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ドラッカー、あらゆる組織は流転する』
2009年5月 5日 20:41
『ドラッカー、あらゆる組織は流転する』
家族五人は 過ぎ去りし過去
2年前までは4人家族で暮していましたが、
妻は入院、娘・息子は独立し、
独り暮らしになり半年になりました。
個人の人生も組織も永続するものはない。
たとえ継続しても
出る人がおり、
入る人がいる。
川の流れは流れ出る速度と流れ入る速度が
平衡しているから安定している。
面白い本を読みました。
「動的平衡」(福岡伸一著)
福岡氏は分子生物学者で、生命の本質を
うまく表現しています。
生命の
キーワードは「流れ」です。
サプライチェーンの
キーワードも「流れ」です。
組織は生きているから流転する。
さて、
●今週のテーマ
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1.自己啓発は没個性と人間疎外を救う
2.明日を担う人間と今日を担う人間
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1.自己啓発は没個性と人間疎外を救う
マネジメントは企業が金を儲けるための道具だという「常識」
を過去のものとしなければならない。
利益は必要だが、数多くの目標の一つに過ぎない。
マネジメントにおける自己啓発とは、
人生においても、企業においても、公的機関においても、
人間を解放することである。
ドラッカーの言葉、
迫力ありますね。
続けます。
■マネジメントは力でもエリートの特権でもなく、
共感する能力、
他者の仕事の仕方を理解する能力、
個性を認める感覚であり、
客観的分析が優れているから
頭脳が優れているから
マネジメント能力があるわけではない。
■没個性とか人間疎外などが現代の病気だとか、
資本主義の問題だとか言われていますね。
しかし、
ドラッカーに言わせると、
身分、階級、因襲、血縁に縛られた昨日より、
没個性や人間疎外が進んでいるかどうか疑わしいのです。
キルケゴールが生きた19世紀のデンマークで
工業化以前の農村において「人間疎外」なるものが
始めて指摘されたと。
■「没個性」と「人間疎外」という
社会の2つの病気への効果的対応が
自己啓発の決意であり、
卓越性の追及であることは
間違いない。
マネジメントは企業の利益向上に役立つ道具ではあるけれど、
同時に、外にある成果のために
人々の役割と位置付けに焦点を当てることで
自己啓発の決意と卓越性を追及するようになる。
それが
没個性や人間疎外という人々の病を治すことになる
というわけです。
サプライチェーンと言う、
企業組織で業務連鎖のチームワークも、
WBCのサムライジャパンやサッカーなど
スポーツと同じで顧客満足という外にある成果を
上げることが「没個性」「人間疎外」の問題への解になるのです。
2.明日を担う人間と今日を担う人間
社会・経済・企業
そして一人ひとりの人生、
あらゆるものは流転する。
活況を呈していた自動車やハイテク業界の
困難を見るまでもなく、
過去と同じ製品やサービスも
過去と同じ技術や知識もいつまでも売れ続ける
わけではありませんね。
■マネジメントは
現在だけではなく将来に
特定の一部門だけではなく全体に関わる必要があります。
組織としては
馬車のムチを作りながら、自動車のブレーキの技術を
開発しなければならない。
■自動車業界が不振になって
ある自動車部品業界が介護用車椅子の開発しています。
技術も市場も全く違う事業で成功することは
並大抵ではありません。
■人間の脳は過去の成功体験から抜け出すことが
難しいように出来ている。
脳の中のプログラムを消し去り、新しいものを書き込むことは
簡単にできない。
明日を担う人間は、
今日を担う人間とは異なる。
人もモノも
出るものと入るものが平衡していることで
組織は安定している。
その動的平衡こそ、
流れであり、
生命の本質だそうです。
<「動的平衡」(福岡伸一著)>
本日もメルマガ読んで頂きありがとうございます。
今岡善次郎
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株式会社ビジダイン
http://www.bizdyn.jp/
ドラッカー学会 会員
http://drucker-ws.org/
東京農工大大学院客員教授
多摩大学客員教授
http://www.tuat.ac.jp/~rmmot/about/prof/imaoka.html
http://www.tuat.ac.jp/~rmmot/schedule/syllabus_2008/204_08_supply_chain.pdf
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
