P.F・ドラッカーに学ぶ人生・起業・社会設計のすすめ|今岡善次郎のマネジメント・メルマガ

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朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり

2010年8月24日 22:42

 

人も組織も、社会である外部の資源を、社会である外部の価値に
変換する経済連鎖の一つの環です。
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。
それがサプライチェーン(供給連鎖)であり、そのイメージを
表現した球形の網の結び目が宝石となっている古代インドの 
「インドラの網(ネット)」は供給連鎖モデルと考えられます。
◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
                   第114回   
                            
    ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★    
 ~P.F・ドラッカーの社会生態学的経済連鎖モデルが開く 
  人生・企業・社会の共通のマネジメント原理~      
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
 
   『朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり』
 
■おはようございます、今岡善次郎です。
 
8月3日長女と、
入院中の妻に結婚パーティの報告を兼ねて
面会しました。
 
7月31日
嫁ぎ先の代官山で開催された長女の結婚パーティは、
司会もなくスピーチもなく何人来たかもわからないという
とてもユニークなイベントでした。
 
花婿の両親と友人達の手作りの演出のもと
夜通し盛り上がりました。
 
花嫁の父として人と人とのつながりを広げるパーティに
感激しました。
 
ありがとうございます。
 
花婿のお父さんがブログで紹介して頂きました。
 
さて、
●今週のテーマ
====================
1.朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり
2. 電話を恐れぬ方法セミナー 
====================
 
1.     朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり
 
■個人でも組織でも何事か成すことは
「生命」の動機であるという。
 
仕事でも学問でも芸術でも
「朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり」(論語)
(成すべきことが成果を上げれば死んでも言い)
という気構えが必要なのだ。
 
■仕事に思いを込めることは
自分のためではなく人のために何かをすることである。
 
命をかけてする仕事とは何か。
 
「仕事は祈り」ともいう。
 
■京都大学医学部の外科医に青柳教授という人がいた。
 
多くの患者の命を救った。
 
「青柳教授の執刀ぶりは神業だ」と言われた。
 
青柳教授は
「手術は祈りである」と言った。
 
最近の脳神経外科医にも技術や理論ではなく
思いを込めることで素晴らしい仕事をする先生がいる。
 
■仕事の成功の原理が精神の領域にある。
 
外科医の秘訣はあらゆる仕事に当てはまる。
 
仕事こそ人生を内容付け、
人生の目的や価値を決める。
 
仕事にベストを尽くすこと、
顧客に思いを馳せることと使命とする。
そしてそれが人生の感動になり幸せの元になる。
 
それを端的に言っているのが
「朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり」(論語)
ですね。
そこにあるのは悲想観ではなく感動です。
 
ドラッカーの仕事観も同じですね。
 
 
2.電話を恐れぬ方法セミナー
 
■1882年ドイツで企業トップ向けの経営セミナーが
始めて開催された。
 
テーマはなんと、
「電話を恐れぬ方法」だったと言う。
 
電話が経営に役立つことは分かっていたが、
企業トップ自ら使うには抵抗があった。
 
今のIT(情報技術)と同じかもしれない。
 
■電話もITも、
自動車やテレビと同じく
経済連鎖の中の一つの環である企業のアウトプットであり
最終顧客の価値そのものではない。
 
最終価値は感動であり、面白さであり、便利さです。
 
■パソコンやインタ―ネット技術も
専門分野のスキルも、
官僚組織も
 
顧客価値を生む経済連鎖の環であり、スキルであり、
そしてそれらは道具に過ぎない。
 
何に使う道具がわからない時、人は道具に恐れる。
 
■恐れを感じない方法、
それは、
その道具が人間にとってどんな価値があるのか
と問うことです。
 
電話もコンピュータも専門家の知識も
人の役に立たないで道具が目的になる限り必要にないものです。
 
道具に恐れないために必要なのは、
それは誰のどんな問題を解決するのかと問うことです。
 
本日もメルマガ読んで頂きありがとうございます。
 
今岡善次郎
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株式会社ビジダイン
http://www.bizdyn.jp/
東京農工大大学院客員教授
多摩大学大学院客員教授
http://www.tuat.ac.jp/~rmmot/about/prof/imaoka.html
http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33
----------------------------------------------------------------
部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。

心、古教を照らす

2010年8月17日 21:56

 

人も組織も、社会である外部の資源を、社会である外部の価値に
変換する経済連鎖の一つの環です。
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。
それがサプライチェーン(供給連鎖)であり、そのイメージを
表現した球形の網の結び目が宝石となっている古代インドの 
「インドラの網(ネット)」は供給連鎖モデルと考えられます。
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                   第113回   
                            
    ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★    
 ~P.F・ドラッカーの社会生態学的経済連鎖モデルが開く 
  人生・企業・社会の共通のマネジメント原理~      
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
 
