P.F・ドラッカーに学ぶ人生・起業・社会設計のすすめ|今岡善次郎のマネジメント・メルマガ

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覚醒下における情報遮断

2009年11月17日 06:30

 

人も組織も、社会である外部の資源を、社会である外部の価値に
変換する経済連鎖の一つの環です。
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。そのイメージを
表現した、球形の網の結び目が宝石となっているのが
「インドラの網(ネット)」
 
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                   第075回   
                            
    ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★     
 ~P.F・ドラッカーの社会生態学的経済連鎖モデルが開く  
  人生・企業・社会の共通のフラクタル構造~      
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   『覚醒下における情報遮断』
 
 
■こんにちは、今岡善次郎です。
 
今日10月28日も
メルマガお読み頂きありがとうございます。
 
今週は中国天津の会社に
生産から物流、販売までの
在庫回転を速くして欠品のないサプライチェーンを
構築する支援をしています。
 
本稿は一週間前に原稿を予約して発信しています。
 
さて、
 
●今週のテーマ
====================
1.静座・座禅・瞑想
2.意見は一致しない方がいい
====================
 
1.静座・座禅・瞑想
 
安岡正篤は自身の処世訓に
早起と静座
を上げています。
 
今日は静座・座禅・瞑想についてお話します。
 
■私も最近、
この3カ月座禅定例会に参加しています。
 
座って瞑想することに大きな意味を見出したからです。
 
これは一言で言うと、
「脳のメモリー空間の整理」だと気付きました。
 
■きっかけは
脳機能学者の苫米地英人(とまべちひでと)の本から
ヒントを得たからです。
 
人間の脳には5感を通じて膨大なデータが
インプットされるが僅かしか知覚されない。
 
人間の脳にはスコトーマ(盲点)があって関心のある情報しか
受け入れないようにできている。
 
しかし、知覚していない情報であっても潜在的記憶として
雑然として存在しているのではないか。
 
■姿勢を正して覚醒して外からの情報を遮断する。
 
その間、無意識に潜在的記憶情報も動き出す。
あるべき場所に移動する。
 
パソコンのデスクトップにある情報を整理すると
スピードが速くなるように、
脳のメモリー空間を整理すると、
自己を知ることにおいて、脳が活性化する。
 
■自己を知るとは、
本当に自分が大切にしなければならないこと、
成すべきことが分かってくること。
 
人間は外界からの情報を遮断するときは
睡眠している時だけで、
覚醒しているときは常に外部から情報を入れている。
 
情報を遮断して覚醒している時間を持っていない。
 
静座・座禅・瞑想は
情報を遮断して覚醒している時間であると
気づいたからです。
 
 
2.意見は一致しない方がいい
 
成果を上げるには満場一致ではなく、
意見が不一致でなければならないと
ドラッカーは言います。
 
日本人の美徳
「和をもって尊し」は反省すべきでしょうか?
 
■意見の不一致というのは
選択肢が一つではないことです。
 
いくつかの選択肢があって初めて問題が正しく
理解できます。
 
異なる複数の視点で現実を見ることが
1つの視点で見るより正確です。
 
正面図だけでは3次元の物体を表現できない。
 
■反対する者を「バカ」「悪人」と思ってはいけない。
 
自分とは違う現実を見て
自分とは違う問題に気付いているに違いないと
思わなければならない。
 
 
■成果をあげる者は
何よりもまず、
問題を正しく理解しなければなりません。
 
問題を解決することより、
問題を定義することが成果を上げます。
 
満場一致は一つの視点しかない。
 
問題を見ることは
現実を俯瞰することです。
 
意見の一致は危険だという考え方分りますか?
 
「和」が必ずしも良いのではないですね。
  
本日もメルマガ読んで頂きありがとうございます。
 
今岡善次郎
 
 
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株式会社ビジダイン
http://www.bizdyn.jp/
東京農工大大学院客員教授
多摩大学大学院客員教授
http://www.tuat.ac.jp/~rmmot/about/prof/imaoka.html
http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 
 
 

仕事も介護も

2009年11月17日 06:29

 

人も組織も、社会である外部の資源を、社会である外部の価値に
変換する経済連鎖の一つの環です。
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。そのイメージを
表現した、球形の網の結び目が宝石となっているのが
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   『仕事も介護も』
 
