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2009年2月11日 07:30
今回の世界同時不況の後の「ポスト資本主義」を
「君主資本主義」と提言しました。
読者の一人から返信コメントで
渋沢栄一の「論語と算盤」を教えられ
早速読みました。
ドラッカーも渋沢栄一を調べていますね。
仁義道徳と利益追求を分けるのではなく、
同時に追求することが人間社会に必要なのだと。
さて、
●今週のテーマ
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1.学びて思い・思いて学ぶ
2.企業は社会の機関
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1.学びて思い・思いて学ぶ
子曰く、
学びて思わざれば即ちくらし、
思うて学ばざれば即ちあやうし。
有名な孔子の言葉ですが、
その意味は、
■学んでも現実の世界に応用できなければ分ったとは言えないし、
現実の世界で思っていても
学ばなければ独断の域を出られず
良い成果を生まない。
という意味ですね。
ドラッカーを学ぶ時も同じですよね。
ドラッカーをたくさん読んでも引用だけではなく、現実の世界に
適用できなければ分ったことにならない。
ドラッカーをしらないで
独自に考えてマネジメントするより
ドラッカーを知ってマネジメントするほうが安心感がある。
■私のメルマガでは
ドラッカーを引用するだけではなく、医療や介護、
金融危機にどうドラッカーを応用するかなどに思いをはせています。
自分独自の感想ではなく、
考え方においてドラッカーの思想を軸において
考えるようにしています。
■孔子の言葉に従うならば
ドラッカーを学んでその思想で自分の問題を考え、
自分の問題を考えるに当たってドラッカーの思想に照らしてみる。
思想が先にあるか現実の問題が先にあるかの
違いで、
現実の問題と学ぶべき知識は同時に行ったり来たりする
のが自然ですよね。
現実に今起っている派遣労働者の規制問題を考えて見ましょう。
2.企業は社会の機関
自動車や電機と言う昨年夏までは花形の輸出産業でさえ
今は赤字転落し、
派遣労働者だけではなく、社員の人員削減まで及んでいると
企業の責任問題まで含めて
毎日報道されていますね。
そこで今日は企業の役割について考えてみましょう。
■ドラッカーは
「企業は社会の機関であり、その目的は顧客の創造である」
と言っています。
顧客の創造とは、
マーケティングとイノベーションをすることです。
マーケティングにより、いま潜在ニーズを掘り起こし、
イノベーションにより、新たな効用を創り出す。
財やサービスではなく、その効用を顧客が買ってくれて始めて
潜在的欲求を有効需要に変えたことになる。
すなわち顧客を創造したことになる。
■製品が売れなくて赤字転落するということは
企業が、社会の突発的な変動で顧客の要求が変ったという
ことですよね。
あるいは無理やり作られていた昨日の需要が無くなった。
■労働機会の減少に対して企業に規制するをかけることが
必要かどうか問われていますが、
派遣労働を規制すべきかどうかという問いよりも、
企業がなすべきこと、
社会の機関として自社の強みが
どんな顧客を創造できるか、と問うこと
ではないでしょうか。
今問わなければならない問題は
環境変化で恐竜自体を生き残らせることより、
恐竜の細胞から新しい生命を転生させることことの方が
大切ではないでしょうか。
米国ではIBMという恐竜からオラクルが生まれ、
インテルが生まれ、シスコが生れましたね。
本日もメルマガお読みくださって
ありがとうございます。
今岡善次郎
追記:
教材「成果を上げる仕事の設計15の原理」と
そのセミナーは再設計しています。
勝手ながら、
年度内開催の
2月17日(東京会場)3月6日(大阪会場)
3月17日(名古屋会場)は
3月17日(名古屋会場)に一本化します。
来年度に入り
5月14日(東京会場)を開催します。
セミナーのねらい等、詳しくは
↓
http://www.bizdyn.jp/seminar.html
http://www.bizdyn.jp/seminar.html
ご覧下さい。
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株式会社ビジダイン
http://www.bizdyn.jp/
ドラッカー学会 会員
http://drucker-ws.org/
東京農工大大学院客員教授
http://www.tuat.ac.jp/~rmmot/about/prof/imaoka.html
http://www.tuat.ac.jp/~rmmot/schedule/syllabus_2008/204_08_supply_chain.pdf
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。