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ドラッカー、時代の転換点でのイノベーション

2009年6月 9日 10:54

   『ドラッカー、時代の転換点でのイノベーション』

先週は気温も低く雨の日が続きましたが
今週は初夏の晴れの日が戻るようです。

ゆっくりと 手足を伸ばす 森の中
君と習った 気功体操

アルツハイマー病の進行を遅らせるために
勧められて始めた気功ですが、

妻が入院してから半年後、ひとりで週一回
気功教室通いを再開しました。

東高円寺にある蚕糸の森公園で
よく一人で気功体操します。

晴れた昨日の朝、
日々緑が濃くなる公園で、
気持ちよく練習しました。

さて、

●今週のテーマ
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1.生態系再構築のイノベーション.
2.知識を使うための知識
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1.生態系再構築のイノベーション

新型インフルエンザは、ひとまず終息宣言が出されましたが、
自然生態系の食物連鎖とは違う餌が原因だそうです。
自然生態系が壊れた結果起こっている。


世界同時不況の経済危機は膨張した金融商品が経済連鎖の中で
不良在庫になり、社会経済の生態系が壊れた結果起こっている。


どちらも生態系の病気と言えます。

 

■人と環境の関係は再検討され、再構築されなければならない。

しかしながら政治家や国家にその力があるのか。


グローバルな経済危機は、
政治家や経済学者によっては解決されないと
ドラッカーは言っています。

ドラッカー思想の原点になった
ヒトラーという強権国家による問題解決への危惧。

すべて、国家に頼るのではなく、

社会生態系を構成する
ひとつひとつの組織が、
ひとり一人の人間が、

成すべきは何か問う必要がある。

 

■つまり、
社会生態系における再構築は一つひとつのイノベーションが
求められる。

イノベーションとは技術用語ではなく、
経済的社会的用語である。

イノベーションとは人間行動にもたらす変化である。

イノベーションとは組織の中ではなく組織の外にもたらす変化である。

自己満足ではなく、他者満足である。

顧客の行動の変化である。

そのために問うべきは、

社会における脅威に焦点を当てるのではなく、
現在危機を言われている現象を機会として問題を定義することが
必要であると。


■イノベーションは行動であり、実践であり、姿勢である。

イノベーションの精神を習慣化しなければならないと。

なぜならばイノベーションは9つの失敗を
1つの成功で埋め合わせしなければならないから。

そして、
真摯さが要求されるから。

食物連鎖を正常化し、
経済連鎖を正常化する。

性急に規模の成長を求めないで
自然と心を満足するイノベーションを実践する。

 

2.知識を使うための知識

 

世界同時不況の後は,
資本主義でもなく社会主義でもない
新しい社会がくるとの論調が増えましたね。

つまりモノとカネに価値をおく社会からの決別がくると
言うわけです。

モノとカネに代わるもの、それは一体何でしょうか?

知識もその一つでしょうね。

社会のため、人の生活や人生にとって良きものを
組織が人に提供するための知識、
それは有力な候補でしょうね。


■ドラッカーの歴史的分析によれば

18世紀ヨーロッパで起こった産業革命は
道具、工程、製品への知識の適用だった。

19世紀から20世紀にかけて米国で花開いた
生産性革命は
仕事への知識の適用だった。

そして今、
20世紀後半から現在進行している
マネジメント革命は
知識への知識の適用である。


■時代の転換期にはおいては特に
知識を体系的に、意識的に使って
イノベーションを起こさなければならない。

なぜならば
モノとカネとヒト(労働)という資源は
2次的となり

人の知識だけが主たる資源になったから。

幸い知識は豊富にある。

砂の中から金を探すように、

氾濫している知識から
「金」を掘り出して加工して
あらたなイノベーションとなる「金製品」(知識)
が求められている。


■ドラッカーのマネジメントの豊富な「金」(知識)
を提供してくれます。

目的に応じて、
使いやすさに応じて
いろんな「金加工品」あって良い。

ドラッカー以外の知識をも
組合わせる「合金」こそ、

ドラッカーがよく引用する
シュンペーターのイノベーションです。

イノベーションとは知識の新しい組み合わせによって
実現する。

ドラッカーは、極めたり反論したりする対象ではない。


新しいイノベーションに利用する知識資源だと考えています。

皆さん、どのようにお考えでしょうか?

 

本日もメルマガ読んで頂きありがとうございます。

今岡善次郎


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株式会社ビジダイン
http://www.bizdyn.jp/
東京農工大大学院客員教授
多摩大学大学院客員教授
http://www.tuat.ac.jp/~rmmot/about/prof/imaoka.html
http://www.tuat.ac.jp/~rmmot/schedule/syllabus_2008/204_08_supply_chain.pdf
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
 

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