P.F・ドラッカーに学ぶ人生・起業・社会設計のすすめ|今岡善次郎のマネジメント・メルマガ

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仕事も社会還元

2009年9月29日 07:04

人も組織も、社会である外部の資源を、社会である外部の価値に
変換する経済連鎖の一つの環です。
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。そのイメージを
表現した、球形の網の結び目が宝石となっているのが
「インドラの網(ネット)」

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 ~P.F・ドラッカーの社会生態学的経済連鎖モデルが開く  
  人生・企業・社会の共通のフラクタル構造~      
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   『仕事も社会還元』


■こんにちは、今岡善次郎です。

今日9月16日の週は、出張で中国にいます。

しがって原稿は前の週に書いて
今日メルマガ発行の予約していたものをお届しています。


本メルマガ読者は1000人を超えていますが、
昔からの友人知人も含めて
お会いしたことのある方もいますが
未だお会いしていない方の方が多いですね。

私の使命としていることの一つは皆様にとって
有益な知識を還元することです。

ドラッカーや安岡正篤などの
社会的な知識資源としての賢人、
人生に影響を与えた家族や祖先、
仕事を通して出会った多くの人々、
皆様からの、社会の人々から受けた影響
のお蔭で

私の思考は形成されているのです。

自分だけで無から創造したものは何もない。

本日もお役に立てればと念じています。


さて、

●今週のテーマ
====================
1.知命と立命
2.事実ではなく事実の解釈
====================

1.知命と立命

■我々は

生きている意味を知って、
運命を開きたいものですね。

安岡によれば

人間の「命」には
因果関係の法則があるそうです。


■人間学を学ぶことによって

先人の、人類の英知が到達した「人間性とは何か」
について学び、
自分がいろいろ体験し、気づき、

自主的で、主体的になって、そして
自分の使命を知ることができると。

我々一人ひとりに使命があるのだそうです。


■自分の使命を知った者は、

「内面の満足は何か」と、

「人のため社会のための貢献は何か」

の問いへの答えを得るという。

「自ら靖(やす)んじ、自らを献(けん)ずる」ことを
知り運命が開けるのだという。

■ドラッカーは
「人は内面の豊かさによって仕事を生み出すことができる」
と言っています。

「自らを献ずる:というメッセージは
「仕事をすること」と捉えることができます。


「企業は社会の機関である」とのドラッカーの言葉と
重なりますね。

と同時に「人は社会に貢献する存在である」メッセージも
ドラッカーの哲学ですね。


2.事実ではなく事実の解釈


厳密に言えば事実によって
決定されなけれなならないものでも
あらゆる決定は事実の解釈から行われます。

世の中はそれぞれの人間の認識された解釈で
成り立っています。


■だから通常言われているような
「事実からスタートせよ」は所詮無理なのです。

誰ものが自分の意見から、
自分の認識からスタートする。

しかし、
意見や認識は検証されていない仮説にすぎない。

意見は論ずべきものではなく、
検証するものであるとは
ドラッカーの意見です。


■事実を知る努力とは、

目で見て聞いて触れて、
人間の脳には膨大なデータを入力することである。

GPSと結びついたインターネットで事実データは
膨大な情報量になって利用可能にはなっているが、
人間の脳のキャパシテイは変わらない。

人間の情報処理能力には限界がある。

だから人間は誰しも多くの事実から
自分の認識できる事実のみ知覚する。

 

■従って、
あらゆる決定は、科学と同じように、
仮説からスタートする。

戦略も計画もすべて仮説からスタートしているので

実行の過程で見直さなければならない。

自信に満ちたリーダーの言葉とは言え、
どんな事実をどんな認識をして発言しているのか、
冷静に聞かなければなりません。

狂信的な個人崇拝で、
悲惨な事件が起こっているのは
ヒットラーだけではなく、
どこにでもある現象です。

あなたにとって大事なことは
自分の持っている潜在意識を信じて
成すべきことを自分で決めることです。

間違ったら軌道修正する。

自分の心を支配するのは自分自身です。

自分の認識を大事にしましょう。


本日もメルマガ読んで頂きありがとうございます。

今岡善次郎


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株式会社ビジダイン
http://www.bizdyn.jp/
東京農工大大学院客員教授
多摩大学大学院客員教授
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http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 

政治もマネジメント

2009年9月22日 11:20

人も組織も、社会である外部の資源を、社会である外部の価値に
変換する経済連鎖の一つの環です。
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。そのイメージを
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   『政治もマネジメント』


