誠の道は天の道 - 今岡善次郎のマネジメント・メルマガ|人と幸せにするマネジメント革命|P.F・ドラッカーに学ぶ人生・起業・社会設計のすすめ|今岡善次郎のマネジメント・メルマガ

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誠の道は天の道

2009年11月 3日 09:13

 

人も組織も、社会である外部の資源を、社会である外部の価値に
変換する経済連鎖の一つの環です。
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。そのイメージを
表現した、球形の網の結び目が宝石となっているのが
「インドラの網(ネット)」
 
◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
                   第072回   
                            
    ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★     
 ~P.F・ドラッカーの社会生態学的経済連鎖モデルが開く  
  人生・企業・社会の共通のフラクタル構造~      
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
 
 
 
   『誠の道は天の道』
 
 
■こんにちは、今岡善次郎です。
 
今日もメルマガお読み頂きありがとうございます。
 
妻の介護で数年仕事から離れていましたが
私の本職である経営コンサルタントの仕事に復帰し、
久しぶりに中国で、
生産物流販売のサプライチェーンの現場を見ながら
顧客の顧客まで思いを馳せています。
 
仕事に復帰しても、日本にいる限り、
週2回、入院している妻との面会と
妻の衣類の洗濯は欠かしません。
 
その面会が病院側の新型インフルエンザ予防のため
制約がかかりました。
自分のために生きた60年の人生を反省し、
これからは「誠の道は天の道」だと。
 
読者の皆様にお伝えすることが私にとっても修行だと
考えています。
 
さて、
 
●今週のテーマ
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1.人も造化である
2.決定を行動に移す
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1.人も造化である
 
安岡正篤によると
造化とは天であり大自然であり、
この世界に生命を与えているものである。
 
人間は自然界の生き物であり、
生態系に生きる存在であるのは紛れもない事実ですね。
 
だから自然界、生態系の法則に、天の法則に準じるしかない。
 
人類が自分の経済的動機だけで仕事をした結果
自然環境も破壊されたし、
何よりも精神が破壊されてしまった。
 
日本で1日、100人の自殺者が出ている現状は
社会生態系の破壊の結果ともいえる。
 
■従って
我々人間は
「かくあらねばならぬ。かくあるほかにありえない」
と教条的に教えること、教えられることが
歴史的に行われてきた。
 
しかし、そこで
「仕方ないと諦める宿命論は誤りである」
と安岡正篤は言います。
 
■宿命論は「人が造化(天)である」ことを
知らないと。
 
先週、「科学が精神世界に入っている」という話をしましたね。
 
最近の科学で「フラクタル現象」というのがあって、
自然界はミクロからマクロの世界まで相似形になっている、
という発見があります。
 
木の葉など植物の形体、海岸線の波形、
宇宙の構造など。
 
又身体を構成している細胞も器官も、
個体が構成している群れも社会も、
 
ズームアップしても、ズームダウンしても
同じ構造になっている。
 
一神教の世界では
創造主である神が人を作ったが、
フラクタル構造ではミクロがなければマクロはない。
 
人がいなければ創造主もいないのです。
 
■つまり、
人も創造主であり、造化(天)であるということなのです。
 
だって我々は知っています。
人を作るのは親であり先祖であることを。
 
だから人が人に貢献する「誠」の道は「天の道」であると。
 
2.決定を行動に移す
 
あらゆる仕事は連鎖して人に価値を提供することを目的とします。
価値を提供する相手を顧客といいます。
 
家族も患者も市民も顧客です。
 
経営方針や戦略と言われるものは、
顧客までのネットワークで連鎖する多くの業務を実践することで
成果を上げます。
 
■だから何か方針や戦略を決定するだけでは、
単なるお題目、良き意図の表明でしかありません。
 
決定は、
仕事で関係する人、又は連鎖する人と人の関係の中で
人の行動に移らなければ、
単なるお題目ですね。
 
■ドラッカーの著作から引用します。
 
あるメーカーが一部の製品の生産中止を決定した。
 
但し3年だけ過渡期の処置として生産販売を続けるという
経過処置をとった。
 
その決定を、営業を通して顧客に伝えたところ
減少を続けていた注文が増加した。
 
そして3年経ったとき、
倉庫には10年分の部品在庫が残った。
 
購買部には生産中止の決定が行動に移っていなかった。
 
■ドラッカーの言葉で言うならば、
「最も時間がかかるのは成果を上げるべき決定を
行動に移す段階である」
 
どんな決定も、
サプライチェーン(仕事の連鎖)で関係者の仕事、責任、
行動になるまでその決定はないに等しい。
 
その決定により「現実現場で何をなさなければならないか」
関係者全員が問う必要がある、
という話ですね。
 
 
本日もメルマガ読んで頂きありがとうございます。
 
今岡善次郎
 
 
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株式会社ビジダイン
http://www.bizdyn.jp/
東京農工大大学院客員教授
多摩大学大学院客員教授
http://www.tuat.ac.jp/~rmmot/about/prof/imaoka.html
http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 
 
 
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