がある。
 
一方、資本主義社会の中の企業は
市場において短期的な問題解決をするに過ぎない。
 
■政府と企業と言う2つのセクターと
受け身の市民からなる社会から、
 
市民が政府と企業に対して対等に相互の役割を果たす
NPO(非営利組織)として
第3セクターが注目されています。
 
政府と企業の役割が及ばない社会問題を解決する機関として
市民セクター、NPOがこれから
社会のイノベーションを担うかもしれないですね。
 
■もちろん、
政府なしでやっていけない。
企業なしでやっていけない。
しかしこれだけでやっていけない時代が来ています。
 
市民によるNPOのマネジメントが新しい時代を
つくるなら
市民による市民のための
健全なマネジメント教育が必要になりますね。
 
 
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(EA:企業構造)というのがあります。
 
エンタープライズは企業だけではない。
社会事業も含まれる。
 
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企業の仕事の構造を表現します。
 
企業の仕事を上手く進める、段取りをするときに
全体を俯瞰し、
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仕事の依頼者視点:オーナー、又は顧客
役割を決める者の視点:設計者
リーダーの視点:製造者
現場で行動する者の視点:作業者
 
そして行動において「5W1H」6つの明確にすべきことがあると。
 
何を行うか:構成要素(WHAT),
どうするか:機能(HOW),
どんな立場で:位置付け役割(WHERE)、
誰が:主体(WHO),
いつ:時間(WHEN),
なぜ:動機(WHY)
 
オーナー視点から作業者視点までの
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行動を決める「5W1H」の6列の縦軸からなる
仕事の構造(アーキテクチャー)が
いわゆるザックマンモデルと言われるものです。
 
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 
 
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。モノもカネも情報も
人と人との連鎖であるサプライチェーン(供給連鎖)を流れる。
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                   第134回   
    ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★    
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  人生・企業・社会の共通のマネジメント原理~      
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   『天命に目覚める』
 
おはようございます。
今日もメルマガお読みいただき、
ありがとうございます。
2月16日新潟の「うちの実家」という
コミュニテイカフェの原点を見学してきました。
 
認知症・精神障害・高齢者の方、
誰かに役立つことに喜びを感じる市民、
助ける人と助けれる人を意識させない人と人のつながる場。
 
ひとりの女性、、新潟のマザーテレサ河田桂子さんが始めた
事業が草の根の広がりを見せ、
新潟で3000ケ所、
全国に広がりつつあります。
 
社会事業の原動力は何かと問われた河田さん、
「転んでいる人を放っておけないから」と答えました。
 
本来誰にもある「仁・誠・愛」を
彼女は正直に行動に移した。
 
社会事業家として
すぐれた戦略や効果的行動指針を生んでいる。
 
天命に目覚めた人。
 
さて、
●今週のテーマ
====================
1.天命に目覚める
2.政府と企業そして市民
3.サプライチェーンのアーキテクチャー(EA:企業構造)      
====================
 