■こんにちは、今岡善次郎です。

いよいよ政権交代ですね。

鳩山民主党、良い政治をやってほしいですね。

鳩山氏は東大工学部、スタンフォード大学大学院で
オペレーションズ・リサーチ(OR)の博士号を
持っており、理系で初めての総理になる人だそうです。


小沢一郎に比べてマリスマ性はない。
人の話を聞きすぎてぶれてしまう。
と言われていますが、

彼の顔が最近変わってきたように思います。

目的を決めて冷静に成すべきことを決定し
状況に合わせて軌道修正する、
オペレーションズリサーチも
科学的マネジメント手法と言われているものです。

人間をそこに取り入れ、国民を顧客として
真摯にマネジメントして欲しいですね。

 

さて、

●今週のテーマ
====================
1.知識と知恵
2.成果は何か
====================

1.知識と知恵

■安岡正篤という人はどんな人物か、
興味ありますね。


どんな知的資源を使ってどんな知的資源を
社会に提供し貢献したか。

明治31年、19世紀末にお1898年に生まれ、
第一高等学校、文明の配電盤の時代の東京大学法学部に
学んでいます。

西洋から怒涛の如くなだれ込んだ西洋の哲学や
社会科学を吸収したそうです。

しかしながら
■安岡は西洋から学べば学ぶほど
精神的飢餓感が強まったという。

東洋の古典を読むことで
精神の飢えを凌いだ。

安岡は
西洋の学問は「知識」の学問で
東洋の学問が「智慧」の学問だ
気づいたそうです。


■東洋の智慧の学問とは
「人間学」であると。

「窮(きゅう)して困(くる)しまず、
憂いて意(こころ)衰えず、禍福終始を知って
惑わざるがためなり」(荀子)

迷いや困難なことに精神的に落ち込むことなく
人生にはいろんなことがあっても
主体性を持って混乱することなく生きるための

学問であると。

一方、マネジメントとは何か?

会社など組織が困難な事態になっても、
混乱することもなく冷静に乗り越えるには何が必要か
の問いに答えと行動を喚起することにあります。

「勝ち残りの戦略はどうあるべきか」とか、
「生き残るスキルは何か」

などと言う現代のマネジメント教育の
キャッチコピーとニュアンスが違いますね。

常に「勝ち負け」の競争の市場原理主義の中で
どう戦うか、これが
欧米から学んだマネジメントです。

 

■知識は「私」、すなわち自分の内側の能力であるのに対して、

智慧(ちえ)は人と人、組織と組織に関わるマネジメントとも
言えます。

ドラッカーマネジメントの特徴は
一人ひとりの人生、企業、社会がつながっていることです。

人生のマネジメントと
企業のマネジメントを
分けて考える必要はない。

ドラッカーは一つの原理を説明するとき、
一人ひとりの生き方と企業のマネジメントの例を
並べます。

安岡は西洋に学びながら東洋に戻った。

ドラッカーは西洋の近代科学の元になってデカルト
に批判的だった。

現代日本人の多くは明治のころは欧州より、
そして戦後は米国より、
多くを学び、

西洋的な思考に慣れている。

未だに富国強兵の文部省の教育方針の決定の
影響下にあるのです。

そして、
西洋的なコンセプトでしか、東洋を理解できなく
なっているかもしれない。


ドラッカーと安岡の著作は
東洋を学ぶために
人間を学ぶための
貴重な知的資源ですね。

 

2.成果は何か

 

