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2009年5月12日 19:17
人の内面を豊かにする「マネジメント革命」を説いたP・F・ドラッカー。
人生設計・企業設計・社会設計すべてに通じる共通する概念とは、
内ではなく外にある成果のために、人が人に貢献する場をつくること。
それがマネジメントの目的であること。別名「愛」と言われるもの。
『ドラッカー、自己を鼓舞し自己反省する』
熱心な読者の中には、私のメッセージに鼓舞される方がいる
一方で身につまされて自己反省させられるという方が
おられました。
私自身が不完全な人間で人にメッセージを伝えることで
自分を鼓舞し、自己反省しています。
今日も自己反省のテーマです。
人間は現時点でのベストを尽すこと以上のことは
できません。
●今週のテーマ
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1.本分を守れ
2.相手に何がしてやれるか
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1.本分を守れ
人も組織も
生きていくために、現状を変え、
新しいことに挑戦しなくてはいけない時があります。
企業で言えば多角化戦略というやつです。
■企業の多角化には内的誘因と外的誘因があると
ドラッカーは言います。
内的誘因とは
人は同じことを繰り返していると飽きて退屈する。
だから多角化する。
外的誘因とは
技術が分岐し多様な分野で応用されるし、資本市場では
資本家が利潤を追求し、労働市場で人は仕事を求める。
つまり、イノベーションも多角化誘因ですね。
■ところが多角化戦略で成功することは
極めて難しい。
共通の市場と共通の技術を核にしない多角化は
失敗するとドラッカーは言います。
医薬品会社が化粧品事業をやっても成功しない。
自動車会社がエンジン効率を上げるガソリン添加物を
開発しても成功しない。
オペラ歌手がオペラファンに歌謡曲をアレンジして歌う
多角化も簡単ではない。
オペラ歌手が歌謡曲ファンにオペラをアレンジして歌う
多角化も簡単ではない。
オペラ歌手が歌謡曲ファンに歌謡曲を歌ったら
確実に失敗する。
■企業も人生のマネジメントも
自分の価値観や哲学と外れたことをやろうとすると
失敗する確率が上がる。
一時やる気を起して行動したのは良いが、
もう一人の自分が
「何かおかしい」「面白くない」
と言うときは成功しない。
もちろん、
人は多様だから例外はある。
「本分を守れ」
という教訓は成功のために基本のようです。
私も自分自身に言い聞かせます。
失敗の経験あります。
2.相手に何がしてやれるか
「成すべきことは何か」
「われわれの事業は何か、何でなければならないか」
の自問が重要ですね。
その答えの次が、
「ではそれを自力のみでやるか、他力を頼むか」
の問いに答えなければなりません。
最近日本でも企業買収や合併が一般的になっていますが、
自社開発か、外注又は企業買収の選択を迫られます。
■自力による自社開発でも外注や企業買収による他力活用でも
簡単ではない。
どんな新事業でも
その試みが成功するのは2分の1か、3分の1
です。
独りの仕事であれ、チームの仕事であれ、
経済連鎖で連携がうまく行かなければ
仕事の成果は上がらない。
■アメリカのある部品メーカーは
自社が貢献できると思う企業を発見すると
共同開発を提案し、
その後で企業買収合併の提案した。
ある銀行は自社で預金を集める能力がないと判断した。
そのために人を採用して人材教育をして
その後、預金を集める能力が高い銀行を買収した。
■「企業買収を成功させる鍵は、
被買収企業に対して買収する企業が何がしてやれか」
にかかっていると
ドラッカーは言います。
企業と企業の連携のマネジメントである
サプライチェーンマネジメントも、
相手企業に何がしてやれるかが成果を決めます。
結婚がうまく行くのは
相手は何をしてくれるかではなく、
相手に何がしてやれるかを問うカップルであるのと
同じですね。
本日もメルマガ読んで頂きありがとうございます。
今岡善次郎
追記:
私のメルマガ読者に以下のセミナー無料招待します。
