ドラッカー、なぜ個人的問題をさらけ出すか - 今岡善次郎のマネジメント・メルマガ|人と幸せにするマネジメント革命|P.F・ドラッカーに学ぶ人生・起業・社会設計のすすめ|今岡善次郎のマネジメント・メルマガ

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ドラッカー、なぜ個人的問題をさらけ出すか

2008年12月16日 11:32

   『ドラッカー、なぜ個人的問題をさらけ出すか』


以前お話した、ドラッカーの
「無人の森で木が倒れた時、音はしない」、
もう一度引用します。

聞き手がいて初めてコミニケーションは成り立つ。
コミニケーションは知覚であると。

ドラッカーは
「人は聞きたいもの見たいものだけを知覚する」と
コミニケーションの本質を喝破していますよ。

介護など個人的でデリケートなことを
マネジメントなど社会的公的なことに結び付けることに
抵抗の無い方、

今晩テレビご覧下さい。

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■なぜ個人的なデリケートな問題をさらけ出すか。

毎週水曜の発刊を1日早めて発刊して、

このメルマガ始めた動機も含めて

この問いに答えさせてください。



●今週のテーマ
==================
1.問題ではなく機会に集中せよ
2.人間は全体の中でしか存在しない
3.企業家精神とは行動・原理・方法である
4.聞きたいもの見たいものだけ知覚する
==================

1.問題ではなく機会に集中せよ

今年ももうすぐ終わりですね。

今年の振り返る時、皆さん、

やろうとして出来なかったことを反省することが
個人でも会社でも求められますね。

■目標や計画に対して期待はずれであったこと、

問題の数々を見ることはフィードバックするために
重要です。


殆んどの組織や個人は反省し、フィードバックをかける
時間は取るが、

それだけでは機会は無視したままで死んでしまう。

■計画や目標を上回った分野や、

予期せぬ成功を調べなければ企業家精神を発揮できない
とドラッカーは言います。

★目標や計画通りに出来なかった問題に集中することと、

★予期せぬ成功の機会に集中することと

二つが組織も個人も重要なのです。


■実は、私、今岡善次郎は
今年、ドラッカーのメルマガ始めることは
年の初めに目標も計画もしていませんでした。

妻の介護から小規模の介護事業を立ち上げる計画が頓挫し

メルマガでネットの世界でドラッカーを学び普及する目標を

途中で設定し直しました。

■目標は時刻表ではなく羅針盤ですから

目標達成に向けて障害があればう回していいのと思っています。

目標が自分に合っているかどうか

実行している途中でも
見直して良いと思います。

自分の潜在意識が、
目標以外の行動を取らせているかもしれない。

そしてそれが予期せぬ成功をもたらしてくれるかもしれない。

介護の経験でマネジメントを語ることが、
予想外に組織の社会貢献のマネジメントを理解するのに
役立つように思います。



2.人間は全体の中でしか存在しない


「部分である人間は全体の関係の中でしか存在できない」
(ピーター・F・ドラッカー)

は個人と組織や社会との関係、ドラッカーマネジメントの
基礎となるメッセージを

私が実感したのは、
社会の中で孤立し、人間であることを失う危機に直面したからです。

妻が若年性アルツハイマーに罹って家族内で閉じ込める時期が
あったからです。

■「部分である人間は全体の関係の中でしか存在できない」
のメッセージによって

認知症を介護の対象者と見るのではなく、

通常の生活、楽しみや喜びのある生活から切り離さないこと、
本人と家族、友人、地域の人々をも

切り離さないことが生きているということ
だと理解しました。


■私の妻が若年性アルツハイマーで入院している
浴風会病院がある

杉並区高井戸にある社団福祉法人 浴風会。

そこで、
12月10日水曜日、浴風会家族会が開催されました。

浴風会ケアスクール主催の
認知症患者を持つ家族の集まりです。

家族会に参加する以前の家族は
発症初期の頃は、
患者を社会に見せたくない

隠して閉じこもりますが、
家族会のおかげで、
共通の経験が生む一体感が持てる。

そこに社会との関係が生れます。

家族会のおかげでうつ病が治ったという人もいます。


■家族会は午前中でおわりですが、

午後レストランで数人集います。

そこに入院している妻を病棟から連れ出し、
ケーキとコーヒーを楽しみました。

最近表情が堅くなっていましたが
妻は家族会の皆様と笑顔で交流できました。

認証症で幼女のようになっている妻に
「可愛い」と言ってくれる。

■こんな交流会でも妻の笑顔が
その場を和やかにする。

妻は社会から切り離されていないことが
実感できます。


3.企業家精神とは行動・原理・方法である


ドラッカーはイノベーションと企業家精神
原理と方法は誰でも学ぶことができると言っていますよ。

仕事で成果を上げるものは
企業家としての仕事も立派にこなす。

性格や経歴や人種や男女に関係ないと。

■企業家として優れた仕事をする人は

個人の人生などの日常のマネジメントでも
能力を示している人であると。

何が必要とされるのか?

ドラッカーは時には多様な視点から企業家精神
語っているが、人間として生きるための
極めて当たり前のことを言っています。

学び続ける

粘り強く働く

自らを律する

適応する

原理と方法を適応する

意志であると。

■これだけ言われても、
企業家精神をどう養成していいか分りませんね。

ドラッカーは多くの本で同じことを別の言葉を使ったり
一つの言葉にいろんな解釈をさせたり前後の文脈に
よって多様な言い方をしています。

様々な形で金鉱石が散りばめられています。



4.聞きたいもの見たいものだけ知覚する


以前お話した、
「無人の森で木が倒れた時、音はしない」

聞き手がいて初めてコミニケーションは成り立つ。
コミニケーションは知覚であると。

■私のメルマガでのコミニケーションは

認知症の介護という個人的な体験からの生き方
企業や組織の仕事やマネジメントの考え方
社会貢献としてのマネジメント。

これらがすべてドラッカーで語れるという感激から
始めたものです。

すなわち、人生・企業・社会の設計。

■しかしながら、
介護など個人的でデリケートなことを
マネジメントなど社会的公的なことに結び付けることに

不快感をもたれる方も当然いるでしょう。

介護体験以前の私なら多分

私と公は分けるのが潔い、と思っていました。

しかし今は違います。

■人は聞きたいもの見たいものだけを知覚する。

見たくない方もいらっしゃるかもしれませんが、

今夜16日、テレビ朝日「たけしのほんとうは怖い家庭の医学」

もの忘れ外来、認知症のブロックで私達夫婦が登場します。

夜8時40分頃だそうです。

どのくらいの人々に「知覚」して
いただけるか。

ご覧になった方ご意見下さい。

本日もメルマガお読み頂きありがとうございます。


今岡善次郎

追記:

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■何度も読み返し、脳神経に轍(わだち)を作らないと
理解した気分にならない奥の深さを持っている。

そこで、
ドラッカーの知の役割と位置付けをして
使いやすくする必要があると思い、

私、今岡善次郎は、脳神経の轍に従って
ドラッカーの原理をキーとなる概念
で15の原理に分類して教材を開発しました。
http://www.bizdyn.jp/

戦略(知)
→ 目標、全体、知識、代替案、因果関係、現場

精神(心)
→ 顧客、人間の特質、行動規範

構造(体)
→ 時間、フィードバック、少数精鋭、
つなぎ、統合、同期化


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ドラッカーの話が盛り上がりますよ。

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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。

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