自己内面の至上命令 - 今岡善次郎のマネジメント・メルマガ|人と幸せにするマネジメント革命|P.F・ドラッカーに学ぶ人生・起業・社会設計のすすめ|今岡善次郎のマネジメント・メルマガ

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自己内面の至上命令

2010年4月11日 20:50

 

人も組織も、社会である外部の資源を、社会である外部の価値に
変換する経済連鎖の一つの環です。
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。
それがサプライチェーン(供給連鎖)であり、そのイメージを
表現した球形の網の結び目が宝石となっている 
「インドラの網(ネット)」は供給連鎖モデルと考えられます。
◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
                   第096回   
                            
    ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★     
 ~P.F・ドラッカーの社会生態学的経済連鎖モデルが開く  
  人生・企業・社会の共通のフラクタル構造~      
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
 
   『自己内面の至上命令』
 
■こんにちは、今岡善次郎です。
 
最近話題の青春小説、
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの
『マネジメント』を読んだら」(岩崎夏海著、ダイヤモンド社)
はドラッカーは企業の経営の道具ではなく、
クラブ活動、PTA、町内会、学校教育、難病患者家族会など
どんな組織でも使える道具であることが分かります。
 
私がこのメルマガで訴えたかったこと
知的戦略や論理思考のビジネススクールとは違って
人間の特質に基盤を置いているマネジメントの道具であること
と同じです。
 
人気や利益や自己満足ではなく、
人のために尽くす真摯さがマネジメントの原動力であること。
 
だけど小説の女子マネジャーにできたことが、
私を含めて現代文明に浸かっている凡人には簡単ではない。
精進が必要です。
 
さて、
 
●今週のテーマ
====================
1.自己内面の至上命令
2.知識社会を生きる
====================
 
1.自己内面の至上命令 
 
■我々人間の心の根底には
たとえどんなことがあっても、
屈せず、飽きず、努力し、精進するように
できている。
 
それは内面の至上命令であり、
そのためにいかに行動すべきか
いかなる心情を持つべきか
自覚を持たなければならない。
 
これは儒教の人間学だそうです。
 
■しかし、
人間の脳は外界からの刺激によって簡単に書き換えられてしまう。
 
殆どの人は
与えられた環境の中で自己保存の本能に従って
安易な人生に流されてしまう。
 
そして自由競争、生存競争の中で
勝ち負けがはっきりすると
敗者は簡単に人生に望みを無くしてしまう。
 
最後は敗者も勝者も悲劇に巻き込まれる。
 
■儒教と
その流れにある陽明学などの東洋哲学で
人生を切り開いた人物達によると、
人は闘病生活、浪人生活、投獄生活の
どれか一つを乗り越えると
自己の内面の至上命令に従って
天命に目覚めることができると言う。
 
そして、
 
天を相手にし、
己を尽くし、
人を咎(とが)めず、
我が誠の足らざるを尋(たず)ぬべし
という西郷隆盛の心境になれると。
 
■昔の人は
この内面の至上命令のことを
天命と言った。
 
天命に目覚める人間の特質を
「徳」と言った。
 
そして誰にも明らかに存在する人間の特質だから
「明徳」と言った。
 
我々は学ぶ(ラーニング)ことは知識を獲得すること
と思っているが、
実際は戦略や実践に向けて脳が活性化するために、
明徳を自覚し、ぶれない脳にすることを
「学問する」と言った。
 
今の言葉でいえば
生きていく上で正しく頭を洗脳することと
言っても良いですね。
 
 
2.知識社会を生きる
 
知識労働者なる言葉を初めて使ったのは
ドラッカーだった。
 
20世紀農業が産業の主役から降りたように
製造業が産業の主役ではなくなりつつある。
 
製造業でもモノづくりの現場を持たない
知識中心の仕事が多くなりつつあります。
 
小売りなどのサービス業では
肉体労働ではなく、接客など知恵と心を尽くす
「知識労働」になった。
 
■長い人類にとって
仕事と言えば肉体労働の時代が殆どだった
ことを考えれば
知識労働者中心の社会とは何か、
しっかり理解しなければなりません。
 
一人ひとりの知識労働者にとっての
人生のマネジメントについて、
知識労働者からなる組織のマネジメントついて、
知識労働者からなる社会のマネジメントについて、
 
まだ誰も正しく理解していないと
ドラッカーは21世紀に入った晩年になっても言っています。
 
■肉体労働の時代には
資本家対労働者、支配者対被支配者
という上下関係が組織の力学になっていた。
 
しかし、
知識社会では人と組織は対等の関係になる。
知識社会において専門知識は単独で役に立たないから
人は組織を必要とする。
又組織は知識を持つ人を必要とする。
 
知識に上下は無いから非階層社会となる。
 
知識労働者にとっては
階層社会の肉体労働者と違って
生計の手段として仕事を割り切ることが困難である。
 
だから状況により目標や計画を作りなおしたり
新しい行動を起こしたりする強い動機づけのエンジンが
必要になる。
 
精神的動機づけのエンジンは「金」以上に重要になった。
 
又非階層社会は、
年齢、男女、人種に関係なく知識が資源となる社会であるので
敗者と勝者に分かれる競争社会でもある。
 
このような世の中において一人ひとりが
役割と位置付けを持って心の豊かさを実感できるように
するにはどうしたら良いか?
 
