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問題定義なしの問題解決はない
2008年9月10日 08:00
人の内面を豊かにするマネジメント革命を説いたP・F・ドラッカー。
人生設計・企業設計・社会設計すべてに通じる共通する概念とは、
内ではなく外にある成果のために、人が人に貢献する場をつくるのが
マネジメントの目的であること。別名「愛」と言われるもの。
週間メルマガ(水曜)株式会社ビジダイン出版
◆━【今岡善次郎のマネジメント・メルマガ】第13回━━━━◆
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┃ ★内面を豊かにするマネジメント革命★ ┃
┃~P.F・ドラッカーに学ぶ人生・企業・社会設計のすゝめ~ ┃
┃ ┃
┃ (購読解除は最後にあります) ┃
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いつもメルマガお読み頂きありがとうございます。
9月に入り、朝晩涼しくなってきました。
昨日の早朝、24時間オープンのスーパー、ハナマサで買物して
公園のベンチで缶コーヒー一人で飲んでいると、
妻と毎朝散歩していた
数年間を思い出し、寂しい気持ちになりました。
秋ですかねえ。
さて今日は、
この一週間のまぐまぐ日刊メルマガの総括です。
日刊読んでいるから要らないと思ってるかた、
返信メールを取り入れて内容は深くなっていますよ(笑)
●今週のテーマ
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1.正しい答えより正しい問い
2.親鸞の歎異抄(たんにちょう)とドラッカー
3.投薬してから診断する
4.第二の人生、起業、若いパートナー
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1.正しい答えより正しい問い
ドラッカー流マネジメントとトヨタ式経営は似ていると
言いましたね。
そしてドラッカー流マネジメントは
第3の生産性革命(今岡の勝手な用語)だと言いました。
なぜか。
■米国の学者がトヨタ式生産をリーン・プロダクションと言って
世界の生産方式の歴史を3段階に分けています。
第一段階:クラフト・プロダクション(職人による生産)
第二段階:マス・プロダクション(フォードによる大量生産)
第三段階:リーン・プロダクション(トヨタ発)
私の解釈は、ドラッカー原理を自動車生産において実証したのが
米国の自動車会社ではなくて、日本のトヨタだった。
■ドラッカーの原理がGMの研究にもとづいて
いるので、前にお話した内容(バックナンバー第27回)から
リーンプロダクションはドラッカーの影響が無いとは言えない。
そこでドラッカーの生産性革命の歴史的概観を利用して
■ドラッカー第3の生産性革命と命名しました。
なぜならば、
ドラッカーは第2の生産性革命とも言えるF・W・テイラーの
科学的管理法を超えるヒントをいっぱい与え、それがトヨタで実現している
からです。
もう一度述べます。
■科学的管理法のF・W・テイラーとの違いは、
★人間の特質を基礎におくこと、
★仕事をする人全員がゲリラ戦の兵士のようにマネジメントすること、
★1時間当り生産性を最大にするのではなく
500時間あたりの生産性を最大化すること、
★どうしてするかより何故するかの問いから始めること
などドラッカーは多くのヒントを与えました。
■第2の生産性革命が「仕事をどう効率化するか」の問いに答える
のに対して、
第3の生産性革命は「どう仕事を作るか」の問いに答えること、
すなわち、「仕事の設計」がテーマだからです。
別の言葉で言えば「問題解決」ではなく「問題定義」なのです。
ドラッカーの名言。
「正しい答えより正しい問いを探せ」
2.親鸞の歎異抄(たんにしょう)とドラッカー
デイサービスを経営しているという読者から、親鸞の歎異抄と
私のメルマガのメッセージがどう違うか、という主旨のメール頂きました。
驚きました。
■う~ん、さっそく「歎異抄」をウィキペディア等ネットで
キーとなるメッセージを調べました。
あの有名なフレーズ「善人なお往生をとぐ、いわんや悪人をや」
現代解釈を求めて。
ありました。
■「悪人」とは凡夫、並みの人間という意味だそうです。
我々皆、悪人ですよね。
すると善人とは「卓越する人」、「優秀な人」なんでしょうね。
■「善人なお往生をとぐ、いわんや悪人をや」とは
「優秀な人間は自信があるから仏陀の教えなどに頼らないが
並みの人間は仏陀の教えを頼る。優秀な人間が
救われるのなら、並みの人間は必ず救われる
に決まっているじゃないか」
と解釈できるようです。
■ドラッカーの
「真摯さより頭の良さを重視してはならない」
と通じるものがありますね。
並みの人間は真摯さがあるから、謙虚に学ぼうとする。
3.投薬してから診断する
■「正しい答えより正しい問い」でどのようにするか
より何をするか、目的を再定義するほうが大切であると
言いました。