1.天命に目覚める 
 
■現状に満足できない人、
私心ではなく人が喜ぶことをやりたいと言う人。
 
大切なのは「志」ですね。
 
「志」は「気力」から生まれると言う。
 
■気力とは、
その人の生を実現しようとする大自然の
創造的なエネルギーです。
 
日常生活の雑多なことに反応して心を奪われないように
心静かに瞑想し、気力を養い志を強く持つ。
 
天命に目覚める。
 
■安岡は瞑想する効用を説く。
 
志を持ち、
必ず実現しようと何ものかを念頭に置いて
発想せよと。
 
与えられたものではなく、
あなたの内なる心が
実現せずにおかないという気迫を生むという。
 
■誰か他人に動機づけられたものではない。
心の声を聞けと。
 
戦前戦後を通じて教育界に又実業界に
実践を通した人間作りを指導した
森信三は言う。
 
天命に目覚めた人間は
その課題が成就するまでは、
天がその人を生かしておくものだと。
 
人も企業も社会の中での役割と位置付け
を認識することがマネジメントに必要だと
ドラッカーも言っています。
 
天命とは自分の役割と位置付けを
確認すること。
 
2.政府と企業そして市民
 
■前回、
資本が主役であった時代が終わると
ドラッカーの観察を紹介しました。
 
供給者である企業や政府が主役であった時代から
需要者である市民が主役になる時代に変わると。
 
別な言い方をすれば纏まったカネが社会を形成する時代から
人が社会を形成する時代に戻ると言えますね。
 
■人類が長い間、慣れ親しんでいた人と人との共同体による
社会問題への解決を政府に依存するようになった近代社会
が機能しなくなった。
 
政府への過剰な期待は抱かない方がいい。
政府には政府にしかできない役割がある。
 
一方、資本主義社会の中の企業は
市場において短期的な問題解決をするに過ぎない。
 
■政府と企業と言う2つのセクターと
受け身の市民からなる社会から、
 
市民が政府と企業に対して対等に相互の役割を果たす
NPO(非営利組織)として
第3セクターが注目されています。
 
政府と企業の役割が及ばない社会問題を解決する機関として
市民セクター、NPOがこれから
社会のイノベーションを担うかもしれないですね。
 
■もちろん、
政府なしでやっていけない。
企業なしでやっていけない。
しかしこれだけでやっていけない時代が来ています。
 
市民によるNPOのマネジメントが新しい時代を
つくるなら
市民による市民のための
健全なマネジメント教育が必要になりますね。
 
 
3.サプライチェーンのアーキテクチャー(企業構造)
 
■IT(情報技術)業界で有名な
仕事の構造に関してザックマンモデルの
エンタープライズ・アーキテクチャー
(EA:企業構造)というのがあります。
 
エンタープライズは企業だけではない。
社会事業も含まれる。
 
EAは縦横の5行6列の表(マトリックス)で
企業の仕事の構造を表現します。
 
企業の仕事を上手く進める、段取りをするときに
全体を俯瞰し、
目的や要件を全体から詳細に展開します。
 
「木を見て森も見る」必要があるとしています。
 
■ます鳥瞰から虫瞰までの高度の応じた目を
すなわち仕事の視点を5つ持てと。
 
全体を計画する者の視点:計画者
仕事の依頼者視点:オーナー、又は顧客
役割を決める者の視点:設計者
リーダーの視点:製造者
現場で行動する者の視点:作業者
 
そして行動において「5W1H」6つの明確にすべきことがあると。
 
何を行うか:構成要素(WHAT),
どうするか:機能(HOW),
どんな立場で:位置付け役割(WHERE)、
誰が:主体(WHO),
いつ:時間(WHEN),
なぜ:動機(WHY)
 
オーナー視点から作業者視点までの
「森を見て木を見る」の5行の横軸と
行動を決める「5W1H」の6列の縦軸からなる
仕事の構造(アーキテクチャー)が
いわゆるザックマンモデルと言われるものです。
 
■「顧客の顧客の顧客」という人と人との
ドラッカーの社会生態学的な経済連鎖構造モデルも
ザックマンのEAモデルで表現することも
可能です。
 
すなわち、「仕事」(企業)とは、
 
★社会に貢献する使命を持つ人が(WHO)が
★役割と位置付けが明確にされた組織で(WHERE)で、
★資源を顧客満足に変換する業務連鎖を、
現実の成果を反省しながら(HOW)
★やるべき仕事(WHAT)を常に考え点検して、
★顧客満足という外の成果を上げるために(WHY)、
★時間軸に(WHEN)行動を落とし込むこと
 
と定義できます。
新潟の河田桂子さんのコミュニテイカフェの事業の
アーキテクチャーは、
 
「転んだ人をほっとけない人達が(WHO)」
「人と人がお互いに助け合う場(WHERE)で」
「人の誠を生きる喜びに変換し(HOW)」
「孤立しない配慮をしながら(WHAT)」
「助ける人も助けられる人も満足するように(WHY)」
「時間を決めて常設運営する(WHEN)」
 
仕組みだと言えますね。
 
次回は
ザックマンモデルと社会生態学的モデル
を総括し、
サプライチェーンモデルで仕事をモデル化するメリット
について考えます。
今岡善次郎のオリジナルですよ。
期待して下さい。
 
(次回に続く)
 