   『心、古教を照らす』
 
■おはようございます、今岡善次郎です。
 
民主党が参議院選挙で大敗して
菅政権がバッシングされている。
 
誰が政権を取っても長続きしないので
問題山積なのに全てが先送りになる。
 
国家財政破綻に向かって
マスコミも国民も
何か大きな空気に動かされているとしか
言いようがありません。
 
こんなときでも
国民として一人ひとりが何か役割が
あるはずですね。
 
さて、
●今週のテーマ
====================
1.心、古教を照らす
2.失業は所得より大事なものを失う 
====================
 
1.心、古教を照らす
 
■ドラッカーや安岡正篤を読んで
そのメッセージを理解すると、
心が明るくなる。
 
それを
「古教、心を照らす」というのだそうです。
 
しかし、それはあくまで受け身であって、
自分のものではない。
 
■大事なことは、
「心、古教を照らす」こと。
つまり自分の心で人の教えを現実の世界で利用すること
と私は捉えます。
 
単に知識のために本を読むのではなく、
何かを成すために本を読む。
 
■安岡正篤が繰り返し述べているのは
「志」を持つことが学問の目的であるということです。
 
私利私欲のために学ぶのではなく
社会のために大業を計るために学ぶのであると。
 
■米国の
ビジネススクールのマネジメント教育の目的は、
個人の私利私欲のためにあると言われる。
 
個人の能力やスキルを磨くことに
主眼があると。
 
安岡正篤もドラッカーもマネジメントの目的は
「社会の人々」への貢献であると
言っています。
 
すなわち志を持つこと。
志を持ってドラッカーや安岡が求めたものを
我々もまた学ぶ。
 
それが「心、古教を照らす」
の意味ですね。
 
  
 
2.失業は所得より大事なものを失う
 
■日本経済は欧米経済から
アジア経済への依存にシフトしつつあります。
 
20世紀の終わり、
10年前のアメリカで製造業の海外移転という
グローバル化に反対するデモが起こった。
 
製造業の失業者が増えていることが背景にありました。
 
■雇用を輸出するグローバル化を進める動きは
日産のマーチがタイに生産移転して
日本に逆輸入する動きに典型的に現れています。
 
マルクス社会主義の企業悪者論に対して
ドラッカーは企業こそが社会の問題を解決するという
考え方への批判的見方もありました。
 
■企業が海外進出して失業を増やすという問題に対して
マルクス社会主義で企業をバッシングしても
何も解決しない。
 
問題を解決することより、
問題を定義し直さなければならない。
 
問題は
失業は所得を失うことより、所得よりも大事なものを
失うことであると
ドラッカーは言います。
 
■所得より大事なものは何か。
 
ひとり一人も組織も、
本当に必要なものは
役割と位置付け、社会的地位だというのが
ドラッカーの味方です。
 
自分の存在が、企業の存在が、組織の存在が
どんな意味を持つのかを問うことである。
 
昨日の問題解決では今日の痛みは消えない。
 
本日もメルマガ読んで頂きありがとうございます。
 
今岡善次郎
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株式会社ビジダイン
http://www.bizdyn.jp/
東京農工大大学院客員教授
多摩大学大学院客員教授
http://www.tuat.ac.jp/~rmmot/about/prof/imaoka.html
http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33
----------------------------------------------------------------
部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。

早朝の効用

2010年8月10日 11:19

 

人も組織も、社会である外部の資源を、社会である外部の価値に
変換する経済連鎖の一つの環です。
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。
それがサプライチェーン(供給連鎖)であり、そのイメージを
表現した球形の網の結び目が宝石となっている古代インドの 
「インドラの網(ネット)」は供給連鎖モデルと考えられます。
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                   第112回   
                            
    ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★    
 ~P.F・ドラッカーの社会生態学的経済連鎖モデルが開く 
  人生・企業・社会の共通のマネジメント原理~      
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   『早朝の効用』
 
■おはようございます、今岡善次郎です。
 
気功を始めて4年目です。
 
太極拳とも繋がる中国4000年の歴史を持つ「気功」は
座禅やヨガと同じで
呼吸を通して自分の生命を
大自然と一体化してくれるような気がします。
 
まだまだ修行が足らないが、
気功を知らない以前の自分と
気功が習慣になった今の自分の違いを感じます、
 
さて、
●今週のテーマ
====================
1.早朝の効用
2.製造業が変わる 
====================
 
1.早朝の効用
 
■現代人は早朝を失いつつある。
 
もったいないですね。
 
私は独り暮らし始めた2年前から
前夜に飲み会がない限り、
早朝を
気功に活用していますよ。
 
朝はさわやかで、
情緒的にも素晴らしく
大脳がもっとも効率的に働く時間です。
 
■若いころの安岡正篤は
4時半起床を日課にしていて
庭に出て真剣で素振りをして
 
机に向かったそうです。
 
安岡の著作にも朝の話が多い。
 
■中国清朝末、
「太平天国の乱」から中国を救った政治家に
曾国藩(そうこくはん)という人がいた。
 
彼は毎朝早朝に静坐し
心を集中することを日課とした。
 
■人は日々死んで、日々行き帰る。
 
朝は生命が充実している時間です。
 
私もメルマガ
発行に何日か前の朝に原稿書いています。
 
早朝を活用しましょう。
 
  
 
