名声と富は悪酒 - 今岡善次郎のマネジメント・メルマガ|人と幸せにするマネジメント革命|P.F・ドラッカーに学ぶ人生・起業・社会設計のすすめ|今岡善次郎のマネジメント・メルマガ

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名声と富は悪酒

2009年12月 1日 07:56

 

人も組織も、社会である外部の資源を、社会である外部の価値に
変換する経済連鎖の一つの環です。
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。そのイメージを
表現した、球形の網の結び目が宝石となっているのが
「インドラの網(ネット)」
 
◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
                   第077回   
                            
    ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★     
 ~P.F・ドラッカーの社会生態学的経済連鎖モデルが開く  
  人生・企業・社会の共通のフラクタル構造~      
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
 
   『名声と富は悪酒』
 
 
■こんにちは、今岡善次郎です。
 
今日11月11日も
メルマガお読み頂きありがとうございます。
 
「離れ行く 君のおもかげ 引き戻す 週二回の 面会の時」
 
在宅介護で24時間365日
いつも一緒に面倒みる数年の生活から入院させて、
仕事に復帰した今、
妻のことを忘れる時間が多くなりました。
 
職業人として生きる上で介護者であることを
心の錨にしようと思っています。
 
さて、
 
●今週のテーマ
====================
1.名声と富は悪酒に等しい
2.意思決定の勇気
 
1.名声と富は悪酒に等しい
 
若き日のドラッカーが、
80歳になってオペラの名曲を生み続けるヴェルデイに
感銘した話を以前メルマガで紹介しました。
 
■21歳の若き安岡正篤も
 
清朝末期の動乱で清朝を救った哲人政治家、
曾国藩(そうこくはん)の
身の身に接し方に感銘を受けたそうです。
 
何に感銘を受けたか。
 
■曾国藩は功名と地位が上がるに従って
いよいよ慎み深く反省した。
 
「名前が売れ富貴を得ても、
自分の魂に何物も与えるものではない」と
言った。
 
■曾国藩は早朝の大気の中で朝日に対して静坐した。
 
静坐は私欲を去り、
天と一体化するために欠かせない
東洋の知恵である。
 
自己に徹することで、
自分の生命は大自然とのつながりのなかで
大自然である社会の中で活かされると認識した。
 
■我々凡人は、
名声と富を手にすることを求め、
それらが得られると幸せになると考える。
 
ヴェルデイもドラッカーも
曾国藩も安岡正篤も
そんな凡人ではなかった。
 
功名を博し、富貴に坐すること、
すなわち名声を得と財産を得ることは、
悪酒と同じで悪酔いするだけだと。
 
■人間の本質は、
大自然である社会とつながりのなかで
社会に貢献する行為こそが
自分の魂に喜びが得られるのだそうです。
 
私など、名声も富もないけど、
 
所詮名声と富は、
酒に酔ってその場の気分を高揚するだけで
持続的満足は得られないのだという
考え、わかるような気がしますね。
 
2.意思決定の勇気
 
どんな組織でも、家族や会社や政治までも、
決断するのは、トップだとしても
組織内のほとんどの人は
何らかの方法で、
意思決定のプロセスに参加しなければならなく
なっています。
 
■目的を設定したり状況を分析したり
やるべき方向性を決めたり
必要条件を洗いすことは終わったとします。
 
すなわち戦略は決まった。
 
■しかし、決定することは簡単ではない。
 
成果を上げる決定には痛みが伴う。
 
多くの決定は愉快ではなく、関係者の評判も良くない。
 
何かを見落としているかもしれないし、
どんなことが起こるか分からない。
 
心配や不安や気がかりなことが消えない。
 
■こんな時、ドラッカーは2つのことをアドバイスします。
 
1つは「もう一度調べよう」という誘惑に負けてはならない。
多くの場合決断力がないために時間を無駄にすることが多いと。
 
もう一つは相反するようにみえるが、
「決定を急いではならない」という。
内なる声に耳を傾けよと。
 
つまり、
可能な限り状況を把握しつつも慎重すぎてはいけないし、
内なる潜在意識の声も聞いて、
最後は「勇気」に頼らざるを得ないと。
 
  
本日もメルマガ読んで頂きありがとうございます。
 
今岡善次郎
 
 
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株式会社ビジダイン
http://www.bizdyn.jp/
東京農工大大学院客員教授
多摩大学大学院客員教授
http://www.tuat.ac.jp/~rmmot/about/prof/imaoka.html
http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 
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