ドラッカー、「目的は何か」からスタートする - 今岡善次郎のマネジメント・メルマガ|人と幸せにするマネジメント革命|P.F・ドラッカーに学ぶ人生・起業・社会設計のすすめ|今岡善次郎のマネジメント・メルマガ

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ドラッカー、「目的は何か」からスタートする

2009年6月30日 06:58

人の内面を豊かにする「マネジメント革命」を説いたP・F・ドラッカー。
人生設計・企業設計・社会設計すべてに通じる共通する概念とは、
内ではなく外にある成果のために、人が人に貢献する場をつくること。
それがマネジメントの目的であること。別名「愛」と言われるもの。

◆━━【今岡善次郎のマネジメント・メルマガ】第58回━━━◆
                            
       ★人を幸せにするマネジメント革命★        
  ~P.F・ドラッカーに学ぶ人生・企業・社会設計のすゝめ~ 
                            
  
   『ドラッカー、「目的は何か」からスタートする』

本日もメルマガお読み頂きありがとうございます。

6月は妻の誕生月でもあり、
父の日を兼ねて
娘と娘の彼が僕たち夫婦を食事に誘ってくれました。

言葉にて 会話はもは やかなわぬが
皆と食事に 幼女の笑顔

病院から連れ出して近くのデニーズで
介助しながら食事しました。


まわりの顧客の目、
以前は好奇の目だったのが、今は
善意の目に感じるようになりました。

 

さて、

●今週のテーマ
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1.組織は創造的破壊のためにある
2.「何が目的か」と問うこと
====================

1.組織は創造的破壊のためにある

「今は危機の時代だ」という煽りは
過去30年間でも何回も繰り返されましたね。

2008年9月のリーマンショック以降の世界同時不況以前でも、

日本では「失われた10年」が始まってから20年は
経っているでしょうか。

リストラ、不良債権、年金不祥事、医療介護問題、
自殺や殺人事件・・・・。

企業や学校、病院、行政機関などにとって
解決すべき課題はたくさんあります。

ストライキ、テロ、暴力的革命などの破壊活動は解決に
ならない。

それでは一体、
■何が危機の時代を救うのか?

新しいマジックや
新しい発明や
新しい神

などではない。

ましては強力なカリスマ・リーダー
でもない。

企業であれ、公的機関であれ、
そして一人ひとりの生活であれ、

「人類が失敗し成功した無数の経験から導かれた
知識を効果的に使って実践すること」のみ

が危機の時代を乗り越えるのに役立つのではないでしょうか。

先人の知恵と新しい現実からの知恵を
組み合わせるマネジメント。

すなわち、
ひとつ一つの組織において、
多くの知識を共同の課題に向けて結合すること。

時代に合わせてイノベーションすること。

しかし、
■我々の生活も社会も家族も、
コミュニテイはその内部では安定を求めたい。

変化を阻止したい。

しかしコミュニテイの外では変化を求める。

その結果
企業も公的機関も
顧客が変化し、事業の価値が変化し、
過去には必要だった知識も変化する。

1年前までは華やかだった金融工学やグローバルスタンダード
もいまや諸悪のシンボルになりました。

科学や技術だけではなく、
社会的なイノベーションも

シュンペーターが言ったという
創造的破壊が必要になっています。


■危機は逃れることはできなくても乗り越えることが
必要です。

そのためには、

テロや革命ではなく、

あらゆる組織が自ら行っていることのすべてを
体系的に廃棄できなければならないと
ドラッカーは教えてくれます。

計画的に廃棄し、
新しい創造に専念しなければならないと。

 


2.「何が目的か」と問うこと


モノを作ったり、運んだりすることの生産性は
今でも向上していますが、

ドラッカーによると
日本や欧米における物量による経済成長はもはや終わった
という。

効率を指標とする生産性革命は終焉した。


一方で
店員、技術者、会計士、医師、教師、看護師、介護士、
事務職、営業職などの知識労働者の数は増えているが、

その生産性は全く向上していないと。


■肉体労働においては資本(金)と技術によって
生産性向上をはかることができた。

しかし、
知識労働者の生産性向上のために、資本(金)は
それほど役には立たない。

技術はそれだけでは生産性を上げない。


■モノづくりにおいて生産性向上の元祖になった
フレデリック・テイラーは

「何が目的か」と問わなかった。

目的がぶれることは
あまりなかった。


生産組織の人間関係論で有名なメイヨーは
「何が目的か」「なぜ行うのか」と問わなかった。

フロイトは患者に「何が問題か」と問わなかった。

マルクスもレーニンも大衆に問うことはなかった。

西洋の近代科学と言われる手法は
エリートの知恵のみ尊重し、労働者は無能とみていた。

ちなみに、
これは日本人の伝統的仕事観には無かったように思います。


■今は、モノ作りで生産現場で働いている人も物を運んでいる
人も、知識を持ち、成すべきことを考える。

ドラッカー命名の知識労働者になった。

知識労働者の生産性向上は

「何が目的か」と問うことからスタートする。

問題解決ではなく、問題定義から
スタートする。


時代が大きく変わるとき、
「何が目的か」と
常に確認し問い続けることこそが、
成果を上げることに欠かせない
のですね。

 

本日もメルマガ読んで頂きありがとうございます。

今岡善次郎


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株式会社ビジダイン
http://www.bizdyn.jp/
東京農工大大学院客員教授
多摩大学大学院客員教授
http://www.tuat.ac.jp/~rmmot/about/prof/imaoka.html
http://www.tuat.ac.jp/~rmmot/schedule/syllabus_2008/204_08_supply_chain.pdf
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 

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