東洋の知である
「自己を尽くす」「仁をなす」「誠を尽くす」ことが
知識労働者の新しい動機付けになる。
 
カネではなく社会に貢献することで喜びを感じられる
人材が増えること大事ですね。
 
本日もメルマガ読んで頂きありがとうございます。
 
今岡善次郎
----------------------------------------------------------------
株式会社ビジダイン
http://www.bizdyn.jp/
東京農工大大学院客員教授
多摩大学大学院客員教授
http://www.tuat.ac.jp/~rmmot/about/prof/imaoka.html
http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33
----------------------------------------------------------------
部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
人も組織も、社会である外部の資源を、社会である外部の価値に
変換する経済連鎖の一つの環です。
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。
それがサプライチェーン(供給連鎖)であり、そのイメージを
表現した球形の網の結び目が宝石となっている 
「インドラの網(ネット)」は供給連鎖モデルと考えられます。
◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
                   第096回   
                            
    ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★     
 ~P.F・ドラッカーの社会生態学的経済連鎖モデルが開く  
  人生・企業・社会の共通のフラクタル構造~      
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
 
   『自己内面の至上命令』
 
■こんにちは、今岡善次郎です。
 
最近話題の青春小説、
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの
『マネジメント』を読んだら」(岩崎夏海著、ダイヤモンド社)
はドラッカーは企業の経営の道具ではなく、
クラブ活動、PTA、町内会、学校教育、難病患者家族会など
どんな組織でも使える道具であることが分かります。
 
私がこのメルマガで訴えたかったこと
知的戦略や論理思考のビジネススクールとは違って
人間の特質に基盤を置いているマネジメントの道具であること
と同じです。
 
人気や利益や自己満足ではなく、
人のために尽くす真摯さがマネジメントの原動力であること。
 
だけど小説の女子マネジャーにできたことが、
私を含めて現代文明に浸かっている凡人には簡単ではない。
精進が必要です。
 
さて、
 
●今週のテーマ
====================
1.自己内面の至上命令
2.知識社会を生きる
====================
 
1.自己内面の至上命令 
 
■我々人間の心の根底には
たとえどんなことがあっても、
屈せず、飽きず、努力し、精進するように
できている。
 
それは内面の至上命令であり、
そのためにいかに行動すべきか
いかなる心情を持つべきか
自覚を持たなければならない。
 
これは儒教の人間学だそうです。
 
■しかし、
人間の脳は外界からの刺激によって簡単に書き換えられてしまう。
 
殆どの人は
与えられた環境の中で自己保存の本能に従って
安易な人生に流されてしまう。
 
そして自由競争、生存競争の中で
勝ち負けがはっきりすると
敗者は簡単に人生に望みを無くしてしまう。
 
最後は敗者も勝者も悲劇に巻き込まれる。
 
■儒教と
その流れにある陽明学などの東洋哲学で
人生を切り開いた人物達によると、
人は闘病生活、浪人生活、投獄生活の
どれか一つを乗り越えると
自己の内面の至上命令に従って
天命に目覚めることができると言う。
 
そして、
 
天を相手にし、
己を尽くし、
人を咎(とが)めず、
我が誠の足らざるを尋(たず)ぬべし
という西郷隆盛の心境になれると。
 
■昔の人は
この内面の至上命令のことを
天命と言った。
 
天命に目覚める人間の特質を
「徳」と言った。
 
そして誰にも明らかに存在する人間の特質だから
「明徳」と言った。
 
我々は学ぶ(ラーニング)ことは知識を獲得すること
と思っているが、
実際は戦略や実践に向けて脳が活性化するために、
明徳を自覚し、ぶれない脳にすることを
「学問する」と言った。
 
今の言葉でいえば
生きていく上で正しく頭を洗脳することと
言っても良いですね。
 
 
2.知識社会を生きる
 
知識労働者なる言葉を初めて使ったのは
ドラッカーだった。
 
20世紀農業が産業の主役から降りたように
製造業が産業の主役ではなくなりつつある。
 
製造業でもモノづくりの現場を持たない
知識中心の仕事が多くなりつつあります。
 
小売りなどのサービス業では
肉体労働ではなく、接客など知恵と心を尽くす
「知識労働」になった。
 
■長い人類にとって
仕事と言えば肉体労働の時代が殆どだった
ことを考えれば
知識労働者中心の社会とは何か、
しっかり理解しなければなりません。
 
一人ひとりの知識労働者にとっての
人生のマネジメントについて、
知識労働者からなる組織のマネジメントついて、
知識労働者からなる社会のマネジメントについて、
 
まだ誰も正しく理解していないと
ドラッカーは21世紀に入った晩年になっても言っています。
 
■肉体労働の時代には
資本家対労働者、支配者対被支配者
という上下関係が組織の力学になっていた。
 
しかし、
知識社会では人と組織は対等の関係になる。
知識社会において専門知識は単独で役に立たないから
人は組織を必要とする。
又組織は知識を持つ人を必要とする。
 
知識に上下は無いから非階層社会となる。
 
知識労働者にとっては
階層社会の肉体労働者と違って
生計の手段として仕事を割り切ることが困難である。
 
だから状況により目標や計画を作りなおしたり
新しい行動を起こしたりする強い動機づけのエンジンが
必要になる。
 
精神的動機づけのエンジンは「金」以上に重要になった。
 
又非階層社会は、
年齢、男女、人種に関係なく知識が資源となる社会であるので
敗者と勝者に分かれる競争社会でもある。
 
このような世の中において一人ひとりが
役割と位置付けを持って心の豊かさを実感できるように
するにはどうしたら良いか?
 
東洋の知である
「自己を尽くす」「仁をなす」「誠を尽くす」ことが
知識労働者の新しい動機付けになる。
 
カネではなく社会に貢献することで喜びを感じられる
人材が増えること大事ですね。
 
本日もメルマガ読んで頂きありがとうございます。
 
今岡善次郎
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株式会社ビジダイン
http://www.bizdyn.jp/
東京農工大大学院客員教授
多摩大学大学院客員教授
http://www.tuat.ac.jp/~rmmot/about/prof/imaoka.html
http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 
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