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人間は自然の存在である
2009年12月29日 15:00
人も組織も、社会である外部の資源を、社会である外部の価値に
変換する経済連鎖の一つの環です。
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。そのイメージを
表現した、球形の網の結び目が宝石となっているのが
「インドラの網(ネット)」
◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
第081回
★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★
~P.F・ドラッカーの社会生態学的経済連鎖モデルが開く
人生・企業・社会の共通のフラクタル構造~
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『人間は自然の存在である』
■こんにちは、今岡善次郎です。
今日12月9日も
メルマガお読み頂きありがとうございます。
私が仕事のテーマにして体系化したつもりの
ドラッカーで再体系化しようと考えました。
一応拙速で体系化して一年にネットでビジネスとして提供し始めて
1か月で中断しました。
なぜか。
ドラッカー自身がマネジメントを人間・組織・社会と俯瞰しながら
「未知なるものの体系化」が未完に終わった事実を知ったからです。
未熟な私にとって必要なことは
私自身の人生体験、コンサルティングや大学院の授業でその効果を実証し、
熟成する時間が必要と判断たからです。
体系化には「東洋の知」と「生命科学の知」が必要と考えています。
さて、
●今週のテーマ
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1.人間は自然の存在である
2.もう一人の自分への伝達
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1.人間は自然の存在である
■安岡によれば
人間は自然の存在である。
自然と切り離された被創造物ではない。
だから自然の法則に支配される。
自然の法則とはなにか?
■生命は自然現象であるとするならば、
分子生物学者 福岡伸一先生の
「動的平衡」の現象に従うはずですね。
すなわち、自然は無秩序に向かうエントロピー増大に
支配されている。
だから安岡によると、
人間は生命現象として精神生活が単調になると
物質の慣性・惰性と同じ支配を受けて
エネルギー活動が鈍ってくる。
人間はつまらなくなってくる。
どんな会社でも
製品も技術も経営も時とともに陳腐化する。
■福岡伸一先生によると、
生命は「動的平衡」という破壊と新生のバランス(平衡)
によってエントロピー増大に抗している。
絶えず廃棄しつつ取り入れて再生する。
体を構成している細胞の物質は入れ換わっている。
100年以上存続している会社はたくさんあるが、
会社の社員は入れ替わっている。
巨人も阪神も毎年選手は入れ替わっているがチームカラーは
変わらない。
■エントロピー増大に抗して
生命を活発化するには入れ替えが必要である。
安岡によれば、つまらないことを忘れ、
新しく良い師、良い友、人間を学び、
新しい精神的エネルギーをもつことだそうです。
仕事も人生も、何かを捨て何かを取り入れることが
自然の存在としての人間が生命を
活発化させる手段かもしれませんね。
2.もう一人の自分への伝達
■売り手と買い手、
部下と上司、
医師と患者、
政治家と市民、
これらの製品やサービスの供給者と需要者の間で
両者が満足できるかどうか。
すなわち、
仕事がうまくいくかどうかは
コミュニケーションが上手いか下手かによります。
■ところがこれらの製品やサービスの
供給者と需要者の真のコミュニケーションは
簡単ではない。
売る者が考える価値と買う者が期待する価値が一致することも、
部下の仕事と上司が期待する仕事が同じことも稀であると、
ドラッカーは言います。
■コミュニケーションにおいて
通常、
人と人は同じ事実をそれぞれ違うように見ている、と。
人はそれぞれの価値観で期待するものだけを知覚する。
だから相互の知覚の違いを明らかにしなくてはならない。
■マーケティングでは売り手が買い手の
知覚を理解することであり、
目標管理における自己管理は上司と部下が相手の
知覚を理解することである。
顧客の置かれた立場を理解する供給者、
上司が置かれた立場を理解する部下、
患者が置かれた立場を理解する医療従事者、
すなわち相手の立場にどれだけ思いを馳せるか。
成功するコミュニケーションとは
「我々のなかのひとりから我々のなかのもうひとりへの伝達」
である。
ドラッカーの名言です。
本日もメルマガ読んで頂きありがとうございます。
今岡善次郎
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株式会社ビジダイン
http://www.bizdyn.jp/
東京農工大大学院客員教授
多摩大学大学院客員教授
http://www.tuat.ac.jp/~rmmot/about/prof/imaoka.html
http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