2.製造業が変わる
 
 
■自動車やテレビなどのモノの値段は30年前に比べて
半分になった。
 
一方、知識産業の製品である、
医療や教育の価格は3倍になった。
 
■純粋のメーカーとして
モノづくりだけでは仕事が減っている。
 
時間とか、感動とか、苦痛の緩和とか、
モノは「場」の演出の一つの道具として「意味」
を持たせなければならない。
 
人間についての知識がベースにならなければならない。
 
■経済を強くするのに、
モノづくりに頼れなくなった。
 
医療や介護や教育が、
知識産業として経済を強くするには何が必要か?
 
製造や流通やサービスという役割分担に
留まっていないで
すべてをつなげるサプライチェーンで
自社の役割を再定義する。
 
■製造業が無くなるわけではない。
 
農業から製造業に産業がシフトしたが
農業が無くなったわけではない。
 
農業は製造業の一部となってサプライチェーンを
構成している。
 
同じように製造業は
流通やサービス業、知識産業の一部となって
経済を支えて行くでしょう。
 
モノづくりから時間・感動・共感の人と人との
サプライチェーンとなって行くのですね。
 
本日もメルマガ読んで頂きありがとうございます。
 
今岡善次郎
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東京農工大大学院客員教授
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。

寸陰(すんいん)の活用

2010年8月 3日 21:18

 

人も組織も、社会である外部の資源を、社会である外部の価値に
変換する経済連鎖の一つの環です。
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。
それがサプライチェーン(供給連鎖)であり、そのイメージを
表現した球形の網の結び目が宝石となっている古代インドの 
「インドラの網(ネット)」は供給連鎖モデルと考えられます。
◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
                   第111回   
                            
    ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★    
 ~P.F・ドラッカーの社会生態学的経済連鎖モデルが開く 
  人生・企業・社会の共通のマネジメント原理~      
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
 