何か仕事を成すには成果は何かを
あらかじめ決めておかなければなりません。

ただ忙しく行動するだけでは成果はあがらない。

目標は何で
何をすれば「顧客」は喜ぶか。

顧客は安全でいられるか。

その条件は何か。


■目標は簡潔であればあるほど成果があげやすい。

目標は明確である方が成果が上がる。


成果が定義できない仕事は成功しない。

何を持って成功だと言えるものがなければ、
成功を測定できなければ、
成果を上げることができない。

ただ勤勉であれば良いというわけには
いかない。

だから成果の条件を決めることは
戦略の要ですね。


■ドラッカーはマネジメントを語るとき、

企業の問題だけではなく、個人や社会の事例を
メタファー(比喩)に使っています。

ちなみに
生物の細胞も、器官も、身体も、
又、人の群れである会社も、国家社会も
同じ生命現象としての構造であるというのは

自然界の地形や事件の発生パターンに見られる

フラクタル構造と言われるものです。

成果の条件は何か。

1961年のケネデイのキューバ進行の決定の事例を
上げています。

「カストロを倒すこと」
「内政干渉に見えないこと」

この2つの成果の条件を満たすことができなかったから
失敗したと。

■何かことを成すには
「いくつかの成果としての条件が整合が取れているか」
を問うことが大事ですね。

企業のイノベーションも同じです。
在庫を削減することを
コスト削減することは整合性があるか。

あなたの人生も同じです。
心身ともに健康であることと
経済的に成功することの二つを満たせるか。

イノベーションとは「革新」することですが、

従来の方法では相矛盾する成果ことを
成し遂げることと考えていいようです。


みなさん、
どう思いますか?

今日は少し理屈っぽかったでしょうか?


本日もメルマガお読み頂きありがとうございます。

今岡善次郎


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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 

マネジメントと人間

2009年9月 8日 08:08

人も組織も、社会である外部の資源を、
社会である外部の価値に変換する経済連鎖の一つの環です。
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。そのイメージを
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   『マネジメントと人間』


■こんにちは、今岡善次郎です。

今日もメルマガお読み頂きありがとうございます。

先週1週間、中国天津にて仕事して来ました。

妻を入院させて在宅介護から解放され、
久しぶりに本業復帰のコンサルタントとしての仕事です。

着いたよと 国際電話 不必要
待っている君 恍惚の人

30年にわたる仕事人生で、海外出張する時は、
いつもセーフティ・アライバル・コールの習慣がありました。

そして明日帰国という夜にもいつも国際電話すると
喜んでいた妻はもう電話を要求しません。

一人暮らしの男の海外出張の寂しさを
感じました。

先週のメルマガは1週間前に予約投稿でしたが、
本日の原稿は前日に書いております。


さて、

●今週のテーマ
====================
1.自由・主体性・創造性
2.例外的な特殊な問題
====================

1.自由・主体性・創造性

■安岡正篤は言っています。

「環境が人を作ることに囚(と)われると
人は単なる物・機械になってしまう」と。

そして又、

「人物が偉大であれば立派な環境を作る」

「人は修行によって命を知り命を立てることができる」と。

我々は、政治家も含めて言いわけをする。

「百年に一度の経済環境」などど言いますね。

だから誰がやっても失敗する。

自分の責任ではないと。


■人も組織も環境によって決ると言ってしまえば、

単に運命論になってしまいます。

人は、人生において、仕事において、
考え、修行することで使命が分る、
と安岡は言います。

■一方、ドラッカーは

「人を物的資源と同じ機械的法則に従うと考えるのは
重大な誤りである」と言って、

指示された通りに働くという前提でのマネジメントに
疑問を呈しています。

「人は仕事に創造的衝動の充足を求めている」と。


■環境に甘んずることなく、

他人に指示されて主体性なく行動することではなく、

人間は自由に、主体的に、創造的に
使命を知り、「命を立てる」ものであると
言う安岡の言葉は、

「人は創造的衝動の充足を求める」という
ドラッカーの言葉、

東西の偉人は期せずして
同じことを教えてくれます。


そして
それは我々多くの凡人も
「そうありたいと」思い、激励してくれる
言葉なのですね。

 


2.例外的な特殊な問題


自分や家族に降りかかる問題、

仕事で降りかかる問題、

誰しも、なぜこんなことになったか、
理解できないものがありますね。

良く使う手は、
「これは特殊で例外的だ」と考えて
問題解決から逃げることです。


■そのための諦観(あきらめ)の理屈の
有名な法則ご存知ですか?

マーフィーの法則です。

人生は思い通りならない。

出かける時に限って電話が入ってくる。

良い仕事したときに材料が不足する。

売れると思っている製品が売れないで
売れないと思っていた製品が売れる。

期待していると裏切られる現象が起こる。


■近代科学の発展は
自然界の複雑な「非線形現象」を「線形」に単純化する
近似法のお陰だという説があります。

線形でモデル化して成果を上げる一方で
線形でモデル化できないで近似したために説明できない
現象がたくさん起こる。

とくに人間がからむマネジメントの
問題は「理論」という「線形でモデル化」すると
例外的特殊な問題ばかりのように見える。


■ドラッカーに言わせると、
圧倒的に多く見られる間違いは、
「一般的な状況を特殊な問題と見ることにある」と。

BPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)
という経営改革が10年前に流行りましたが、
実はほとんど成果を上げていない。


なぜか?