________________________________
サプライチェーンマネジメント・セミナーのご案内
~経済危機の時代を乗り切るマネジメント革命~
金融危機以降の変革期を乗り切る手段を提供すべく、サプライチェーンマネジメ
ント・セミナーを5月14日(木)TKP東京駅八重洲ビジネスセンター本館カンファレ
ンス1803において開催いたします。
ケインズやマルクスが復活し、蟹工船が読まれ、日本の資本主義の父といわれる
渋沢 栄一が注目され、福沢 諭吉もリバイバルして、欧米もレーガン・サッチャー
の規制緩和から始まったグローバルスタンダード、米国MBA経営などに代る、一
人ひとりの仕事や企業のマネジメントの指針が求められております。
今回、今岡善次郎は、この時代のマネジメントの「知」の
イノベーションを目指し、東京農工大学大学院MOTと多摩大学大学院にての講義
用に設計した教材に基づき、別紙のようにその概要をセミナーで発表いたします。
マネジメントの発明者といわれるP・F・ドラッカーの思想的背景を読み解き、
彼の社会性生態学的観察による経済連鎖(エコノミックチェーン)の概念を、今岡
がこの10年間提唱しているサプライチェーンマネジメントに応用し、世界同時不
況の経済危機の根本原因を究明し、一人ひとりの人生設計、企業のマネジメント、
社会建設に有効なる方法論を提案いたします。
プレスリリースも兼ねて
講義資料も充実させた無料セミナーを開催しますので是非ご検討頂き、
是非FAXでお申込みいただきたくご案内いたします。
~記~
■サプライチェーンマネジメント・セミナー
日時: 2009年5月14日(木)午後13時30分~16時40分
会場: TKP東京駅八重洲ビジネスセンター本館カンファレンス1803
http://www.tkptokyoeki-bc.net/access.shtml
<第1部> 13:30~15:00 経済危機の社会生態学的分析とマネジメント革命
1.ドラッカーの経済連鎖とサプライチェーンマネジメント
2.トヨタショックと世界同時不況の社会生態学的分析
3.ドラッカーで読み解く東洋の知
4.最先端の生命科学、動的平衡論のシナリオ
<第2部> 15:10~16:40 成果をあげるマネジメントの原理と適切な問い
5.精神・戦略・実践の統合と知行合一の陽明学
6.精神(心):正しい動機(顧客志向・自立・行動規範)
7.戦略(知):正しい理解(目標・全体・知識・代替案・因果関係・現場)
8.実践(行):正しい行い(時間・フィードバック・多能工・統合・連続・流れ)
■申し込みFAX用紙ダウンロード先
(メルマガ読者と明記)
http://www.bizdyn.jp/download/20090416/0514scm_seminar.pdf
■今岡 善次郎プロフィール
株式会社ビジダイン代表取締役。東京農工大大学院MOT客員教授、
多摩大学大学院経営情報学研究科客員教授として
サプライチェーンマネジメントの講座担当。京都大学工学部修士課程卒業。
東洋エンジニアリング、マッキンゼー等を経て、経営コンサルタントとして
独立。主要著書『経営力学』、『サプライチェーンマネジメント』
『時間をキャッシュに変えるモノづくり』『利益速度でモノを作れ:JITとTOCの
融合』『セル生産が分かる70のポイント』『トヨタ式経営18の法則』等多数。
■会社概要
会社名 : 株式会社ビジダイン
住所 : 〒164-0011 東京都中野区中央5-8-5-303
代表者 : 代表取締役 今岡 善次郎
設立 : 1994年10月(BPIとして設立)
資本金 : 1,000万円
事業内容: 企業向けコンサルティング・コーチング
マネジメント教材販売
セミナ
ー主催
企業別オンサイトセミナー
URL : http://www.bizdyn.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社ビジダイン
担当 : 今岡 善次郎
TEL : 03-5342-3901
FAX : 03-3380-8297
E-mail: imaoka@bizdyn.jp
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。