 
■こんにちは、今岡善次郎です。
 
今日もメルマガお読み頂きありがとうございます。
 
今のところ仕事と介護を両立させていると思っています。
 
安岡もドラッカーも
人生のマネジメントも仕事のマネジメントも同じで、
バックボーンにあるのは人が人に誠を尽すことにあると言っています。
 
自分も人も生きることにあります。
 
今週は仕事のテーマも介護のテーマでも講演します。
 
10月23日金曜日 技術士情報工学部会講演
「ドラッカー視点で見るEA(企業構造)論」
 
 
10月24日土曜日東京都中小企業振興公社講演
ライフプランセミナー「ひとりで抱え込まない」
 
 
さて、
 
●今週のテーマ
====================
1.老いて衰えず
2.意見は論ずるのではなく検証
====================
 
1.老いて衰えず
 
安岡正篤の著作から引用します。
孔子という人はどんな人だったか?
 
儒教の創始者だった。
賢者であった。
教育者であった。
現実主義者だった。
 
いろんな答えがありそうです。
 
■「どんな人か?」と問われた時、孔子は、
「自分のことをこう言って欲しかった」
という逸話が残っているそうです。
 
憤(ふん)を発して食を忘れ、
道を楽しんで憂い(うれい)も忘れ、
やがて老いがやってくることにも気が付かなかった人だった、と。
 
つまり、
感激したり憤ったり、楽しんだりして生活の苦しさや
悲しさを感じることなく人生を送っている内に老いも忘れてしまうほど
ものごとに集中していた人だったと。
 
孔子は人生の大部分を無冠の村の一学者に過ぎなかった。
老いが来るまで、名声もなく、受け入れる諸国もなかった。
 
■日本地図を初めて作った伊能忠敬も、
時代を変えるさきがけとなった戦国大名の北条早雲も、
日本の電力業界を創始した松永安左エ門も
 
60歳過ぎて業績を残した人だった。
 
つまりそれまでの人生は無冠の、名声もない、我々と同じ普通の
人間だったのです。
 
■彼らは
 
「老いて衰えない」人生を送ってきた人達だった。
 
その都度、物毎に取組み、集中し、人生を楽しむ。
気がついたら「老い」が来た。
 
そんな人生を送りたいものです。
 
 
2.意見は論ずるのではなく検証
 
政治でも企業でも、患者家族会でも、町内会でも
いろんな意見があり、論じられ、対立がありますね。
 
政治を科学すると言った鳩山総理大臣ですが、
 
科学の行動原理は、
現実の解釈の前に仮説を作ることにあります。
 
■ドラッカーは言っています。
 
「意見は仮説」だから
意見を持つことは奨励されなければならない。
 
意見を仮説と考えないで
自分が正しく他が間違っているとお互いに論じ合うのではなく、
その意見の有効性を検証することが大切だと。
 
■何故ダム建設中止すべきなのか?
 
なぜ建設続行すべきなのか?
 
なぜそれぞれ異なる意見を持つのか?
 
昨日の決定は、
昨日の評価基準で決められている。
 
ダム建設も空港整備も何十年前の評価基準で決められている。
新しい評価基準を、新しい現実で検証すべきすね。
報道を見ている限りそこの点が見えていない。
 
■鳩山民主党政権が見直ししている多くの公共工事も、
輸出型経済から内需経済への切り替え政策も、
賛否両論の意見が戦わされている。
 
それぞれの意見の有効性を知るには
何を知らなければならないのか。
 
どんな事実があればその意見は正しいのか。
 
意見は検証するものですね。
  
本日もメルマガ読んで頂きありがとうございます。
 
今岡善次郎
 
 
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株式会社ビジダイン
http://www.bizdyn.jp/
東京農工大大学院客員教授
多摩大学大学院客員教授
http://www.tuat.ac.jp/~rmmot/about/prof/imaoka.html
http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 
 
 

 『自己に徹す』

2009年11月10日 06:44

 

人も組織も、社会である外部の資源を、社会である外部の価値に
変換する経済連鎖の一つの環です。
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。そのイメージを
表現した、球形の網の結び目が宝石となっているのが
「インドラの網(ネット)」
 
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    ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★     
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   『自己に徹す』
 