 
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知識・見識・胆識

2010年12月20日 11:23

 

 
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   『知識・見識・胆識』
 
おはようございます。
今日もメルマガお読みいただき、
ありがとうございます。
車椅子 君のまわりに 笑い声
病室の外 家族の集い
 
12日日曜日、
別々に暮らしている私の家族が
妻のいる病院で一同に会しました。
 
孫のいる長男の家族、長女の夫婦、次女夫婦
クリスマスのこの時期の行事になったようです。
 
さて、
●今週のテーマ
====================
1.知識・見識・胆識
2.資本主義の後に来るもの
3.社会生態学とサプライチェーン          
====================
 
1.知識・見識・胆識
 
■以前
徳性、知能、技能、習慣
という人間の特質を紹介しました。
 
もう1つ別の切り口で、恐らく知力に関して
人間の実務能力として
3つ上げられるという。
 
知識:人の話や書物など外部から入る他人の考え。
見識:外部の考えに自分の経験が加わった自分の考え。
胆識:さらに決断し実行するまで高められた考え。
 
■メルマガ読者の皆さまにとって
私からの情報は一つの知識なのか、
あるいは自分の経験として共振して
見識として受け取ってもらえるか。
 
知識から見識になるには
自分の経験の中に思い当たる共通の考えが
あるときに限られる。
 
私にとってこのメルマガは
先哲の知識を見識に胆識にする
プロセスでもあります。
 
■以前のメルマガでも触れましたが
ドラッカーの影響を受けたジムコリンズが調査した
マネジメント成功の要因は
経営陣の人間としての特質だった。
 
「謙虚さと職業人としての熱意」
という一見東洋的で変哲もない資質を上げています。
 
■知識、見識、胆識も
知力、徳性、技能も、
戦略、精神、行動も
 
三識というシンプルな人間の特質で
マネジメントの原理が説明できるような
気がします。
 
 
2.資本主義の後に来るもの
 
■ドラッカーはマネジメントを発明した人として
資本主義の推進者と見る人もいます。
 
実際はそうではありません。
社会貢献型NPO(非営利組織)や政府機関の
マネジメントにも多くの貢献をしています。
 
■経営陣が多額の報酬を得て
大量のレイオフをする資本主義に批判的だった。
 
1930年代の資本主義が所得格差を生み、
ヒトラーを生み、共産主義のファシズムを生むことを
事前に心配していた。
 
■資本主義には批判的であったが
自由市場経済は統制経済よりましであると思っていた。
 
市場経済は変わりつつある。
メーカーや政府という供給者が支配していた市場から
消費者や市民という需要者が主役になりつつある。
 
又、
地域や国内市場主体からグローバル市場が
混在し市場は多様化しつつある。
 
■メーカーや行政府に受け身で対応するのではなく、
消費者として市民として自律して生きる力
そして、
世界経済と繋がっている地域経済の中で
激動に耐える力を
養う。
 
ドラッカーのマネジメントは
企業の為のものだけではなく、
 
一人ひとりがどう生きるか
どう仕事をするかのヒントを与えるもの
それが彼の狙いだったと言えます。
 
だから資本主義の後でも
役立つ原理です。
    
 
3.社会生態学とサプライチェーン
 
■一つひとつの企業は経済連鎖の中の
一つの「環」として
あるいは「網の目」として
定義できると言いました。 
 
ドラッカーの言う経済連鎖は本セミナーの
サプライチェーン(供給連鎖)と
同じコンセプトと言って良いでしょう。
 
自分の仕事は会社の誰かのために行い、
誰かから別の誰かのために、
そして、どんな会社であれ、
会社の顧客である社外の人に製品やサービスで貢献する。
 
従業員も仕入先も、顧客も、代理店も、銀行もすべてが経済連鎖
となって社会に貢献する仕組みが仕事の構造といえます。
 
■社会における経済活動のマネジメントとは、
業務の繋がりをマネジメントすることなのです。
 
在庫というストックは
業務の繋がりにおける滞留、あるいは待ち時間です。
 
だから在庫と業務(機能)というストックとフローが交互に
連鎖した経済連鎖、
すなわちサプライチェーン(供給連鎖)を
マネジメントすることが仕事の定義でもあります。
 