すなわち、どんなに効率を上げても、目的が間違っていたら意味ないと。
一生懸命に何かをやって勤勉であることは大変美徳だったし
もちろん今でも美徳ですよね。
以前のはモノが不足し、欲しいモノやサービスが分っていて、
皆の仕事の生産性を上げることが重要でした。
■今は、みんな自分が顧客の立場になってみると、欲しいもの
欲しいサービスが分らない時代になっていますよね。
働く我々は、企業も医療も介護も、目的を問わないで従来の延長で製品や
サービスを提供する。組織を作る。システムを開発する。
ドラッカーは、これらの行動を、
■「投薬してから診断するような行為」と辛らつに言っています。
問題定義をしないで問題解決する。
事業の目的とは何かを問い、必要な仕事を定義して組織やシステム
を設計する必要がありますよね。
目的を決めてやるべき仕事を定義する、当然ですが、
多くの企業が、仕事からではなく、機能からやるべきことを
決めている。
「診断しないで投薬している」
■私も自戒の意味を込めて
自分がやりたいこと、ドラッカー流の社会貢献に
このメルマガが役立っているか。
元気をもらっているというコメント多く頂いています。
ありがとうございます。
■私小説という体験記、私は妻の病気診断時、本当に助けられたのは
体験記でした。
だけど経験のない人にとって「大変な目にあったよ~。聞いてよ~」
と嘆くだけの書籍では、価値がない。
そのような意見を下さったかたもいました。
ありがとうございました。
4.第二の人生、起業、若いパートナー
デイサービスやヘルパーさんをシフトに組み入れても
在宅介護は基本的に24時間365日体制の生活になります。
入院して1年、頻繁に妻に面会に行き、笑顔を交換し、夫婦でいる
時間を楽しんでいますが、24時間365日の大部分は自分で自由になる
時間ができました。
■介護で仕事から離れていて、
今まではどうあれ、これから第二の人生として、過去の仕事との
若干のつながりを持って、起業したいと思っています
キャッチコピーどおり、弊社の目的は人を幸せにするマネジメント人材を
世の中に増やし、良い社会建設に貢献することです。
■在宅介護で仕事から離れる前の仕事について、
以下のブログで
過去の著作や雑誌投稿から情報を貯めこみつつあります。
「今岡善次郎のサプライチェーンマネジメント」
↓
http://ameblo.jp/bizdyn/
■これからの起業のパートナー。
8月2日まで東小金井にある東京農工大学大学院の授業の受講者。
「サプライチェーンマネジメント」
http://www.tuat.ac.jp/~rmmot/schedule/syllabus_2008/204_08_supply_chain.pdf
倭(やまと)拓也(たくや)、
現在東京農工大学大学院修士2年、
23歳、
早稲田大学工学部出身。
今岡善次郎のパートナーとして一緒に起業することになりました。
■私の授業を15回聴いて、興味を持ちました。
ドラッカーとサプライチェーンマネジメント。
このコンテンツを発展させてマネジメント人材養成の商材開発・
コーチング・コンサルテイングのビジネス展開して行こうと。
パソコンに強くて、インターネットビジネス、ジェームス・スキナーなど
勉強しています。
■チームはお互い強みを活かして顧客満足のため、社会のために貢献する
ドラッカーマネジメントに沿って進めます。
還暦過ぎた情報ビジネス企業家(インフォプレナー)でも38歳年下の
倭君と一緒ならできると信じています。
株式会社ビジダイン(Bizdyn:Business Dynamics)は再スタートを切って
社名変更します。
■候補は2つ。
A.株式会社ソーシャル・エコロジー・マネジメント研究所(SEML)
(社会生態学マネジメント研究所、ドラッカー意識しています)
B.株式会社イマオカ・マネジメント研究所(IML)
■またまた恐縮です。
このメールでAかBどちらが良いかアドバイスいただけませんか?
あまり考えなくて、直感でいいです。
理由もなくて結構です。
あっても良いですが(笑)
今日もメルマガ最後までお読み頂きありがとうございます。
倭 拓也
ともによろしくお願い申し上げます。
今岡善次郎
■このメルマガに対するご意見・ご感想があれば、ご遠慮なくお寄せ下さい。
↓
imaoka@bizdyn.jp
こんなことが知りたい、今こんなことで悩んでいる、
自分もこんなこと考えている、
自分もドラッカー流マネジメント求道家になりたい、
など、何でも結構です。
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今岡善次郎 株式会社ビジダイン
http://www.bizdyn.jp/
ドラッカー学会 会員
http://drucker-ws.org/
東京農工大大学院客員教授
http://www.tuat.ac.jp/~rmmot/schedule/syllabus_2008/204_08_supply_chain.pdf
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。