 
■こんにちは、今岡善次郎です。
 
今日もメルマガお読み頂きありがとうございます。
 
本題に入る前にお知らせ2つあります。
 
1つは「幸運の法則」という本の紹介です。
 
私のメルマガ読者で、
最近注目されているコミュニケーション手法である
ファシリテーションの先駆者である高野文夫氏が企画し、
鳥飼重和というカリスマ弁護士をインタビューして
テープ起こしをして書き上げたものです。
 
私がこのメルマガで紹介するドラッカーや安岡正篤の
思想とも共通し、人生の成功と幸運につながるという法則です。
 
私も読みました。
人を幸せにすることが人生の成功だと思いますので
勇気づけられます。
 
私も大変勉強になりました。
 
さてもう1つ。
政治を科学すると言っている鳩山首相も会員である
オペレーションズ・リサーチ(OR)学会の研究分科会
で明後日16日講演します。
演題は「ドラッカーマネジメント15の原理とSCM」です。
 
 
さて、
 
●今週のテーマ
====================
1.自己に徹する
2.人は間違いを犯す
====================
 
1.自己に徹する
 
安岡正篤を引用します。
「人は自己の絶対に徹してはじめて相対に応ずることができる」
 
人間学は人と人との関係を重視しますが、
「孤を抱く」(ひとりになる)ことが大事だと安岡は言います。
 
■「自己に徹して孤になる」とはどんな意味でしょうね。
 
人間は弱い。
独りになれない。
誰かといたい。
群れに紛れていると落ち着く。
 
しかし、
群れの中にいると流されて主体を失う。
 
■人間学は、
主体性を養い創造性を発揮することが目的であると、
以前お話しました。
 
主体性は自己の内面を突き詰めていき、
絶対的自分に到達することであるそうです。
 
最近、座禅を始めました。
「自己に徹する」最良の方法だと知ったからです。
自分がぶれていては、すなわち主体性がなければ、
創造性も発揮できない。
 
■自分のマネジメントも、
組織のマネジメントも、
政治のマネジメントも、
成果は外、すなわち目的は他者(顧客)のためにある。
 
米国発と言われるCS(カスタマー・サテスファクション:顧客満足)
に相当する概念は東洋にはたくさんありますよ。
 
「誠を尽す」
「仁をなす」
「布施をする」
 
このように
「自己に徹して」いなければ
顧客に対峙することはできない。
 
自己に徹していない場合の人と人の関係は「依存」であり、
自己に徹している場合は「誠を尽す」ことであると
解釈できますね。
 
2.人は間違いを犯す
 
民主党政権の予算の見直し、
大臣が現場を回っています。
 
政府も企業も、
人が決定した限り間違いを犯すのは避けられません。
 
どんなに最善の決定をしても、間違っている可能性は高い。
 
■過去の成果を上げた決定もやがて陳腐化する。
 
これは政府でも会社でも人の人生でも同じですね。
どんな客観的事実に基づいていると言えども、
思い込みが入っている。
 
部分しか見ていない、全体を俯瞰していないかもしれない。
現実に起こっていることを間違って解釈しているかもしれない。
 
■ドラッカーによると、
 
米国の軍隊では、
戦略決定、命令したことが実行されたかどうか確認のための
フィードバックを組織化しているが、
 
大統領の政治的決定のフィードバックは官僚システムによる
報告しかないという。
 
政治が不毛なのは決定しても何も起こらないのだと。
当事者の報告は当てにならない。
 
■民主党政権の予算見直しは、
当事者ではなく、
 
その政策の「顧客は誰か」のドラッカーがよく「問う」質問から
入るべきではないでしょうか?
 
例えばダム建設の顧客は誰か?
雇用促進策の顧客は誰か?
 
顧客は当事者ではないことは明らかですね。
 
政策が正しいか間違いかを知るには
顧客からのフィードバックが不可欠ですね。
 
 
本日もメルマガ読んで頂きありがとうございます。
 
今岡善次郎
 
 
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http://www.bizdyn.jp/
東京農工大大学院客員教授
多摩大学大学院客員教授
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 
 
 

誠の道は天の道

2009年11月 3日 09:13

 

人も組織も、社会である外部の資源を、社会である外部の価値に
変換する経済連鎖の一つの環です。
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。そのイメージを
表現した、球形の網の結び目が宝石となっているのが
「インドラの網(ネット)」
 
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                   第072回   
                            
    ★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★     
 ~P.F・ドラッカーの社会生態学的経済連鎖モデルが開く  
  人生・企業・社会の共通のフラクタル構造~      
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   『誠の道は天の道』
 