■サプライチェーンのもう一つの見方は
需要者と供給者、つまりデマンドとサプライが対になって、
購買と営業という2種類の企業間インターフェース
によってつながっているというという点です。
 
社会生態学的表現をすれば
デマンドとサプライによって需要者と供給者は
売り買いする取引、すなわちモノとカネを交換することで
共生していると言えます。
 
さらに言えば
サプライチェーンは企業と企業のつながりであるだけではなく、
金銭の交換はなくても依頼書というデマンドでサプライが行われる
企業内の部門と部門のつながりでもあります。
 
サプライヤー、メーカー、卸、小売、消費者とのつながりと
設計、調達、製造、販売という社内の部門間のつながりも
需要と供給のつながり、顧客の顧客の、その又先の顧客
とのつながりをモデル化します。
 
どんな小さな仕事でも顧客に貢献する仕事として
つながっているのです。
 
■このような連鎖を考えると、
東洋的な「一隅を照らす」という表現は、
ドラッカーの社会生態学的な「経済連鎖」と重なります。
 
「資源を顧客満足に変換する経済連鎖」と言う場合の
「資源」とは原材料や部品などモノだけではなく、
カネやヒト、情報や知識など社内社外から国内国外から
グローバルな資源をすべて含みます。
 
バーチャルで、グローバルな経営資源を使った経済連鎖の中で
社会の一人ひとりに貢献する仕事をどのように設計するか。
 
そして、
「どのようにして成果を上げるか」の問いへの答え
がサプライチェーン・マネジメントです。
 
次回は
IT業界の人は聞いたことがあると思いますが、
企業を建築物(アーキテクト)として見る
エンタープライズ・アーキテクチャー(EA)で
サプライチェーン・マネジメントを
やさしく解説します。
 
(次回に続く)
 
 
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今日もメルマガお読みいただきありがとうございます。
 
今岡善次郎
 
 
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の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
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 ~社会生態学的 俯瞰的 マネジメント モデルが開く 
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孫のいる長男の家族、長女の夫婦、次女夫婦
クリスマスのこの時期の行事になったようです。
 
さて、
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====================
1.知識・見識・胆識
2.資本主義の後に来るもの
3.社会生態学とサプライチェーン          
====================
 
1.知識・見識・胆識
 
■以前
徳性、知能、技能、習慣
という人間の特質を紹介しました。
 
もう1つ別の切り口で、恐らく知力に関して
人間の実務能力として
3つ上げられるという。
 
知識:人の話や書物など外部から入る他人の考え。
見識:外部の考えに自分の経験が加わった自分の考え。
胆識:さらに決断し実行するまで高められた考え。
 
■メルマガ読者の皆さまにとって
私からの情報は一つの知識なのか、
あるいは自分の経験として共振して
見識として受け取ってもらえるか。
 
知識から見識になるには
自分の経験の中に思い当たる共通の考えが
あるときに限られる。
 
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先哲の知識を見識に胆識にする
プロセスでもあります。
 
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ドラッカーの影響を受けたジムコリンズが調査した
マネジメント成功の要因は
経営陣の人間としての特質だった。
 
「謙虚さと職業人としての熱意」
という一見東洋的で変哲もない資質を上げています。
 
■知識、見識、胆識も
知力、徳性、技能も、
戦略、精神、行動も
 
三識というシンプルな人間の特質で
マネジメントの原理が説明できるような
気がします。
 
 
2.資本主義の後に来るもの
 
■ドラッカーはマネジメントを発明した人として
資本主義の推進者と見る人もいます。
 
実際はそうではありません。
社会貢献型NPO(非営利組織)や政府機関の
マネジメントにも多くの貢献をしています。
 
■経営陣が多額の報酬を得て
大量のレイオフをする資本主義に批判的だった。
 
1930年代の資本主義が所得格差を生み、
ヒトラーを生み、共産主義のファシズムを生むことを
事前に心配していた。
 
■資本主義には批判的であったが
自由市場経済は統制経済よりましであると思っていた。
 
市場経済は変わりつつある。
メーカーや政府という供給者が支配していた市場から
消費者や市民という需要者が主役になりつつある。
 
又、
地域や国内市場主体からグローバル市場が
混在し市場は多様化しつつある。
 
■メーカーや行政府に受け身で対応するのではなく、
消費者として市民として自律して生きる力
そして、
世界経済と繋がっている地域経済の中で
激動に耐える力を
養う。
 
