愚(ぐ)と素(す) - 今岡善次郎のマネジメント・メルマガ|人と幸せにするマネジメント革命|P.F・ドラッカーに学ぶ人生・起業・社会設計のすすめ|今岡善次郎のマネジメント・メルマガ

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愚(ぐ)と素(す)

2010年1月 5日 10:52

 

人も組織も、社会である外部の資源を、社会である外部の価値に
変換する経済連鎖の一つの環です。
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。そのイメージを
表現した、球形の網の結び目が宝石となっているのが
「インドラの網(ネット)」
 
◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
                   第082回   
                            
    ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★     
 ~P.F・ドラッカーの社会生態学的経済連鎖モデルが開く  
  人生・企業・社会の共通のフラクタル構造~      
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
 
   『愚(ぐ)と素(す)』
 
 
■こんにちは、今岡善次郎です。
 
今日12月16日も
メルマガお読み頂きありがとうございます。
 
今年も後わずかで終わりますね。
 
13日の日曜日、
入院中の妻を自宅へ外出させ、
孫がいる長男家族、11月に結婚した長女夫婦、次女と彼
総勢9人集まりました。
 
会話はなくなったが笑顔を見せる妻と
会話ができるようになって笑顔で動き回る孫を見て
 
自然と感謝の気持ちが湧きました。
 
ありがとう。
 
 
さて、
 
●今週のテーマ
====================
1.愚(ぐ)と素(す)
2.不要になった中継器
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1.愚(ぐ)と素(す)
 
■安岡によれば
 
生命の根本は、
枝葉末節にあるのではなく、
幹にあり根にある。
 
目立たないが全体の生命を支えているのは
「枝・葉・花」ではなく、「幹・根」である。
 
■だから
人間の評価をするとき、
 
「枝葉末節」で見分けるのではなく、
「幹や根が」しっかりしているかどうか、
 
でなくてはならないと。
 
■人間にとって幹とか根の部分とは何か?
 
東洋の人間学では、
 
愚直の「愚」(ぐ)
素直の「素」(す)
という人間を非常に尊重するという。
 
目立たないが現場で仕事をする人間を重視し、
組織のDNA(遺伝子)は現場にあると言った、
ドラッカーとの共通点があります。
 
■人間の実在の根本は
花や実や葉や枝という華やかな近代的末梢ではない。
花や実や葉は毎年朽ちる。
 
幹や根という生命の全体性、無限性、永遠性を尊重しなければ
ならない。
 
愚直、素直、朴訥、拙などは生命力にあふれる見識・風格
をあらわす特質だそうです。
 
組織や社会では目立たないが
組織を支えている現場の多くの一人ひとりが組織の生命を
支えているのですね。
 
ドラッカーは経営者が読むだけではなく、
現場で働く読者が多いそうです。
 
2.不要になった中継器
 
会社でも病院でも政府機関でも、どんな組織でも
トップから中間管理職、現場で組織の活動を支える人々まで
いろんな仕事があります。
 
組織全体が社会の機関として機能するために
どんな役割が必要でそれぞれがどのように位置づけられるか、
それを決めるのが組織ですね。
 
■インターネットにつながったメールシステムや
企業内情報システムでトップから現場まで瞬時に
情報が共有できるようになって、
 
組織はどう変わったか?
 
よく言われているのが情報型組織は
階層が減ってフラットになったと。
 
 
■なぜか?
 
多くのマネジメントの階層は、
権限の階層でもなく、
意思決定の階層でもなく、
管理の階層でもない。
 
単に「情報の中継器」に過ぎない。
 
現代の組織は「中継器」と言うマネージャー、
すなわち、
あやふやな人間をたくさんつくった。
 
「中継器」は自分で仕事するわけでもなく、
意思決定するわけでもない。
 
「中継器」は心が満たされない。
 
■中継器ではないマネージャーの役割は何か?
 
ドラッカーの答えは、
以下のような問いを常に用意して仕事をすることです。
 
誰が(WHO)
どのような情報を(WHAT)
いつ(WHEN)
どこで(WHERE)
どんな理由で(WHY)
 
必要としているか?
 
情報化社会では、これらの基本的問いを、
情報システムの要件だけではなく、
日常の仕事の中で発していく。
 
それが、
仕事の成果にも、心の満足にもつながるのですね。
 
本日もメルマガ読んで頂きありがとうございます。
 
今岡善次郎
 
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株式会社ビジダイン
http://www.bizdyn.jp/
東京農工大大学院客員教授
多摩大学大学院客員教授
http://www.tuat.ac.jp/~rmmot/about/prof/imaoka.html
http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 
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