   『寸陰(すんいん)の活用』
 
■おはようございます、今岡善次郎です。
 
大学の受講生の皆さんと飲み会をして
ひとり一人と盃を交換しながら話をする機会を作りました。
 
レポートを提出した後だったのでひとり一人の
仕事や研究テーマが分かって話が盛り上がりました。
みんな一生懸命やっている。
真摯な姿勢いいなあ。
 
2次会のカラオケも
皆さん、私が行きつけのスナックに
つきあって盛り上げてくれました。
 
楽しかった、
ありがとう。
 
さて、
●今週のテーマ
====================
1.寸陰(すんいん)の活用
2.医療は奥義か 
====================
 
1.寸陰(すんいん)の活用
 
■我々は自分の怠惰の言い訳に
「時間があれば」とよく言う。
 
安岡は古人の言葉として
「三上の工夫」を紹介しています。
 
枕上(ちんじょう):床に入って寝るまでの時間
馬上(ばじょう):今で言えば通勤電車や車での移動時間
厠上(しじょう):トイレに入っている時間
 
■それぞれ30分以内のちょっとした時間、
寸陰(すんいん)の象徴ですね。
 
瞑想し考える時間を持つことが
 
本当にしたいこと、
人生に価値あることをすることに
反省の時間を与えてくれる。
 
■ドラッカーもマネジメントで成果を上げる者は
「仕事から入らないで時間から入る」
と言っています。
 
何か事を成す前に
何かを止めることを考えよと。
 
そした又、寸陰の時間から
時間は作れると。
 
■仕事や社会貢献ボランティアで多くの人に出会うのも
人生を
意義あるもの、楽しいものに変えるには
「寸陰の時間」を活用する熟練が
一つのヒントとなりますね。
  
 
2.医療は奥義か
 
 
■先週、
教育の最大の障害は職を奪われる教師であると、
ドラッカーの言葉を紹介しました。
 
今日は医療についての言葉を紹介します。
 
3000年の歴史によって医療が奥義であったが、
今、その常識が変わりつつあると。
 
■患者や家族の問題の8割は看護師介護士で対処できるが、
看護師や介護士は患者への権威はない。
 
奥義となっている医療では医師に権力が集中する。
 
これが日米欧で医療保障制度がひどい状況になっている
大きな原因だと言う。
 
■文化も政治も経済も人口の伸びが大きい世代に
よって規定される。
 
少子高齢化は認知症患者など
弱者人口の伸びを加速している。
 
奥義を持つ医療の専門家に権威が集中する時代から
一般の市民や専門の違う分野の人も
社会変革に参加する時代になった。
 
平均寿命を伸ばすことにもっとも貢献したのは
医療ではなく、
労災死亡者を激減させた安全ヘリメットの発明だった。
 
■医療や介護や教育という税収入で運営され
行政へ頼る制度が
先進国ではほとんど破綻同然になっている
 
しかしながら弱者を切り捨てる利益重視の市場資本主義
も危険である。
 
ここにイノベーションの担い手として
市民発の社会事業家に機会がある。
 
医者も看護師も介護士も患者も家族も
同じ目線で人が人に誠を尽くす。
本日もメルマガ読んで頂きありがとうございます。
 
今岡善次郎
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株式会社ビジダイン
http://www.bizdyn.jp/
東京農工大大学院客員教授
多摩大学大学院客員教授
http://www.tuat.ac.jp/~rmmot/about/prof/imaoka.html
http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33
----------------------------------------------------------------
部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
人も組織も、社会である外部の資源を、社会である外部の価値に
変換する経済連鎖の一つの環です。
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。
それがサプライチェーン(供給連鎖)であり、そのイメージを
表現した球形の網の結び目が宝石となっている古代インドの 
「インドラの網(ネット)」は供給連鎖モデルと考えられます。
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   『寸陰(すんいん)の活用』
 
■おはようございます、今岡善次郎です。
 
大学の受講生の皆さんと飲み会をして
ひとり一人と盃を交換しながら話をする機会を作りました。
 
レポートを提出した後だったのでひとり一人の
仕事や研究テーマが分かって話が盛り上がりました。
みんな一生懸命やっている。
真摯な姿勢いいなあ。
 
2次会のカラオケも
皆さん、私が行きつけのスナックに
つきあって盛り上げてくれました。
 
楽しかった、
ありがとう。
 
さて、
●今週のテーマ
====================
1.寸陰(すんいん)の活用
2.医療は奥義か 
====================
 
1.寸陰(すんいん)の活用
 
■我々は自分の怠惰の言い訳に
「時間があれば」とよく言う。
 
安岡は古人の言葉として
「三上の工夫」を紹介しています。
 
枕上(ちんじょう):床に入って寝るまでの時間
馬上(ばじょう):今で言えば通勤電車や車での移動時間
厠上(しじょう):トイレに入っている時間
 
■それぞれ30分以内のちょっとした時間、
寸陰(すんいん)の象徴ですね。
 
瞑想し考える時間を持つことが
 
本当にしたいこと、
人生に価値あることをすることに
反省の時間を与えてくれる。
 
■ドラッカーもマネジメントで成果を上げる者は
「仕事から入らないで時間から入る」
と言っています。
 
何か事を成す前に
何かを止めることを考えよと。
 
そした又、寸陰の時間から
時間は作れると。
 
■仕事や社会貢献ボランティアで多くの人に出会うのも
人生を
意義あるもの、楽しいものに変えるには
「寸陰の時間」を活用する熟練が
一つのヒントとなりますね。
  
 
2.医療は奥義か
 
 
■先週、
教育の最大の障害は職を奪われる教師であると、
ドラッカーの言葉を紹介しました。
 
今日は医療についての言葉を紹介します。
 
3000年の歴史によって医療が奥義であったが、
今、その常識が変わりつつあると。
 
■患者や家族の問題の8割は看護師介護士で対処できるが、
看護師や介護士は患者への権威はない。
 
奥義となっている医療では医師に権力が集中する。
 
これが日米欧で医療保障制度がひどい状況になっている
大きな原因だと言う。
 
■文化も政治も経済も人口の伸びが大きい世代に
よって規定される。
 
少子高齢化は認知症患者など
弱者人口の伸びを加速している。
 
奥義を持つ医療の専門家に権威が集中する時代から
一般の市民や専門の違う分野の人も
社会変革に参加する時代になった。
 
平均寿命を伸ばすことにもっとも貢献したのは
医療ではなく、
労災死亡者を激減させた安全ヘリメットの発明だった。
 
■医療や介護や教育という税収入で運営され
行政へ頼る制度が
先進国ではほとんど破綻同然になっている
 
しかしながら弱者を切り捨てる利益重視の市場資本主義
も危険である。
 
ここにイノベーションの担い手として
市民発の社会事業家に機会がある。
 
医者も看護師も介護士も患者も家族も
同じ目線で人が人に誠を尽くす。
本日もメルマガ読んで頂きありがとうございます。
 
今岡善次郎
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http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33
----------------------------------------------------------------
部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 
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