ドラッカーのマネジメントは
企業の為のものだけではなく、
 
一人ひとりがどう生きるか
どう仕事をするかのヒントを与えるもの
それが彼の狙いだったと言えます。
 
だから資本主義の後でも
役立つ原理です。
    
 
3.社会生態学とサプライチェーン
 
■一つひとつの企業は経済連鎖の中の
一つの「環」として
あるいは「網の目」として
定義できると言いました。 
 
ドラッカーの言う経済連鎖は本セミナーの
サプライチェーン(供給連鎖)と
同じコンセプトと言って良いでしょう。
 
自分の仕事は会社の誰かのために行い、
誰かから別の誰かのために、
そして、どんな会社であれ、
会社の顧客である社外の人に製品やサービスで貢献する。
 
従業員も仕入先も、顧客も、代理店も、銀行もすべてが経済連鎖
となって社会に貢献する仕組みが仕事の構造といえます。
 
■社会における経済活動のマネジメントとは、
業務の繋がりをマネジメントすることなのです。
 
在庫というストックは
業務の繋がりにおける滞留、あるいは待ち時間です。
 
だから在庫と業務(機能)というストックとフローが交互に
連鎖した経済連鎖、
すなわちサプライチェーン(供給連鎖)を
マネジメントすることが仕事の定義でもあります。
 
■サプライチェーンのもう一つの見方は
需要者と供給者、つまりデマンドとサプライが対になって、
購買と営業という2種類の企業間インターフェース
によってつながっているというという点です。
 
社会生態学的表現をすれば
デマンドとサプライによって需要者と供給者は
売り買いする取引、すなわちモノとカネを交換することで
共生していると言えます。
 
さらに言えば
サプライチェーンは企業と企業のつながりであるだけではなく、
金銭の交換はなくても依頼書というデマンドでサプライが行われる
企業内の部門と部門のつながりでもあります。
 
サプライヤー、メーカー、卸、小売、消費者とのつながりと
設計、調達、製造、販売という社内の部門間のつながりも
需要と供給のつながり、顧客の顧客の、その又先の顧客
とのつながりをモデル化します。
 
どんな小さな仕事でも顧客に貢献する仕事として
つながっているのです。
 
■このような連鎖を考えると、
東洋的な「一隅を照らす」という表現は、
ドラッカーの社会生態学的な「経済連鎖」と重なります。
 
「資源を顧客満足に変換する経済連鎖」と言う場合の
「資源」とは原材料や部品などモノだけではなく、
カネやヒト、情報や知識など社内社外から国内国外から
グローバルな資源をすべて含みます。
 
バーチャルで、グローバルな経営資源を使った経済連鎖の中で
社会の一人ひとりに貢献する仕事をどのように設計するか。
 
そして、
「どのようにして成果を上げるか」の問いへの答え
がサプライチェーン・マネジメントです。
 
次回は
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株式会社ビジダイン
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東京農工大大学院客員教授
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 
 

深沈厚重(しんちんこうじゅう)

2010年12月13日 10:11

 

 
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。モノもカネも情報も
人と人との連鎖であるサプライチェーン(供給連鎖)を流れる。
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                   第132回   
    ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★    
 ~社会生態学的 俯瞰的 マネジメント モデルが開く 
  人生・企業・社会の共通のマネジメント原理~      
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   『深沈厚重(しんちんこうじゅう)』
 
おはようございます。
今日もメルマガお読みいただき、
ありがとうございます。
私を含めて認知症など社会的弱者を介護する人は
長い介護期間に孤立し、
仕事・健康・社会生活において困難を極めます。
 
