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天に棄物なし
2010年3月 9日 19:45
人も組織も、社会である外部の資源を、社会である外部の価値に
変換する経済連鎖の一つの環です。
仏教の<無我>とは<相互依存>のことであり、人も組織も
ネットワークの連鎖でつながっている。
それがサプライチェーン(供給連鎖)であり、そのイメージを
表現した球形の網の結び目が宝石となっている
「インドラの網(ネット)」は供給連鎖モデルと考えられます。
◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
第091回
★顧客の顧客まで誠をつくす仕事の連鎖★
~P.F・ドラッカーの社会生態学的経済連鎖モデルが開く
人生・企業・社会の共通のフラクタル構造~
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『天に棄物なし』
■こんにちは、今岡善次郎です。
ギリシャが発端となって
国家の財務破綻、ソブリンリスクが問題になっています。
日本も米国もイギリス、ドイツ、フランスも
金融危機を国債発行で大恐慌を回避してきました。
第二次世界大戦に相当する
国家のキャッシュフローのマネジメントはいずれ破綻する。
でも国民が財産を無くしても
命を保全できなくなる
戦争だけはしないで欲しいものですね。
さて、
●今週のテーマ
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1.天に棄物なし
2.脳科学がマネジメントを変える
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1.天に棄物なし
■多くの人間は
せっかく人間に生まれながら、
一生を台無しにしてしまうのはなぜか?
と安岡正篤は問います。
自分を限定している。
生まれた時から
自分を限定するように自分を馴らしてしまっている。
■人は自分を知らない。
だから心を尽くして生きていない。
己を尽くしていない。
■そこで我々に活を入れてくれます。
天に棄物なし。
いわんや人間においておや。
棄人、
棄てていい人間なんているわけない。
絶体絶命の場に立たされた多くの人が
この言葉で生き返るのだそうです。
■不治の病気になったり、
大失敗したり、
失職したり、
恐怖におののくとき、
人は人間としてまっすぐ立たないと
どうもしようがない。
天に棄物なし。
心に響かない?
あなたは未だ絶望体験がない、
かも?
2.脳科学がマネジメントを変える
■最近脳科学がブームですね。
TVの番組や書籍でも売れているようです。
MRIなど脳画像診断技術の進歩でしょうか。
記憶や思考や感情が脳のどの部分が活性化しているか。
ドーパミンやノルアドレナリンなどの
神経伝達物質がやる人間の行動に影響に大きな影響を
与えていると、
脳科学者、脳外科医、脳神経外科医が
語り始めました。
その内の1つ、面白い本を紹介しましょう。
脳の覚醒下手術の第一人者で脳外科医、
篠浦伸禎先生の「脳は『論語』が好きだった」
■思考や知力だけではなく、
喜怒哀楽も脳の働きなんですね。
面白ですね。
考古学が遺伝子工学や原子物理学で進化したように
又気象学が数学とコンピュータによって進歩したように、
マネジメントも人間の本質に基礎を置くのであれば、
その体系も
脳科学によって変わるかもしれません。
■ドラッカーは言っています。
ヨーロッパにおいて
19世紀にはテクネは知識ではなかった。
テクノとは職人の技術で生計の手段であり知識とは
見なされなかった。
日本でも大工や左官は知識人とは見なされませんでした。
言葉や理論の左脳使いが知識人で
空間認知の右脳の仕事は知識人と見なされない。
しかし、テクネの延長が
技術者、医師、看護士、介護士、弁護士、会計士、
そしてマネジメントもそうですね。
何が違うか、
理論に必要な言葉は左脳を使う。
しかしテクネは現実現場現物の空間認知能力である
右脳も必要とする。
自民党の元財務大臣、与謝野氏が
鳩山首相は「理科」しか勉強できなかったから
政治が分かっていないと言いましたね。
本当でしょうか?
■ドラッカーは、
テクネの専門知識は一般人にとって
精通する必要はないが、
一般知識にする必要があると言っています。
その責任は専門家にあると。
ドラッカーの社会生態学的マネジメントが
分かりにくいという人が多いですが、
一般知識にするためには
脳科学の発見が役立つかもしれません。
私、今、脳を勉強しています。
何かヒントお持ちの方、
メール返信でご連絡頂けると嬉しい。
本日もメルマガ読んで頂きありがとうございます。
今岡善次郎
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株式会社ビジダイン
http://www.bizdyn.jp/
東京農工大大学院客員教授
多摩大学大学院客員教授
http://www.tuat.ac.jp/~rmmot/about/prof/imaoka.html
http://tgs.tama.ac.jp/modules/teacher/index.php?fct=photo&p=33
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。