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個の存在を超えるには

2010年3月16日 07:18

 

人も組織も、社会である外部の資源を、社会である外部の価値に
変換する経済連鎖の一つの環です。
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。
それがサプライチェーン(供給連鎖)であり、そのイメージを
表現した球形の網の結び目が宝石となっている 
「インドラの網(ネット)」は供給連鎖モデルと考えられます。
◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
                   第092回   
                            
    ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★     
 ~P.F・ドラッカーの社会生態学的経済連鎖モデルが開く  
  人生・企業・社会の共通のフラクタル構造~      
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
 
   『個の存在を超えるには』
 
■こんにちは、今岡善次郎です。
 
寒い日が続いていましたが、
どうやら冬から春の気候に移り行く気配を感じますね。
 
季節の変化を見ること、
それは、自然は生き物であることを感じること
じゃないかとふと思いました。
 
日課にしている気功や座禅を室内から公園に戻しました。
妻を病棟から連れ出して外を散歩させ始めました。
 
さて、
 
●今週のテーマ
====================
1.個の存在を超えるには
2.責任ある存在になる
====================
 
 
1.個の存在を超えるには
 
■安岡正篤が人間学で
重視しているもの、
 
知命:天命を知る
立命:命を立てる
 
私の60年の人生では意識していなかった言葉です。
 
あなたはどうですか?
 
■しかし、
仕事のテーマにしていたことと、
アルツハイマーの妻を介護する体験が、
安岡やドラッカーを通して結びついた。
 
人は独りの個の存在ではない。
企業も組織も個の存在ではない。
 
どちらも、
繋がって連鎖している関係であると。
 
■天命は
絶対絶命の苦難の時、理解できるものだと言う。
 
天のまさに大任をこの人に下さんとするや、
必ずその心を苦しめ、
その筋骨を労せしめ、
その体膚を飢えさせ、
行うこと、そのなさんとするところに払乱せしむ。
 
何もかもうまくいかないのは
天命を知らせるために試されているのだと。
 
すごい前向き思想ですね。
 
■あなたは何者かと問う時、
個人としてのプロフィールではなく、
時間的空間的なつながりの中で
どんな役割を持っているかと問わなければならない
のですね。
 
組織も同じですね。
 
どんな会社かというとき、
大事なのは社会の中での役割なんですね。
 
つまり知命とは
個の存在を超えて生きること、
1つの組織を超えてマネジメントすること、
 
考えると成果を上げる視野が広がります。
 
 
2.責任ある存在になる
 
■どのように人生を生きるかが
仕事への取り組みに大きく関わっていますね。
 
ドラッカーの有名な問いに、
「何によって憶えられたいか」
というのがあります。
 
■ドラッカーはかかりつけの歯医者に
この質問をぶつけたら、
 
「死体解剖した歯医者が、
この人は一流の歯医者にかかっていたと
言ってくれること」
 
と答えたという。
 
 
■人は社会との関わりのなかで、
自分を成長させたい存在である。
 
自らの成長は組織や社会への使命によって決まる。
責任ある存在になることである。
 
責任ある存在になるということは
自らの総力を発揮する決心をすることであると
ドラッカーは言います。
 
■個としてのうぬぼれやプライドではなく、
責任に重点を置くということ。
 
それは能力や技能を習得することだけではない。
人間として大きくなることであると。
 
ドラッカーのマネジメントの基礎には
人が社会の中で責任を持つことの
美しさが読み取れますね。
 
東洋の「才より徳」「仁」「義」と同じですね。
 
必ずしも、天下国家を論じなくてもいい、
家族や職場、地域、あらゆるところに
個を超えて生きる場があります。
 
本日もメルマガ読んで頂きありがとうございます。
 
今岡善次郎
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株式会社ビジダイン
http://www.bizdyn.jp/
東京農工大大学院客員教授
多摩大学大学院客員教授
http://www.tuat.ac.jp/~rmmot/about/prof/imaoka.html
http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
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