介護する人をケアすることを目的に活動する組織
NPO法人介護者サポートネットワークセンター・アラジン 
の理事会に監事として参加しました。
 
設立10年で社会的ニーズが一層高まり、
注目集めています。
 
理事始めスタッフの皆さんの現場で一人ひとりに
対応する真摯な活動に頭が下がります。
 
ありがとうございます。
 
さて、
●今週のテーマ
====================
1.深沈厚重(しんちんこうじゅう)
2.金融業のサプライチェーン
3.サプライチェーンとしての仕事の構造   
====================
 
1.深沈厚重(しんちんこうじゅう)
 
■「深沈厚重は是れ、第一の資質なり」
(中国古典、明の時代の呂心呉より)
 
目立たなく中身のある人間が
第一級の人物であるということです。
 
そして気概があり勇気のある人物は
第二級の人物であり、
 
聡明才弁(頭が良くて話がうまい)人物は
第三級の人物だという。
 
■常識的に皆が認識していること、
人材教育の目的は如何に第二第三の人物を
目指すかということだった。
 
学校教育でも、
米国流ビジネススクールでも、
デベートという論理と言葉(聡明才弁)の
力をつける人材開発が目的だった。
 
第三級のマネジメント教育ということになりますね。
 
■ドラッカーの門下生を自任する
ジム・コリンズによると、
 
低迷する企業を偉大な企業に(GOOD TO GRATE)飛躍させた
マネジメントは第五水準の指導者に率いられている
ことを多くの事例から導いた。
 
ちなみに
第一水準は有能な個人
第二水準は組織で働ける個人
第三水準は有能な管理者
第四水準は有能な経営者
だそうです。
 
■第5水準の指導者とは
「個人としての謙虚さと職業人としての意思の強さ」
を持つ人だそうです。
 
頭の良さや話がうまい人ではない。
 
まさに深沈厚重の人が
第5水準の人なのです。
 
どうやら目立たないということ、
私心を持たないで社会に貢献すること、
これが組織で事を成すには必要な資質の一つと言えますね。
 
 
2.金融業のサプライチェーン
 
■製造業や流通業と同じように
金融業もサプライチェーンで考えることができます。
 
預金と言う外部資源を集めて外部の顧客に貸し付けという
資金価値に変換する。
 
これが銀行業の基本的なビジネスモデルだった。
 
ところが
低成長時代になるとイノベーションなしでは
立ちゆかない。
 
ATMの手数料や外貨の売買(為替)、リース業など
サービス収入に依存せざるを得なくなっている。
 
ところが
サービス業の手数料などたかが知れている。
 
そこで始めたのが自己勘定という
国債や株式への投資ビジネスへの参入であり
堅い銀行によるギャンブルであった。
 
国債は元本保証と言うけれど金利によって
増減する。
国家財政の破綻というリスクもある。
 
■先進国の経済が低成長になって
従来型の外部から外部への金融商品のサプライチェーンが
機能しなくなった時、
 
金融業も他の産業と同じように
従来型の需要が減退すると3つしか道が無い。
 
・今までどおりのやり方で衰退するか
・別の産業にとって代われるか
・自らに対して創造的破壊者になるか。
 
 
■内部勘定によるギャンブルが
金融商品を不良在庫とするリスクが高まる。
 
ドラッカーによれば
どんな産業も成果は外にある。
 
外部の顧客に貢献できなければ
組織は繁栄できないし、
社会のニーズにこたえることができなければ
生き延びることもできない。
もしかしたら国家財政の一部となって
金融システムもろとも破壊されて、
そのあとに新しいイノベーションが
起こるかもしれないですね。
    
 
3.サプライチェーンとしての仕事の構造
 
■サプライチェーン(供給連鎖)とは
仕事の構造の一つのモデルと言いました。
 
前回「屋台のオヤジの仕事」の事例を話しました。
 
仕事の構造とは何か?
 