経営体を「機械システム」と見て、
人間の本質を考慮しなかったからです。

我々は自分を含めて人間を知らない。

ドラッカーのマネジメントでは「人間の本質」が
ベースになっています。

人間を知れば例外的な特殊な問題だと思っていたものが
説明しやすくなります。

あなたも、

仕事とは機械的に情報処理することではなく、

社内の、又は社外の人(顧客)に何かしてあげること
であると考えるだけで
理解できなかったことがわかるかもしれませんよ。

 

本日もメルマガ読んで頂きありがとうございます。

今岡善次郎


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の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
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科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 

知識と見識と胆識

2009年9月 1日 09:44

人も組織も、社会である外部の資源を、社会である外部の価値に
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   『知識と見識と胆識』


■こんにちは、今岡善次郎です。

安岡正篤とドラッカーを交叉させます。

私から見ると
共通点が多く、
どちらからも多く学べるからです。

「教えることは学ぶたの最高の方法である」
(ドラッカー)

「活学のためには優れた人物から学ぶことである」
(安岡正篤)

マネジメントの原理には
学び方も重要ですね。

テクニックや技術ではありません。

 

さて、

●今週のテーマ
====================
1.人間学は胆識を育てる
2.根本問題は何か
====================

1.人間学は胆識を育てる

経営戦略とか、論理思考とか、
ビジネススクールの定番ですね。

戦略(知)の重視は
現代的マネジメント教育の中心ですが、

ドラッカーは泥臭いというか、
人間的な要素をかなり語っていますね。

ドラッカーの人間的特質については
安岡正篤の人間学と根本のところで同じです。

■安岡の人間学は

「活学」と称しています。

学者の道徳論であった「朱子学」
の実践行動の伴わない儒学ではなく
行動をともなう「陽明学」から来ているようです。

ドラッカーも
「マネジメントは知識でも科学でもない」
「マネジメントは医学と同じ実技である」
と言っています。

「何かを語るためではなく、
何かを成すためである」と。

■安岡の人間学は

「知識は見識になり、見識は胆識にまで進んで
初めて仕事になる」

というものです。

ITの世界では
データが情報となり、
情報が知識になる、
知識にならないと行動にならないと言います。


でも安岡は
知識から胆識まで進まないと成果(仕事)にはならない
と言います。

■ドラッカーによると

「事実からではなく、意見から仕事せよ」

「危機を機会に変える企業家精神がイノベーションには勇気を要する」

と言います。

見識を意見に
胆識を勇気に
置き換えてみると

人間学は
危機を機会に変えるイノベーションのための
学問だとも言えます。

 

2.根本問題は何か


仕事で成果を上げるためにも
又失敗しないようにするためにも

行動する前に
戦略を考えなければなりません。

仕事は多くは問題解決として定義される。


■問題は目に見える問題と

その問題が発生している別の問題が原因となっている
場合が多い。

トヨタ式経営に「何故を5回」という
有名な品質改善の思想があります。

起こった不良を直すだけでは
又同じ不良が発生する。

不良の大元、根本問題を絶たねば
問題は繰り返す。

成果を上げるには
根本問題への対処を行動に落とし込む必要がある。


人生でも、政治でもいつも同じ悲劇が繰り返される。
何が大事か、
根本的な原因は何かを考えなければなりませんね。


■企業は在庫が増えると資金不足に陥る。

「在庫を減らせ」という問題定義がなされる。

在庫問題は
「なぜなぜと原因をさかのぼっていくと経営全体の問題」
にたどり着く。

私、今岡善次郎は、
在庫問題の根本問題は何かと考え続けて
サプライチェーンマネジメントの体系化を使命としています。


■ともかく、
問題としての症状を取り去るだけではなく、

その根本問題を追求しなければなりません。

発熱の原因となる病気が特定できないと、解熱剤だけでは
病気は治せません。

「5回のなぜは」
品質問題だけではなく、

在庫問題、売上不振、収益問題、

そして、人生の問題、
社会経済問題にも応用できますね。

あなたも、
自分の仕事で

「この仕事が解決しようとしている問題は何か?」
の問いから始めて、

「なぜを5回問うてみませんか?」

 

本日もメルマガ読んで頂きありがとうございます。

今岡善次郎


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