 
■こんにちは、今岡善次郎です。
 
今日もメルマガお読み頂きありがとうございます。
 
妻の介護で数年仕事から離れていましたが
私の本職である経営コンサルタントの仕事に復帰し、
久しぶりに中国で、
生産物流販売のサプライチェーンの現場を見ながら
顧客の顧客まで思いを馳せています。
 
仕事に復帰しても、日本にいる限り、
週2回、入院している妻との面会と
妻の衣類の洗濯は欠かしません。
 
その面会が病院側の新型インフルエンザ予防のため
制約がかかりました。
自分のために生きた60年の人生を反省し、
これからは「誠の道は天の道」だと。
 
読者の皆様にお伝えすることが私にとっても修行だと
考えています。
 
さて、
 
●今週のテーマ
====================
1.人も造化である
2.決定を行動に移す
====================
 
1.人も造化である
 
安岡正篤によると
造化とは天であり大自然であり、
この世界に生命を与えているものである。
 
人間は自然界の生き物であり、
生態系に生きる存在であるのは紛れもない事実ですね。
 
だから自然界、生態系の法則に、天の法則に準じるしかない。
 
人類が自分の経済的動機だけで仕事をした結果
自然環境も破壊されたし、
何よりも精神が破壊されてしまった。
 
日本で1日、100人の自殺者が出ている現状は
社会生態系の破壊の結果ともいえる。
 
■従って
我々人間は
「かくあらねばならぬ。かくあるほかにありえない」
と教条的に教えること、教えられることが
歴史的に行われてきた。
 
しかし、そこで
「仕方ないと諦める宿命論は誤りである」
と安岡正篤は言います。
 
■宿命論は「人が造化(天)である」ことを
知らないと。
 
先週、「科学が精神世界に入っている」という話をしましたね。
 
最近の科学で「フラクタル現象」というのがあって、
自然界はミクロからマクロの世界まで相似形になっている、
という発見があります。
 
木の葉など植物の形体、海岸線の波形、
宇宙の構造など。
 
又身体を構成している細胞も器官も、
個体が構成している群れも社会も、
 
ズームアップしても、ズームダウンしても
同じ構造になっている。
 
一神教の世界では
創造主である神が人を作ったが、
フラクタル構造ではミクロがなければマクロはない。
 
人がいなければ創造主もいないのです。
 
■つまり、
人も創造主であり、造化(天)であるということなのです。
 
だって我々は知っています。
人を作るのは親であり先祖であることを。
 
だから人が人に貢献する「誠」の道は「天の道」であると。
 
2.決定を行動に移す
 
あらゆる仕事は連鎖して人に価値を提供することを目的とします。
価値を提供する相手を顧客といいます。
 
家族も患者も市民も顧客です。
 
経営方針や戦略と言われるものは、
顧客までのネットワークで連鎖する多くの業務を実践することで
成果を上げます。
 
■だから何か方針や戦略を決定するだけでは、
単なるお題目、良き意図の表明でしかありません。
 
決定は、
仕事で関係する人、又は連鎖する人と人の関係の中で
人の行動に移らなければ、
単なるお題目ですね。
 
■ドラッカーの著作から引用します。
 
あるメーカーが一部の製品の生産中止を決定した。
 
但し3年だけ過渡期の処置として生産販売を続けるという
経過処置をとった。
 
その決定を、営業を通して顧客に伝えたところ
減少を続けていた注文が増加した。
 
そして3年経ったとき、
倉庫には10年分の部品在庫が残った。
 
購買部には生産中止の決定が行動に移っていなかった。
 
■ドラッカーの言葉で言うならば、
「最も時間がかかるのは成果を上げるべき決定を
行動に移す段階である」
 
どんな決定も、
サプライチェーン(仕事の連鎖)で関係者の仕事、責任、
行動になるまでその決定はないに等しい。
 
その決定により「現実現場で何をなさなければならないか」
関係者全員が問う必要がある、
という話ですね。
 
 
本日もメルマガ読んで頂きありがとうございます。
 
今岡善次郎
 
 
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株式会社ビジダイン
http://www.bizdyn.jp/
東京農工大大学院客員教授
多摩大学大学院客員教授
http://www.tuat.ac.jp/~rmmot/about/prof/imaoka.html
http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 
 
 
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