その前に仕事とは何か、
成果とは何か、
マネジメントとは何か、
という問いについて考えることにしましょう。
 
■こういう問いに対しては、
マネジメントを発明したと言われる
ピーター・ドラッカーから答え
をもらいましょう。
 
「仕事の成果は外にある」
「企業は社会の機関である」
「企業とは社会の資源を社会である顧客価値に変換する
経済連鎖の一つの環である」
 
■これらのメッセージから言えることは、
どんな仕事であれ、
資源としての人が、
人である社会に貢献することが仕事であるといえます。
 
ドラッカーのマネジメントの基本は
ドラッカーが繰り返し言っているように
「顧客は誰か」
「事業は何か」
を常に問うことが「マネジメント」なのです。
 
変転する社会の中にあって、
人に誠意を尽くし、何が求められるか考える。
内側、自分だけの満足は仕事にならない。
仕事とは「私」ではなく、
「公」であると。
 
一人で自己満足で行う行為以外、
人の為に行うこと、
経済的な動機とは限らないことは仕事と言えます。
 
そして
「資源を顧客満足に変換する経済連鎖」であり
サプライチェーンの構造になっていると言えます。
 
経済連鎖とは「顧客の顧客、その又顧客・・・」
という人や組織のつながりの連鎖です。
 
次回は
サプライチェーンを東洋的視点、
社会生態学的視点で掘り下げます。
お楽しみにして下さい。
(次回に続く)
 
 
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初心を尋ねる

2010年12月 6日 12:46

 

 
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
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   『初心を尋ねる』
 
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11月26日金曜日コミュニテイカフェ全国連絡協議会
交流会・講演会に参加し、すばらしい事例を
知りました。
http://blog.canpan.info/com-cafe/
 
孤独になりがちの障害者や介護者が市民とともに
人と人とがつながるほっとする場所、
コミュニテイカフェのコンセプトは
人と人との共生の場所ですね。
 
28日日曜日参加した
若年性認知症家族会彩星(ほし)の会 定例会は
介護家族のお茶とお菓子を挟んだ交流会でした。
まさにコミュニテイカフェでしたね。
 
さて、
●今週のテーマ
====================
1.初心を尋ねる
2.普通の人間に普通以上のことを
3.組織のサプライチェーン  
====================
 
1.初心を尋ねる
 
■事窮(きわ)まり、勢い縮まるときは
当に(まさに)その初心を尋ねるべし。
 
中国の古典「菜根譚(さいこんたん)」
が出典です。
 
困難にあって行き詰ってしまい、
勢いも縮んで意気が上がらずペシャンコに
なった時どうするか。
 
■そんな時、
へこたれず元気であった初心を思い起こせと。
 
志を持って始めた時に戻れと。
 
そうすれば新しくまた出直すことができる。
 
■ジム・コリンズが
「ビジョナリ―・カンパニー2飛躍の法則」
で言っています。
 
人も組織も必ず困難にぶつかる。
 
成功を左右するのは
困難にぶつかるかぶつからないかは関係ない。
 
困難にどう対処するかだ。
 
ペシャンコにつぶれるか、
逃げるか、
現実を受け入れて冷静に成すべきことを考えるか。
 
■どれほど困難にぶつかっても
初心に戻って最後には必ず勝つという確信を失わない。
 
同時に自分が置かれた現実の中で
もっとも激しい事実を直視すべしと。
 
冷静に座禅を組んで
成すべきことを考え続けることである。
 
2.普通の人間に普通以上のことを
 
■どんな組織でも人が最も重要な経営資源である、
というよりも組織は人そのものですね。
 
ところがトップが組織を自分と同一視すると
どうなるか。
成功の原因は自分の能力だと見なす。
 
■かって働き手のほとんどが肉体労働者だった時代、
テイラーの科学的管理法が成果を上げました。
 
働き手の知識や技能の面で突出した
能力や個性はむしろじゃまだった。
 
トップや管理者の知識や技能が成果をあげた。
働き手は手足でよかった。
 
■オーケストラの優れた指揮者は
各演奏者とのコミュニケーションを深め、
潜在能力を高めると言う。
 
成果を上げるのは
マネジメントの対人能力である。
 
普通の人間に普通でないことを行って
もらう必要があるのです。
 
■ドラッカーから学んだジム・コリンズが
普通の企業から偉大な企業な企業になった共通点を
調べた。
 
同じ情熱を持つ人間が「バス」に乗り、
違和感を持つ人間が「バス」を降りるという。
 
ドラッカーに言わせると、
優れた組織を作り上げる鍵は
働き手の潜在能力を信じて、それを発見し、
伸ばすことに時間をかけることが大事だと。
 
バスを降りる前に
コミュニケーションが必要なのです。
 
強制的な動機づけや圧力ではなく、
自発的自律的な情熱が
普通の人間に普通でないことを
行わせるというのです。
   
 
3.組織のサプライチェーン
 
■太郎さんが一人で経営する屋台の仕事の構造は、
企業など組織の仕事の構造と同じです。
 
購入、準備、制作、納品、販売、入金という
供給連鎖(サプライチェーン)となっています。
サプライチェーンを経由して、
現金が出てから再び現金が入るまでの仕事の構造ですね。
 
 
このとき、
購入、準備、制作、納品、販売、入金という
ストック(保管)と、
購買、加工、組立て、販売出荷、資金回収という
フロー(流れ)の
2種類がサプライチェーン上に交互に連鎖するように
仕事をモデル化します。
 
■企業の組織は
購買部、制作部門、販売部、出荷(倉庫)、
資金部という機能で構成され、
フロー(流れ)に重点をおいてマネジメントされているのが
普通です。
 
ストック(在庫)は機能組織の
境界に存在して部門別責任から隠れてしまいます。
 
■ところで、儲かる屋台のおやじと儲からないおやじは
どこが違うのでしょうか?
 
 
儲けるには単純に
安く買い、
安く作り、
沢山売ることと
考えますよね。
 
しかしこの3つを満たすだけでは
儲からないオヤジとなってしまいます。
 
安く買うためにまとめ買いする。
安く作るために一度に多く作る。
沢山売るために、品揃えと作りだめする。
 
3つのことをそれぞれに一生懸命に頑張れば頑張るほど
廃業に追い込まれます。
 
このように、
購入のみ効率化しようと安く買うため食材をまとめ買いする。
効率的に手間のかからないように作りだめする。
 
すると在庫が増え、冷蔵庫やスペースもかさみます。
在庫が増えると、保管、取り出し、鮮度低下、
売れ残りなど発生し、全体の流れが停滞してしまいます。
 
■儲かるためにはどんな問題を解決しなければいけないか?
 
どうすればモノが滞留しないか?
 
個別の効率だけ追わない。
滞留しないように作業を統合して連続作業にする。
仕事を大きくまとめない。
段取など時間を大切にする。
 
これらは縦割りの官僚システムからではなく、
横串の連携でしかできません。
 
ところがほとんどの企業では、
機能組織で運営されはフロー中心です。
 
フローは組織に分解できるけれど
ストックは組織に分解できません。
 
購買はまとめ買いで効率化、生産はロット生産で効率化、
販売は売上至上主義、
 
これらはすべてフローですね。
 
現金、材料在庫、中間品在庫、完成品在庫、債権残高という
ストックは、貸借対照表上の資産勘定にはなりますが
 
損益計算の利益にはなりません。
 
だから
機能別分業で企業組織がマネジメントされている
現状ではストックへのマネジメントの焦点がボケてきます。
 
ストックはフローとフローの間、
すなわち、組織と組織の間に存在するからです。
 
太郎さんの屋台が繁盛するためには、
彼は客のことを考え、メニューを考え、
材料仕入れから、料理、注文取り、冷蔵庫の在庫や
財布の中身まで全体の流れを考えなければなりませんね。
 
ストックとフローが交互に連鎖する全体を俯瞰しないと
儲かりません。
 
■一人で屋台経営する太郎さんには
直感的にわかることでも
組織になると一人ひとりが
下を向いた効率のみ追求して全体の流れの効果を
見なくなってしまいます。
 
サプライチェーン・マネジメントとは
連鎖する業務であるフローとフローの間に存在する
ストックに注目して
全体の流れを作る(経営改善する)ことと言えます。
 
経営システムと機械部品の集まりと見るのではなく
流れを生命とみる有機的システムと見ることが
経営改善なのですね。
 
これはドラッカーの
社会生態学マネジメント観と同じです。
 
次回は
屋台の事例から経営を一般化して
ドラッカーの知見を取り入れてマネジメントに切り込みます。
(次回に続く)
 
 
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今日もメルマガお読みいただきありがとうございます。
 
今岡善次郎
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